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還暦からのネイチャーフォト

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2014年 02月 18日

インド/アッサム探訪記(2)

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アフリカにはさすがにかなわないがインドの草原にも大型の野生動物が多い
最大の目玉商品はベンガルトラなのだが、虎は警戒心が強く、見られるチャンスはほとんどない
ジープサファリなどで運のいい人が一瞬目撃することができる程度で、写真撮影などは絶対に無理のようだ

インドサイ
虎に続くセカンドベストの人気商品はインドサイ
こちらはジープサファリや象サファリなどでまず普通に見ることができる
象と一緒の写真からもわかるように象と同じくらいの大きさで近くで見ると非常に迫力がある
イメージとしてサイの皮膚は西洋の鎧のように硬いものと思い込んでいたが、アップで写真を撮ると身体のあちこちに生傷があるのがわかり、認識を改めることになった
ちなみにインドサイの世界中の生息数は現時点で1000頭程度、国立公園ではライフルを持ったガードマンが常にパトロールしながら保護に努めている
サイの角は漢方薬として価値があり、中国人の密猟の格好の対象となっているようだ
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アジアゾウ
子供のころからインド象は優しい動物というイメージがある
今回は象サファリも体験したが、象の乗りごこちは視点が少し高くなる程度で馬とあまり変わらない
ただ野生のアジアゾウ(インドゾウ)はかなり危険な動物のようで人が襲われることもあるらしい
基本的には警戒心が強い動物のようで野生の象を見るチャンスは2回しかなかった
最後のアップの写真は野生でなく人が飼っている象だ
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スイギュウ
水牛も人に飼われて農耕用に使われていたりするので、安全な動物と思い込みがちだが、国立公園の中で
もっとも危険なのが野生の水牛だそうだ
見境もなく人に向かって来ることもあるようでガードマンが付いていないとジープから下りることはできない
家族3頭の写真など本当に優しい顔をしていて、親近感を感じているのだが...
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インドイノシシ
インドでは動物はすべて神様の乗り物と神聖視され、野生動物も家畜も大切にされている
街の中でも牛や豚やヤギが勝手に歩き回り、野生化してしまった豚も多い
国立公園の中で見られるのはたいてい野生のインドイノシシなのだが、人の居住地付近には野生の豚も多く
一瞬区別できないこともある
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アカゲザル
インドでは猿の種類が多くないようでアッサムには2種類しか猿がいないらしい
メインの猿はアカゲザルでニホンザルにとてもよく似ている
(未確認で無責任ではあるが、千葉県に籠脱けのアカゲザルが定着しニホンザルとの交雑が懸念されているという話を聞いたことがある)
写真で見る限り十分ニホンザルで通用する顔だ
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ボウシラングール
こちらはいかにもインド的な猿だ
顔が黒く、頭が帽子をかぶったように見えるので英名にもcappedと表現される
尻尾が長く縦位置の写真でも入りきらない
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インドヌマジカ
アフリカでのインパラやガゼルに相当するように数が多いのがインドヌマジカ
草原に群れをなしているがほとんどがメスでオスジカはあまり見かけない
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ホッグジカ
英名HogDeer  つまり豚鹿というわけで背が低く豚に似ているといわれる
基本的にはヌマジカのように群れをなさず、単独行動のようだ
問題は写真の鹿がほんとにホッグジカかどうかで、動物図鑑やインターネットで調べてみたが写真ではヌマジカとの差がよくわからない
一応藪の中に単独もしくは2,3頭で生活し、大きさも小振りなのでホッグジカということにしておくが、もしかするとインドヌマジカかもしれない
詳しい方がいらっしゃったらコメントをお願いしたい
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キタジマヤシリス
リスは種類も多く同定も難しいがアッサムには1種類しかいないと聞いているので安心してご紹介できる
ヤシリスという名前だがキワタの木など大木で見ることが多かった
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by mustachio | 2014-02-18 17:04 | Comments(0)


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