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2017年 03月 03日

浮間公園のアカハジロ

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3月に入ってすぐ、都内板橋区の浮間公園にアカハジロを見に行った
我々が住む練馬区はちょうど70年前に板橋区から独立した区で浮間公園は近い
アカハジロは東アジアに棲息する鴨で満州付近とインドシナ半島方面を往復する渡り鳥だが最近数が減って絶滅が心配されているという
日本でも記録はあるもののここ数年は関東地方での観察例がないというくらいの珍鳥なのだが、どういうわけか今年は1羽のオスが浮間公園にやって来て野鳥愛好家の中では公知の事実となり見学者も多い

アカハジロ
そのアカハジロはホシハジロの集団に混じって池に浮かんでいた
頭が黒に近い暗緑色である点はマガモに似ているが嘴は灰色でオスの目(虹彩)が白いのが特徴のようだ
通常は水面にじっとしているのであまり愛想がないが、ごくたまに起きて動きだし水掻きで頭をかいたりして変化を見せてくれる
冬鳥なので間もなく北へ帰っていくことは間違いないが、来年も日本に来てくれるかどうかは定かではない
まさに一期一会である
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ホシハジロ
こちらのホシハジロはユーラシア大陸に広く分布し数も多い
分類的にもアカハジロとは近い種類で、先ほどのアカハジロは何かの加減でホシハジロの群れに迷い込み同一行動で訪日したものと思われる
ヒドリガモと色使いが似ていて野鳥を見始めたころは混同していたが、最近では明確に区別できるようになった
ホシハジロのオスは怖い顔だがメスのホシハジロは黒目勝ちで可愛い
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ミコアイサ

メスが可愛いという点ではこのミコアイサも負けていない
ミコアイサのオスはパンダガモのニックネームもあるように白黒の2色刷りで目の周りがパンダのように黒い
オスのミコアイサは見る機会が割と多いがあまりメスと一緒に見ることがない
メスのミコアイサは写真のように白黒のモノトーンではなく髪の毛が茶色で目元が黒い
もしかするとこれだけ近い距離でミコアイサのメスを見るのは初めてかもしれない
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オナガガモ

数は少なかったが浮間公園にはオナガガモもいた
この鴨は場所によってはいやになるほど数がいるので最近ではあまりシャッターを切らないのだが背中の毛並(羽模様)は美しいと思う
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オオバン

茨城県でも撮影したオオバンが東京の浮間公園でも泳いでいた
この鳥は繁殖力が強く世界的に数が増えているようだ
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バン

オオバンはデザインが地味だがバンは嘴が真っ赤で視覚的にメリハリがある
当日の写真撮影枚数はバンのほうがオオバンよりはるかに多かった
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カイツブリ

前の週に北風の中、茨城の涸沼で撮ったカイツブリは冬羽だったが、東京のカイツブリは夏羽になっていた
気候条件はそれほど差があるようには思わないのだが
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アオサギ

浮間公園のアオサギも他の場所と変わらずただじっと立っているだけだった
けして眠っているわけではなく目はしっかりとあけているようだ
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ヒヨドリ

ただのヒヨドリ
割と可愛い顔をしていたのでレンズを向けた
普段見るときはただの黒っぽい鳥と思うのだが、よく見ると色彩的には結構いいセンスが感じられる
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ハシボソガラス

ただのカラス
というかこちらはハシブトガラスではなくハシボソガラスのようだ
街の中に普通に見られるハシブトガラスがもう少し嘴が太く、頭の形がおでこになっている
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ユリカモメ

浮間公園の池にはカモメもいた
東京湾を渡るモノレールの愛称にもなったユリカモメだが留鳥ではなく冬鳥である
ユリカモメの夏羽は頭が真っ黒になり白いアイリングがチャームポイントになるが、冬羽は冬羽で清楚なイメージが好ましい
近い距離に数羽がとまっていたので望遠レンズでドアップを撮影した
(一般にカモメは目つきが悪いのが難点だがユリカモメの目は可愛い)
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ムクドリ

浮間公園の後、時間があったので荒川上流の秋ヶ瀬公園(さいたま市)へ移動した
10年前はこの公園も自然が豊かだったが今は鳥より野鳥観察者のほうが多いくらいになってしまった
まずは自宅の近くでも見られるムクドリである
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カワラヒワ

カワラヒワははるか遠くにいる個体を望遠レンズで撮影したので鑑賞に値する写真ではない
ごく普通の鳥だと思うが個人的には今年は初めてになる
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ツグミ

どこへ行っても必ず出てくるのがこのツグミ
秋ヶ瀬では地上で採餌中というわけではなく枝に止まっていた
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シロハラ

鳥が少なくなった秋ヶ瀬公園で逆に数が増えたように思うのはこのシロハラ
散歩道の脇で平気な顔で採餌している
この鳥も冬鳥なのでもうすぐ旅立ってしまうはずだ
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ハシビロガモ

今年の冬は(関東は)ほとんど雨が降らなかったので秋ヶ瀬公園は全体的に乾いていた
わずかに残されている池でスキミング採餌をしていたのがハシビロガモのカップル
幅広の嘴で採りこんだ水からプランクトンを集めるというが、プランクトン程度の餌で体力が維持できるのだろうか
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カルガモ

こちらのカルガモは植物食(種などを食べる)のようで頭を水の中に突っ込み採餌していた
鴨には水面採餌ガモと潜水採餌ガモの2種類がありカルガモは水面採餌タイプのようだが、秋ヶ瀬公園では半潜水のアクロバット採餌がほとんどのようだった
カルガモは種としては渡りをしないわけではないようだが、関東では居残ったまま繁殖する例外的な鴨だ
3枚目の写真は風景としてカルガモの採餌を写したもの  3月とはいえ周辺は冬景色だ
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春の気配

浮間公園でも秋ヶ瀬公園でも早春の花が咲き始めている(ホトケノザ、ヒメオドリコソウ、オオイヌノフグリが標準的な3種である)
越冬蝶のモンキチョウも飛び出して冬景色の中にやっと春の気配が感じられるようになった
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by mustachio | 2017-03-03 12:00 | Comments(0)
2017年 02月 26日

2017冬の鳥(茨城編)

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2017年2月21日、北風の強い晴れた日に茨城へ鳥見に出かけた
ポイントは涸沼と大洗港である
出来れば大洗港でアビを見たいという狙いがあったのだが、残念ながら見つけることが出来ず、あまり良い写真も撮れなかったので整理もしないまま1週間を過ごしてしまった
考えてみるともう2月も終わり、「冬の鳥」シリーズのタイトルに矛盾が生じてしまうので冬のうちに「茨城編」をアップすることにした

涸沼の鳥
涸沼は大洗の南西部にある汽水湖で、ラムサール条約の対象になっている野鳥の観察ポイントである
冬の涸沼にはオオワシが飛来するのでこの日も観察者、撮影者が集まっていたが、なにぶん北風が強く、オオワシの出るような雰囲気は全くなかった
強風のため海でもないのに波が高く水鳥も遠い波間に見え隠れする程度で写真撮影向きではなかったが、記録のため一通り写真を撮影した
最大の収穫はホオジロガモ、もう一つ周辺の蓮田で撮影したタシギも想定外の成果だった

カルガモ
数が多かったのはカルガモ
いくつかの群れが湖上に遊んでいた
撮影地点は涸沼の南側だったが風は北西から吹き付けるのでカモは常に西向き、写真でいえば左向きの写真が多い
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オオバン
湖上にはオオバンの群れも見られた
この鳥は淡水湖でも海でも見ることが出来るが、中間の汽水湖は住み心地が良いのだろうか
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コガモ
群れで泳いでいたもう1種はコガモ
岸からかなり離れた位置で波間に浮き沈みしていた
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オカヨシガモ
地味な鳥であまり群れを作らない冬鳥
カルガモの群れの中に紛れていたのでわかりにくいが家内が見つけた
(こちらは双眼鏡を持たないので地味な鳥、遠い鳥は苦手である)
オカヨシガモはなぜか今年は出会いが多く、自宅近くの石神井公園でも確認している
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キンクロハジロ
特に珍しい鴨ではなく、年によっては都内石神井公園の池にも多数集まって来る冬鳥
この日ははるか沖合に1羽だけ浮かんでいたのでカメラマンの習性としてシャッターを押した
写真としてはピンボケの最低レベルだが、この日に涸沼で見たという記録用である
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ホオジロガモ
記録用としてはこちらのホオジロガモのほうがはるかに価値がありそうだ
イメージ的に「北の鴨」で、冬の北海道まで行かないとなかなか見られないように思う
たった1羽だがそのホオジロガモが涸沼に浮かんでいた
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カイツブリ
カルガモの群れの中に1羽小さな個体がいてよく見るとカイツブリだった
普通のカイツブリである
カイツブリの仲間は水中に潜って採餌するので強風による波は全く意に介しないようだった
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カンムリカイツブリ
大型の冬羽カンムリカイツブリもいた
昔は数が少なかったというが、最近では関東地方の海岸などで普通に見られる
この鳥は潜水時間が長く一度潜るととんでもなく遠い位置に浮上するので強風の日などは写真が撮りにくい
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ジョウビタキ/ツグミ/ハクセキレイ
涸沼周辺の草地には普通の鳥がいた
メスのジョウビタキとツグミ、ハクセキレイである
ツグミは数が多くどこにでもいるような感じがする
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タシギ
涸沼の南側の蓮田でタシギが採餌していた
この鳥は非常に用心深く、日中は採餌活動をせずじっとしているというが、周囲に人の気配がなかったので例外的に食い気を優先させたのだろう
それでも常に距離を保ち、蓮の陰に隠れながら動き回るので写真撮影はかなり苦労させられた
異常に嘴が長くとぼけた顔の野鳥で、写真を見るだけで楽しくなる
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大洗港の鳥

前号ご紹介のように銚子周辺ではオオハム、シロエリオオハムなどアビの仲間の写真を撮ることが出来たがアビとの出会いはなかった
家内のフェースブックからの情報によると今年は大洗でアビが見られるという
冬羽のアビは外見的にオオハム、シロエリオオハムによく似ており、嘴がやや上に反っている程度しか特徴がない
大洗港は北海道行きのフェリーに乗るため何回か利用しているのだがここで鳥を探すのは初めてである
漁港を中心に周辺を歩き回ったが残念ながらアビの姿を見ることはできなかった
大洗で見た鳥は千葉の漁港で見た鳥とほとんど重複するが一応整理しておきたい

セグロカモメ
漁港の鳥の定番はここでもカモメ類
数はそれほど多くはなくセグロカモメとウミネコが主体であった
3枚目の写真で判るようにセグロカモメのほうがウミネコより一回り大きい
成鳥の嘴の先端に黒い部分があるかどうかの違いもあるが、わかりやすいのは脚の色でセグロカモメはピンク、ウミネコは黄色である
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ウミネコ
前の写真でセグロカモメとツーショットで写っているのはウミネコである
やかましい鳥で、集団で行動し餌に群がる様子はアジアの某大国からお見えになる観光客の皆様を彷彿とさせるものがある
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オオバン
大洗のオオバンは漁港の波打ち際で遊んでいた
陸上にいるとでかい足の状態が良くわかる
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ウミアイサ
この日もウミアイサが出たが距離が遠く証拠写真を撮っただけだ
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シノリガモ
大洗港ではなくもう少し北側の海岸から遠い島にいるシノリガモを見つけた
この鴨はいわゆる「北の海鴨」で北海道の冬の海ではよく見られるが関東ではめずらしい
英名がハーレクインダックで道化師のように変わったデザインの鴨である
もう少しアップが撮りたかったが位置が遠く、450ミリ×1.4コンバーターでも証拠写真しか写せなかった
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スズガモ
冠羽のないキンクロハジロではなくこちらはスズガモ
涸沼ではキンクロだったが大洗ではスズガモで、千葉県同様、海と内陸の両者の棲み分けは明確である
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アカエリカイツブリ
「冬の鳥(千葉編)」に登場したアカエリカイツブリに大洗でも出会った
比較的数が少ない冬鳥だと思うが今年は当たり年なのだろうか
茨城でも比較的近い距離でいい被写体になってくれた
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アカエリカイツブリの求愛ダンス
位置はかなり遠かったが漁港の中で2羽の鳥が仲良く泳いでいた
2羽がお互いに首を伸ばし海中から大きく伸びあがっているので首の長いカンムリカイツブリにそっくりなのだが、目は赤くないので夏羽移行中のアカエリカイツブリと判断した
帰って図鑑をチェックするとアカエリカイツブリはこのように首を伸ばして求愛ダンスをするという
カップルを作って北の繁殖地へ帰る準備が始まったようだ
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ハジロカイツブリ
大洗港の鳥のラストはハジロカイツブリ
銚子港の常連だと思っていたが今年の千葉では出会いがなかった
大洗では5羽ほどが小さな群れを作って泳ぎ回っていた
ハジロカイツブリも真っ赤な目をしている
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by mustachio | 2017-02-26 11:00 | Comments(0)
2017年 02月 17日

2017冬の鳥(千葉編)

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2月中旬、車で千葉県を廻った
銚子から九十九里浜を通り勝浦、鴨川、保田というルートだ
目的は花見と鳥見
もともと千葉の冬は水仙がきれいなのだが、12月~1月がシーズンで2月は盛りが過ぎてしまっていることは承知していた
鳥のほうは毎年冬鳥を見に出かけているので様子はわかっている
今回は冬の鳥(千葉編)という形で整理してみた
厳密にいうと銚子の対岸である波崎港(茨城県)で撮影した写真が何枚かあるが大目に見ていただきたい

2月の花
予想通り水仙はピークを過ぎていた
というよりも南向きの暖かい斜面では完全に花が終わっていたといって良いと思う
梅はちょうど見ごろで初春の日差しを受けて美しく咲いていた
予想外だったのは桜  もちろんソメイヨシノが咲いていたわけではなく冬に咲く寒緋桜なのだが、あちこちに桜並木がありにぎやかに「桜祭り」が開催されていた
ソメイヨシノよりは濃いピンクで桃の花に近いイメージだがおかげで一足早い今年の花見を楽しむことが出来た
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オオセグロカモメ
さて「千葉の鳥」だが平凡なカモメから入ることにしたい
例年銚子港などを訪れるといやというほどカモメがいてウンザリするのだが、今年はなぜかカモメが少なかった
天候のせいか時間のせいか港で魚の水揚げが行われていなかったためかもしれない
オオセグロカモメなどは数羽が砂浜で遊んでいるところを望遠レンズで何とか撮影した次第である
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ウミネコ
銚子港や波崎港のカモメはほとんどウミネコだった
このカモメは少し人相(鳥相)が悪く、アップよりは飛翔のほうがいい写真になる
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コサギ
コサギも平凡な鳥でフィールドではよく見かけるが、港で佇んでいる姿はちょっと意外感がある
海水魚、淡水魚など魚種にこだわりがなければ農耕地より漁港のほうが採餌効率がいいのかもしれない
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アオサギ
こちらもどちらかというと農耕地に多い野山の鳥だと思うが、体の色のせいか「海の鳥」でも違和感がない
いっぱしのマドロスのような顔をして埠頭を歩いていた
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ヒメウ
千葉の海では鵜が3種類見られる
ウミウやカワウは顔のあたりに白い部分があるが、このヒメウは全身が真っ黒なので見分けは簡単である
大きさもウミウ、カワウにくらべて小さいのでヒメウは「可愛い」というイメージがある
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ウミウ
大きさの変わらないウミウとカワウの識別は難しい
羽根の色がウミウは黒緑色、カワウは黒褐色などと
いわれるが、光線の具合などによりどうとでもとれる(どちらも黒だ)
ポイントは顔の周辺のデザインで、ウミウは白い部分が目の高さより上まで拡大しており、カワウは目の高さより低い位置に収まっている
もう一つのポイントが口角の黄色い部分でウミウはこの部分が小さく三角形になっているのに対し、カワウは三角がなく顎の下まで黄色い部分が広がる
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カワウ
ウミウは海岸の鳥で内陸部まで入って来ないが、カワウは名前の通り川だけにいるのではなく海にも出没する
千葉の港でもでかい顔をして休んでいるのはカワウだった
そのでかい顔の白い部分、黄色い部分をよく見ていただきたい
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アカエリカイツブリ
北海道では繁殖するのだが、関東近辺では「冬鳥」限定で港湾などの海岸で見ることが出来る
ただ冬羽は地味で襟の赤い美しい夏羽を見るためには北国まで遠征しなければならない
比較的数が少ない鳥で2年前にも千葉で出会っているが、今年も運よく撮影することが出来た
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カンムリカイツブリ
銚子の海岸で毎年出会う大型のカイツブリ
海外には広く分布するが日本では冬の鳥だ
夏羽は後頭部がオレンジ色で派手な化粧だが、冬羽は顔が真っ白になりピンク色の嘴と相俟って妖艶なイメージに変わる
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オオハム
アビの仲間
今年はアビの仲間が港に入っているとの情報が事前にあったようでバーダーの家内の狙いはこのあたりだったようだ
ここ数年千葉での出会いはなかったのだが、今回はうまく見つけることが出来たので写真の数がやたら多い
鳥のほうもサービス精神旺盛でひっくりかえってあられもない姿を見せてくれるなどいろいろ楽しませてくれた
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シロエリオオハム
続いてシロエリオオハム
オオハムの近似種で冬羽では識別が難しい
簡単に言えば水に浮かんでいる状態で腰のあたりに白い部分が見えるのがオオハム、白くないのがシロエリオオハムということらしいので区別がわかりにくい写真はカットした
(こちらもオオハムと同じようにひっくりかえって
羽繕いをするような動作が見られた)
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ウミアイサ
例年見ることが出来なかったオオハムの仲間に出会えたのが今回の千葉訪問の最大の成果だったが、他にも収穫があった
一つはウミアイサ
遠い距離での証拠写真程度は撮れていたが今回はオスメスとも細かい表情まで撮影することが出来た
ウミアイサはアップで見ると非常に個性的である
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ウミスズメ
もうひとつの収穫はこちらのウミスズメ
何年か冬の千葉を訪れてもウミスズメは海岸から遠い位置でしか見ることが出来なかった
今回は愛くるしい表情まで撮影することが出来たので喜んでいる
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クロガモ
逆に例年に比べて数が少なかったのがクロガモ
今年はたった1羽が沖に浮かんでいるのを確認しただけだった
カメラが良くなったせいか何とか写真は撮れたが1羽だけでは寂しい
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スズガモ
こちらも数が少なかった
いる時はウジャウジャと群れていてかえって写真が撮りにくいのだが、数が少ないと集中して撮影できるようだ
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キンクロハジロ
鴨川に近いダム湖(淡水湖)にキンクロハジロがいた
この鴨はスズガモと同様冬鳥なのだがスズガモが主として海に暮すのに対し、キンクロハジロのほうは内陸の淡水域を好むようだ(わが家に近い石神井公園にも現れる)
オスは頭が真っ黒で腹が白く嘴がグレーで目が黄色であることは全く共通で、違うのはキンクロが背中まで真っ黒なことと後頭部に冠羽があることくらいである(メスでは両種の相違点が冠羽の有無くらいで識別はさらに難しい)
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ハクセキレイ
ハクセキレイは留鳥でそれこそどこにでもいる
漁港の埠頭でも遊んでいた
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トビ
こちらも港の常連
おそらく餌に困ることはないようでマストの上で悠然と構えていた
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ツグミ
どこへ行っても見られる普通の鳥なのだがついレンズを向けてしまうのがツグミ
それでも冬鳥なのであと1ヶ月もすれば見られなくなってしまう
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ジョウビタキ
久しぶりにオスのジョウビタキと出会った
ジョウビタキはごくたまに我が家の庭にも訪れてくれるが何故かメス限定である
性差別発言は物議を醸すので極力控えるようにしているが、正直言ってオスのほうがジョウビタキらしい
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アオジ
前回の冬の鳥群馬編ではピントの悪い写真しか撮れなかったアオジだが今回はしっかりアップを撮ることが出来た
場所は鴨川に近いダム湖、アオジが1羽出てきて路傍の草の実を夢中になって食べていたので時間をかけて撮影した
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メジロ
千葉編の最終登場者はメジロになった
メジロは留鳥で冬限定の鳥ではないが何となく椿や山茶花など冬の花との相性がいい
2月に咲く寒緋桜の蜜が甘いのか満開の桜で2羽が夢中になって吸蜜していた
「梅にウグイス、桜にメジロ」  日一日と春が近づいている
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by mustachio | 2017-02-17 15:00 | Comments(0)
2017年 02月 09日

2017冬の鳥(群馬編)

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井頭公園からの帰り、東北道の館林インターで降りて多々良沼の白鳥を見に行った
ここの白鳥はエサを与えるシステムが出来ているようで給餌ポイントには白鳥とオナガガモが多数集まっていた

その後2月3日には関越道を走って藤岡の庚申山公園に出かけた
こちらも草津へ向かう途中で立ち寄ることが多いフィールドで冬はミヤマホオジロなどが期待できる

どちらも群馬県の探鳥地なので「冬の鳥群馬編」としてまとめることにした

多々良沼
オナガガモ
多々良沼には以前から北側に鳥の集まるポイントがあり、そこで白鳥を見るのが通例だったが、今回はその場所には誰も人がおらず水鳥の姿を見ることもできなかった
仕方がないので沼の西の方に車を回してみるとそこに駐車場と給餌・観察ポイントがあった
以前のように水辺まで直接アクセスすることはできなくなったが岸辺には無数のオナガガモとオオハクチョウ、コハクチョウなどが集まっていた
オナガガモはとにかく数が多くないとオナガガモらしくないと勝手に思いながら、しばらくの間鴨たちの行動に見とれていた
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オオハクチョウ
正確な記憶ではないが多々良沼の白鳥は以前からコハクチョウだけだったような気がする
今回はオオハクチョウ、コハクチョウ両種の白鳥が混在しおまけにアメリカコハクチョウまで登場してにぎやかだった
両種の白鳥は並んでくれると大きさの違いが判るのだが、比較対象がないと大きさが判りにくい
識別のポイントは嘴の色でオオハクチョウは面積的に黄色い部分のほうが多くコハクチョウは黒い部分が多い
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コハクチョウ
沼の西にある給餌ポイントにはコハクチョウはあまりおらず、むしろ沼の南岸のほうにひっそりと小集団を形成していた
鴨と違って白鳥は数羽で静かに泳いでいるほうが風情がある
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アメリカコハクチョウ
コハクチョウの集団の中にアメリカコハクチョウが混じっていた
大きさなど見た目はコハクチョウと変わらないが嘴の黄色い部分がさらに小さくなりほとんど真っ黒になっているのがアメリカコハクチョウである
もっともこの名前は亜種名で種としてはコハクチョウなのだが
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ダイサギ
沼の南側の葦原にダイサギがいた
ダイサギは冬鳥として日本にやってくる
この鳥は夏羽と冬羽で嘴の色が変わる  冬は黄色で夏になると真っ黒になる
海外では嘴の黒いダイサギを見ることもあるが、日本で見るダイサギの嘴は黄色い
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コチドリ
コチドリは基本的に夏鳥のようだが日本で越冬する個体もあるという
最近の日本は冬でも暖かくなってきているのか写真のコチドリも南へ行かず日本で冬を過ごしているようだ
ただ昆虫食が基本のようなので冬でも餌にありつけるのかと心配になってしまう
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ハクセキレイ
普通に見られる鳥なのであまり意識しなったがハクセキレイも昆虫食の留鳥(漂鳥)だ
さすがに寒い冬は平地に下りて来るようで見る機会が多い
多々良沼の南側の公園で元気に飛び回っていた
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シメ
シメも公園で採食していた
こちらは種などを食べる植物食
冬鳥として日本にやって来るが都会地でも農村でも雑草を刈ってしまうのでエサが足りなくなるのではないかと思う
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ツグミ
多々良沼南側公園の鳥の最後はツグミ
この鳥は雑食性で種でも昆虫でも食べる  秋にはカキの実などに群がっていることもある
冬鳥で3月になれば旅立ってしまう
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藤岡庚申山公園

この公園は群馬県藤岡市の市民公園
結構野鳥が見られるので我が家の一つのフィールドだ
欠点は人が多いことでウィークデーでも大勢の老人たちの散歩コースになっている


モズ

とりあえず撮影したのは普通のモズ
位置も遠く写真もきれいではないがとりあえずということで
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シジュウカラ

こちらはもっと普通種
わが家の庭でも毎日見られるシジュウカラだ
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エナガ

エナガも普通種といいたいところだが最近では見る機会が減ってしまった
個人的な位置付けではレアバードに格上げしてもいいと思う
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アオジ

アオジはそれほど珍しい鳥ではない
ホオジロの仲間の留鳥だが冬は平地に下りてくるので撮影チャンスは多い
といいながら今回は栃木でも群馬でも出会いが少なく枝越しのピンの甘い写真しか撮れなかった
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アトリ

冬鳥のアトリ
どういうわけか今年はアトリの数が多いようだ
もともと集団で行動するタイプなのでまとまった数で見る機会が多いだけかもしれない
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カシラダカ

この公園はホオジロこそ見かけないがホオジロの仲間は多い
良く見かけるのがカシラダカで、小さな流れのある草原で餌を探している
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ミヤマホオジロ

何といってもこの季節の庚申山公園の目玉商品はミヤマホオジロ
この鳥を見るためにここまでやって来たのに今回は姿が見られない
2年前は人がエサを与えたのかミヤマホオジロが集まるポイントがありしっかりアップを撮ることが出来たのにその場所はロープが張られエサやり禁止になっていた
それでも高い木に1羽のミヤマホオジロを見つけたが、物足りないので2年前のブログのリンクも合わせ張っておくことにした
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ルリビタキ

2年前のブログには登場せず今回撮影できたのがルリビタキである
出来ればブルーの美しいオスを撮りたかったが登場したのはメス(または若オス)だった
ただベンチに座っている我々のすぐ近くまで来て採餌してくれたので、かなりのアップできれいなルリビタキを撮ることが出来た
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ソウシチョウ

冬の鳥群馬編の最後を飾るのは美しい小鳥だ
残念ながら本来の「日本の鳥」ではなくいわゆる籠脱け(飼い鳥が野生化したもの)で最近はわが家に近い石神井公園でも見られるという
今回は全く想定外の出会いだったが、記憶をたどってみると4年前にこの藤岡の公園で出会っている
移民に対しては某国大統領のように厳しくはないつもりなので、こちらは美しい外国の鳥を楽しみながら撮影した
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by mustachio | 2017-02-09 15:00 | Comments(0)
2017年 02月 08日

2017冬の鳥(栃木編)

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自然探索・ネイチャーフォトを楽しむわれわれ夫婦にとって1~2月はまさに「鳥の季節」
正直言って、まだ花も咲かないし虫も飛ばないので、観察し、撮影するのは野鳥だけという「消去法」の結果である

そんな訳で1月30日、栃木県の井頭公園へ出かけた
この公園はわが家から高速伝いに行くことが出来るので毎年のように出かけている
以前に比べて野鳥の数は少なくなっているが、公園を散歩するお年寄りの数は毎年増加しているようだ

井頭公園の野鳥

カワウ
この公園は池を中心とした公園で池には多くの水鳥が住み着いている
大きな顔をしているのがこのカワウで、この時期はすでに婚姻色に変わっている個体と非婚姻色の個体が混在していて面白い
2枚目の写真が婚姻色に変わった個体で頭と腰(脚のつけ根)が白くなっている
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アオサギ
数は多くないがアオサギも常連である
寒いのでじっとしていることが多いが、水浴びをしたのか体を震わせて水気を払っている個体もいた
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オオバン
雑食性で繁殖力も強い鳥のようで最近どこへ行っても数が増えているという
珍しい鳥ではないのであまりシャッターを切ることもなかったが後でチェックすると写真がピンボケであった
見たという記録のため一応アップしておく
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カイツブリ
こちらも証拠写真程度のカイツブリ
ただ嘴の色が黒ではなく黄色いので「冬の鳥」であることははっきりしている(夏羽だと羽毛が赤黒く変わり嘴は黒くなる)
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オナガガモ
昔に比べてオナガガモの数は著しく減ってしまった
この現象はわが家の近くにある石神井公園でも同様なので原因は「餌やり禁止」だと思う
パンくずなどの餌が残ると藻類の異常発生があったりするので管理上禁止する公園が多くなっている
開発など人間の都合で餌がなくなり、日本にやってくる渡り鳥の数も減ってきているようだ
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カルガモ
こちらのカルガモは渡り鳥ではなく留鳥
環境適応能力が強いようであまり数が減った感じはない
カルガモの求愛行動はオスが首を上下に振ってメスを誘い合意があればメスが同様の仕草をするというパターンだが、池の上ではもうその求愛行動が始まっていた(春が近い)
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ヒドリガモ
数は多くないがヒドリガモもこの公園の定番
オナガガモの群れと同じような行動をとっているが赤茶色の頭とクリーム色の額が遠目にも目立つ
渡りを前につがいを形成する時期に入ったのかオスとメスがペアで行動していた
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マガモ
マガモのオスを撮影していていつも思うのだがこの鳥の頭の色は光線の状況によって極端に変わる
写真1枚目は順光で光沢のある緑色をしているが同じオスでも写真2枚目のように紫色に写ることもある
蝶の鱗粉なども同じような傾向があるが、光線の角度の違いで鳥の羽の色が変わるのは構造上どうも納得できない
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コガモ
草や藻を食べる植物食だというが、コガモの写真を撮ると水面に浮かんで嘴だけを水に入れて移動しているパターンが多い
水面に近い水中に適当な餌があるのだろうか
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ヨシガモ
ここのヨシガモはいつも大きな池の中央付近にいて長いレンズがないと写真が撮れない
とりあえず緑と赤紫の頭の色やカールして垂れ下がる黒い尾羽などは捉えているが写真としてはいつもいまいちになってしまう
軽井沢の雲場池のヨシガモのほうが写真としては撮りやすい
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ミコアイサ
4年前にはたくさんいたミコアイサが今年は1羽しか確認できなかった(2年前も数が少なかった)
まあ日本は繁殖地ではないので構わないのかもしれないが、オス1羽では子孫を残すこともできない
渡り鳥がもっと日本にやってくるような環境を作るためにはどうしたらいいのだろうか
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トモエガモ
この公園で確認はしているものの写真が撮影できていなかったトモエガモを見つけ無事撮影することが出来た
こちらもたった1羽でオナガガモなどの群れに紛れていたが、元気よく水浴びを繰り返していた
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オシドリ
池の対岸のコガモの群れの中に家内がオシドリのオスを見つけた
以前この公園でオシドリの小集団を確認しているが長逗留はせずすぐに他へ移動してしまうらしい
鳥までの距離は遠かったが光線が良く、560ミリ望遠レンズで対岸からきれいなオシドリの写真が撮影できた
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カワセミ
カワセミもこの公園では定番の鳥  カワセミ狙いで待機しているカメラマンも多かった
この鳥は温帯から熱帯までユーラシア大陸に広く分布し海外ではCommon Kingfisherと呼ばれる普通種なのだが、なぜか日本の風景とのマッチングが良くフォトジェニックな鳥である

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シロハラ
ここからは直接水に関係のない小鳥になる
池の周辺には下草が生えた落葉樹林があるのでこの公園にはシロハラが棲息する
といってもシロハラは日本で繁殖するわけではないので冬鳥として渡来するだけだが冬の常連である
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ツグミ
ツグミも冬鳥だがシロハラと違い開けた野原などに現れるので他の場所でも見られる普通の鳥だ
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コゲラ

公園の林に棲むコゲラは留鳥
都会地にもいて都内の我が家にも現れることがある
高いところに留まるので逆光気味の写真が多くなるが表情は可愛い

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シジュウカラ
毎日都内のわが庭にやって来るので珍しくもないがカメラを持って散歩しているとレンズを向けたくなる
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ヤマガラ
こちらは草津のわが山荘の常連ヤマガラ
今頃はエサ台も雪に埋もれているのでどうしているか気になる
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ジョウビタキ
メスのジョウビタキ
オスは顔から喉が真っ黒で頭が灰色だが今回は出会いがなかった
この公園ではなぜかメスにしか会っていないように思う
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エナガ
最後の鳥はエナガになった
わが家に近い石神井公園などでも見られるので珍しい鳥ではないが動きが早く写真撮影は難しい
それでも1枚目は正面顔だ
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井頭公園はこの時期に出かけることが多く2年前も4年前もブログアップしている
比較ご参考のためリンクを張っておくことにした




















by mustachio | 2017-02-08 15:00 | Comments(0)
2017年 02月 04日

ネグロス・ボホール探訪記vol.4

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探訪記vol.4は昆虫編、というか蝶編の積み残しである
具体的にはマダラチョウ、シジミチョウ、セセリチョウが積み残しとなった

コウトウマダラ

マダラチョウは似たような種類が多いので図鑑でも持っていない限りフィールドでは識別ができない
日本のゴマダラチョウに似た雰囲気のマダラチョウだと思ったが、帰国後調べてみるとコウトウマダラだった
日本では西表や与那国に迷蝶として採集記録がある
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シロオビマダラ

後翅に白帯のある茶色のマダラチョウはシロオビマダラだった
この蝶はチョウ類保全協会編「日本のチョウ」に記載されているので、迷蝶ではあるが一応「日本の蝶」にカウントされている
日本の蝶263種のうち撮影済みが257種(国内撮影249種、海外撮影8種)となった


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ヒメシルビアシジミ

フィリピンには日本と共通のヤマトシジミ系の蝶が3種いるようだ
ヒメシルビアシジミ、ハマヤマトシジミ、ホリイコシジミである(もともと南方の蝶で日本には迷蝶として渡来し南西諸島に定着したと思われる)
お互い良く似ていて識別が難しいが写真の蝶は翅裏の亜外縁が波状で断続しているのでヒメシルビアかハマヤマトのいずれかである
それぞれの特徴(ヒメシルビアは後翅黒点列の上から2番目が内側に寄る、ハマヤマトは前翅中央に黒点)がいずれも確認できないので悩ましいところである
タイトル(種名)はとりあえずということで
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ホリイコシジミ

こちらは翅裏亜外縁が波状ではなく線状に連続しているのでホリイコシジミ
断言していいと思う
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ウラナミシジミ

秋になれば関東地方でも見られるウラナミシジミ
この蝶はグローバルな存在で海外で出会うことも多い
食草はマメ科で吸蜜植物もマメ科に偏っている
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シロウラナミシジミ

こちらも日本の蝶ではあるが准迷蝶で西表島など限られた場所でなければ見ることが出来ない珍蝶である
そのシロウラナミがネグロスにはたくさん飛んでいた(雨が降っていても飛んでいるのはこの蝶ぐらいだった)
日本では食草がハナシュクシャ(ショウガ科)などに限定されているが、フィリピンでシュクシャの白い花は見かけなかったので別のショウガ科の植物を食草にしているのだと思う
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クロスジヒナタキマダラセセリ

キマダラセセリそっくりのこの蝶は2年前のフィリピンでも撮影した
その時は名前までわからなかったが、どうやら学名Taractrocera luzonensis、英名Veined Grass Dartまでたどり着くことが出来た日本のキマダラセセリは学名Potanthus flavusでまったく別種のようである
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シロシタセセリ

日本のコウトウシロシタセセリと同じでシロシタセセリ(学名Tagiades) の仲間であることは間違いない
種類が多すぎて断定はできないが斑紋から判断するとオニシロシタセセリのようだ
フィリピンではまだ蝶の研究が進んでおらずセセリチョウに関する分布データは入手不能である
この蝶は必ずナガボソウで吸蜜していた  好みの花(行きつけの店)なのだと思う
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フトオビクロセセリ

日本で見られるクロセセリNotocrypta curvifasciaと同一種かと思っていたが学名が異なるので別種のようだ
クロセセリの白帯は先端が少し細くなるがこちらNotocrypta paralysosは一様に太いので和名をフトオビクロセセリというらしい
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テツイロビロウドセセリ

日本の西表島で見られるテツイロビロウドセセリではないかと推測しているが後翅裏面中央の白点が見られないので別種かもしれない
手持ちの図鑑は情報が乏しく判定不能である
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ユウレイセセリ

フィリピンの蝶図鑑でも確認できているので日本の南西諸島で見られるユウレイセセリ(学名Borbo cinnara)と同一種に間違いないと思う
もちろんフィリピンのほうがオリジナルだ
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APPENDIX バタフライガーデンの蝶

フィールドで撮影した蝶は以上で終わりなのだが「蝶編」には付録がある
実はボホールで3連泊したロッジ(Habitat Bohol)が蝶園(バタフライガーデン)を経営していた
ただバードウォッチングのツアーは早朝(5時半ごろ)に宿舎を出発し夕方6時をすぎないと戻ってこない
蝶園の営業は昼間だけなので3泊しても中を見る機会がないということになる
ところが3日目の日程はフィールドが宿舎の近くだったので1時間ほど宿舎に戻り休憩するという絶好の機会に恵まれた
蝶園は大きなネットを張ったケージで飼育した蝶が中を飛び回っている
1時間あればゆっくり撮影ができると思っていたところ.......10分ほどするとここでもまた無情の雨、夕立のような激しいシャワーでケージには屋根がないので蝶たちはすぐに葉陰に避難してしまった
短時間で撮影した写真はわずかだがご披露させていただく
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キアネハレギチョウは見学者が蝶と一緒の記念写真を撮るための小道具、標本はキシタゲハのオスメスだ

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交尾中のアゲハはアケボノアゲハの1種だと思うが説明がないのでわからない(英語で説明を聞いてもわからないのは同じだが)
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こちらは定番のオオゴマダラ
日本のオオゴマダラと同一種である
人気があるのか飼育しやすいのかバタフライセンターでは常連の蝶である
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個人的にはオオゴマダラよりこちらの方が感動的な対面
この蝶は羽根の白い部分が透き通っているガラスアサギマダラの1種、正確な名前は不明だが前から見たいと思っていた蝶である
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バタフライガーデンで撮影した蝶の最後はトラフタテハ
英名をクリッパーという大型の迫力あるタテハチョウだ
以前東南アジア(たしかマレーシア)で出会っており初対面ではなかったが、大好きな蝶の一つだ

無情の雨は40分以上止まず、雨宿りしたままバードウォッチングの出発時間が来てしまったので蝶園での撮影は残念ながら中途半端で終わってしまった

APPENDIX 2 フィリピンの昆虫たち

今回の旅行は天候に恵まれず鳥の写真がほとんど撮れなかった
雨(上がり)待ち、鳥待ちの間、短いレンズで昆虫なども写してみたが何分フィリピンでは昆虫図鑑などが整備されておらず名前もわからない
とりあえず写真だけアップすることでお許しいただきたい(もしかすると未発見の新種かもしれないので)
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寒い1月の1週間、東京から抜け出して南の国の自然の中で楽しい時を過ごすことが出来た
雨に降りこめられたのは残念だったが、それなりの成果があったことで納得している






by mustachio | 2017-02-04 14:30 | Comments(0)
2017年 02月 01日

ネグロス・ボホール探訪記vol.3

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探訪記のvol.3は「蝶編」になる
出発前、蝶の写真に関しては大きな期待があった
2年前のフィリピン遠征時にそれなりの成果があり、今回訪問先のネグロス島、ボホール島は蝶に関しては割と有名なフィールドだったからである
参考までに前回フィリピン旅行の蝶に関する記事にリンクを張っておきたい

さて、今回のツアーの成果(蝶の写真)だが、鳥の写真があまりにひどかったのに比べるとそこそこの結果が得られたような気がする
何回もコメントしているように旅行中雨が続いた
雨が降れば鳥も蝶も飛ばない(彼らはじっと葉陰に隠れ雨が上がるのを待っている)
フィリピンは気温が高いので蝶に関してはちょっとした晴れ間があれば飛び出してくる
特に小型の蝶はチラチラと動いてくれるので何とか見つけることが出来る

今回の基本的な装備は鳥用に150~450の望遠レンズ付きAPS-Cカメラ、蝶用に24~70の標準ズーム×1.4コンバーター付きフルサイズカメラで重量的に負担はあったが常にカメラ2台体制で動いた
鳥のほうは探索を同行の皆さんに任せ、こちらは上を見ず下を見ながら林縁の蝶を探す(もちろん鳥が出ればカメラを切り替える)スタイルを通した

面白いことに前回のフィリピンではアゲハやシロチョウ類が多かったが今回はタテハ類のチャンスが多く意外と重複が少なかったのである
雨が続く中、数少ないチャンスを探りながら蝶を探した結果前回と合わせれば、「フィリピンの蝶」らしいブログが出来上がったので披露したい
(好天に恵まれればもっと素晴らしいものができたことは間違いないのだが)

キシタアゲハ
野生のこの蝶との出会いはワンチャンスだった
ネグロス島のトゥインレイク国立公園の展望台付近、一時的に雨が止んだ瞬間大型のアゲハが飛び出した
モンキアゲハのような飛翔だが黄色部分の鮮やかさが違う
樹冠に沿って飛ぶのだが止まってくれる気配は全くない
とにかく適当にシャッターを切ったところ、家内と自分と二人で何とか蝶の姿を捉えることが出来た(最初の3枚は家内の撮影)
液晶モニターを確認するとトリバネアゲハの1種キシタアゲハのようだ
その後ネグロスでは出会いがなかったが、ボホール島のバタフライガーデン(蝶園...詳細後述)では同じ蝶の静止写真も撮ることが出来た(最後の写真)
タイトルバックにも写真を使ったが、今回のツアーでは最も感動的な出会いであった

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ミナミキチョウ
天候のせいだろうか
前のフィリピン旅行では多くのシロチョウ類を撮影したがどういうわけか今回はシロチョウ類をほとんど見かけなかった
たまにキチョウが飛ぶくらいでそのキチョウもすべてミナミキチョウのようであった
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キアネハレギチョウ
この蝶との初対面はオーストラリアのケアンズ
もちろん名前もわからなったが後で英名Orange Lacewingが確認できた
その後北インド(アッサム)やタイでハレギチョウ類との再会を果たし、今では顔なじみになってる
今回はボホール島の林道でほんの一瞬陽の光がさした時に飛び出してくれた
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パノプスイナズマ
手持ちのフィリピン蝶図鑑(小冊子)によるとネグロス島、パネー島限定の希少種とあるがそんなことはない
2年前のフィリピンで写真を撮影しているがこの時はルソン島とミンダナオ島にしか行っていない
日本語で稲妻と訳されるタテハチョウの仲間は大きくて迫力がある
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カリフォルスコイナズマ

リンクを張ってあるので見ていただきたいが前回のフィリピンでも対面している(フィリピンの蝶02最終項)
今回現れたのはボホール島の林道で我々のパーティに随行し、しつこく汗を吸って行った(止まっているのは自分の手、つまり片手撮りである)
フィリピンの人は人懐っこいといわれるがこの蝶もまさに「フィリピン蝶」だった
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イワサキコノハ

翅表の写真なのでコノハチョウの雰囲気が出ていないが南方系のコノハチョウである
日本では与那国島などに記録があり迷蝶狙いのマニアにとっては垂涎の的だと思う
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キオビコノハ

黄帯木の葉、この蝶は初対面である
かなり高い木の上に止まっていて野鳥撮影用の望遠レンズで撮影した
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ヒメチャイロタテハ

チャイロタテハの仲間は日本ではなじみが薄いが英名はCruiserとかっこいい名前になっている
この蝶もマレークルーザーと呼ばれ東南アジアには広く分布するようだ
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Lasippa illegera hegesias

一見フタスジチョウのような蝶
フィリピンの蝶図鑑に載っていたので学名はわかったが、英名・和名はわからない
ネグロス近辺の固有種のようだ
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リュウキュウムラサキ

この蝶は東南アジアの至る所に出没する「アジアの普通種」
今回は蝶が少なったので一生懸命シャッターを押した
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イワサキタテハモドキ

こちらもアジアの普通種
日本では以前は希少種で、見つかれば大騒ぎだったが、石垣島のバンナ公園に定着してしまったので有難味が薄くなってしまった
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種名不詳の小型タテハチョウ

初対面ではなく前回のフィリピンでも撮影している
いずれも裏面しか撮影できていないので翅表の様子がわからず種名が特定できない
タテハの仲間と推定しているが、日本のイカリモンガにもよく似ているのでもしかすると蛾の仲間かもしれない
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パオンヒメワオン

最近では外国の蝶図鑑も入手できるようになりインターネットでもかなり情報が入るので、ある程度海外の蝶の同定ができるようになった
ヒメワオンというのは英語でFaunと呼ばれる蝶、この蝶は学名がFaunis Phaon なのでパオンヒメワオンというらしい
翅裏には蛇の目が見られるが翅表は単調な茶色一色である
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ルゾニアシマジャノメ

シマジャノメというジャノメチョウがいることを今回初めて学習した
インドからフィリピンまでに10種類ほどのシマジャノメが生息するらしい
ルゾニアという名前からしてこのシマジャノメはフィリピンの固有種ではないかと思う
この蝶は翅表にも縞があるようなのだが表の写真は撮れなかった
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イワヒバジャノメ

図鑑で学名はAcrophtalmia yamashitaiとわかったのだが和名、英名はわからなかった
webを頼りに調べたところでは和名をイワヒバジャノメ、英名をPale Ringletというらしい
前翅の先端と後翅の後端に大きな蛇の目がある変わったジャノメチョウである
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フィリピンヒメジャノメ

普通のヒメジャノメである
日本のヒメジャノメとどう違うかと聞かれても答えられない(フィリピンのほうが後翅の蛇の目が大きいようだが)
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ネグロスヒメジャノメ

さらに難しいのがフィリピンヒメジャノメとネグロスヒメジャノメの違い
日本でもヒメジャノメとリュウキュウヒメジャノメの区分は難しいが生息地が異なるのであまり苦労はない
フィリピンでも大雑把な棲み分けがあるようなのでボホールで撮影したものはフィリピン、ネグロスで撮影したものはネグロスと割り切ることにした
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ウラナミジャノメ Common Five-ring

ウラナミジャノメの仲間は世界中に分布し種類も多い
日本(沖縄を除く)にもウラナミジャノメとヒメウラナミジャノメがいて、ヒメウラナミジャノメのほうが後翅裏面の蛇の目が5輪でウラナミジャノメが3輪と区別ができる
フィリピンでも5輪(6輪)と3輪のウラナミジャノメがいた
学名はわかるが和名は不明である
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センペラウラナミジャノメ

こちらは3輪のウラナミジャノメ
学名がYpthima sempera semperaというのでセンペラウラナミジャノメと和訳されているようだ
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シロオビクロヒカゲ

今回は白い帯のある個性的なクロヒカゲに何回か出会った
いわゆるシロオビクロヒカゲ類であることは間違いないが手持ちの図鑑には載っておらず学名も和名もわからない
白帯も蛇の目も鮮明で美しいジャノメチョウだった
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by mustachio | 2017-02-01 20:40 | Comments(0)
2017年 01月 27日

ネグロス・ボホール探訪記vol.2

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前号ご説明のように今回のバードウォッチングは最初から最後まで雨にたたられた
ネイチャーフォト撮影者にとって雨は最大の敵である
鳥は飛ばない蝶は飛ばない厳しい状態の中でカメラの扱いにも制限が生じる
今回の大きな痛手は望遠レンズのフードがなかったこと、実をいうと前回北オーストラリア遠征の際フードを紛失してしまい帰国後補充を怠ったことが致命的だった(レンズ用フードは意外に高く何千円もするので購入を躊躇していた)
天気ならばフードがなくとも大きな支障がないのだが野鳥撮影ではレンズを上に向かって構えることが多く雨中では必然的にレンズ(フィルター)に雨滴がついてしまう
これを放置すると画像に影響が出るし、そのうちレンズ内部が曇ってしまい撮影不能になる
もともと野鳥撮影は早朝や夕刻で森の中という厳しい条件下であることが多いが、雨が降るとさらに光量が不足しISO設定を上げるのできれいな写真が撮れない
そんな訳でブログvol.2野鳥編は見苦しい写真が多いがまげてご容赦いただきたい

フィリピンアオバト Philippine Green-Pigeon
雨のせいか尋ねた場所のせいか今回のツアーは鳥が遠かった
ハトなどももう少し近くで撮れるかと思っていたが遠い木の上に止まっているハトを望遠レンズでやっと撮影というようなケースがほとんどだった
このアオバトは黄色い筋のあるえび茶色の羽(背中)がポイントなのだが胸の色しかわからない
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テリアオバト White-eared Brown-Dove
嘴のつけ根からうなじにかけて(目の下を通る)黒と黄色の線が特徴であるが撮影位置に制限がありうまく表現できなかった
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ネグロスヒムネバト Negros Bleeding-heart

お気づきだと思うがこの写真は自然状態の撮影ではなく檻の中のハトである
ドゥマゲッテの町で雨にあってしまい絶滅危惧動物の保護センターに立ち寄った際、檻の中のハトを観察した
完全な絶滅危惧種で自然状態で見るのは非常に困難だという
胸の赤い斑紋(ヒムネ)が見えていないのが残念だがチャーミングなハトであった
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エバレットオオコノハズク Everett's Scops Owl
このフクロウは雨の降る中、傘を差しながら交代でポジションを決め撮影した(撮影地 ボホール島)
夕方で空がバックになるためシルエットの写真しか撮れず、事後処理修正でも表情は出せなかった
非常に大きなフクロウでツアーの思い出としては強く印象に残っている
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フィリピンアオバズク Luzon Hawk-Owl
ネグロスの北部から南部へ長距離移動した日の夜、宿舎に到着する前に夜間撮影をした
人工照明で手持ち撮影のためISOを高感度で設定しているので粒子が出てしまっている
真っ暗なのでさすがにフクロウの目は丸い
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フィリピンガマグチヨタカ Philippine Frogmouth
ガマグチヨタカといえば2ヶ月前のオーストラリアでオーストラリアガマグチヨタカのカップルを撮影している
この時は鳥が近く数メートルの距離までアクセスできたので雰囲気のある精密描写が可能だった
今回は数十メートル離れた雨の森の中のカップルだったので苦労して撮影ポイントを決めどうにか撮影できる状況だったのでワンパターンの写真しか撮れなかった
オーストラリアのほうはいかにも老夫婦らしい味のあるカップルだったが、フィリピンのガマグチヨタカは周囲に殺気を感じさせるような鋭い表情で全く雰囲気が違った
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セジロカワセミ Silvery Kingfisher
カワセミ類は今回ツアーの目玉商品の一つ
このセジロカワセミはカワセミの中でもトップクラスに位置する魅力的な鳥である
実をいうと前回のフィリピンツアーで撮影済みなのだが、今回はもう少しよい写真が撮れるのではと内心期待していた
場所はボホール島  ドロドロの田圃のあぜ道を滑りそうになりながらポイントについたが、カワセミは川の対岸に肉眼でやっと識別できるような距離、雨の夕方で周囲は暗く結果として「証拠写真」レベルの写真しか撮ることが出来なかった
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名誉挽回のため、前回フィリピン旅行のブログリンクを張っておくのでこちらの写真も見ていただきたい
なおセジロカワセミは最近種のスプリットがありボホールのほうはNothern,前回ミンダナオのほうはSouthernが英名に付加されているようだ
アオショウビン White-throated Kingfisher
アオショウビンは台湾でも東南アジアでもよく見かける普通のカワセミである
今回は天候のせいだと思うが至近距離で見かけることがなかった
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シロボシショウビン Spotted Wood-Kingfisher
カワセミ類は魚を捕食するのが一般的のようだがWood-Kingfisherの仲間は昆虫食で池や川の近くではない森の中に住む
このシロボシショウビンも水辺ではない普通の森の中で撮影した
1回目はフィリピンアオバズク撮影の森での夜間撮影、2回目は朝の撮影である
この鳥も前回のフィリピンツアーで撮影しているが、撮影条件は今回のほうが厳しかった
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ルリオハチクイ Blue-tailed Bee-eater
フィリピンにはルリノドハチクイ(Blue-throated Bee-eater)とルリオハチクイ(Blue-tailed Bee-eater)がいるが、今回は喉の赤いルリオの方だけ写真が撮れた
この鳥の和名はハリオハチクイというのが正式だが英名を和訳したとすればルリオのほうがリーズナブルである(野鳥愛好家の間では命名者がカタカナのルとハを間違えたという解釈が一般的のようだ)
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ビサヤンサイチョウ Visayan Hornbill
ネグロスのトゥインレイク国立公園の展望台で雨が上がるのを待っている間にガイドがサイチョウを見つけた
といっても普通の人が肉眼で見てわかる距離ではない
望遠レンズで撮影した結果は次の通りだが天候のせいもあって一応サイチョウとわかる程度である(2羽が写っていて上の顔が白いほうがオス、下の顔の黒いのがメスである)
その後宿舎のあるドゥマゲッテの町に戻り市内にある絶滅危惧動物保護センターで檻の中のサイチョウを撮影したので写真をアップしておく
ビサヤンというのはルソン島とミンダナオ島の間にある島々の総称でこのサイチョウも地域の固有種(エンデミック)である
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キガオコガネゲラ Yellow-faced Flameback
キツツキもほとんど見ることが出来ず、一応それらしい写真が撮れたのがこの鳥だけだった
フレームバックという英名の通り頭と背中が燃えるように赤いキツツキで強く印象に残っている
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サマルモンツキヒロハシ Visayan Wattled Broadbill
こちらも個性的な鳥
ブルーのアイシャドウは厚化粧のお姉さんのようだ
もともとヒロハシの仲間は希少なのだが、フィリピンの島固有のこのヒロハシは野鳥愛好家にとって見ただけでも価値があるらしい
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ハジロオオサンショウクイ White-winged Cuckoo-Shrike
日本ではなじみがないがアジアにはCuckoo-Shrikeという鳥の仲間がいる
直訳すればカッコウモズということになるがオオサンショウクイと訳されているようだ
ナキサンショウクイはTriller、ヒイロサンショウクイはMinivetで日本にもいるサンショウクイは英名をAshy Minivetという
フィリピンではオオサンショウクイが島によって棲み分けをしていてネグロスのハジロオオサンショウクイは希少種らしい
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ビサヤンヒヨドリ Visayan Bulbul

今までの経験でいえばヒヨドリの仲間はあまり人間を警戒せず、写真は簡単に撮れるはずなのだが、今回は当てが外れた
一応撮影はしたものの距離が遠くインパクトのない写真になってしまった
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エゾビタキ Grey-streaked Flycatcher

エゾビタキは中国東北部やロシアなどで繁殖し冬はフィリピンなど南方で過ごすので日本でも見ることが出来るが、旅鳥として通過するだけなのでお目にかかるチャンスは少ない
可愛い小鳥なのだが高いところにいてアップは撮らせてくれなかった
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フィリピンオウギビタキ Philippine Pied Fantail

フィリピンのオウギビタキは白黒2色でいかにもファンテールという感じの鳥だった
ヤシのような南洋の植物に絡んでいて雰囲気は良かったがとにかく距離が遠かった
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マングローブモズヒタキ White-vented Whistler

日本名がマングローブとなっているが別にマングローブだけに住むわけではないようだ
ただネグロスとボホールでは種類が分かれており、ボホールのほうはお腹が白ではなく黄色い
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キセキレイ Grey Wagtail

ネグロスで鳥見を開始してすぐに見つけた鳥
割と近い位置で撮れたので喜んだが日本と同じキセキレイだった
(メスで喉が黒くないので少し印象が違うが)
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アカモズ Brown Shrike

背中の赤茶色も過眼線の黒も色が薄いのでインパクトに欠けるが、アカモズである
雨の中電線に止まってポーズをとってくれたのでじっくり撮影することはできた
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ミドリカラスモドキ Asian Glossy Starling

Glossyとは「光沢のある」という形容詞
カラスより小ぶりだが集団で行動し鳴き声もうるさいのでカラスモドキという名前は名訳かもしれない(目が赤いのが特徴だ)
市街地にも現れる普通の鳥だがあまり撮影機会はなった
ツアーの途中現地人ガイドとの英語のやり取りでGlossy StarlingをRosy Starlingと聞いてしまい、バライロムクドリとの勘違いが生じる一幕もあった
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メガネムクドリ Coleto

国外にも生息場所が少しあるようだが基本的にはフィリピンの固有種
以前のフィリピン旅行でも確認しているが、とにかく目の周辺のオレンジ色が目立つ個性的な鳥だ
もう少し近くでアップを撮りたかったが遠い木の上にいるところを望遠レンズで撮るのが精いっぱいだった
現地語だと思うが英名もコレトで我々日本人の中でもメガネムクドリよりはコレトのほうが通じやすい
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キバラタイヨウチョウ Olive-backed Sunbird

「太陽鳥」という名前からすれば雨の日はお休みだと思うのだがネグロスのトゥインレイクスではこの鳥と次のタイヨウチョウが我々のお相手をしてくれた
展望台近くの花に雨の中を遊びに来てくれるのである
写真に雨粒が写りこんでしまうのは難点だがとにかくそれほど遠くない距離でシャッターが切れるのはありがたい
何とか残せるような写真が摂れてツアーの成果が得られたのはサンバードのおかげ、天照大神のような存在である
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ネグロスワキグロタイヨウチョウ Maroon-naped Sunbird

前項のキバラタイヨウチョウはフィリピン内に広く分布するようだが、こちらのワキグロのほうはネグロス島とパネー島限定の固有種
英名は「うなじが栗色の」という表現だが前頭部のブルーがチャームポイントだと思う
雨の中の2種のタイヨウチョウは忘れることがないと思う
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ネグロスヒイロタイヨウチョウ Magnificent Sunbird

今回のツアーではこの鳥が主役になる予定だった
名前からしてMagnificent(荘厳な、偉大な、すばらしい)を名乗るようなタイヨウチョウである
色彩的には真紅がメインで下半身と鼻の部分が紫という派手な構成、もし太陽の下で花から吸蜜するシーンが見られれば素晴らしい写真が撮れたと思うが、現実には茂みの中のシルエットしか見ることが出来なかった(雨のせいなのか鳥の習性によるものかはわからない)
多少レタッチにより赤い色が出ているのでイメージは何となくお分かりいただけると思う
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ネグロスハナドリ Visayan Flowerpecker

最後の鳥はハナドリになった
タイヨウチョウと同じように好天なら花で蜜を吸う姿が見られたのではないかと思うのだが、残念ながら陽光の下でこの鳥を見る機会はなかった
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爬虫類と哺乳類

Angle-headed Gecko

Geckoはヤモリのこと
東南アジアを旅行すると宿舎などでヤモリに出会うことが多くゲッコゲッコとなく声に驚かされることもある
今回ジャングルで出会ったヤモリはとにかく巨大で体長が50センチはあったと思う
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カニクイザル Longtailed Macaque

この猿には前にもお目にかかっているが顔がニホンザルによく似ていて親近感がある
尾が長いのが特徴のようだが、正直言ってニホンザルの尾がどのくらい長かったか思い出せない
英名(現地名)がマッカッカというのがとにかく面白い
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フィリピンヒヨケザル Philippine Colugo

野生のヒヨケザルを見たのは初めてではないかと思う
ナマケモノのような雰囲気で木にぶら下がっていたが、目が真ん丸で可愛かった
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フィリピンメガネザル Philippine Tarsier

本ブログ(vol.2)の大トリはターシャになった
写真で見たことはあっても実物を見るのはもちろん初めてのメガネザル、体長は12~13センチと小さく、容貌はETのような宇宙人のイメージである
このメガネザルはボホール島の固有種だがとにかくストレスに弱く、檻などの中で人工的に飼育することが出来ないらしい
現実に屋外でターシャを保護しているセンターがあり最初はそこで見学したが、その後自然状態のターシャにも遭遇した(写真2枚目の2頭のターシャは完全に野生のものである)
雨にたたられて野鳥の写真はサッパリだったが、野生のターシャを見ることが出来たのは今回ツアーの素晴らしい思い出になった
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by mustachio | 2017-01-27 15:30 | Comments(0)
2017年 01月 22日

ネグロス・ボホール探訪記vol.1


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「想定外」という言葉はなるべく使わないようにしている
自分の想定能力が低いことを暗に宣伝しているのと同じだからだ

しかしながら今回のツアーではその「想定外」にぶち当たってしまった
海外旅行に出かけるときはもちろん雨傘もレインギアも持参する 今までに30回近くプライベートで海外へ出かけているが長い雨に出会った記憶は全くない
我々が出かける先はどちらかというと四季がはっきりせず乾季と雨季しかないようなところが多い そしてツアーは普通雨季には計画されない

今回出かけたフィリピンも12~5月は乾季に当たり雨は降らないはずだった
ところが滞在した1月6日から13日まで低気圧がフィリピン中部を(東から西に)連続的に発生移動し、雨の中のバードウォッチングツアーになってしまった

旅程・概要
初めてフィリピンを旅行したのは2年前の3月である
この時はフィリピンのメインであるルソン島とミンダナオ島で現地のバードウォッチングガイドに従って鳥を見て回った
天候にも恵まれ最後にはフィリピンワシの雄大な飛翔も楽しむことが出来た
詳細についてはクリックで下記ブログ「フィリピン転戦」01~07をご参照いただきたい

実は今回の旅行も同じようなもので、現地ガイドは同じ、参加メンバーは前回の8名のうち6名までが共通だったが、行く先だけは異なり、ネグロス島4泊、ボホール島3泊というツアーだった(フィリピンの島には固有種の鳥が多くどちらかというとマニアックなツアープランである)
島の名前はお馴染みではないと思うのでフィリピンの地図をアップしておく(ルソン島とミンダナオ島の間の島はビサヤ諸島と呼ばれ、ネグロスもボホールもこれに含まれる)

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ネグロス島北部(ガワホンエコパーク)
出発は1月6日、羽田空港
マニラから先はセブ航空でネグロス島北部のバコロドへ向かう
もちろんなじみのない名前の都市だがネグロス島最大の町である
宿泊は島の最北端に近いホテルで、翌朝ガワホンエコパークという探鳥地(リゾート)へ向かう
自然豊かな素晴らしい環境のエリアだったがこのあたりから雨が降り始めレインギアと傘の出番となる
看板の写真(2枚目)のように希少種の野鳥が期待できたのだが、雨で鳥はお休み
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ネグロス島南部(トゥインレイクス国立公園)
1月8日マイクロバスでネグロス島を縦断し7時間ほどかけて南部へ移動
宿泊地は南部の大きな港町ドゥマゲッテ、ここはセブ島やボホール島が近く海(フェリーボート)でつながっている
北部とは全く文化圏が異なるようだ(島の北部は製糖が産業の中心のようだが南部は観光リゾート地である)
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港町から車で1時間、標高900m程度のところにトゥインレイクスという国立公園がある
正確には Twin Lakes Balinsasayo National park という呼称でネグロス島の自然が保全されており、大観光地にもなっている
ツアーに出かける前、このエリアには個人的に大きな期待を抱いていた
日本で手に入れたフィリピンの蝶類図鑑(Butterflies of the Philippines 小冊子)記載の蝶の多くがこの地域で採集されたものだったので勝手に「蝶の宝庫」と判断したわけである
ところがまた「雨」  8日は日曜だったので観光客も多かったが、蝶は飛ばなかった
蝶だけではなく野鳥もこのポイントにはエンデミック(地域固有種)が多いので、わがパーティは9日も同一場所に挑戦したが、成果は芳しくなかった
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1月10日フェリーで移動
1月10日は移動日
天候は改善したが国立公園へ3回目の挑戦をする時間的な余裕はなく、午後高速フェリーでボホール島へ移動
前日までの低気圧の影響で欠航が続いていたためダイヤが大幅に乱れ港で2時間待たされることになった
ドゥマゲッテの町からはセブ島が目と鼻の先で、さらに東側にあるボホール島へは乗船後は2時間の船旅である
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ボホール島
ボホールでは島の中央に近い Habitat Bohol というロッジに連泊しミニバス(ワンボックス)で林道を廻った
次の写真はリバークルーズ(ロボック川)
といっても鳥を見に行ったわけではなく、昼食にボートクルーズがセットされている程度の短時間の観光クルーズ
途中フィリピンの原住民の部落へ立ち寄るなどのイベントが組み込まれていた
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ボホール島での探索

ボホールはいかにも「南国の島」というイメージ
日本でいえば南西諸島の西表島によく似た雰囲気の島だった
農業は米作が主体で3期作、つまり年3回米が採れる(気候的には4期作まで可能のようだがそこまでやると土地がやせてしまうという)
田植えは全くの手作業で見た限りでは「男性の仕事」と決まっているようだった
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島が変わっても雨は降ったりやんだり
探鳥地の風景は写真の通りで自然豊かな素晴らしい環境だったが、天候のせいか野鳥の数は非常に少なかった
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そして最終日

13日はツアーの最終日
天候は好転したが自然観察のための時間的な余裕がなく、午前中にボホール島南西部のタグビララン空港からセブ航空便でマニラへ向かった

マニラ経由で夜の8時頃には羽田空港到着

雨のフィリピンもそれなりの風情はあったが、チャンスがあれば燦々と輝く太陽の下でもう一度この国を訪ねてみたい
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フィリピンの植物(野の花)

個人的な趣味ではあるがバードウォッチングツアーに参加する時には望遠レンズをつけたカメラのほかに短焦点レンズをつけたカメラを携帯する
マクロレンズを付けることもあるが今回は標準ズームプラス×1.4エクステンダーで対応した
最短撮影距離の制約から望遠レンズでは近距離の昆虫や野草の撮影が難しいからである
雨の降る中、2台のカメラを持って山中を歩き回るのは体力的に厳しいのだが、鳥が出てこないこともあって、野草の撮影チャンスは意外に多かった

ただ東南アジアなど発展途上国には植物に関する情報が少ない  要するに植物図鑑が手に入らないのである
まったくの素人ではあるが日本の野草に関しては一応同定ができる程度の知識は持っている(と自負している)
今回撮影した植物もほとんどが名前がわからずただのきれいな花、珍しい花でしかないのが非常に悔しいが、一応ブログアップし、ご紹介させていただきたい

白色~クリーム系の花
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白い花が球状に咲く植物
ブータンの林道でも同じ植物が咲いていた
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花弁が3裂しているので一見ナデシコ科かと思ったが、花の構造はキク科のようだ
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白い花はニラの花に雰囲気が似ているが葉は全く異なる ボホールの林道脇に多かった
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ツボスミレに似た小さな植物
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花の径が15cmほどもある大型の植物  ネグロスとボホールで1度ずつ見ている

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ネグロスのトゥインレイクで見つけた寄生蘭

ピンク~紫系の花
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明らかにマメ科の花
雨が上がるとウラナミシジミが訪れてくる
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コスモスに近い花だと思う
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野生蘭  高さが1m位で存在感があった
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ヤマヒヨドリに近い植物だと思う
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シソ科だろうか 斑入りの葉が印象的だ
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ノボタン  日本でも南の島で見られるノボタンと同一種だと思う
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ナガボソウ  日本でも帰化植物として南西諸島に多い
この花には南方系のセセリチョウが良く吸蜜している
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雨のジャングルの中で見つけ望遠レンズで撮影した
寄生蘭の1種のようだ
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ネムノキの仲間

黄色の花
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この花はアメリカハマグルマのようだ
南方の島に多い植物で日本でも九州などで見かけることがある
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こちらも同じキク科のようだが、日本でこのような野生種を見たことはない
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個性的な花なので名前が知りたいのだが図鑑がなくお手上げ
黄色と白はなかなか清楚なイメージである
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林道脇ではなくジャングルの中で見つけた花
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大型の花で良く目立つ  ショウガ科の植物だろうか

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トウワタのような気がするが定かではない
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園芸種にしてもおかしくないような可愛い花 

赤い花

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雨の中撮影したが華やかなイメージの花 ゴージャスという形容詞がピッタリのようだ
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花ではなく実だと思う
ショウガ科系でゲットウに近い植物ではないか
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この花はネグロスのツインレイクに多くミツスイがたくさん集まっていた
ハイビスカスの1種のようで天気が良ければもう少し花が開くのだと思う
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こちらも存在感のある赤い花
ボホールで何回か見かけたがいずれも暗い場所で咲いていてクリアな写真が撮れなかった








by mustachio | 2017-01-22 15:00 | Comments(0)
2016年 12月 16日

北部オーストラリア探鳥旅行記06


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北部オーストラリアの探鳥記録も最終号になる
分類順で写真を整理すると、最終号は必ずスズメ目の小鳥になるのは避けられない
今回の探鳥旅行は乾季の最終段階で猛暑の時期を選んだため、小鳥はあまり期待しなったが、内陸部(アウトバック)ではフィンチなどの小鳥が元気で予想外の収穫があった

オーストラリアマルハシ Grey-crowned Babbler

Babblerは日本語でチメドリ、この仲間は東南アジアで出会いのチャンスが多い
マルハシはその一部を成すグループの呼称で、嘴が丸く円弧のように湾曲するので「丸嘴」という
オーストラリアではそれほどマルハシの種類が多くはないようだが、ちゃんと「丸嘴」を観察することが出来た
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オーストラリアゴジュウカラ Varied Sittella

日本名はゴジュウカラだが日本のゴジュウカラとは全く違う鳥のようだ
頭が黒く目や嘴は黄色でイメージは異なるが、樹の幹に直接止まり体を逆さにして移動したりするところはゴジュウカラそのものなので、命名も許容範囲だと思う
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パプアオニサンショウクイ White-bellied Cuckoo-shrike

オニサンショウクイは日本で見るサンショウクイと近い仲間で少し大型である
オーストラリアにはオーストラリアオニサンショウクイとパプアオニサンショウクイがいてオーストラリアオニサンショウクイのほうが少し大きく腹が黒い
パプアニューギニアと北部オーストラリアは地理的に近接しており生物相も類似している
この2種のオニサンショウクイは名前通り棲み分けているのではなく、それぞれの国に2種が生息している
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マミジロナキサンショウクイ Varied Triller

自分にはまったく才能がないのだがバーダー(鳥屋さん)が鳥を探す時は鳴き声を頼りにする (こちらはもともとが鳥屋ではなく虫屋なので鳴き声の識別はさっぱりだ  鳴き声で蝶を探したことは一度もない)
ナキサンショウクイも特殊な鳴き方をする鳥で同行のOさんがちゃんと見つけて教えてくれた
写真の鳥はメスで、オスは頭や背中の茶色の部分が黒い
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チャイロモズツグミ Rufous Shrike-thrush

モズヒタキとかモズツグミとかいった鳥は日本にいない
一部のモズヒタキ(オス)のように色彩が黒、茶、黄と個性的な鳥もいるが、基本的には薄茶色でお互いによく似ている
写真の鳥はチャイロモズヒタキかチャイロモズツグミかハイイロモズツグミか迷ったが最終的にチャイロモズツグミと判定した
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メガネコウライウグイス Australasian Figbird

コウライウグイスは広くアジアに分布する黄色い小鳥いわゆるオリオールであるがこの鳥はその仲間である
ダーウィンでは街中にもこの鳥がいてオスの赤いメガネが目立つ(2枚目の写真はメスだが赤いメガネはかけておらず別種のようだ)
英名のFigbirdのFigはイチジクのことで、オーストラリアには野生のイチジク(実は小さい)が多くメガネコウライウグイスはこの実が大好物だそうだ
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キミドリコウライウグイス Yellow Oriole

こちらのコウライウグイスはモンスーン林やマングローブに棲む本格的な野生のオリオールだ
ベース色は黄緑(オリーブ色)だが羽根は白と黒、嘴と目が赤い
写真の2枚目はマングローブで見つけた巣にいるキミドリコウライウグイスである
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モリツバメ White-breasted Woodswallow

フィリピンからインドネシア、ニューギニア、オーストラリアと東南アジアの森林などに普通に見られる小鳥
頭と背中はグレーで腹部は白いすっきりとしたデザインの小鳥である(ツバメに似ているが尾は燕尾ではない)
飛翔しながら昆虫を捕食するので電線に止まっていることが多い
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カオグロモリツバメ Black-faced Woodspallow

モリツバメよりは薄汚れた感じで顔も黒い
オーストラリアには広く分布するようで希少種ではない
オーストラリアの固有種かどうかは確認できていないが東南アジアでは見たことがない
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クロモズガラス Black Butcherbird

モズガラスButcherbirdはオーストラリア・ニューギニアに固有のカラスに似た鳥を指す
肉食でモズのように獲物を小枝などに刺す習性があるためモズガラスの名前をもらったようだ
図鑑によるとオーストラリアにはモズShrikeはいない
写真の真っ黒な鳥はカラスではなくクロモズガラス
カラスより小型でよく見るとくちばしが青灰色である
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セジロモズガラス Silver-backed Butcherbird

こちらのモズガラスはオーストラリアの図鑑に載っていない
ごく最近、ハイイイロモズガラスから別種として独立したばかりだという
ハイイロモズガラスは背中の後ろ半分が黒いのだがこちらはその部分や肩の部分が白い
ダーウィンからカカドゥへ向かう途中の公園で撮影した
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ノドグロモズガラス Pied Butcherbird

北オーストラリアにはもう1種モズガラスがいた
クロとハイイロ(セジロ)の中間型で黒覆面のように頭部は黒く肩の部分からお腹にかけては白い
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オジロオウギビタキ Arafura Fantail

インドネシアやグアムサイパンなどにも仲間がいるのだが、オウギビタキFantail類は基本的にオーストラリアの鳥だと思う
特に「オウギビタキ」という種はオーストラリアの東海岸に分布するかわいい鳥なのだが残念ながらダーウィンなど北部にはいない
代わりに北部海岸にいるオウギビタキはオジロオウギビタキという種で東海岸のオウギビタキに非常によく似ている
主な相違点は尾の先端が白いことで日本名はそこから来ている
英名のArafuraはオーストラリアの北側の海アラフラ海に由来する
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ムナフオウギビタキ Nothern Fantail

英名からもお判りかと思うが前種と同様こちらも北海岸の固有種である
胸の白い斑点がこのオウギビタキのチャーミングポイントになっている
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ヨコフリオウギビタキ Willie Wagtail

れっきとしたFantailなのに英名はWagtailという Wagtailは普通セキレイのことだ
とにかくこちらはオーストラリアの普通種でどこにでもいる 昨年タスマニアに行ったときもシドニーの公園でたっぷり撮影させてもらった
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ミナミガラス Torresian Crow

英名のTorresianの意味が分からなかったので辞書で調べてみた
Torresというのは固有名詞でオーストラリアの北端にあるヨーク岬とニューギニアとの間にある海峡の名前だった
いずれにしてもオーストラリアにはカラスが少ない 少なくともNTで見られるカラスはこのミナミガラスだけなのでわかりやすいといえばわかりやすい
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ナマリイロヒラハシ Leaden Flycatcher

ヒラハシというのはヒタキの仲間で嘴が平たい鳥のこと
写真の鳥はノドアカヒラハシかナマリイロヒラハシ(メス)かの判定で苦労させられた
というか、今でも識別できていないのだが、同行のOさんからいただいたバードリストの出現日と撮影日の照合だけで判定したものである
ナマリイロヒラハシのオスのほうは喉や胸が黒(鉛色)なのでわかりやすい
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テリヒラハシ Shining Flycatcher

オスメスの差はこちらのヒラハシも極端である
写真の1枚目はツーショット、2枚目はオス、3枚目はメスだ
オスは全身が光沢のある黒、メスは頭だけが黒く背中は茶色で腹は白い
どう見ても別の鳥に見えるのだが2羽そろってデュエットソングを始められると納得がいく
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フタイロヒタキ Restless Flycatcher

ヒラハシの名前はつかないが、前項のテリヒラハシのオスとメスの中間的なデザインの鳥
行動が十分観察できていないので無責任なコメントになるが、英名からして落ち着きのないせわしない鳥なのだと思う
(最新の図鑑によるとこの種はRestless FlycatcherからPaperbark Flycatcherにスプリットされている可能性がある 該当の日本名は不明だ)
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ツチスドリ Magpie-lark

ツチスドリは土巣鳥 木の上に草などを泥で固めた巣をつくるので土巣鳥だ
ニューギニアにも分布するが、オーストラリアでは町中でも内陸部でもあちこちで見られる普通種だ
ダーウィンの街でも普通の道路を人の存在を気にせず縦横無尽に歩いている
目の周りの黒い縞が横に走り喉が黒いのがオス(写真1)、黒い縞が縦で喉が白いのがメス(写真2,3)である
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レモンオリーブヒタキ Lemon-bellied Flycatcher

英名を直訳するのならキバラヒタキくらいの命名でよいと思うが、レモンとオリーブの両方を付けたので西洋料理のメニューのような名前になってしまった
名前はともかく、見た目はいかにも小鳥らしく愛くるしい
2枚目の写真など気に入ったポートレートである
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タイワンセッカ Golden-headed Cisticola

タイワンセッカは名前が示すようにアジアの鳥  インドから東南アジアまで広く分布しオーストラリアでも見られる
実は日本のセッカもオーストラリアで見られるのだが今回はチャンスがなかった
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キバラメジロ Yellow White-eye

このお腹が黄色いメジロも北部オーストラリアの目玉商品の一つのようだ
普通のメジロでも少しは黄色い部分があるのだがこちらのメジロは腹全体が黄色い
ダーウィンのマングローブ近辺で見ることが出来た
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カノコスズメ Double-barred Finch

顔にべったり白粉を塗ったような役者顔のフィンチ
分布域はオーストラリアの北部から東部にかけてなので、10年前に訪ねたケアンズにもいた可能性が高いのだが記憶はない
これだけ個性的な鳥なので今回が初対面だと思う
スズメほど普通種ではないが、ダーウィンの町中でもこの鳥を確認することが出来た
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オナガキンセイチョウ Long-tailed Finch

アウトバックのユーカリの林にはフィンチ類が多かった
コキンチョウとキバシキンセイチョウと本種(オナガキンセイチョウ)でこの3種は混群を形成し移動して草の実を食べていた
混群なので他の鳥も写っているが目の周りと喉が真っ黒で嘴がオレンジ色なのがオナガキンセイチョウだ
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キバシキンセイチョウ Masked Finch

こちらのキンセイチョウは喉ではなく顔(特に嘴の周辺)が黒く、嘴は黄色い
ちょっとイカルに似た感じの鳥だがフィンチなのでイカルよりははるかに小さい
食事に飽きたのかユーカリの枝に十数羽が集合して休んでいるところが撮影できた

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アサヒスズメ Crimson Finch

あらかじめ予習もしていたので肝をつぶすことはなかったが、かなりインパクトのある小鳥だった
オスのアサヒスズメは背中にグレーの部分はあるが顔・嘴・腹と真っ赤なのである(メスはお腹がグレーだ)
こちらはカカドゥ国立公園の水場で撮影したもの
タイトルバックのカノコスズメとアサヒスズメのツーショットの撮影も同じ場所である
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コキンチョウ Gouldian Finch

とにかくカラフルな小鳥
基本は顔が黒いのだが、顔が赤いのも黄色のもいて変化に富んでいる(背中の緑、胸の紫、腹の黄色は共通)
大昔、飼い鳥用として乱獲され数が激減したというが、北部オーストラリアの内陸部にはまだコキンチョウが残っていた
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シマコキン Chestnut-breasted Mannikin

北部オーストラリア探鳥記のラストバードはシマコキン
この鳥は旅行の最終日ダーウィンに戻って別荘地のような海岸の草地で撮影した
大群のシマコキンが最初は警戒していたが、そのうち慣れてきてかなり近くまで寄って撮影することが出来た
旅行の集大成となる記念写真である
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by mustachio | 2016-12-16 20:00 | Comments(1)