還暦からのネイチャーフォト

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2009年 12月 15日

香港バードウォッチング

2007年10月バードウォッチングで香港へ出かけました
香港は都会という印象が強いのですが、ラムサール条約の保護対象となっているマイポという湿地があり探鳥地としても有名です

香港の蝶
バードウォッチャーのペースで移動が行われるためちょっとした時間を利用して蝶の写真を撮ります
公園など蝶がいるフィールドで過ごす時間は1割あるかどうかですが何枚か「香港の蝶」を撮ることができました


アカネシロチョウ
白と黒のモノトーンの中に一部真っ赤な部分があり、最初はアカボシゴマダラの類似種かと思った
ただ赤い部分は後翅外縁ではなくむしろ翅の付け根部分である
センダングサでの吸密など行動もウスキシロチョウのような南方系シロチョウに近いのでシロチョウ科の蝶と見当をつけた
帰宅してからも調べてみたがすぐには名前がわからず、最近になって中国の蝶の図鑑を某書店で立ち読みして「アカネシロチョウ」という名前に巡り合った
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ナガサキアゲハ
中国語で「大鳳蝶」 学名 papilio memnon 日本のナガサキアゲハと同じ種であるが、亜種かどうかは不明(勉強不足)
一見真っ黒の地味な個体だったがナガサキアゲハの特徴である翅の付け根の赤は鮮明だ
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ルリモンアゲハ
遠目にはカラスアゲハだが後翅のライトブルーの大型紋は印象的だった
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シラホシヒメワモン
正確な同定結果ではない 立ち読みの中国の図鑑に非常によく似た裏面の写真があったのでとりあえずシラホシヒメワモンとしたが、この図鑑では翅表の様子がわからない 掲載写真のほうは表裏とも同一個体である 詳しい中国の蝶の図鑑があれば確認できるはずなのでどなたかご教示いただければ幸いである
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ツマムラサキマダラ
裏面の写真しかないが、日本にいるツマムラサキマダラと同一種だと思う
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ヒメウラナミジャノメ
ピントが悪いので掲載はしなかったが本種の裏面の写真があり、眼状紋は5個 つまり日本の普通種であるヒメウラナミジャノメとそっくりの蝶である
日本でも西日本限定のウラナミジャノメや南西諸島のリュウキュウウラナミ、ヤエヤマウラナミ、マサキウラナミと類似種がいるがいずれも裏面の眼状紋は3個でヒメウラナミとは明らかに違う 香港のウラナミジャノメについて情報があれば教えていただきたい
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リュウキュウアサギマダラ
日本では沖縄以南に棲むリュウキュウアサギマダラ 図鑑によれば中国南部、ミャンマー、スリランカにも分布するという
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香港の鳥
香港へはバードウォッチングに出かけたので鳥の写真を省略するわけにはいきません
水辺の鳥と公園の鳥が主体ですが、大都市の中にしっかり「鳥の楽園」がありました

アオアシシギ
ユーラシアからアフリカにかけて広く分布しており、日本でも普通に見られる
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アカアシシギ
日本でも見ることができるが、これほどの集団にはまずお目にかかれない
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アカガシラサギ
日本では南西諸島で見られるが珍鳥の部類 写真は冬羽だが夏羽は名前の通り頭が赤(赤褐色)になる
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インドムクドリ
市内の公園で撮影 日本では見られない
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オオホンセイインコ
東京でも近似種でいわゆる籠脱けのワカケホンセイインコが野生化し定着しているが、香港の公園ではオオホンセイインコがギャーギャー鳴きながら花を食べていた
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オグロシギ
オグロシギの集団飛翔 水面にはダイサギ、ダイシャクシギ、ソリハシセイタカシギが見られる
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カオグロガビチョウ
日本(関東地方)にも定着傾向があるが、ガビチョウもカオグロガビチョウも本来は中国の鳥のようだ
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クビワムクドリ
喉に黒い首輪があるのでクビワムクドリ 市内の公園で多数見かけた
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セイタカシギ
東京近郊でも谷津干潟などで見られる普通のシギ 上品で清楚な感じがするため何回も写真を撮ってしまう
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ソリハシセイタカシギ
こちらは日本ではめったに見られない希少種 香港バードウォッチングの目玉商品かもしれない
マイポではモノトーンの清楚な姿を堪能した
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ダイシャクシギ
日本では少ないダイシャクシギが集団で見られた ソリハシシギと反対にダイシャクシギやチュウシャクシギはくちばしが下側に反っているが、餌の取りやすさはどちらが上だろうか
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タカサゴモズ
南アジアのモズで日本では迷鳥 真っ黒な黒化型にも出会った
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by mustachio | 2009-12-15 16:22 | Comments(0)
2009年 12月 09日

ケニアの動物たち(2)

ケニアの動物(哺乳類) 

ケニア旅行の最大の目的は何と言っても「動物」だったと思います
ブログへの掲載順は私のテーマである「蝶」、次が家内のテーマである「鳥」となりましたが、サファリ撮影行の最後に「ケニアの哺乳類」の写真を載せようとしたらブログの容量制限に引っ掛かってしまいましたのでタイトルを改めることとしました
同年輩の方たちはケニアといえば60年ほど昔に少年雑誌に連載された「少年ケニア」を連想されると思いますが、子供のころケニアの動物は遠い夢の世界の存在でした 何しろ上野動物園にゾウやライオンがまったくおらず、檻の中に豚がたくさんいた(記憶がある)ころの話です
その後サファリパークなどの施設ができ、日本でもケニアサファリの疑似体験が可能となりましたが、「ホンモノ」はやはり違いました
あこがれの動物たちに接した高揚感でカメラの腕が十分発揮できなかったきらいがありますが、メインの動物(哺乳類)の写真から「アフリカの風」を感じていただければ幸いです

アフリカゾウ
アフリカゾウは群れをなして行動する動物のようだ 数十頭の集団が草原の中を移動しているのに何回も出会った
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イボイノシシ
シマウマなどが遊ぶ草原をイボイノシシが走り回っていた こちらは単独行でイメージ通り猪突猛進だった
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インパラ
インパラはハーレムを形成する 数十頭のメスの中にオスが1頭だけ君臨している ほかのオスはどうしているかと思うが、ハーレムの割と近くにオスだけの集団を形成して団体生活をしているのだ まさに草食男子の集団である
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ウォーターバック
どこにでもいる動物ではないようだ ナイバシャ湖のボートサファリで浅瀬にじっと立っているのを見かけた ウォーターバックは水辺の動物だ
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エランド
エランドも5~6頭の群れで生活するようだ 何回か出会いがあったが、いつも優雅にゆっくりと歩いていた
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カバ
水中のカバは何回も見かけたが、口を開けたりすることはまずないので写真にすると面白くない 草原で採餌するカバの写真は1枚だけだった
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キリン
数は少ないが遠くからでもすぐ見つけられる 草原を代表する動物だ
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グランツガゼル
ガゼルにはトムソンガゼルとグランツガゼルがいてグランツガゼルのほうが少し大きい 横腹の黒い帯が目立つのがトムソンでグランツのほうは目立たない
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サバンナモンキー
サバンナモンキーというから草原を走り回っているかと思ったら、ロッジの庭の木の上で出会った サバンナでは見かけていない
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シマウマ
どこにでもいる草食動物 親子の触れ合いの情景は日本の野生馬と全く同じだ
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シロサイ
シロサイというがそれほど白くはない 水辺にいるせいかたいてい黒サイに見える ペリカンンと仲良く遊んでいた
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セグロジャッカル
個人的な偏見かと思うがジャッカルには何となく「陰険」のイメージがある オオカミに似て精悍な肢体、顔つきなのだがどうもなじめない
ジープから何頭かを見かけたが、走るでもなく、身を潜めて餌を待つでもなく、ただブラブラと歩いていた
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チーター
アンボセリ国立公園でチーターを見た 距離が遠く400ミリ望遠レンズでやっとという程度だったが、捕えた獲物をむさぼり食っている光景は迫力があった
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ディクディク
野生生物の写真をやっていると予定しない被写体に出会うことが結構ある
写真のディクディクはサイトからサイトへの移動中の道端で見かけたもので、国立公園や国立保護地では一度も出会わなかった
丸い目の可愛いカモシカである
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トピ
大きな角がなければ、「馬」と思えるような動物だ マサイマラで何回か見かけたが、他の動物よりジープを意識するようで、視線がいつもこちらを向いているようだった
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トムソンガゼル
トムソンガゼルの名前は子供のころからなじみ深い アフリカの草原の代表選手でどこへいっても駆け回る姿を見ることができる 識別のポイントは横腹の黒帯
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ヌー
群れをなす動物はいくらでもいるが、ヌーの大群はやはり凄い 広いマサイマラ草原の地平線の彼方までさほど美しくもない大型の動物であるヌーが埋め尽くす光景は忘れられない
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ハーテビースト
体型や顔はトピに似て色合いはエランドに近い 顔が長くあまりハンサムな顔立ちではない
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バッファロー
東南アジアではよく水牛にお目にかかるが、どうも顔が違うようだ ケニアのバッファローは目じりが下がっていて古代人の笑顔(アルカイックスマイル)を思い起こさせる
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バブーン
猿の仲間だけあってバブーンはサバンナよりも林の中を好むようだ 家族で生活していて写真的には魅力的な被写体だったが、ガイドはあまり興味を示さずジープは長く止まってくれなかった
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ブチハイエナ
ハイエナは腰を落とした姿で他の動物の食べ残しを漁りながら草原をうろつく 写真的には魅力がなくほとんど写真を撮らなかったが、アンボセリで道路際に見つけたブチハイエナの子供はとても可愛く、長時間ジープを止めての撮影となった
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ライオン
ケニアの動物をアイウエオ順に整理したらアフリカゾウがトップ、ライオンがラストのトップスターとなった
ジープの上から何回かライオンを見たが、ライオンだけは日本のサファリパークで見たほうが迫力があったように思う
正確な知識ではないがライオンは主に雌が狩をするという 遠い距離だったが、夕方雌ライオンが威嚇するように上げた吠え声は今でも耳に残っている
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by mustachio | 2009-12-09 15:15 | Comments(1)