還暦からのネイチャーフォト

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2010年 03月 11日

サイパンの自然

サイパンの自然について
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リタイア後の恒例行事となっているが、まだ寒い3月上旬ごろにゴルフ仲間とサイパンに出かける
もちろん目的はゴルフで、今年も5日連続でプレーしてきた
ブログのタイトルを「還暦からのネイチャーフォト」としているので、ゴルフの合間にネイチャーフォトを撮ろうと思ってカメラを持参したが、ホテルとゴルフ場と夜の街(食事のため)以外には足を伸ばさなかったのでほとんどカメラを使うことはなかった
本音をいうとゴルフ場やホテルの庭で「南の蝶」の写真を撮るつもりだったのだが、全くの期待外れで、蝶の姿はホリイコシジミとマルバネルリマダラと思われる真っ黒なマダラチョウを少し見かけただけであった
サイパン通いはたしか6年になると思うが、最初のころはゴルフ場の中でもたくさんの蝶や野鳥が見られて楽しい思いをしたものだ
自然愛好家の方は一般的にはゴルフ場を目の敵にされるが、日本でも良心的に整備されたゴルフ場にはたくさんの鳥や虫や野草が残っていてむしろ自然保護地(ビオトープ)の様相を呈している
要は「自然を生かす」意識を持って観光地を整備するかどうかで、イージーに農薬を使ったりすると虫も鳥も寄ってこない
サイパンの場合、最近人気が落ちて観光業経営が苦しくなっているようで人件費を大幅に節約しているらしい それでもブーゲンビリアやハイビスカスなど見た目のきれいな園芸植物をやたらに増やしているので農薬に頼らざるを得ないのであろう
昨今は蚊も蝿も全くいなくなったが、5年前にはホテルの壁にいやというほどいたヤモリも1匹も見かけなかった
リゾート地に「自然と共存する観光業」を期待するのは無理なのだろうか

ナンヨウショウビン
カワセミの仲間だが日本のカワセミよりだいぶでかい(ヤマセミぐらいの大きさ)
ブルーと白の配色がサイパンの海と雲の色にマッチしていかにも南国の鳥のイメージである
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シロアジサシ
ゴルフ場でプレーの合間にコンパクトデジカメで撮影した(一眼レフでないのでファインダーがなく望遠を使うのはかなり難しい)
純白のアジサシで、昔に比べると数は減ったが、まだ健在のようだ
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マリアナメジロ
日本のメジロとよく似ているが顔つきが少し違う
日本だと「梅にメジロ」だが、サイパンではブーゲンビリアとメジロが似合う
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オウゴンミツスイ
家内の話によるとサイパンにしかいないミツスイだという
木の茂みの中に隠れているのに常に動きまわっている感じでシャッターチャンスをつかむのが難しい
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ミクロネシアミツスイ
派手な赤色の目立つ小鳥 こちらのほうは比較的木の上など目立つ所にいて、じっとしているので写真は撮りやすい
掲載写真がいまいちなのは撮影の時間がほとんどとれなかったためである
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by mustachio | 2010-03-11 17:27 | Comments(1)
2010年 03月 01日

マダガスカル紀行(4)

マダガスカルの蝶

マダガスカル紀行の最終版は「蝶編」となります
国内では「蝶」は得意分野なのですが、海外の蝶は図鑑等の資料が不十分でどうにもなりません
世界中で蝶の種類は2万種といわれています(南アメリカとアフリカが圧倒的に種類が多いようですが)
それでも500種の写真が載っている「世界蝶図鑑」や格安の各地域別図鑑を参考に同定に挑戦することになります(マダガスカルやアフリカの地域別蝶図鑑は手に入りません)

マダガスカルではキツネザルや鳥の写真撮影がメインとなり、蝶の写真は良いものが撮れませんでしたが、ある程度同定可能なものもありましたので整理して掲載します

アフリカオナシアゲハ
オナシアゲハは国内でも記録があり、逢いたかった蝶の一つ
ただ、帰国後の調査では東南アジアに棲むオナシアゲハとアフリカ地域のオナシアゲハは種のレベルで異なるようだ
写真で比較する限り差が見いだせないが、撮影地からアフリカオナシアゲハと同定する
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グレンホソチョウ
ホソチョウ類は日本国内では見る機会がないので、海外で目にするとついうれしくなる
このホソチョウは500種の写真図鑑にマダガスカル固有種とあったのでグレンホソチョウという名前は間違いない
最初はこのグレンは発見者の名前かと思ったが、英名が Fiery Legionnaire なので「紅蓮」だと気付いた(まさに炎のようなオレンジ色だった)
2枚目の白っぽいホソチョウも同一場所で撮影し、翅裏の斑紋も同一なのでなんとなくメスではないかと思うが資料不足で何ともいえない
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スカシウスベニホソチョウ
なれないホソチョウの同定なので自信はないが、この蝶はスカシウスベニホソチョウで良いと思う
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マダガスカルタテハモドキ
マダガスカルの固有種 光沢のあるブルーが美しい
この蝶は写真が2枚あり、こちらのほうはかなり翅が傷んでいる
別に無傷の個体も撮影したが、あせってピントが甘くなってしまったので(残念だが)ピントのいいほうを掲載した
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ウラベニヒョウモン
南国へ行くとヒョウモン類が多いような先入観があったが、現実にはあまり見かけたことがない
この写真は裏しか撮れていないが、間違いなく豹紋だったので、ウラベニヒョウモンではないかと推定している
日本にも記録がある蝶でアフリカには間違いなく棲息している種類だ
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ジョーカー
和名不詳
スリランカの蝶図鑑に写真があり、英名 Joker、学名 Byblia Ilithyia であることが判明している
どなたか和名をご教示いただけないだろうか
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レモンパンジー
こちらもスリランカの図鑑に載っている
写真も何枚か撮影しており、普通種だと思う
学名(Junonia lemonias)から判断してイワサキタテハモドキ(Junonia hedonia)の近似種であることは間違いない
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メスアカムラサキ?
とにかくカバマダラに擬態したタテハチョウであることには間違いないと思う
日本の蝶で考えればメスアカムラサキが近いが、どうも違うような気がする(日本ではまだメスアカムラサキの写真が撮れていないので何とも言えない)
ホソチョウ類にもニセカバマダラホソチョウというのがいてアフリカ、マダガスカルに分布とあるのでこちらかもしれない(ホソチョウのイメージではなかったが)
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カバマダラ
擬態の対象として人気の高いカバマダラがこれである
東南アジアでもこのカバマダラはやたら多い
日本でも最近「駄蝶」になってしまったツマグロヒョウモンもカバマダラに擬態しているといわれる
毒があるとかまずいとかいわれるが、カバマダラに擬態することが蝶の安全に本当につながっているのだろうか
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シロチョウ3種
日本の南西諸島も含めて南の国へ行くとシロチョウ類の大きさが一段と大きくなる
こちらは図鑑がないことにはお手上げで、同じ種類のオスメスかもしれないが3種の写真を載せる
3種めはモンキチョウに似ているがそれよりずっと大きい
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オキナワビロウドセセリ?
日本の南西諸島に見られるオキナワビロウドセセリにそっくりなセセリチョウ
日本の図鑑によると分布はインド、スリランカまでだそうでオキナワビロウドではないようだ
似た種類にタイワンビロウドセセリがいるのでもしかするとそうかもしれないが、残念ながらデータ不足である
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ゼフィルス
木陰に休むシジミチョウ
おそらくゼフィルス(ミドリシジミ類)だと思うが、翅の表も確認できていない
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by mustachio | 2010-03-01 16:10 | Comments(0)