<   2010年 09月 ( 13 )   > この月の画像一覧


2010年 09月 28日

ガラパゴス諸島探訪記(12)

グアヤキルの鳥

ガラパゴス諸島探訪記連載の冒頭でも触れたように、帰途立ち寄ったエクアドルの街はキトではなくてグアヤキルだった
日本にはほとんど知られていない街だと思うが、キトより人口の多いエクアドル最大の都市のようだ
スペイン系だが褐色の肌をした人たちが多く南米らしい街で、道路や公園などきちんと整備されている

鳥好きの人たちばかりのツアーだったので、街の中の公園や川岸を探鳥し何枚かの写真を撮ることができた

ゴイサギ
b0144049_14531145.jpg

シラガゴイ
b0144049_14541045.jpg

ニッケイカマドドリ
b0144049_14573323.jpg

サバンナノスリ
b0144049_14581274.jpg

オオスズメバト
b0144049_14591168.jpg

ヤブクロムクドリモドキ
b0144049_1501177.jpg

オナガクロムクドリモドキ
b0144049_1511930.jpg

オリーブタイランチョウ
b0144049_1521766.jpg

チャムネエメラルドハチドリ
b0144049_1533877.jpg

ソライロフウキンチョウ
b0144049_1543542.jpg


グリーンイグアナ
グアヤキルの街で印象に残った動物は鳥ではなくイグアナである
ガラパゴスのリクイグアナとは種類が異なり、グリーンイグアナと呼ばれる種類のようだが、都会の真ん中の公園にこのイグアナがのんびりと遊んでいるのには驚いた
最近の日本では公園に鳩がいたり、リスがいたりするのはけして珍しくない(もっとも、食料事情の悪かった戦後の東京の公園では鳩などいなかったものだが)
しかしイグアナはインパクトがあった 動作は緩慢で捕まえようと思えば捕まえられる
人に危害を与えることはないようだが、体は大きく鋭い爪を持っている
公園に憩う人たちの中に遊ぶ多数のイグアナたちを見ながら、日本と違う「外国」を意識していた

最後にこのイグアナの写真をアップして連載(ガラパゴス諸島探訪記)を終わることとしたい
b0144049_1518405.jpg

b0144049_1519496.jpg
b0144049_15193368.jpg
b0144049_15195062.jpg


by mustachio | 2010-09-28 15:35 | Comments(0)
2010年 09月 28日

ガラパゴス諸島探訪記(11)

アンデス(キト周辺)の花

ブログのタイトルを「ネイチャーフォト」としているので、動植物すべての写真をカバーしたいと思っているが、写真屋としては「動くもの」つまり動物が優先してしまう傾向がある
植物は逃げないので、被写体を見つけさえすれば時間をかけてどのようにも写すことができる(もちろん光線の状況や風の影響など植物写真にもシャッターチャンスがないわけではないが)

キャンプを張って定住生活をするなら、十分な観察ができるが、ツアーで行く海外の自然観察は時間と行動が制限され、思うような写真を撮るのはなかなか難しい

アンデス周辺の探索でも鳥と蝶を追っていると植物には手が回らないが、日本の花と雰囲気の異なるものが多く、目についた植物は一応カメラに収めてきた
全くの「羅列」で申し訳ないが、アンデスの花についてもページを設定させていただく

b0144049_1284930.jpg
b0144049_12928.jpg
b0144049_1291997.jpg
b0144049_1293179.jpg
b0144049_1294829.jpg
b0144049_1210592.jpg
b0144049_12102155.jpg
b0144049_12104040.jpg
b0144049_12105791.jpg
b0144049_12111347.jpg
b0144049_12113315.jpg
b0144049_12114548.jpg
b0144049_12121045.jpg
b0144049_12123310.jpg
b0144049_12124568.jpg
b0144049_12125756.jpg


by mustachio | 2010-09-28 12:16 | Comments(0)
2010年 09月 28日

ガラパゴス諸島探訪記(10)

アンデス(キト周辺)の蝶

ガラパゴス諸島は蝶の島ではない
4泊5日の滞在期間中、蝶を見かけたのは2回 ヒメアカタテハ系の蝶とシロチョウ系の蝶である
写真も撮れていない
1000キロの飛翔に耐える強靭な翅を持った蝶が過去にいなかったということなのだろうか

さて、ガラパゴス訪問前の一日キト周辺山地探訪の際は、例によって探鳥の合間を縫って蝶の写真を撮った
それほど数が多いという印象ではなかったが、日本の蝶とは違うものばかりでインパクトは強かった

ただ残念なことに私の手元に南米の蝶の図鑑がない
南アメリカ大陸の蝶は8000種といわれ、蝶の多いアフリカより種類が2倍といわれる
東南アジアでは3000種にも達しないようで、日本の蝶約250種など比較にもならない
できることなら同定して写真にタイトルをつけたかったが、現実的に不可能なので、今回はただ写真を掲載するだけにさせていただく
もし、これらの蝶の名前をご存じの方がいらっしゃれば、是非ご教示いただきたい

b0144049_114890.jpg
b0144049_1142226.jpg
b0144049_1143862.jpg
b0144049_1145647.jpg
b0144049_1151075.jpg
b0144049_115266.jpg
b0144049_1154476.jpg
b0144049_116190.jpg
b0144049_1162479.jpg
b0144049_1165281.jpg
b0144049_1171576.jpg
b0144049_1174334.jpg
b0144049_1181666.jpg


by mustachio | 2010-09-28 11:12 | Comments(0)
2010年 09月 25日

ガラパゴス諸島探訪記(9)

アンデス(キト周辺)の鳥

アンデス山脈は南米大陸の太平洋岸に沿ってコロンビア、エクアドル、ペルー、チリの4国を貫く長大山脈である
そのアンデス山脈と赤道が交差する地点にエクアドルの首都キトがある

ガラパゴスへの途上、キトでアンデスの山中を巡る機会があった
アンデスは動植物の種類が豊富なところで、たった1日のツアーで南アメリカの自然を堪能した

特に印象深いのがハミングバード(ハチドリ)
レストランやロッジに蜜などを入れたフィーダーを設置しているところが多く、自然のハチドリが飛来して密を吸っていく
バードウォッチングツアーだったので鳥の専門家が多数ご一緒だったため、15種ほどのハチドリを確認し、8種は写真に収めることができた
ハチドリ以外の鳥も含め、以下名前と写真を紹介したい

コイミドリアシゲハチドリ
b0144049_1472867.jpg

シラヒゲユミハチドリ
b0144049_1484380.jpg

シロエリインカハチドリ
b0144049_14175790.jpg

シロエリハチドリ
b0144049_14204524.jpg

ズアオエメラルドハチドリ
b0144049_1422285.jpg

ハイバラエメラルドハチドリ
b0144049_14242913.jpg

ビロードテンシハチドリ
b0144049_14284856.jpg

ラケットハチドリ
b0144049_1430043.jpg


アオカタハナサシミツドリ
b0144049_14312424.jpg

アカエリシトド
b0144049_14322746.jpg

アカエリヤブシトド
b0144049_14333068.jpg

カオグロキヌバネドリ
b0144049_14343520.jpg

チャバラアイイロツバメ
b0144049_14364714.jpg

ナンベイクロウタドリ
b0144049_14381548.jpg
 

by mustachio | 2010-09-25 14:40 | Comments(0)
2010年 09月 22日

ガラパゴス諸島探訪記(8)

ガラパゴスの鳥(2)

大陸から1000キロ離れた火山島のため、渡り鳥や海鳥以外の鳥がガラパゴスにたどり着き定着する可能性は極めて低く、種類はごくわずかである

ダーウィンフィンチ類
ガラパゴスの鳥で最も有名なのはダーウィンフィンチ類だと思う
1種の鳥が「適応放散」を遂げ、10数種もの鳥に分化したというのが定説で、生態・行動やくちばしの形状などによって草木の種を食べる地上フィンチ類や樹上で昆虫を食べる樹上フィンチ類に大きく区分される
今回のツアーでは7種まで確認しているが、同定はなかなか難しい
一般的にくちばしが太いのが地上、細いのが樹上で、色が黒いのがどの種類でもオス、白と茶のマダラはメスである
細かい種類にこだわらず、彼らの可愛い表情を紹介したい
b0144049_2142439.jpg
b0144049_214256100.jpg
b0144049_2143930.jpg
b0144049_21432254.jpg
b0144049_21433168.jpg
b0144049_21434180.jpg
b0144049_21435230.jpg
b0144049_2144594.jpg
b0144049_21441496.jpg
b0144049_21442663.jpg
b0144049_21443445.jpg


ガラパゴスマネシツグミ
アメリカにいるモッキンバードに近い種類といわれるが固有種で、諸島全体に4種が棲息するが、島単位では棲み分けている
ダーウィンが進化論に着想したきっかけの一つとされる
人を恐れず近くに寄ってくるので写真は撮りやすい
b0144049_21534076.jpg
b0144049_21535365.jpg
b0144049_2154475.jpg


ガラパゴスベニタイランチョウ
ガラパゴス探鳥の目玉となるのがこのタイランチョウ
赤と黒のコントラストが印象的だった
b0144049_2211467.jpg
b0144049_2212624.jpg


キイロアメリカムシクイ
フィンチ類ほどではないが、数多く見かけたのがこのムシクイ
頭に赤い帽子をかぶった黄色が濃いほうがオスである
b0144049_2243484.jpg
b0144049_2244826.jpg


ガラパゴスヒタキモドキ
地味な鳥で数も多くはなかったが、愛らしい小鳥である
b0144049_2263150.jpg
b0144049_2264543.jpg


オオハシカッコウ
黒くてわかりやすい鳥
この鳥は固有種ではないようだ
b0144049_22103238.jpg
b0144049_22104432.jpg


ガラパゴスノスリ
ガラパゴス唯一の猛禽類
島の食物連鎖のトップに君臨する
数が少ないので出会いは難しいかと思われたが、運良く写真を撮ることができた
b0144049_22142829.jpg
b0144049_22143879.jpg


by mustachio | 2010-09-22 22:18 | Comments(0)
2010年 09月 16日

ガラパゴス諸島探訪記(7)

ガラパゴスの鳥(1) 

基本的にどこへでも移動できる海鳥を別に分類するとガラパゴスの鳥の種類は少ない
それでも水鳥系は渡りをすることが多いので固有種は少なく、世界共通の鳥もいるようだ
第1部は水鳥系を整理することにしたい

オオフラミンゴ
イザベラ島のオオフラミンゴは定着しているが、固有種ではない
ケニアのフラミンゴのように数は多くないが、近距離からじっくりと観察することができた
b0144049_17423831.jpg
b0144049_17424725.jpg
b0144049_17425527.jpg


クロエリセイタカシギ
日本で見るセイタカシギによく似ているが、首の後ろ側が頭と同じように黒い
b0144049_17513261.jpg


ミユビシギ
シギの仲間は基本的にグローバル 日本と同じミユビシギが世界中にいる
b0144049_17545297.jpg


キョウジョシギ
こちらも北半球から南半球へ渡る国際派 日本と同じキョウジョシギだ
b0144049_17581992.jpg


ミズカキチドリ
ミズカキチドリはアラスカなどアメリカ大陸の鳥で日本では見られない
b0144049_183571.jpg


ホオジロオナガガモ
こちらもアメリカ系のカモなのだろうか 初めて見たカモだ
b0144049_1871896.jpg


シラガゴイ
ゴイサギの1種 エクアドル本土のグアヤキルの街でも出会った
岩の上にたたずむ姿が、海の色とマッチングしてとてもきれいだった
b0144049_18111750.jpg


by mustachio | 2010-09-16 18:13 | Comments(0)
2010年 09月 16日

ガラパゴス諸島探訪記(6)

ガラパゴスの海鳥(2)

一つ小休止を入れましたが、連載の「ガラパゴス諸島探訪記」を再開します

アカハシネッタイチョウ
グンカンドリの項で他の鳥を襲撃すると書いたが、御覧の通りアカハシネッタイチョウがグンカンドリに追われている
ネッタイチョウは全体的に優雅な姿かたちをしているが、人相(マスク)は意外と不細工だ
b0144049_15115686.jpg
b0144049_15134041.jpg


コアシナガウミツバメ
もう一つグンカンドリの苛めにあっているのがこの鳥 コアシナガウミツバメだ
b0144049_1517349.jpg

b0144049_15171967.jpg


アオアシカツオドリ
ガラパゴスで割とよく見かけたのがアオアシカツオドリ
飛んでいても地上にいても空色の脚がくっきりと目立つ
b0144049_15325830.jpg

b0144049_15332264.jpg
b0144049_1533382.jpg


ナスカカツオドリ
こちらのほうは数が少ないようで写真はこれだけしかない
b0144049_15355911.jpg


ガラパゴスセグロミズナギドリ
サウスプラザ島にミズナギドリが群れをなしていたが、動きが早くアップの撮影はできなかった
b0144049_1539458.jpg

b0144049_15395753.jpg

b0144049_1540992.jpg


クロアジサシ
日本でも南西諸島では繁殖するグローバルな海鳥
海鳥は行動範囲が広く、ガラパゴスにいてもこの鳥は普通種だ
b0144049_15593030.jpg

b0144049_15455852.jpg

b0144049_15461035.jpg


アメリカミヤコドリ
アメリカミヤコドリのガラパゴス亜種
日本でみるミヤコドリはユーラシア・アフリカのミヤコドリと共通種のようだ
b0144049_15512596.jpg


ヨウガンカモメ(イワカモメ)
海鳥編の最後はカモメ2種 どちらも固有種だ
特にこのヨウガンカモメは絶滅危惧種といわれている
見た目がクロアジサシによく似ているが、目の縁の白線が上下とも同形で半円状(クロアジサシは下半分が白い)
b0144049_16161557.jpg

b0144049_16162790.jpg

b0144049_16163942.jpg


アカメカモメ
強烈なインパクトのあるのがこのアカメカモメ
目が赤いのではなく、目の周りに太い赤いリングがある
いかにも異国の鳥で、今でもイメージが目に焼き付いている
b0144049_16223077.jpg
b0144049_16223867.jpg
b0144049_16224873.jpg


by mustachio | 2010-09-16 16:00 | Comments(0)
2010年 09月 16日

夏の終わりの山

夏の終わりの山/湯の丸高原

9月10日、家内と群馬・長野県境にある湯の丸高原を散策した
9月上旬は猛暑が続いていて群馬の山荘で避暑生活を送っていたが、「そろそろ秋の気配が」というタイミングで山歩きをした
湯の丸山・烏帽子岳の近辺は、スキー場もあるのだが、比較的環境保全がなされていて山(高原)の動植物が豊富なのでフェイバリット・フィールドである

写真は蝶と植物だけをセレクトしたが、暑い日だったせいか、「秋」より「夏」のイメージが強く感じられた

クジャクチョウ
クジャクチョウは最盛期  新鮮な個体が数多く花に来ていたが、この蝶とマッチングが良いマツムシソウはピークを過ぎた印象だった
b0144049_11304958.jpg


アカタテハ
アカタテハはどちらかというと里山の蝶 夏の高原ではあまり見かけないが、初秋に数が増えるように思う
b0144049_1137288.jpg


シータテハ
こちらは間違いなく高原の蝶だ 良く似ているキタテハのほうは平地の蝶だが、山に来るとシータテハのほうが多い キタテハより翅の切れ込みが深く、特に秋型はその傾向が強くなる
写真の吸密植物はクガイソウ
b0144049_11421254.jpg


キベリタテハ
林の中で日向ぼっこのキベリタテハを見かけた
普通、山頂付近で見かけることがあるが、この日はこの1頭しか見ていない
b0144049_11454635.jpg


キアゲハ
その山頂付近では(この日は)あまり蝶を見かけず、常連のキアゲハだけが縄張りを張っていた
b0144049_11504550.jpg


アサギマダラ
アサギマダラも飛んでいるのはかなり見かけたが、吸密中の個体は少なかった
b0144049_1154618.jpg


イチモンジセセリ
9月にイチモンジセセリが多いのは昔からだが、今年は山でも街でもどこへいってもこの蝶が多い
7月までに多かった各種のセセリチョウ類が全く姿を消してしまい、セセリチョウはすべてイチモンジという状態になっている
b0144049_11584012.jpg


ゴイシシジミ
この日のゴイシシジミとの出会いは想定外だった
都会にも棲息している(棲息していたが正解かもしれない)ので山の蝶という感じは全くない
アブラムシを食する肉食系なので、絶滅危惧種の仲間入りを心配していたが、高原の笹原にはまだまだ健在のようだ
b0144049_1253215.jpg


ハクサンフウロ
植物図鑑などでは「春の花」「夏の花」「秋の花」を分類しているものが多いが、実際に夏の花と秋の花を区分するのは難しい
北海道や高山など8月には秋が始まるので、両者が混在するのが実情だろう
ハクサンフウロはどちらかといえば夏の花だろう
b0144049_122243100.jpg


ヤナギラン
こちらも夏の終わりを感じさせる花 湯の丸ではもう盛りを過ぎていた
b0144049_12261912.jpg


カワラナデシコ
同様に「夏」に分類されると思う 赤系の花は「秋」のイメージと合わないようだ
b0144049_12285356.jpg


シャジクソウ
北海道で見ることが多いが、関東近辺ではほとんど見られない
この地域には昔から残っている
b0144049_12321574.jpg


オヤマリンドウ
赤(ピンク)系の花が「夏の花」なら紫のリンドウは「秋の花」
草津から嬬恋にかけて多い花である
b0144049_12372015.jpg


アキノキリンソウ
秋の花で多いのがキク科の黄色い花
こちらは名前に秋がつく、代表的な季節の花だ
b0144049_12403189.jpg


ハンゴンソウ
キオンとともに林間に黄色が目立つ花 葉が裂けているのでこちらはハンゴンソウ
b0144049_1244437.jpg


ゴマナ
この日はゴマナの群落を良く見かけた
こちらも秋の花の代表の資格がありそうだ
b0144049_12462082.jpg


ヤマハハコ
母子草の仲間は夏と秋の中間型だろうか
花の中心が茶色になっているので雄花のほうだと思う
b0144049_12504628.jpg


ウメバチソウ
登山道の脇に見つけたウメバチソウ
アップで見ると面白い形をしている(写真の葉の部分は別の植物)
b0144049_125432100.jpg


by mustachio | 2010-09-16 12:56 | Comments(0)
2010年 09月 07日

ガラパゴス諸島探訪記(5)

ガラパゴスの海鳥(1)
哺乳類と異なり、鳥類は1000キロの海を渡ることができるものも多い
特に海鳥は飛行能力があるように思えるが、渡りの必要がないせいか行動半径はさほど広くないようで、ガラパゴスの固有種または固有亜種になっているものが多いようだ

ガラパゴスペンギン
最初の写真に着目していただきたい
サボテンを背景に野生のペンギンが写っていてちょっとした違和感を感じると思う
赤道直下の島にペンギンが棲んでいるのだ

イザベラ島の近くにあるティントレラス岩礁にガラパゴスペンギンの繁殖地がある
ガラパゴスペンギンはフンボルトペンギン属に属し、マゼランペンギンに近い種である
寒冷地域に棲むはずのペンギンが棲めるのはガラパゴスの近くを寒流が流れているためで、島の生活は暑さを感じない(東京の夏のほうが数倍も暑い)
彼らにとって生活上の難点はエルニーニョで、海面近くの海水温が上がると、餌の魚が海の底に移動してしまい、採餌が難しくなるという

b0144049_1652117.jpg
b0144049_1653331.jpg
b0144049_1654569.jpg
b0144049_1655418.jpg
b0144049_166493.jpg
b0144049_1661377.jpg
b0144049_166228.jpg
b0144049_1663232.jpg
b0144049_1664514.jpg


カッショクペリカン
ペリカンはどちらかというと熱帯の鳥だと思う
ガラパゴスの人の住む島には必ずカッショクペリカンがいて港や船の近くで餌を採っていた
(このペリカンは固有種ではなく固有亜種だそうだ)
体色が褐色なのは幼鳥やメスで、オスの成鳥は頭が白くきりっとした顔立ちをしている

b0144049_16202327.jpg

b0144049_16204034.jpg
b0144049_16204976.jpg
b0144049_1621831.jpg
b0144049_16212299.jpg
b0144049_16213273.jpg
b0144049_16214538.jpg
b0144049_16215329.jpg


アメリカグンカンドリ
グンカンドリはガラパゴスで是非会いたかった鳥の一つ
特にオスの赤いのど袋によるディスプレーは写真にしたかったので、ノースセイモア島の繁殖地で出会ったときは感動を覚えた(この赤いのど袋は空を飛んでいるメスに存在を示すために膨らませるようで飛行中も膨らませていることが多い)

b0144049_1635783.jpg
b0144049_16351751.jpg
b0144049_16353698.jpg
b0144049_1635474.jpg

さて、このグンカンドリ(フリゲートバード)だが、名前の通り戦闘行為(具体的には他の鳥からの餌の略奪)を行う
アカハシネッタイチョウやコアシナガウミツバメを複数のグンカンドリが襲うところを何回か見かけた
この地域ではまさに「普通の鳥」で、飛んでいる姿はどこでも見ることができる(メスは真っ黒ではなく、胸が白くて頭だけ黒い 幼鳥は頭まで白い)
b0144049_16481478.jpg
b0144049_16483148.jpg
b0144049_16484286.jpg
b0144049_16485355.jpg
b0144049_1649177.jpg
b0144049_16491581.jpg
b0144049_16492480.jpg

どういうわけか航行中の船に沿って飛ぶことがあり、長い時間われわれのボートを追ってきたことがある
デジ一眼と望遠レンズは不要で、コンパクトデジカメで十分アップを押さえることができた
b0144049_17155344.jpg

b0144049_1716157.jpg


オオグンカンドリ
グンカンドリにはもう1種、オオグンカンドリがいる
良く似ているので飛んでいる状態では判別が難しい
オスは黒い羽に若干緑色を帯びた光沢があり、メスは胸の黒と白を分ける線が水平になることで識別する
(幼鳥は頭の白い部分が褐色を帯びる)
b0144049_179119.jpg
b0144049_1792171.jpg
b0144049_179323.jpg
b0144049_1794163.jpg


by mustachio | 2010-09-07 17:20 | Comments(0)
2010年 09月 06日

ガラパゴス諸島探訪記(4)

ガラパゴスの哺乳類

大陸から1000キロもあるため、クジラや海獣以外の哺乳類は自力でガラパゴスへ渡ることはできない
人為的に持ち込まれたものを別にすると、ガラパゴスの哺乳類はアシカとオットセイの2種しかいない
非常によく似ている両種だが、基本的な違いはアシカがパナマ海流によって北から来た生物、オットセイはペルー海流によって南(南極寄り)から来た生物である点だ

ガラパゴスアシカ
こちらは各島のあちこちにゴロゴロしている
特に砂浜や温まった岩の上で昼寝をしていることが多く、オットセイは乾いた地表で昼寝をすることはないという
(ちなみにアシカは飼育しやすい動物で、「オットセイの曲芸」と称するものは100%「アシカの曲芸」だそうだ)
素人が見た目でアシカとオットセイを見分けるのは難しい
b0144049_17334818.jpg
b0144049_17335923.jpg
b0144049_1734912.jpg
b0144049_17342091.jpg
b0144049_17342933.jpg
b0144049_17344011.jpg
b0144049_17344864.jpg
b0144049_17345857.jpg
b0144049_1735951.jpg


ガラパゴスオットセイ
アシカと比べてオットセイは少し小ぶりである 基本的に寒い海の生物であるため少し毛深い
顔はアシカのほうが犬に似て鼻が尖っているという 前鰭(前足)はオットセイのほうが発達している
いろいろ講釈があるが個体差が多く、フィールドではあまり役に立たない
写真をオットセイと同定した理由は簡単で、現地ガイドが教えてくれたからだ
b0144049_17501073.jpg
b0144049_17501934.jpg
b0144049_17502763.jpg


by mustachio | 2010-09-06 17:52 | Comments(0)