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2012年 03月 03日

カナダの冬鳥(4)

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エボシクマゲラ (Pileated Woodpecker)
カナダの冬鳥(4)は小鳥編(またはその他編)
猛禽や水鳥は比較的大型で渡りをする鳥も多いことから日本の鳥と共通の種も結構多いが、小鳥類は移動範囲が狭いこともあって共通の鳥が少なく、初めて見る鳥ばかりで興味深い
その中でも特にインパクトがあったのがこのエボシクマゲラである
日本(主として北海道)で見られるクマゲラはユーラシア系、全身が黒く頭頂部が赤い大型のキツツキで人気がある
アメリカのクマゲラも大きさは同じくらいなのだが、顔から首にかけて白帯があることと頭頂部の赤が冠状になっている点で、はるかに迫力がある
今回はそのエボシクマゲラがドラミングする姿を間近に観察することができた
望遠レンズではアップしか撮れないような距離だったので、クローズアップの写真をご覧いただくこととしたい
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ハシボソキツツキ (Northern Flicker)
北米固有のキツツキ
アメリカの図鑑によると口髭の部分が黒いタイプと赤いタイプがあり、髭の黒いほうは代わりに後頭部に赤い帯を持っている(赤髭のほうは後頭部は赤くない)
写真は黒髭タイプだ
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セジロコゲラ (Downy Woodpecker)
背中が白いのでセジロコゲラ
大きさが異なるが全く同じようなデザインでセジロアカゲラというのもいる
どちらもアメリカでは普通種で日本のアカゲラとコゲラくらいのイメージだ
日本のコゲラは頭頂部が赤くないが、セジロコゲラのほうはセジロアカゲラと同様頭頂部が赤い(写真の鳥が赤くないのは残念ながらメスだからである)
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ヒメコバシガラス (Northwestern Crow)
アメリカのカラスは基本的にはAmerican Crow といって北米全域に定着している
このヒメコバシガラスはだいぶ小型のカラスでアラスカ・カナダの西海岸にしかいない種のようだ(アメリカガラスの亜種という説もある)
写真的には面白くないのだが、海外に出ると一応カラスの写真も撮っておかなければならない
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ハゴロモガラス (Red-winged Blackbird)
ハゴロモガラスはカラスの仲間ではなく、英名の通り赤い羽根を持ったブラックバードだ
カラスの仲間はすべて真っ黒というわけではなく、アジアには黒と白のツートンカラーがいるし、ヨーロッパには真っ赤なクチバシや真っ黄色なクチバシのカラスもいるが、羽の赤いカラスは見たことがなかった
さて、このハゴロモガラスだが、大きさや群れを組む習性はムクドリによく似ていて、バンクーバーではカラスよりもはるかに数が多かった
写真で見るとまさにカラスの顔だが、肩の部分の赤と黄色の派手な斑点に着目していただきたい
日本のカラスにもこのような色彩感覚があれば、もっとみんなから愛されると思うのだが
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ホシムクドリ (European Starling)
ヨーロッパ原産でアメリカでは外来種   19世紀末にアメリカに移入されてあっという間に北米全体に拡がってしまったようだ
人を恐れず人の食べ残しを狙うカラスに似た存在だが、成鳥は写真のように結構きれいなので、目の敵にされることはない
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テリムクドリモドキ (Brewer's Blackbird)
酒造りに関係があるのかと思ったら、ブルーワーさんという鳥類学者に由来する名前のようだ
アメリカにはオープンカフェのような屋外で食事をする施設が多いが、そのような場所にはこのテリムクドリモドキと前述のホシムクドリが集まってきて人間の食べ残しをついばんでいる
(テリムクドリモドキはもともと西海岸の鳥で、ニューヨークなど東海岸にはいないようだ)
この鳥の面白いところはオスとメスの違い  動物や鳥ではオスとメスで姿形が違うのは珍しいことではないが、目つきだけは良く似ているのが普通だ  ところがテリムクドリモドキはオスとメスで目の色が全く違う
写真をよくご覧いただきたい(目が黄色いのがオス、黒いのはメス)
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ステラーカケス (Steller's Jay)
昨年夏、ワシントン州レーニエ国立公園で出会ったステラーカケスに再会した
このカケスはロッキー山脈を境にして西部アメリカに勢力を張っており、ロッキーより東はBlue Jay(青カケス)のシマとなっているようだ
このカケスの青い羽根は何度見ても美しい
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ムナオビツグミ (Varied Thrush)
季節のせいなのだろうか、ツグミの仲間はあまり見かけなかった
このムナオビツグミは胸に黒い横帯が目立つのだが、メスはオスほどはっきりしていない
さらにオスのほうは頭から背中が青灰色で美しいらしいが、残念ながらメスにしかお目にかかれなかった
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コマツグミ (American Robin)
日本名の通りれっきとしたツグミの仲間なのだが、英名ではアメリカンロビンで通っている
確かに背中のグレーと胸のオレンジ(赤茶色)の色彩バランスはヨーロッパコマドリに似ているが、目の周りの感じが全く違うのでコマドリとは違う感じがする
コマツグミは個体数が多く、結構良い被写体になってくれた
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ワキアカトウヒチョウ (Spotted Towhee)
トウヒチョウという鳥は今回初めて聞いた名前だった  「逃避鳥」かなと勝手に漢字をイメージして見たが何のことはない英名の Towhee がそのまま日本語になっただけ、その Towhee も意味のある言葉ではなく単に鳴き声からついただけのようだ
この鳥は大きさと配色がコマツグミによく似ていて紛らわしい 明らかに違うのは目つきでコマツグミは優しい目をしているが、こちらは赤い目で睨みつける  よく見ればコマツグミが胸から腹全体が赤い(茶色)のにトウヒチョウのほうは脇だけが赤い
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アメリカキバシリ (Brown Creeper)
日本で見るキバシリは旧大陸系で Eurasian Creeper という イギリスのキバシリと日本のキバシリは同一種だ
アメリカのキバシリは種が異なるが、色も大きさも全く同じで、私のような素人には区別がつかない
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ウタスズメ (Song Sparrow)
名前の通り「歌雀」 特に声が美しいというわけではなく鳴き方(リズム)に特徴があるらしいが、現地では確認できなかった
次のゴマフスズメとよく似ていて藪の中では見分けにくいが、クチバシの基部から後頭部に向かう白や灰色の筋が識別ポイントのようだ
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ゴマフスズメ (Fox Sparrow)
見た目に狐のイメージはなく、英名の由来はわからない
胸のゴマ斑は特徴があるが、前のウタスズメにもゴマ斑がある
日本の分類ではスズメ目の鳥は多いが、名前にスズメがつく鳥はほとんどない
北アメリカではヒメドリやシトドなどみんな Sparrow、良く似た鳥が多く同定に苦労させられる
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アメリカコガラ (Black-capped Chickadee)
日本ではカラの仲間は数も種類も多いが、アメリカではコガラがほとんどで、このアメリカコガラとカロライナコガラが南北に棲み分けているらしい
アメリカのコガラは結構人に慣れていて、手のひらに餌を載せて待っていると食べにくる
餌は塩を加えていないピーナッツで公園などで売っている
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クリイロコガラ (Chestnut-backed Chickadee)
こちらは北アメリカ西海岸の限定種
肩から背中にかけて栗色なのでわかりやすいと思うのだが、アメリカコガラも脇に茶色の部分があり、判別は難しい
写真の鳥はクリイロだと思うが肝心の茶色の部分が枝の陰でわかりにくい
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チャガシラヒメドリ (Chipping Sparrow)
昨年夏のカナディアンロッキー以来、半年ぶりの再会だ
どうもこの鳥は普通種のようで、雀ほどではないがどこでも見られるように思う
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ユキヒメドリ (Dark-eyed Junco)
ユキヒメドリは北アメリカに広く分布するポピュラーな小鳥 英語でジュンコという
模様や配色などバリエーションが多いので結構判別が難しい
バンクーバーで見たのはすべて頭が黒いオレゴンタイプで、これはわかりやすかった
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オウゴンヒワ (American Goldfinch)
全体は黄色、羽の先の黒と白の縞模様が印象的だ  雰囲気はマヒワに似ているがマヒワはユーラシア系である
マヒワと同じように群れを形成する傾向があるようで、木の枝に残った実を仲良くつついていた
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マツノキヒワ (Pine Siskin)
この鳥の名前は現地で確認できたわけではない
帰ってから北アメリカの鳥の図鑑を念入りにチェックした結果、この鳥が浮かんできた
ヒワにしてはクチバシが細いのも特徴らしい
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キガシラシトド (Golden-crowned Sparrow)
キガシラシトドにはちょうど1年前に日本で対面している 場所は松戸の近くの江戸川河川敷だ (ホームページ「古希からのネーチャーフォトライフ」の「日本の自然(2011年版)」を参照いただきたい)
アメリカとユーラシアでは鳥の種類が異なり、特に飛翔力の弱い小鳥はその傾向が強い
松戸のキガシラシトドも基本的にはアメリカの固有種なのだが、渡りの途中、何かの間違いで日本に紛れ込んでしまったようだ
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ミヤマシトド (White-crowned Sparrow)
「カナダの冬鳥(4)」に出てくる小鳥の中で日本の鳥の図鑑に登場するのは、前述のキガシラシトドと本種だけのようだ
頭部に白と黒の縞模様がある珍しい鳥で、もちろん日本では見たことがない
向こうでは普通種のようだが、写真が撮れた時はさすがにうれしかった
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メキシコマシコ (House Finch)
最後は赤い鳥
英語の名前からして普通種らしいが現地ではあまり見かけなかった
というか、一行5人のうち撮影できたのはベテランを差し置いて私だけなので、良い印象を持っている
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by mustachio | 2012-03-03 17:42 | Comments(0)
2012年 03月 02日

カナダの冬鳥(3)

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カモメ (Mew Gull)
水鳥としてはカモメとカモが残ったので、まずはカモメの仲間から入ることとしたい
トップバッターはカモメ
たくさんあるスミレの仲間の中に「スミレ」という種があるように、カモメの仲間にも「カモメ」という種類がある
カモメの仲間は種類が多いうえにお互いによく似ているので識別が難しい
標準的なカモメではカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメが識別できれば、一応バードウォッチャーを名乗ってもいいと思う(私個人としては自信がない)
さて、そのカモメだが背中の灰色が薄く尾は白い 脚は黄色 クチバシも黄色で目立った班がない
日本の「カモメ」とカナダの「カモメ」は亜種レベルで異なるようだが、その識別まではできない
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ワシカモメ (Glaucous-winged Gull)
現地では一番数が多かったのがこのワシカモメ
北アメリカの西海岸からシベリアの東部まで北太平洋の限定種だが、日本でも北海道・東北地方では普通に見られる
カモメは生まれてから少しずつ羽の色が変わっていき、1年目、2年目、3年目までは茶色で4年目位にいわゆるカモメらしい成鳥になることが多い
ワシカモメの特徴は翼の先(初列風切り羽)が黒くないことなのだが、幼鳥ではそれがわからない
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カナダカモメ (Thayer's Gull)
カナダに行けば普通にカナダカモメが見られるという先入観があったが、そんなことはなかった
多くのカモメの中からやっと見つけて撮った写真である
クチバシや脚の色などの特徴はセグロカモメに良く似ているが、小型で脚が短く、クチバシも小さく頭が丸いなどのはっきりしない(抽象的な)識別ポイントがある
日本でも千葉の銚子港には毎年来ているようだ
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クロワカモメ (Ring-Billed Gull)
クチバシに黒い輪の模様があるのでわかりやすい
北アメリカ全体に広く分布するようだが日本には記録がない
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シロカモメ (Glaucous Gull)
Glaucous というのは緑灰色(淡緑青色)を表す形容詞のようだ
北極圏のカモメだが、近い種類のワシカモメよりは棲息域が広くアメリカ以外にユーラシアの北部にも広く分布するらしい
冬には南下してくるための日本でも見ることができる
北の国には白い鳥が良く似合う
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マガモ (Mallard)
マガモは国際的普通種
さすがに熱帯地方では見かけないが、アジア・ヨーロッパ・アメリカやオーストラリアでも見ることができる
バンクーバーの公園にもたくさんのマガモがいた
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オナガガモ (Northern Pintail)
こちらのオナガガモもマガモと双璧をなす国際的普通種(それでもオナガガモは北半球限定のようだ)
ただ今回のカナダではあまり見かけなかったように思う
最近はだいぶ減ってしまったが昔は近所の石神井公園にウジャウジャといたので、シャッターを切る気がしなくなってしまっている
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アメリカオシ (Wood Duck)
オスのオシドリに関しては東洋のオシドリ (Mandarin Duck)とアメリカオシとは全く印象が違う
配色などは良く似ているのだが、顔つきが違うので西洋人と東洋人の差以上に別種の印象が強い(人間のほうは確かに両方とも同一種だ)
それでもメスは両種とも全く同じような顔をしているのが面白い
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アメリカヒドリ (American Wigeon)
アメリカつながりで次はアメリカヒドリ
こちらは新大陸(アメリカ)と旧大陸(ユーラシア)でヒドリガモと棲み分けている
ユーラシア系のヒドリガモ(オス)は顔が赤茶色だが、アメリカヒドリは目から後方にマガモと同色の緑色の帯が入る
それでも額から頭頂にかけてのクリーム色や灰色のクチバシは両種共通だ
日本でもヒドリガモの集団にアメリカヒドリが紛れ込んでいることもあり、両種の交雑種も増えてきているようだ
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アメリカコガモ (Green-winged Teal)
もう一つ名前にアメリカのつく鴨はアメリカコガモ
ただしこちらは亜種レベルの区分で日本(世界中)にいるコガモと同じ種である
ヒドリガモと同様、日本のコガモの中にアメリカコガモが紛れ込んでいることがあって、熱心なバードウォッチャーはコガモの群れを1羽1羽観察している
ところでコガモとアメリカコガモの相違点が面白い  形も色もそっくりなのに体の側面にある白線が、コガモは横(水平)、アメリカコガモは縦(垂直)なのだ 自然界にはジョークのような事象が起こるものだと感心してしまう
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ホオジロガモ (Common Goldeneye)
どちらかというと海の鴨の印象が強いが、日本でも普通に見られるグローバルな鴨である
特徴はクチバシの付け根にある大きな白い円形斑でこれが「頬白」の由来だ
英名では目の色がテーマでゴールデンアイと名付けられている
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キタホオジロガモ(Barrow's Goldeneye)
極めてまれな迷鳥として日本の図鑑にも登場するが、こちらは北米限定種だ
金色の目以外は白と黒の2色刷りである点はホオジロガモと共通だが、「頬白」の部分が円形ではなく縦長である
バンクーバーではキタホオジロガモの群れが海に浮かんでいて、外国に来ていることを強く意識させてくれる
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スズガモ (Greater Scaup)
日本でも大群が海に浮かんでいるのを見ることができるスズガモ
北半球限定だがヨーロッパ、アジア、アメリカ共通の普通の海鴨である
良く見るとスズガモもホオジロガモのようにゴールデンアイなので感じが似ているが、スズガモのほうは頭から胸まで真っ黒で、嘴は灰色である(もちろん頬は白くない)
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コスズガモ (Lesser Scaup)
コスズガモは北アメリカ特産種  夏はカナダなどで繁殖し、冬は中央アメリカ方面へ渡る
日本でも記録があり、家内の話では6~7年前に上野の不忍池で撮影できたという
スズガモにそっくりな鳥で、いることがわかっていれば話は別だが、最初の発見者はどうして判別できたのだろうか不思議に思う
ちなみにスズガモとの識別ポイントは頭の形で、スズガモのほうは頭が丸く額も前に突出する感じだが、コスズガモのほうは後頭部に断崖絶壁のような角ばった感じのする部分がある
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オオホシハジロ (Canvasback)
茶と黒とグレイの3色からなるホシハジロも旧大陸と新大陸を棲み分けている
日本にいるのはもちろんユーラシア系のホシハジロ
アメリカ大陸にはアメリカホシハジロとオオホシハジロが棲んでいるが、今回の撮影行ではアメリカホシハジロとの出会いはなかった
オオホシハジロは大きく顔もクチバシも長いので見た目がホシハジロとはだいぶ違う
ホシハジロとオオホシハジロの共通点は目が赤いことで、今回見られなかったアメリカホシハジロはホシハジロによく似ているが目が黄色い
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ヒメハジロ (Bufflehead)
ヒメハジロも基本的にはアメリカのカモだが冬鳥として日本に飛来することもあり、特定の場所に行けば日本でも見ることができる
顔(頭部の前面)、胸、背中が黒で頭とお腹が白というデザインで遠目にもよlく目立つが、実は顔の部分は真っ黒ではなく緑と紫の光沢を持つ
この光沢は順光でないと確認できないが1枚目の写真はきれいに色が表現されていて美しい
メス(3枚目の写真)はホオジロガモに似たデザインで、これもまた面白い
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ビロードキンクロ (White-winged Scoter)
Scoter はクロガモのことで羽に白色部分のあるキンクロハジロ
Velvet Scoter という英名もあるようで日本名はこちらから来ているようだ
日本でも結構姿が見られるがたいてい沖合に浮かんでいるのでアップの写真は撮れない
特徴は目の周りにある白斑で、吊目状に後方が跳ね上がっているため我が家ではツリメキンクロの異名を持っている
今回はツリメ君に間近でお目にかかり、アップの写真を撮ることができた
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クビワキンクロ (Ring-necked Duck)
真っ黒な頭と胸の境に褐色の首輪があるというがほとんど目立たない
これも北アメリカの鳥でユーラシアのキンクロハジロと棲み分けている
日本にも普通のキンクロハジロは後頭部にちょん髷(冠羽)があるが、クビワキンクロにはなく、特徴はクチバシの基部と先端にある白線である(それ以外の黒と白の羽模様は両者全く同じである)
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アラナミキンクロ(Surf Scoter)
英名は波乗りクロガモでまさにサーファーそのものである
ビロードキンクロによく似ているが白斑がクチバシの周り、額、首の後と身体の中央部に配置されているので印象は全く違う
こちらはアメリカのカモだが日本にも飛来することがあるようで日本の図鑑には載っている
もちろん日本では見たことがなくて今回のバンクーバーで初対面
群れをなして海に浮かぶ姿はキタホオジロガモとともに忘れることができない
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by mustachio | 2012-03-02 12:02 | Comments(0)