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2013年 07月 27日

群馬の夏休み・蝶編

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7月は「蝶の季節」だ
例年だと未撮影の蝶を追ってあちこち動き回るシーズンだが、さすがに未撮影種も数が絞られてきて遠征の機会(ある意味で旅費の原資)も少なくなり、だんだん落ち着いて過ごせるシーズンになった
今年は山荘に引きこもり、群馬の夏の蝶をねらった
ターゲットは「高山蝶」に定義されるミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウである
これらの蝶は採集禁止が徹底され、シーズンには監視員も巡回しているので確実に数が増えていると思われる
要するにポイントに行けばいくらでも撮影できるのだ
やはり蝶は「採集禁止」を強化した方がいいと思う

ミヤマシロチョウ
北海道のエゾシロチョウほどではないが、ミヤマシロチョウの数は確実に増えてきていると思う
非常に人慣れした蝶で、人間の汗にも寄って来る
写真のように家内の登山用ストックにしがみついて離れない個体がいた
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ミヤマモンキチョウ
まず、お断りしておきたい
最初の写真であるがご覧の通りカモシカの親子の写真である
「コマクサ祭り」の当日、白根山で撮影した
で、なぜミヤマモンキチョウと思われるかもしれないが、中央のやや下のほうを見ていただきたい
明らかにミヤマモンキチョウとわかる蝶が飛んでいるのを確認いただけただろうか
要するにシーズンの白根山ではミヤマモンキチョウはモンキチョウよりはるかに数が多い普通の蝶なのである
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コヒョウモンモドキ
問題はこちらのコヒョウモンモドキ
ミヤマシロチョウのポイントには数年前までウジャウジャといて撮影意欲もわかない蝶だった
それが急速に数を減らしてしまい今回もわずか4~5頭を確認した程度だった
(中になれなれしい個体がいて私の登山靴で吸水(吸汗)してくれたのでマクロレンズでしっかり撮影することはできたのだが)
近似種のヒョウモンモドキは以前たくさんいた中部地方から姿を消してしまい、絶滅危惧種となって中国地方で保護対象となっている
今年は岡山までウスイロヒョウモンモドキの撮影に出かけたが、コヒョウモンモドキも保護活動が急務だと思う
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ヒョウモンチョウ・ウラギンヒョウモン
ヒョウモンの仲間ではこの2種を確認しただけだった
群馬県は長野県よりヒョウモン類が少ないように思う
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ツマグロヒョウモン
ひとつ忘れていた
ヒョウモンの仲間のツマグロヒョウモンのオスが山頂でテリを張っていた
都会にも住めるツマグロヒョウモンがわざわざ高いところまで出張って来ることもないように思うが
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イチモンジチョウ・フタスジチョウ・ミスジチョウ
こちらは1,2,3のそろい踏みだ
湯の丸山周辺にはフタスジチョウが結構多い 山荘の周辺にはコミスジもホシミスジも多いのだが、今回は見つからなかった
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ヒオドシチョウ・エルタテハ
似たもの同士でヒオドシチョウとエルタテハ
後翅外縁にブルーが見えるほうが平地にもいるヒオドシチョウ
山地ではエルタテハのほうが多いと思いきや、山頂でヒオドシチョウがテリを張っていた
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クロヒカゲ・ヒカゲチョウ
登山道の下のほうではクロヒカゲが多かった
群馬のこの辺りでは懸案のクロヒカゲモドキがいないので神経を使うことはない
写真の下のほうは後翅裏面の線の形からヒカゲチョウだと思う
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ヒメキマダラヒカゲ
登山道ではヒメキマダラヒカゲが多い 普通のキマダラヒカゲ(ヤマキマダラヒカゲ)もいるのだが、数は少ない
数が多いので飛翔写真を狙ってみたが不成功に終わった
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セセリチョウ類
7月なのでセセリはハイシーズンである
上から順にヒメキマダラセセリ♂、♀、コチャバネセセリ、コキマダラセセリ♂、スジグロチャバネセセリといったところだと思う
そういえば今年はキバネセセリを見ていない
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ルリシジミ♀
ルリシジミのメスを久しぶりに見かけたのでシャッターを押した
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ヒメシジミ♀
こちらもメス
ヒメシジミは発生直後の6月は圧倒的にオスが多かったが、もうメス主体のシーズンに入った
オスも生きてはいるが翅が傷んで写真向きではない
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ジョウザンミドリシジミ
我が山荘の近くにジョウザンミドリシジミのポイントがある
発生のタイミングは例年7月の初旬で、今回は少し時期が遅くオスはかなり翅が傷んでいた
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エゾミドリシジミ
最後はエゾミドリシジミ
毎年覗いてみるポイントがあるが昨年はタイミングが悪く、全く現れなかった
今年も数は少なかったが、元気にテリトリーを張っていたので、一安心というところだ
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by mustachio | 2013-07-27 18:17 | Comments(0)
2013年 07月 27日

群馬の夏休み・植物編2

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今回は湯の丸山編の続編
草津のわが山荘から南へ行くと浅間山系、北へ行けば白根山系から長野の志賀高原へと続く
白根山系はもう少し若い頃、スキーのホームゲレンデにしていたので土地勘はあるが、夏場はあまり訪れることがない
(蝶に関してはミヤマモンキチョウの多産地なのだが、そのシーズンは他へ遠征することが多く何年かに1度歩く程度である)
今年は東京が猛暑で草津滞在が1週間以上となったため余裕があり、ミヤマモンキのシーズンに白根山系を歩いた
特に意識はしていなかったが、撮影した写真をみると、南の浅間山系(湯の丸山周辺)との重複がない
植物の生育環境としてあまり差異はないと思うのだが、そのうち検討してみたい

白根山からの展望
白根山から北には北信五山、西の方向には北アルプス連峰が眺められる(冬場は確実に見られるが、夏は北アルプスが見える日は少ない)
今年は、タカネヒカゲ撮影のため、北アルプスに挑戦の予定だ
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オニシモツケ
厳密にいうと白根山系とのつながりはないのだが、マイフィールドになっているバラギ湖集権の植物からアップして行きたい
まずはオニシモツケ
特に美しい花ではないが、この花を見ると夏の北海道のイメージがわいてくる
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カラマツソウ
まだ仕事人間の頃、土日中心で植物写真を始めた頃名前を覚えた
見る機会は割と少なく、北海道やロープウエイで上がるような高山で見ることが多いような気がする
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シシウド
セリ科の花は難しいが、いかにもシシウドらしい形をしているのでシシウドで間違いないと思う
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オタカラコウ
一応オタカラコウと推定したが、若い花なのに花びらが不完全なところを見るとメタカラコウかもしれない
草丈は1メートルくらいだった
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チダケサシ
東京近郊など、どこでも割と普通に見られる植物
トリアシショウマと同じアスチルベの仲間で、こちらはピンク色である
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ヤマオダマキ
ヤマオダマキは花のシーズンが長いように思う
バラギ湖周辺では6月から咲き始めて1ヶ月以上咲いているようだ
この花は湯の丸山周辺にも多かった
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ノハナショウブ
同じフィールドのアヤメ系の花は、6月のアヤメからノハナショウブに変わっていた
こちらは複雑なアヤメ模様がなく、赤紫の単色である
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ツマトリソウ
ここからは白根山の花
ツマトリソウはハイシーズンで林道脇に多かった
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マイヅルソウ
こちらも地味の代表のような花
葉の形が鶴が舞う形に似ているので舞鶴草というのだがあまりピンとこない
そういえば群馬県の形も鶴が飛ぶ姿といわれているのをご存じだろうか
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ゴゼンタチバナ
白一色の花は数多い  基本的に清純なイメージがあるのでみんなから愛されている
(ドクダミは例外のようだが)
そういえばドクダミとゴゼンタチバナは良く似ているように思う
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ギンリョウソウ
登山道わきにギンリョウソウを見つけた
色素(葉緑素)のない半透明の植物である
寄生植物のナンバンギセルに似ているが、ギンリョウソウは他の植物には寄生せず、腐葉土から養分を摂取する
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イタドリ
イタドリは山頂近くの岩礫地に多いタデ科の植物
花の色はピンクでなかなか美しい
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ミヤマヤナギ
ネバリノギランに白髪が生えたような植物があった
後で図鑑を調べてみるとミヤマヤナギらしい
白い綿毛はヤナギ科の特徴である
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ヒメシャジン
岩礫地にはヒメシャジンが見られた
キキョウ科の花を見ると、何となく秋を感じる
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コマクサ
この日白根山に登ったのは「コマクサ祭り」が開催されていたからである
もともと白根山にはコマクサが自生しているのだが、数が減ってきて地元では意図的にコマクサを植えて増やしたらしい
頂上近くの砂礫地には確かにコマクサが群生していて華やかだった
ただ、その宣伝効果が出すぎて当日登山道は富士山並みの人出、次から次から人が流れてくるので落ち着いて写真を撮ることもできず早々に退散した次第である
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by mustachio | 2013-07-27 15:05 | Comments(0)
2013年 07月 26日

群馬の夏休み・植物編1

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我々のようなリタイアド・ジェネレーションにとっては「夏休み」という表現は適切でないかもしれない
それでも「夏休み」という言葉には独特の思い入れがあり、語感だけで「躍動感のある楽しさ」を引き出してくれる
7月に入って我々夫婦は群馬・草津の山荘に引きこもった
引きこもったというのは都会の喧騒と猛暑から退避したという意味で、もちろん雨さえ降らなければアウトドアライフを満喫することになる
山荘は北へ行けば白根山系、南へ行けば浅間山系へ1時間以内というポジションにあり、自然を楽しむ前線基地となっている
撮影した写真もかなり多いので、植物編1(湯の丸山周辺)、植物編2(白根山周辺)、蝶編の3部作に整理してアップしたい

湯の丸山周辺
湯の丸山は群馬県と長野県にまたがる山
長野県の軽井沢など東信地方が関東側に食い込んでいるため山荘の位置から真南へ走ると長野県になる
この地域にはミヤマシロチョウ、ミヤマモンキチョウなどの高山蝶が健在で、彼らに出会うため山へ登るが、植物相も賑やかで楽しい
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ウスユキソウ
写真掲載順は登山口から山頂へ向かう流れにする
ウスユキソウの仲間は高山植物として扱われることが多いが、ウスユキソウ自体は山岳植物であっても高山植物ではなく、比較的山の低いところで普通に見られるようだ
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ニガナ・シロバナニガナ
登山口から山頂までニガナは数が多い
黄色いニガナと白いシロバナニガナは棲み分けが明確ではないようで、両種が隣り合わせで咲いているのを見かけることも多い
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ノハラアザミ
アザミは登山口周辺のキャンプ場に多かった
植物写真としては葉を写していない邪道物だが、もっとも普通種のノハラアザミだと思うのでご容赦願いたい
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ウツボグサ
ウツボグサも標高1500メートルから2000メートルまで広い範囲に見られた
テガタチドリと並ぶ吸密植物としてミヤマシロチョウに人気がある花のようだ
高山植物としてはタテヤマウツボグサがあるが、こちらはどうも普通のウツボグサらしい
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ハクサンフウロ・グンナイフウロ
ハクサンフウロも山の下から上まで
一方グンナイフウロのほうは尾根筋から上の山頂周辺部だけで見られた
確かに見た目ではグンナイフウロのほうが「高山植物」の雰囲気を持っている
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シモツケ
草本のシモツケソウではなく木本のシモツケ
ピンクの色が鮮烈でついシャッターを押してしまうが、けして高山の花ではない
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ヨツバヒヨドリ
この花は夏の花ではなく秋の花である
写真の花はまだ蕾だが、開花準備はすでに完了済の状態  山ではそろそろ次の季節が始まろうとしている
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トリアシショウマ
ユキノシタ科でチダケサシの仲間
園芸植物のアスチルベはこの仲間から出発している
同じような植物でサラシナショウマはキンポウゲ科、ヤマブキショウマはバラ科なのが紛らわしい
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オオバギボウシ
ギボウシは「山の花」ではあるが、高山の花ではない
しかし高山でポツンと咲いているのを見かけることも多い
シーズン的はこれから(8月)の花と思う
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コキンレイカ
別名ハクサンオミナエシ こちらの名前のほうが高山のイメージが強い
オミナエシは秋の花だが、コキンレイカは7月から咲き始める
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シナノオトギリ
シラビソ帯を過ぎて砂礫地に入るような登山道で良く見かける
山道に黄色い花は多いのだが、蕾の赤は良く目立つ
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シャジクソウ
漢字で車軸草
緑の葉が茎の周りに車軸のようにつく   一度名前を覚えると忘れにくい植物である
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ヤナギラン
英名 FIREWEED   度忘れもしくは老人性健忘症で「ヤナギラン」の名前が浮かんでこない時もFIREWEEDの名前なら思い出せる
一面に火が広がるように真夏の高原を彩るイメージが強いからだ
時期的にはまだ早いようで、見かけたのはチラホラだった
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ムカゴトラノオ
穂状に咲く花は尾根筋より上の山頂付近に多かった
ムカゴトラノオの白は草原で良く目立つ
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ネバリノギラン
対極的に地味なのがこちらのネバリノギラン
数はやたら多いのだが、一般登山客の目にはほとんど入らないらしい
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シュロソウ
地味といえばこのシュロソウも地味な花だ
色が赤黒く、空に向かって穂を突き出しているが、美しくはない
ただ個々の花は独立して花らしい姿をしていて、近づいて観察すると味のある玄人好みの花だと思う
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タカネアオヤギソウ
シュロソウに姿形が似ているが、色がミドリ系のタカネアオヤギソウ
植物はそれほど詳しくないのでちょっと同定に自信がないが、植物図鑑を確認して間違いないと思う
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テガタチドリ
こちらは尾根筋草原地帯の主役
ミヤマシロチョウのお気に入りでキアゲハと争って蜜を吸っている
北海道では海岸の草原にテガタチドリが多かった
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ミヤマキンバイ
山頂の砂礫部に咲いていた黄色い花
似たような黄色い花が多いので識別が難しいが、これはバラ科のミヤマキンバイだと思う
5月に北海道アポイ岳で見たアポイキンバイの仲間だ
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レンゲツツジ
湯の丸山はレンゲツツジの名所なのだがシーズンは一月前に終わっている
山頂付近とは温度差があるので咲き遅れだと思うがまだ蕾も残っていた
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クルマユリ
同じオレンジ系の花でクルマユリ
コオニユリなどと区別するため写真を撮るときは葉のつき方がわかるようにする必要がある
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イブキジャコウソウ
岩礫地で見かけるピンク色の小さな花
花一つではまるで目立たないが集落を形成するので見つけやすい
近づいてみると美しい植物である
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マルバダケブキ
開花前のマルバダケブキの蕾
大人になる前の少女の趣が感じられる
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ニッコウキスゲ
鹿の食害であちこちのニッコウキスゲが危機に瀕しているらしい
この辺りはカモシカが多く日本鹿を見ることはないのだが、ニッコウキスゲはどうなるのだろうか
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by mustachio | 2013-07-26 14:15 | Comments(0)
2013年 07月 20日

2013今年のオオムラサキ

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今年もオオムラサキを見に山梨に出かけた
去年は8月に入ってから出かけて翅が傷んだ個体ばかりだったので、今年は1ヶ月早い遠征だった
おかげでメスが出ておらずほとんどがオスだったが、個体数は多く樹液に集まる集合写真がメインとなった

オオムラサキ
身体壮健を誇るオオムラサキは結構成虫生存期間が長く、1ヶ月くらいは生きているような気がする
ただ翅の痛みが早いので写真向きのシーズンは短い
最近、オオムラサキの数は増えているようでポイントに行けば、撮影に苦労はしない
ただ樹液に集まるシーンは暗いところが多く、ストロボを使わないと飛翔写真がうまくとまらないように思う
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ヤマユリ
昨年より時期が1ヶ月早かったので植物は少し違っているようだ
山梨ではヤマユリが真っ盛りだった
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シデシャジン
シデシャジンの花は久しぶりに出会った
盛りが過ぎてあまりきれいな花ではなかったが、細身の個性的な花だ
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イタチササゲ
現地では名前がわからなかったマメ科の花
帰ってから図鑑を調べてみるとイタチササゲらしい 薄黄色の花が少しずつ茶色に変化して行くところが特徴のようだ
写真にはアリマキと蟻とハナグモが写っている
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クサノオウ
クサノオウはどちらかというと春の花
オオムラサキのシーズンに少し残っていた
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ヨツバヒヨドリ
こちらは逆に真夏(初秋)の花の走り
7月中旬だというのに秋の気配も感じられる
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ヤマホタルブクロ
ホタルブクロはハイシーズン
2種類のホタルブクロがあるので萼の部分を撮影しておかないと写真からの同定が難しくなる
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ヨツスジハナカミキリ
そのホタルブクロにヨツスジハナカミキリがとまっていた
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アキアカネ・ノシメトンボ・ミヤマアカネ
夏のシーズン赤とんぼの仲間は日影の林道などに群れている
同じ場所に赤とんぼ3種が集結していた
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イチモンジチョウ
オオムラサキ以外にも蝶の種類は多かった
今年はアサマイチモンジを多く見たような気がするが、こちらは普通のイチモンジチョウ
今までに韮崎周辺でアサマイチモンジを見たことはない
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コミスジ
こちらも普通のコミスジ
10日前に沖縄で見たリュウキュウミスジとどう違うのか、写真ではわからない
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ジャノメチョウ
オオムラサキの多い林道でジャノメチョウを見た
全国区の蝶なので不思議ではないが、山梨のフィールドではあまり見かけたことがないような気がする
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クロヒカゲ
クロヒカゲは極めて平凡な蝶   ただ山梨では一応写真を撮るのが習慣になっている
良く似た蝶にクロヒカゲモドキというのがいてまだ未撮影なのだ
クロヒカゲモドキは急速に数が減少している絶滅危惧種  絶滅前に写真を撮りたいと内心焦っている
(クロヒカゲモドキの前翅裏面眼状紋は3個で下側の紋が最大となる  写真の蝶も3個の眼状紋でもしやと思ったが残念ながらクロヒカゲだった)
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ダイミョウセセリ
久しぶりにダイミョウセセリに出会った
モノトーンの蝶もそれなりの美しさがあり、きれいな写真が撮れた
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ムラサキシジミ
どちらかというと秋の蝶のイメージのムラサキシジミ
翅表の紫の輝きを撮りたかったが、翅裏しか撮れなかった
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ミヤマカラスシジミ
だいぶ昔に明野で撮影しているのにここ数年出会いがなかった
ヒメジオンの花でゆったり吸密していたので、何カットも撮影することができた
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ムモンアカシジミ
昔なかなか撮影できず苦労したムモンアカシジミに別々の場所で2回も出会った
比較的数が少ない蝶なので2回宝くじに当たったような気分である
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by mustachio | 2013-07-20 21:35 | Comments(0)
2013年 07月 19日

夏の葛西臨海公園

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沖縄から帰ると東京も梅雨が明けて真夏になっていた
その暑い夏の日、家内と東京湾の葛西臨海公園に出かけた
ターゲットはシベリアオオハシシギ、ごく稀な「旅鳥」が葛西に来ているとの情報はバードウォッチャーの間ではしっかり伝わっており、タイミングを失することのないよう、熱中症対策をしたうえで臨海公園まで出かけた次第である
炎天下の現場にはウィークデイにも拘わらず10人以上のバードウォッチャー・カメラマンが集結していてシベリアオオハシシギを狙っていた

余談になるが、鳥の出現情報は結構ネットに登場する
昆虫と鳥の違いは鳥のほうが捕獲禁止・採集禁止が徹底している点で、昆虫は発生場所が明らかになるとネット屋さんが来て採集してしまうから場所はオープンにできない
(採集禁止・標本の私的保有禁止を徹底すれば、もっと情報が共有化できるのに残念だ)

シベリアオオハシシギ
シギの仲間では冬羽が地味でも夏羽が派手な種類が結構いる
今回のシベリアオオハシシギは夏羽で、赤茶色の羽根が真夏の太陽に美しく輝いていた
鳥との距離が遠く、観察舎の窓からの撮影だったため、写真が単調になってしまったが、めったに東京に現れない珍客の写真は一応押さえることができた
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アカアシシギ
葛西にはもう1羽珍客がいた
南西諸島では見るチャンスが多いが、東京ではめったに見られないアカアシシギである
オレンジの脚とクチバシも鮮やかで印象的だった
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コサギ
これから先は普通の常連客である
まずはコサギ シギと比較してみるとサギはコサギでもかなり大きい
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コサギとカワウ
そのコサギもカワウと比較すると小さい
「烏鷺の戦い」とはカラスとサギの戦いつまり「囲碁」のことなのだが、葛西では「鵜」と「鷺」が横に並んで、お互いを無視していた
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コサギとカワウとカルガモ
そこにもう一つ加わったのがカルガモ 三者三様のポーズである
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カルガモ
山岳部は別として、関東地区で夏にいるカモはカルガモだけだと思う
カルガモは留鳥で北へ渡らずこちらで繁殖する
葛西のカルガモも繁殖中で、メスの周りには5、6羽の子鴨が遊んでいた
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コチドリ
チドリはコチドリだけだった
鳥もだいぶわかるようになってきて、金目で黒のブラジャー(胸の黒帯)はコチドリと識別できるようになった
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セイタカシギ
清純なイメージのある大型のシギである
この鳥は昔は「まれな旅鳥」だったようだが、東京湾では数が増えて、何となく普通の鳥のイメージになったようである
色彩もポーズも写真向きな可愛い鳥だと思う
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by mustachio | 2013-07-19 17:37 | Comments(0)
2013年 07月 15日

沖縄の鳥 2013夏

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今回の沖縄訪問の目的は蝶だけではなかった
野鳥の撮影は家内の専門分野だが、最近はこちらも鳥がわかるようになってきて秋から春にかけてのシーズンは鳥の撮影を楽しんでいる
沖縄のメインターゲットはヤンバルクイナだが、後二つノグチゲラとアカヒゲを合わせて「ヤンバル3点セット」を狙っていた

ヤンバルクイナ
正直言ってヤンバルクイナには簡単に出会えるとは思っていなかった
沖縄北部の森の中に棲んでいて、夜行性で用心深い鳥だと思っていたからだ
二日目の朝、まだ真っ暗なうちに名護のビジネスホテルを出発し、国頭村を車で廻ると意外なことにそのヤンバルクイナがのこのこと道路に出てくる
近づけば藪の中に逃げ込んでしまうが、それでも若い個体はあまり警戒心がないし、車の中からだと結構写真が撮れる距離まで近づけるのだ
最後には道路の真ん中で、まさに羽根を伸ばしている様子まで撮影することができた
真っ赤なクチバシと脚、鋭い目つきは迫力満点であった
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ヒクイナ
南西諸島でクイナの仲間といえばまずシロハラクイナが頭に浮かぶが、今回は全く出会いがなかった
変わりに距離が遠かったが、ヒクイナを見かけた
証拠写真程度の映像だが頭の部分が赤いのは十分認識できる
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バン
全国どこへ行っても、外国へ行ってもバンには良く出会う
よく見てみれば真っ赤なクチバシ(正確にはクチバシではなく額の部分)はヤンバルクイナに負けない迫力を持っているようだ
(写真のポーズはヤンバルクイナそっくりに見える)
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チュウサギ
水辺の鳥としては他にチュウサギがいた
繁殖期ではないチュウサギとダイサギは目の周りの裸出部の形状で見分けるらしい
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アカヒゲ
コマドリの仲間   種子島以西に棲息しコマドリとは棲み分けている
姿形はコマドリによく似ているが喉の部分が黒い
いつも木の陰に隠れているため非常に写真が撮りにくいのだが、たまたま警戒心の薄い若鳥がいてポートレートを撮らせてくれた
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ノグチゲラ
3点セットの最後の1種はノグチゲラ   沖縄の「県の鳥」だそうだ
動きが速くて何回もシャッターチャンスがあったのだが、良い写真は撮れなかった
とりあえず色と形はお分かりいただけると思う
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リュウキュウサンコウチョウ
リュウキュウサンコウチョウは本土のサンコウチョウと別亜種の同一種
これも撮影が難しい鳥なのだが、こちらはきっちりした写真を撮ることができた
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リュウキュウアカショウビン
アカショウビンも本土のアカショウビンと同一種だが亜種レベルでは分かれている
本土では非常に撮影が難しい鳥だが、リュウキュウアカショウビンのほうは割と人前に出てきてくれる
今回は電線にとまってキョロロロロとさえずっているところに出会えた
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リュウキュウキジバト
沖縄のキジバトは本土のキジバトより少し細身で色が黒い
南国の植物の赤い実を食べているところに出会った
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リュウキュウハシブトガラス
カラスも沖縄と本土では亜種が異なるらしい
本土と同じようにカラスの数はやたら多かったが、沖縄のハシブトガラスはかなりスマートだった
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コアジサシ
沖縄固有というわけではないが、沖縄では海鳥を見るチャンスが多い
海岸ではコアジサシが飛び回っていた
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エリグロアジサシ
2泊3日の旅行の最後は本島南部知念に寄り、ボートでコマカ島という無人島に渡った
この島は以前バードウォッチングツアーで一度来たことがあるアジサシが営巣する島だ
10年近く前に来た時は島中がベニアジサシとエリグロアジサシであふれているような印象だったが、エリグロアジサシはたった1羽しか見られなかった
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ベニアジサシ
昔に比べて数は減ってしまったがベニアジサシのほうはまだ健在だった
真夏の炎天下で過ごすのは体力的にはかなり厳しかったが、ベニアジサシの写真を撮りながらの1時間はあっという間に過ぎてしまった
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by mustachio | 2013-07-15 20:29 | Comments(0)
2013年 07月 14日

沖縄の蝶

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沖縄本島を訪れたのは乗り継ぎを別にすると8年ぶりだった
蝶や鳥の撮影ではどちらかというともっと南(西)の与那国・西表・石垣・宮古などに行くことが多く本島にはあまり縁がない
そんなことで本島の固有種が撮影未了で残ってしまい、今回の沖縄本島訪問となった
蝶ではフタオチョウとバナナセセリ、この2種が本島の蝶である(バナナセセリは外来種で石垣島などでも見られるようだが本島のほうがチャンスが多い)
おかげさまで今回は2種とも撮影に成功し、国内撮影種も239種となったが、それよりもアゲハ天国といえるような蝶の数の多い沖縄で充実した時間を過ごすことができたことのほうがうれしかった
今回は「蝶の図鑑順」に整理して写真をアップして行きたい

アオスジアゲハ
たしかホームページのほうに南国のアオスジアゲハは青筋の幅が広いのではないかと書いたような気がする
(以前のブログかもしれない)
統計を取ってブルーの幅を確認したわけではないが、感覚的にはそう思えるほど南の島のアオスジアゲハは数が多いし、ブルーの帯がブルーの空にマッチして美しい
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ナガサキアゲハ
ナガサキアゲハは間違いなく南国の蝶だ
九州では普通種、関東でも三浦半島・房総半島くらいまでは進出しているが、ミカン畑の少ない石垣・西表ではあまり見かけない
ホームページのナガサキアゲハの項でもメインの写真は8年前沖縄本島で撮影したものを今でも使っている
もう一つこの蝶の特徴はオスよりメスがはるかに美しくインパクトがあることだ
メスがオスよりでかいのは普通だが、メスのほうが美しいのは動物の世界では珍しい
今回は久しぶりにその美しいメスを十分堪能することができた(下の写真で見るようにオスは翅の付け根裏側に赤のアクセントがあるだけで表面はただの黒一色である)
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モンキアゲハ
子供の頃、ナガサキアゲハは関東に進出していなかったが、モンキアゲハはいた
ただ神奈川、千葉の海岸地帯が主体で、高尾山など東京都にもいることはいたが、めったに見られない希少種、一つのあこがれだった
蝶の中では日本の最大種のような気がする
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シロオビアゲハ
アゲハの中で最も数が多かったのがこのシロオビアゲハである
この蝶は1、2枚目の写真のように黒地に白帯を持つのでシロオビアゲハというが、中に変わり者がいて別種のベニモンアゲハそっくりに擬態した個体がいる
3枚目の写真がそのシロオビアゲハ(ベニモン型)、オスはすべてシロオビ型でメス限定の変異である(ちなみにベニモンアゲハは胴体(腹)の下側が赤いので飛んでいても区別はできる)
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クロアゲハ
この蝶は昔から顔なじみのアゲハで、頻度は減ったが今でも我が庭に時々訪問してくれる
ナガサキアゲハと同じようにオスは(少なくとも表面は)ただ真っ黒だ
写真の個体もオスで、強いて言えば下の飛翔写真に写っている後翅前端の白い横条がオスだけが持つアクセントになっている
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ツマベニチョウ
蝶愛好家に人気のクモツキ(クモマツマキチョウ)と同じ、白とオレンジのデザインの美しい蝶だ
ただ大きさが異なり飛翔もダイナミックなので可憐さは全くない
数も多く、アオスジアゲハとは全く違う配色なのに南国の空とのマッチングがいい
落ち着きのない蝶で一つの花に長くとどまらず苦労するが、今回は絶対数が多かったので十分写真を取ることができた(最初の写真がオス、下がメスである)
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キチョウ
沖縄本島ではツマベニチョウ以外のシロチョウ科の蝶が少なく、たまにキチョウを見る程度だった
ただ厳密に言うとこのキチョウは本土のキチョウとは違う(本土のキチョウハ最近ではキタキチョウという)
ミナミキチョウといった方がわかりやすいこのキチョウは基本的に沖縄の固有種である
(沖縄にはキタキチョウもいるので識別が難しいが)
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クロマダラソテツシジミ
一時猛威をふるって勢力範囲を関東まで拡げたあのクマソ(クロマダラソテツシジミ)が到る所に飛んでいた
もともとソテツの害虫として評判が悪いが、とにかく目に入るシジミチョウがことごとくこの蝶になってしまい迷惑している
つまり、他のシジミチョウが飛んでいたとしてもいちいちチェックする気になれないのだ
そんな訳でシジミチョウ類の写真はこれしか撮れなかった
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ルリタテハ
沖縄など南西諸島のルリタテハは本土のルリタテハとは別亜種とされる(大型でブルーの帯が少し内側によるとされる)
しかし、見た目では全く差異がわからない普通のルリタテハだ
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アオタテハモドキ
タテハモドキは海外で良く目にするが、アオタテハモドキは久しぶりの対面だ
草原では真っ黒で棘のあるこの蝶の幼虫を見つけた
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コノハチョウ
コノハチョウを比較的近くで観察するチャンスがあった
今まで枯葉に擬態する裏面の模様はどの蝶も同じパターンだと思っていたが、意外と個性があって面白い
写真の個体は裏面の枯葉模様に葉脈がくっきりと表れている
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イシガケチョウ
今回はイシガケチョウの数も多かった
そういえば以前イシガケチョウの群れの中で写真撮り放題だったポイントも8年前の沖縄本島の伊豆味だったのを思い出した
今年はタイミング的に翅の痛んだ個体が多く、写真向きではなったが、日本で一番イシガケチョウの多い場所は沖縄本島北部ではないかと思う
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リュキュウミスジ
見た目は本土にいるコミスジと全く同じ     現れる頻度も雰囲気も行動もそっくりだ
地域的に両種は棲み分けているので問題はないが、間違ってコミスジが沖縄に紛れ込んでも絶対にわからないだろう
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フタオチョウ
さて沖縄訪問の最大ターゲット・フタオチョウだ
この蝶は沖縄本島にしかいない希少種である(海外に近似種がおり、現在では別亜種とされているが、今後別種に分類される可能性も高い)
もともとヤエヤマネコノチチという食草(食樹)に依存するため棲息地が非常に限定されていたが、最近ではクワノハエノキも食べるようになり棲息範囲は拡大中という
行動形態はオオムラサキやオオイチモンジなどに類似しており、テリトリーを張って樹上で待機姿勢をとる
じっとしているので見つけられれば撮影は難しくないが被写体との距離が遠く、証拠写真程度のものしか撮れないのが残念だ
今回は遠距離の鳥の撮影はないと判断して重い560ミリレンズと三脚を持って行かなかったのが悔やまれてならない
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カバマダラ
石垣・西表に行くとカバマダラやスジグロカバマダラは全く普通の蝶だが沖縄本島では見る機会がなかった
カバマダラだけは最後の日に南部で一度だけ出会ったが、スジグロのほうは全く出会いがなかった
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ツマムラサキマダラ
南西諸島代表のような蝶で宮古島などでは数が多いが、本島では一度見ただけだった
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バナナセセリ
基本的には日本の蝶ではなくアメリカ軍がベトナムから持ち込んだものが定着したといわれている
バナナを食草とするセセリチョウでバナナの葉を筒状に巻いて巣をつくる
バナナ畑でこの筒状の巣を探すのがポイントであちらこちらのバナナの木をチェックして回った
非常に大型のセセリチョウでバナナの木を叩き出すと猛スピードで飛びだすが、昼間はまたバナナに戻るので何とか撮影することができた(夕刻には飛び回り続けて止まらないらしい)
バナナ園の害虫なのでいずれ駆逐されてしまうかもしれない
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チャバネセセリ
図鑑順の最後はチャバネセセリになった
関東にもいるセセリチョウなのだが、不思議と関東では出会いがなく、以前撮影したのも南西諸島だった
基本的には南国の蝶のようだ
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by mustachio | 2013-07-14 13:59 | Comments(0)
2013年 07月 12日

2013夏 沖縄

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6月30日、梅雨の関東地方を脱出して「真夏の沖縄」に向かった
行先は八重山諸島ではなく沖縄本島である

夏らしい夏を求めて沖縄へ出かける若い人は多いが、我々の感覚では「暑い沖縄にわざわざ行かなくても」ということになる
今までも本島を含む沖縄県には10回以上でかけているが、真夏に行ったことはない

その理由、つまりこの時期にしかいない、さらに沖縄本島にしかいない蝶がいるからである
蝶の名はフタオチョウ、片側に2本ずつの尾状突起を持つので双尾の名を持つタテハチョウの仲間である
蝶の撮影だけが目的だと家内同行でなくともということになるが、そこは沖縄のヤンバル地方、あのヤンバルクイナがいるヤンバルである
またしても「呉越同舟」が成立して、家内はヤンバルクイナ狙い、こちらは沖縄本島のフタオチョウとバナナセセリ狙いということで2泊3日の短い旅の日程が決まった

蝶の写真と鳥の写真はページを改めて紹介することとし、とりあえず全体の説明と蝶・鳥以外の生物の写真をアップして行きたい

フタオチョウ
フタオチョウは距離が遠くて苦しかったが、一応写真を撮ることができた
詳しくは「沖縄の蝶」のページで紹介したい
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バナナセセリ
こちらも沖縄本島にしかいないといわれた蝶である(最近では石垣・西表でも出るらしいが)
発生の時期についての情報がなく、出発時にはあまり期待していなかったが金武のバナナ畑で出会うことができた
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ヤンバルクイナ
夜行性で撮影が難しいのかと思っていたが、予想に反してたくさんいた
多数の写真を撮影したので「沖縄の鳥」のページでご紹介することとしたい
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大雑把な旅程
到着は6月30日の午後、早速名護へ移動し八重岳山麓でフタオチョウを探す
宿泊は名護のビジネスホテル、夕食は居酒屋で沖縄料理と泡盛
翌日は早起きで暗いうちにヤンバル地域に移動 1日鳥を探し夕方南へ移動してバナナセセリ探索
夜は前日と同じビジネスホテル、沖縄料理、泡盛
7月2日、午前中伊豆味周辺で蝶(アゲハ類)の撮影 午後は那覇の南まで移動して船でコマカ島という無人島に渡りアジサシの撮影
夜帰宅
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カタツムリ
ヤンバルでカタツムリをたくさん見た
カタツムリはヤンバルクイナの貴重な蛋白源のようで、何回かカタツムリをくわえたヤンバルクイナを見た
もともと沖縄固有のカタツムリは3枚目の黒く細い筋が入った白い種類だけだったようだが、今では形の大きい外来種が勢力を張っているということだった
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アオサナエ
意外だったがサナエトンボがいた
全体的にグリーンのイメージできれいなトンボだった
帰宅してから調べるとけして沖縄のトンボではなく、本土にもいる種類のようだ
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ショウジョウトンボ
こちらは超個性的な深紅のトンボ
沖縄固有ではないが、南方系のトンボのようだ
翅の翅脈まで赤い色彩感覚の徹底した生き物である
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ノボタン
個人的な意見かもしれないが南西諸島の植物ではあまりぱっとしたものがない
ハイビスカスやブーゲンビリアなど何となく人為的な雰囲気のある派手な花を別にすると花らしい花はノボタンぐらいだったような気がする
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クマタケラン
ゲットウのようなショウガ科の花で割ときれいな花が多く咲いていた
帰宅後調べてみるとクマタケランという もちろんラン科ではなくショウガ科である
この花にはシロオビアゲハなどが集まって吸蜜していた
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リュウキュウアオヘビ
蛇の仲間ではこのリュウキュウアオヘビ
人によってはご迷惑な写真かもしれないが、なまめかしさのある美しい映像だと思う
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オリイオオコウモリ
ヤンバルでこの蝙蝠を見つけた
草食性のいわゆるフルーツバットだと思う
木にぶら下がって休んでいたが急に飛び立ち、その瞬間を撮影することができた
蝙蝠の顔は良く見るとネズミそのもので、鳥ではなく哺乳類であることが実感できる
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by mustachio | 2013-07-12 18:19 | Comments(0)
2013年 07月 12日

梅雨の群馬

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ネイチャーフォトを楽しみとする我々のようなアウトドア派にとって梅雨はあまり良い季節ではない
雨が降れば鳥も蝶も飛ばないし、大事なカメラも濡れてしまう    雨は大敵なのだ
梅雨という現象は「梅雨前線」に起因する悪天候なのだが、面白いことにこの前線はあまり左右(西から東へ)の移動をせず、縦(南北)に移動する
つまり太平洋の高気圧の勢力によって上がったり下がったりするのだ
天気が西から東へ移って行かず、関東地方が雨なのに新潟が晴れているといったように南北で天気が異なることも多い
6月~7月にかけて発生する蝶は種類が多く、梅雨の様子をにらみながら撮影のため遠出することも再三である
今年は友人たちとの飲み会(ピザパーティー)が目的で6月の下旬を草津の山荘で過ごしたが、1日大雨だったこともあるし、その翌日は快晴でアウトドア日和になるなど変化に富んだ数日間であった
雨の降らない日は近くのフィールドへ出かけることにしており、今年も山荘から30分のバラギ湖周辺を散策した

アヤメ
やはり梅雨にはアヤメが似合う
人工的な菖蒲園ではないので花の数は少ないが、花びらに雨滴の残るアヤメには風情がある
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キショウブ
あちこちで野生のキショウブを見かけるため野生種と思いがちだが、この花は明治時代に日本へ移入された外来種である
特に高原など山岳地方に自生していることが多く、今では日本の山岳風景とも見事にマッチしている
100何十年も経過しているので「歴史観」など忘れて日本の花と認めていい頃かもしれない
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ヤグルマソウ
大きいだけで風情のない植物だが、ヤグルマソウはこの季節に花をつける
矢車の形をした特大の葉もこのシーズンが最盛期のようだ
(子供のころヤグルマソウという園芸植物がはやっていて普通の家の庭に咲いていた記憶がある おそらくヤグルマギクのことだと思うが最近見かけたことがないので定かではない)
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ヤマオダマキ
オダマキというのは本来糸巻きのことらしい
林道の脇などに普通に見られる花で、盗掘されたりすることもなく生き残っている
パステルカラーの色彩は清楚なイメージがあって好きな花の一つだ
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シロスミレ
個人的にシロスミレを見る場所は2ヶ所あったのだが、今年はその一つ白馬の姫川電流でシロスミレを見ることができなかった
群馬のこの地域にはまだ残っていたがいつまで見られるだろうか
昔は静かな群馬県立のキャンプ場だったが、ここ数年は大手資本によるオートキャンプ場ができて、自然保護が徹底されなくなってきている
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カルガモ
6月はバードウォッチングに適したシーズンではない
カモの仲間など日本に残っている種類はごく少ない
それでも留鳥のカルガモだけは立派に子育てをしていた
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キセキレイ
山で見かけるセキレイはハクセキレイが多いかなと思っていたが、キセキレイがいた
今年生まれた若鳥のようだ
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アオジ
梅雨の晴れ間のせいか小鳥たちもあまり姿を見せない
オオヨシキリの多い芦原にいた小鳥はアオジだった
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オオヨシキリ
オオヨシキリは芦原の中の木で鳴いていた
梅雨のシーズンなので芦が雨のように見え、傘の下で雨をしのいでいるような構図の写真になった
「夜目、遠目、傘の内」オオヨシキリも美人になったようだ
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ヒメシジミ
榛名湖畔などに行けばウジャウジャといるヒメシジミ
それでもその年の初見はうれしい
フィールドではもうヒメシジミが羽化し、あちらこちらで飛び回っていた
大半がオスだが、メスも少しは発生しており、ヒメシジミ集団は健在である
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ウラゴマダラシジミ
ヒメシジミよりもっと嬉しいニュースがあった
我が山荘の庭でウラゴマダラシジミが羽化したのである
今までに近辺でウラゴマダラシジミを見たことがなく、全く予期しなかったことなのだが、間違いなく蛹の殻も残っていて現場で羽化したのは間違いない
食草のイボタノキも庭にはなく、どこから来て蛹化したのか見当がつかないが、来年からの楽しみが一つ増えたことになる
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by mustachio | 2013-07-12 15:43 | Comments(2)
2013年 07月 10日

中越散策2013

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ここ5~6年の話ではあるが、毎年一定の時期に一定の場所を散策する習慣がついてしまっている
もともと蝶や鳥の写真撮影に出かけた場所が、自然豊かなフィールドで特定の種類の蝶や鳥以外に季節の自然を楽しめるからだと思う
たとえば4月の国上山、5月の白馬などがそのパターンなのだが、6月に新潟の中越地方を散策するのもここ数年定着した習慣になったようだ
去年は6月26日、今年は6月24日と同じような時期に同じような場所を歩いている
もともとはチョウセンアカシジミのポイントで、過去にウラキンシジミも撮影し、ウラクロシジミを撮影しそこなった場所なので、本心はこれらの蝶に会いに行くわけだが、他にトンボの種類が多く、鳥もアカショウビンの声が良く聞こえる素晴らしいフィールドである
ただウラクロシジミのタイミングには2週間ほど遅いようで、今年もウラクロシジミとの再会はなかった
(この蝶は場所によっては6月初旬から発生し、逆に7月下旬ごろが最適のフィールドもあってタイミングを合わせるのが難しい)


チョウセンアカシジミ
チョウセンアカシジミは比較的寿命(成虫生存期間)が長い蝶のようで、今年もいつものデワトネリコの木に何頭かの姿が見られた
翅もそれほど傷んでおらず元気な姿を見せてくれたので今年も一安心というところである
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オオチャバネセセリ
中越のサイトでこの時期必ず出会うのが、オオチャバネセセリだ
イチモンジセセリのように後翅裏面の白点列が整然と並んでおらず、多少バラバラ感があるところが気に入っている
羽化したばかりの新鮮な個体で美しい毛並み(麟粉並み)が魅力的だ
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ウラギンヒョウモン
栗の花にウラギンヒョウモンが集まっていた
オオウラギン、ウラギン、ギンボシとウラギンヒョウモン三兄弟のうち、もっとも普通なのがこのウラギンヒョウモンで沖縄は別として日本全国どこでも見られる
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ウラギンスジヒョウモン
こちらもヒョウモン類の中では代表的な普通種
さすがに都会地にはいないようだが、子供の頃高尾山方面に遠征すると必ず採集できた(今では都会地でもかっての希少種ツマグロヒョウモンがいくらでも採集できるが)
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キアゲハ
キアゲハはアゲハチョウとともに全国区の蝶
ただ、われわれが子供の頃は都内の住宅地にも普通だったのに、今では農村や高原の蝶になってしまった
(アゲハチョウのほうは今でも我が庭の定期訪問者であるが)
キアゲハの幼虫は黄緑と黒の縞模様でインパクトが強く、子供の頃庭のウイキョウ(フェンネル)の葉を食べていたのを覚えている
そういえばこの幼虫の食草はセリ、ミツバ、パセリ、セロリ、ニンジンなどサラダの材料ばかり
都会的なセンスがあるのに都会から消えてしまったのはなぜだろうか
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ルリシジミ
蝶の写真を撮りに出かけると必ずといってもいいほど良く出会うシジミチョウ
数が多いわけではないが、いろいろなところに飛んでいて、1~2回はなんとなくシャッターを押しているから不思議だ
(南のほうへ行くと珍しいルリシジミの仲間がいるので必ず写真を撮ることにしているが、東のほうでは近似種はスギタニルリシジミくらいしかいない)
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テングチョウ
そういえばこのテングチョウも全国区だ
東京でも武蔵村山など狭山湖周辺には数が多く、時によっては群れをなしている
食草のエノキが健在である限り、今後も数は減らないような気がする
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イナゴ
見附市のチョウセンアカシジミのフィールドは5年通ったことになるが、少しずつ環境が変わってきている
年を追うごとに休耕田が増えているのだ
自分自身も年をとってきているので、農作業従事者の方は相変わらず同年輩に見えるが、水を入れる田のほうは着実に減って来ているのがよくわかる
フィールドにはまだたくさんのイナゴがいるが、田んぼが消えてしまったら彼らはどうなるのだろうか
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ムカシヤンマ
トンボは好きな昆虫の一つだが、さすがに名前はごく一部しか覚えきれていない
帰宅してから図鑑をチェックして、写真を撮ったヤンマがムカシヤンマという比較的珍しい種類であることが判明した(形態に原始的特徴が残されているのでムカシヤンマというそうだ)
その希少種のヤンマが同行の家内の腕にとまって遊んでくれた
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コサナエ
サナエトンボは5月の早苗の時期(つまり田植えの時期)に出現する比較的小型のヤンマの総称だと思っている
結構種類が多くて識別が難しく、とても覚えられない
毎年同じ場所でであうこのサナエトンボは図鑑によればコサナエのようだ
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シオカラトンボ
このトンボはすぐ名前がわかる
子供の頃の遊び仲間だからだ
子供たちはオスをシオカラトンボ、メスをシオカラトンボと区別していたが、種名はオスの名前に統一されている
そういえば、昔東京の街中を飛び回っていたトンボたちが都会から完全に姿を消してしまった
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ハラビロトンボ
オスもメスもシオカラトンボに似ているが胴体の太さは変わらないのに小型化しているためスタイルは良くない
おそらくハラビロトンボだろうと思うが、トンボの同定には今一つ自信がないので間違っていたらご指摘いただきたい
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アキアカネ
いわゆる赤とんぼのことだが、この時期は赤みが少なく、暑さを避けて山里などでひっそりと暮らしている
アキアカネはけして秋に発生するトンボではない
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ノシメトンボ
早とちりというか、翅の先端が黒褐色の赤とんぼはすべてノシメトンボだと思い込んでいたが、図鑑によればコノシメトンボやリスアカネも同じような翅なのだ
下の写真からは判定が不可能だが、たまたま今回は別の写真からノシメトンボであることが確認できた
写真を撮るときは顔面の様子、胸の部分の模様などはっきり写しておかないと同定ができない
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ニホンカワトンボ
カワトンボの仲間は以前ニシカワトンボ、ヒガシカワトンボに区分されていたが、ヒガシカワトンボがニホンカワトンボに昇格したようだ
同じ種類でも翅が透明なものと褐色のものがあって紛らわしい
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オオイトトンボ
イトトンボは種類が多くてなかなか覚えられないが、このトンボは比較的大型で色彩も鮮明なためわかりやすい
今回のフィールドにも健在であるが、これから田んぼが休耕田化すると彼らの運命はどうなるのだろうか
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ドクダミ
毎年この時期にこの場所へ行くと必ずドクダミが咲いている
昨年の中越散策というブログにはドクダミをアップしていないが、結構きれいな花なので今年は写真を撮った
(写真にはちょっと気になる臭いは表現されないので)
植物に詳しい方はご存じだが、白い4枚の花びらは花弁ではなく、ミズバショウと同じように苞である
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ケキツネノボタン
特徴のある実の形が飾りボタンをイメージするので「キツネのボタン」だと思っていたら、葉の形が牡丹に似ているので「キツネの牡丹」だそうだ
茎に毛が生えているのがケキツネノボタン、無毛のほうがキツネノボタンである
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トウバナ
現地で撮影して時はシソ科の花であることはわかっていたが名前を思い出せなかった
帰宅後の確認ではトウバナ(塔花)である
年をとると記憶力が低下するので、リマインドの繰り返しが必要になる
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ハハコグサ
ご存じの方もいらっしゃるはずだが、春の七草のひとつ「ゴギョウ」(別名オギョウ)である
全体に白い毛が覆っていてホオコグサがハハコグサに変わったといわれるが、このネーミングは納得がいかない
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ミゾカクシ
溝を覆い隠してしまうほど広がるのでミゾカクシというが、実際にはそれほど群生するのを見たことがない
ただ毎年このフィールドに咲いているのは事実で、昨年も写真を撮っている
この植物は休耕田に生えるのが特長だそうで、毎年数が増えて本当に「溝隠し」になってしまうかもしれない
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シモツケ
シモツケは普通野草図鑑に載っていない
草本でなく、木本植物だからだ
5年前のまだ田んぼに苗がある頃から同じ畦道に毎年姿を見せる花なのだが、今年は休耕田の畦の花になってしまっていた
この鮮やかなピンクだけはこれからも毎年再現し続けてくれると思うが......
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by mustachio | 2013-07-10 20:55 | Comments(0)