還暦からのネイチャーフォト

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2014年 10月 26日

10月の群馬吾妻

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10月中旬、1週間ほど南草津(長野原)の山荘に滞在した
ご当地(群馬吾妻)出身の女性閣僚の選挙疑惑が表面化し、退任に追い込まれるまでの1週間である
山荘の周辺は標高が1000メートルあるので、季節は早く、周辺は完全に秋の色に染まっていた

自称ネイチャーフォトグラファーを名乗っているが、蝶と野草がメインで家内の得意な野鳥がサブという程度の守備範囲なので得意な季節は春と夏限定、秋冬はどうしても野外に出る頻度が落ちてしまう
それでもブログに季節感は必須なので、秋の写真をアップすることにした

石樋
マイフィールドのバラギ湖(嬬恋村)から歩いて30分ほどのところに「石樋」と呼ばれる川底が石畳状になった流れがある
時期的には花の季節は終わっていて、まさに紅葉のシーズンだったが、観光客もハイカーもおらず、家内と二人「秋の色」を堪能した
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ハウチワカエデ
自然写真と風景写真は似たようなもので境界線ははっきりしない
ただ、自然写真のほうは撮影対象物が生物分類上どのような位置づけにあるかを意識して撮影するのが基本条件だろう
その点、紅葉の写真はネーチャーフォトになりにくく、ただきれいな「風景」を写真にするだけに終わってしまう
自分自身でも樹木の識別は苦手で、写真と植物名が一致しないが、このハウチワカエデは比較的わかりやすい植物だと思う
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ムシカリ/ガマズミ
どちらもスイカズラ科ガマズミ属の植物で春に白い花をつけ、秋には真っ赤な実がなる
花の形状は多少違いがあり、我々のような素人でもなんとか区別ができるが、紅葉の時期になると識別は難しい
おそらく前の写真がムシカリ、後がガマズミだろうと思うが自信はない(どちらもムシカリである可能性も高い)
ちなみにムシカリは別名「オオカメノキ」のほうがわかりやすいかもしれない
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チョウセンゴミシ
こちらはつる性の植物で緑の中の赤い実が目立った
漢字は朝鮮五味子、この赤い実は薬として使われるようだ
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ツルウメモドキ
こちらも落葉つる性植物
ツルウメモドキの実は最初、黄色い皮をかぶっているが熟するとこの皮が裂けて中から赤い実(仮種皮に包まれた種)が現れ、赤く変身する
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マユミ
マユミはつる性ではなくちゃんとした木本
こちらの実はピンク色で遠くからも目立つ
ツルウメモドキと同じようにピンクの皮が裂けると中から真っ赤な実(種)が顔を出す
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ツルリンドウ
こちらは樹木の図鑑ではなく野草図鑑に出てくる植物だ
石樋まで歩く山道で実をつけているツルリンドウと花が咲いているツルリンドウを見つけた
小さい植物で花は目立たないが、実は一つしかないのに鮮やかな赤ですぐ眼に入った
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リンドウ
秋の花の代表格であるリンドウはハイシーズンであちこちにきれいな花が見られた
群馬吾妻ではどちらかというと花が開かないオヤマリンドウのほうが数が多いのだが、バラギ湖周辺はちゃんとしたリンドウばかりだった
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ヤマトリカブト
茂みの奥にトリカブトが咲いていた
トリカブトは種類が多く識別が超難しい
葉が大きく広いのでオクトリカブトかもしれない
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ワレモコウ
昔はどこでも見られたワレモコウだが最近ほとんど見なくなった
ゴマシジミという蝶の食草で普通は8月ごろ花が咲き、その時期にゴマシジミも産卵する
10月のワレモコウは盛りを過ぎて哀愁が漂う
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ヤマラッキョウ
ヤマラッキョウも花が半分枯れかかっていた
標高1500メートルの草原はすぐに冬を迎える
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タムラソウ
タムラソウはアザミによく似たキク科の植物だが、アザミ属ではなくタムラソウ属である
アザミとの大きな相違点は棘がないことで茎を触ってみて、「あ、これはタムラソウだな」と認識できる
8月~10月に咲く秋の花だ
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コウゾリナ
同じキク科でアザミではないが棘を持つのがこのコウゾリナ
漢字で書くと剃刀菜で茎を触るとチクチクする
この花は5~10月と花期が長い
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オヤマボクチ
同じキク科でもこちらはドライフラワーになっていた
立ち枯れた姿でも十分迫力があり、逆光のシルエットも美しかった
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ムラサキエノコロ
子供の頃ネコジャラシと呼んだエノコログサ
撮影した時はキンエノコロかと思っていたが、どうもムラサキエノコロらしい
この植物もシルエットにした方がきれいに撮れるようだ
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アシ
植物の最後は同じイネ科のアシ
アシは悪しに通じるのでヨシと呼ぶことも多いが、あまり縁起を担いでもしょうがない
花が地味で最初からドライフラワーのようだが、一応秋の花である
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ヒガラ
植物編に続いて野鳥編
群馬の山荘では家の周りに水浴び用の水盤を置いたり、えさ場の木鉢にヒマワリの種を置いたりしているので、出かけなくても家の中から野鳥観察ができる
この時期は結構鳥が多く、水場にはヒガラが来ていた(ヒガラはシジュウカラと違って胸の黒ネクタイの部分が短く結果として腹の部分が白い)
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コガラ
ヒガラより黒ネクタイが小さいのがコガラ
シジュウカラより一回り小さく華奢なイメージである
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ゴジュウカラ
シジュウカラとかゴジュウカラとか名前の由来は不明だが、自分たちがナナジュウカラになっているので気にしないことにしている
ゴジュウカラは比較的数が少ない野鳥だが我が山荘のえさ場の常連である
自然の中で木に止まるゴジュウカラは撮影しにくいが、えさ場は数メートルの距離なので室内から楽にアップが撮れる
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ヤマガラ
ヤマガラは本質的に人に慣れやすい鳥なのだろうか
草津山荘のヤマガラは人の気配を敏感に感じ取って餌箱の木鉢にヒマワリの種を入れてやるとすぐに集まって来る
その内、手乗りにして芸を仕込むことができるかもしれない
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by mustachio | 2014-10-26 13:37 | Comments(0)