還暦からのネイチャーフォト

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2017年 12月 19日

2017「北」の旅12月8日

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霧多布の朝
5日目
旅行最終日である
目覚めたのは霧多布の民宿のベッドだ
この民宿の庭にハギマシコの群が訪れることはあらかじめ承知である(要するに餌付けしてあるからだ)
起床から朝食までの1時間を待機と撮影で過ごした

ハギマシコ
ハギマシコは体下面にバラ色の美しい斑紋がある可愛い小鳥 冬鳥として日本に飛来し群れで行動するのが普通である
4年ほど前、群馬県の山中でハギマシコの群を撮影したことがあるのでその時のブログにリンクを貼っておく

さて、北海道のハギマシコであるが民宿のご主人の話によると今年は数が非常に少なく心配しているとのこと
朝やって来るのがスズメばかりなのであきらめかけていたところに30羽くらいの群がやってきた(5分ほど採餌すると飛び立ち一定の時間をおいて戻って来る)
北海道のハギマシコは色が濃いと聞いていたが早朝で暗いため写真の色がうまく出ない
特に不精して室内からガラス越しに撮った写真(1枚目がその例)は色が悪いので、マイナス10度以下の厳寒の庭に出て震えながら撮影したのが2枚目以下の写真である(最後の写真などスズメが大半でかえって面白い)
振り返ってみれば楽しい時間だった

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霧多布から釧路へ
野鳥の撮影は基本的にハギマシコが最終、あとは適当にということで霧多布から釧路へ雪景色の中を移動する
ポイントポイントで鳥を探すのだがこの日はどうも鳥の出が悪い
シノリガモ、オオワシ、オジロワシなどを撮影したので一応アップしておく
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阿寒国際ツルセンター
昼過ぎに釧路まで戻ってきたが帰りの飛行機便が遅いので時間の余裕は十分ある
そこで北(阿寒方面)へ走りタンチョウを見に行くことにした
ツルセンターの観察フィールドである「タンチョウ観察センター」である
ここでは原野の一定部分に柵をして人間や他の動物などが入れない場所を作り餌を撒いて野生のタンチョウを呼んでいる
タンチョウにとっては出入り自由で、人間のほうは入場料を払って柵の中の野生のタンチョウを見る形になる
入場した時は7~8羽のタンチョウが遠くにいるだけで寂しかったが、そのうちにタンチョウが集まってきて飛翔写真など十分に撮影することができた
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タンチョウ
タンチョウは鶴の仲間なので基本的には渡り鳥だ
北海道では繁殖もするので留鳥となっており1年中姿を見ることができる
しかしながらイメージとしては冬の鳥で雪原のタンチョウがぴったり来る気がする
2015年の道東BWでも鶴居村を訪れ間近でタンチョウを撮影している

前回は春を迎えるタイミングだったので繁殖行動のようなシーンが多く見られたが今回は求愛動作のような動きが少なかった
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タンチョウの飛翔
今回は飛翔写真撮影のチャンスに恵まれた
青空から鶴が舞い降りてくるのである
地上のタンチョウは尾が黒いように見えるが黒いのは尾ではなくて次列、三列風切羽であることがよくわかる
青い空をバックに年賀状に使えそうな写真を何枚も撮影することができた
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釧路空港
タンチョウを堪能した後釧路空港へ戻った
周辺でエゾフクロウを探したが姿は見えない
日没の薄暗い光の中で撮影できたのはアカゲラだった
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5日間の「北の旅」の最後の撮影は黄金のシマフクロウになった
空港の玄関脇にある大きなフクロウである
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今年もあと10日あまり
年内のブログアップはこれが最後になると思う
ご愛読いただいた皆様に「金の不苦労」のご利益があるよう祈念してブログ収めにしたい












by mustachio | 2017-12-19 15:00 | Comments(0)
2017年 12月 18日

2017「北」の旅12月7日

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歯舞クルーズ
4日目
この日は歯舞クルーズの日
根室市の歯舞港から漁船で太平洋を東に向かい前日訪れた納沙布岬の突端まで行って帰って来る2時間のコースだ
晴天で波も穏やかなため快適なクルーズ日和だったが、船は観光船と違い漁船で寒風を避ける船室もない
海に浮かぶ海鳥観察のためわれわれは2時間の試練に耐えることになった
1枚目の写真では右側に見える小さな船(2枚目では正面の船)がわれわれの乗った船だ
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コオリガモ
クルーズで出会いを期待した鳥はこのコオリガモ
北海道や東北地方北部限定で冬鳥として日本に来る鴨だ
一般的に鳥類のオスは冬羽は地味で夏羽(繁殖羽)が派手なのだが、このカモはオスの冬羽が美しい(というか可愛い)
距離が遠かったのは残念だが久しぶりに愛くるしい姿を見ることができた
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ウミスズメ
ペンギンに似た小さな海鳥が船の近くに現れた
ウミバト、ウミガラス、ウミオウムなどウミがつく鳥の種類は多いがこのウミスズメは小さくて目が丸く可愛い鳥だ
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ケイマフリ
名前の由来はよくわからないがユニークな海鳥(振り飛車なら理解できるが振り桂馬というのは理解できない)
夏にサングラスをかけて日焼けすると目の周りだけが白く残る、そんな感じのするデザインなのがこのケイマフリ  冬羽は白い部分が残るが夏羽になると目の周り以外は真っ黒になる
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シノリガモ
クルーズの海上でもシノリガモに出会った
ここでも距離が遠く船の揺れもあってきれいな写真は撮れなかった
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クロガモ
クロガモは高い位置からの撮影が多かったが、今回は低い目線での撮影で飛翔写真だ
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シロカモメ
歯舞港でシロカモメを見つけた
オオセグロカモメは背中が黒いがワシカモメはグレー、シロカモメはさらに白っぽいライトグレーだ
人相(鳥相)決して良いとは思わない
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根室から霧多布へ
歯舞港へ上陸した後、根室の自然公園で小鳥を探し、その後は一路西へ向かう
右の車窓の雪原にはエゾシカが見られ、左は美しい海が広がっていた
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ゴジュウカラ
根室の自然公園ではゴジュウカラをしっかり観察した
ここのゴジュウカラは完璧な道産子、亜種シロハラゴジュウカラだった
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ハシブトガラ
道産子といえばこのハシブトガラも国内では北海道固有種
コガラによく似ていて嘴や脚が太いとか頭部に光沢があるとか相違点は些細な点で識別は難しい
(北海道ではハシブトガラのほうが普通種でコガラのほうが希少種のようだ)
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タンチョウ
移動の途中でタンチョウを見かけた
民家(何かの工場らしい)の玄関先である
野生と人間の「共存」が感じられるシーンだ
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コクガン
コクガンは北海道や東北地方北部に飛来する冬鳥
雁の仲間は内陸の淡水湖などで生活するものが多いが、このコクガンは海藻を好み海で生活する
この日の宿泊地の霧多布に近い海岸に1羽のコクガンを見つけた
今までの経験ではコクガンは群れでいることが多かったような気がするが、このコクガンは単独行動で人を恐れる気配がなく1時間近く我々の撮影に付き合ってくれた
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ウズラシギ
コクガンがいた海岸にはウズラシギもいた
シギの仲間はシベリアの北極海沿岸で繁殖し冬季(非繁殖期)にはオーストラリアなど南半球まで渡るものが多い
日本には渡りの途中旅鳥として飛来するが、けして数は多くない
個人的には北部オーストラリアでウズラシギの群に出会っており2年ぶりの再会であった
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カシラダカ
ウズラシギがいた同じ場所に小鳥が現れた
現場では種類が判らなかったが後で協議した結果「カシラダカ」ということになった
カシラダカは冬鳥として日本に来るが北海道では旅鳥として通過するだけのようだ
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オオハクチョウ
同じ海岸にオオハクチョウも飛んで来た
北海道で白鳥は珍しくないが、海で白鳥を見るのは珍しいと思う
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ホオジロガモ
宿舎に到着する前に立ち寄ったのが霧多布(浜中町)の港
ホオジロガモが遊んでいたが距離が少し遠かった
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ホシハジロ
港にはホシハジロもいた
ホシハジロは淡水を好み海にいるのは珍しいようなのだが
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オオセグロカモメとワシカモメ
この日の最後の観察はオオセグロカモメとワシカモメの違い
同じ場所で同じ条件での撮影のため比較しやすいが背中と初列風切羽(たたむと尾の上に来る羽の先端部分)が黒いほうがオオセグロ、グレーのほうがワシカモメである
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by mustachio | 2017-12-18 20:00 | Comments(0)
2017年 12月 18日

2017「北」の旅/12月6日

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中標津の公園
3日目
周囲は雪景色だが朝から晴天
まずはホテル近くの公園を散歩し鳥を探す
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アカゲラ
最初に現れたのはアカゲラ
コアカゲラでも出てくれば大騒ぎになるところだが、連れはベテランばかりなので一応カメラを向ける程度の反応だ
(こちらも証拠写真程度の写真しか撮れていない)
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ゴジュウカラ
北海道のゴジュウカラは亜種名シロハラゴジュウカラと呼ばれるように腹の部分が白いのが特徴である
中標津の公園で撮ったゴジュウカラはしっかりと下半身が写っているのだが、肝心の部分が白くなくて本州のゴジュウカラのように褐色だった
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シジュウカラ
シジュウカラは東京のシジュウカラと変わりがなく普通である
生物的には特記事項がないので「雪景色の中の飛び出し」をアップしておく
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エゾリス
雪の公園にはエゾリスも登場した
エゾリスの生態については全く知識がないのだが、冬の間でも冬眠せず餌を探して歩いているのだろうか
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中標津のナナカマド並木
ナナカマドはバラ科の落葉高木
関東などでは山地の植物だが、北海道・東北などの北国では街路樹として植えられることも多い
中標津にもナナカマドの並木がありこの時期赤い実が美しく積もった雪との対比が印象的だった
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ヒヨドリ
ヒヨドリがナナカマドの実を食べに来ていた
東京のヒヨドリもピラカンサの実にやって来るが、どちらかというと好物ではなさそうで他の木の実がなくなってしまった頃にやって来る
ナナカマドの実は果実酒のもとにもなるのでピラカンサよりはうまいはずだと勝手に推定している
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キレンジャク
ナナカマドにレンジャクが集まることは事前に承知し、期待していた
中標津の市内を鳥を探しながら車で流してみたが気配がない
あきらめて次の場所に移ろうかというタイミングでやっと小鳥の群を見つけた
50~60羽のレンジャクが集団で空を飛び、時々街路樹のナナカマドにおりて採餌しすぐに飛び立っていく
彼らの好みの木があるようで同じ枝に周期的に戻って来ることも判ったので道路で待機し撮影した
鳥はキレンジャク(集団の中にヒレンジャクはいなかった)
ナナカマドの実と雪を配して結構面白い写真を撮ることができ、楽しい時間を過ごした
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納沙布岬へ
キレンジャクを堪能した後、車は納沙布岬へ向かう
中標津~別海~厚床~根室を経由するルートである
納沙布岬は北海道の東端、北にはすぐ目の前に国後島が浮かぶ
崖の上から海上を見下ろす形での野鳥観察になるのでかなり長い望遠レンズでもクリアな写真を撮るのは難しい
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ウミアイサ
比較的数が多かったのがウミアイサ
オスとメスが混在する群が飛んできて着水した
順光で見ると美しい鳥である
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クロガモ
沖のほうにクロガモも見られたが大群ではなく小グループだった
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アビ
アビの仲間は徒党を組まず単独行動が多いようだ
遠距離撮影なので判定が難しいが写真の鳥はオオハムではなくアビだと思う
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ヒメウ
納沙布岬のすぐ脇にヒメウが集団生活をしている島がある
展望台からすぐ下に見えるので生態観察には最適のポジションだ
ヒメウは全身が黒い地味な鳥なので一般の観光客はすぐ飽きてしまうようだが
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ウミウ
ヒメウの島を観察していると種類の違う鳥が混在しているのがわかる
まずウミウ
同じ鵜の仲間だがヒメウよりは少し大きく顔の下半分が白いので全身が黒いヒメウの中では目立つ
(カワウもよく似ているが口角の形状で見分けることができる)
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チシマウガラス
ヒメウに近い鵜の仲間だが、夏羽(繁殖羽)のチシマウガラスは個性的で耳のような冠羽があり顔の部分(目の周辺)が真っ赤で目立つ
冬羽は地味なので目立たないがヒメウの集団を観察すると全体が褐色で顔から嘴にかけて明白色の鳥がいるのがわかる
チシマウガラスだ
今まで何回も冬の北海道に来ているわが家内にとってもライファー(初めて見る
鳥)だという
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シジュウカラガン
ヒメウの群から少し離れたところに雁がいた
それも比較的数が少ないといわれるシジュウカラガンだ
実は11月の蕪栗沼で撮影したばかりの鳥で「感動の再会」だった
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ゼニガタアザラシ
岬の上から海を泳いでいるアザラシを見つけた
頭しか見えていないので断定は難しいがゼニガタアザラシらしい
いかにも「北海道の海」だ

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根室へ
北風の吹き付ける納沙布岬で数時間過ごした後、来た道を引き返し根室(風連湖)へ向かった
午後3時半を過ぎると暗くなり4時前に日没となる
この日の夕焼けは前日よりさらにきれいだった
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by mustachio | 2017-12-18 10:00 | Comments(0)
2017年 12月 17日

2017「北」の旅/12月5日

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羅臼港
2日目
昨日まで晴天だったのにこの日は朝から雪
いくら太平洋岸気候だといえ北海道なので雪は降る
羅臼港を一巡りしてみたが全体的に薄暗くきれいな写真は撮れない
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オジロワシ
遠くの雪の中にオジロワシを見つけたがししょぼくれていて精悍さが感じられない
カラスに小突きまわされているような印象だった
羅臼港も流氷が接岸する時期になると(餌付けのせいもあって)多数のオジロワシとオオワシが集まりにぎやかになるのだが
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オオセグロカモメ
圧倒的な数を誇るのがオオセグロカモメ
北海道の海ならばどこへ行ってもこのカモメがいる
カモメといえば可愛い鳥というイメージがあるが、近くで見ると人相(鳥相)が良くない
肉食で魚や動物の死骸を食いあさる「港の掃除屋」で実態は「波止場ガラス」だ
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ハシブトガラス
そのカラスも漁港に住み着いている
カモメの数が圧倒的に多いので都会のカラスほど迫力が感じられないが、逆に憎らしさがなく可愛いイメージである
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シノリガモ
鴨の種類ではシノリガモが多かった
このカモはあまり大群にならず5~10羽程度の集団でいることが多いように思う
デザイン(模様)が可愛いのでなるべくアップを撮りたいのだが岸に近寄ってくれることはなかった
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クロガモ
こちらのカモは大群でいる印象が強い
羅臼の海では残念ながら大群は見られず沖のほうに数羽の黒い鴨が浮かんでいるだけだった
写真でも確認できるがこのカモは嘴の基部に黄色(オレンジ)のこぶがありチャームポイントになっている
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ホオジロガモ
別に北海道限定種でもなく全国に渡来する冬鳥だが数は多くなく個性的なデザインで魅力的なカモだ
(オスは)体の上のほうは黒、下側は白で嘴の基部にある大きな白斑が遠くからも目立つ
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野付半島
この日の野鳥探索予定地は野付半島だった
風光明媚なポイントで植物も豊富なため夏のシーズンには何回も訪れている場所だ
北の小鳥たちとの出会いも期待したのだが何分猛吹雪、海も荒れていて結果はさっぱりだった
ただ雪の野付半島はなかなかフォトジェニックでこちらは一時的に風景写真家に転身した
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エゾシカ
鳥は出てこなかったが野生動物ではエゾシカが登場した
鹿の群が道路脇に近い原野の中を移動して行く
北海道ではエゾシカが増えて市街地まで進出していてそれほど珍しい存在ではない
(2年前に来た冬の北海道では町のコンビニの前にエゾシカがたむろしていた)
それでも雪の中の鹿の群は野性味があり「自然」の迫力が感じられた
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オオワシ
野付半島の鳥がすべてお休みだったわけではない
帰り道、半島の付け根あたりの道路脇の電柱にオオワシが2羽も止まっていた
道の脇に車を止めて「だるまさんが転んだ」方式で少しずつ接近しながら撮影する
アップで見るオオワシは「貫禄」がストレートに感じられる
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オオワシの飛翔
最近のカメラのオートフォーカス能力は格段の進歩を遂げ、いわゆる「飛びもの」という飛翔写真を撮るのは簡単になった
それでも突然現れた鳥の飛翔を捉えるにはかなりの経験が必要だ
その点撮りやすいのが「飛び出し」、止まっている鳥にフォーカスを合わせておいて飛び出した瞬間から連写をすると「飛びもの」がきれいに撮れる
今回はオオワシの「飛び出し」を狙ったので様々な飛翔ポーズをものにすることができた
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道東の夕焼け
冬の道東はとにかく日没が早い
午後3時は完全な夕方なのだ
朝から降り続いた雪は止んで西の空に夕焼けが広がった
この日の泊りは中標津、午後3時を過ぎて車は中標津の街へ向かった
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by mustachio | 2017-12-17 11:00 | Comments(0)
2017年 12月 15日

2017「北」の旅/12月4日

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2017年の漢字「北」が発表される少し前の12月4日~8日、道東の旅をしてきた
バードウォッチンググループ7人にわれわれ夫婦が加わり総勢9名のレンタカー旅行である

北海道訪問は2年ぶり、だと思う
リタイア直後は北海道限定種の蝶撮影などいろいろテーマがあって複数回訪問した年もあったが、こちらが一段落するとペースは若干ダウンしている
2年前はバードウォッチングツアー参加だったので当時のブログにリンクを貼っておく


過去のブログ掲載パターンとして4、5日の旅行の場合は写真を動植物の種類別に整理していたが、今回は5日間の撮影バランスが良いので日報形式で日にちごとのレポートとしたい

オオワシ
第1日目
釧路空港からレンタカーでスタートするとまず探したのはエゾフクロウである
フクロウは昼間は巣穴にじっとしていることが多いので、ポイントさえ分かっていれば探索は容易と思っていたが、どこへ行っても不在(外出中)で苦労させられた
周辺探索中に出会ったのが空を飛ぶ大型の猛禽類、オオワシである
別に北海道限定の鳥ではないが「北海道の鳥」のイメージは強い
リンク先の2年前の羅臼港の写真を見ていただけば一目瞭然だが、流氷の来る時期には間近に観察することができる

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エゾフクロウ
エゾフクロウは種名ではなく亜種名、つまり普通のフクロウの北海道型亜種というわけだ
本州のフクロウと比べると色が白く穏やかな表情をしている
今回は現地のバードウォッチャーなどから情報をいただきあちこちを走り回ってやっと探し当てた
御覧のようにペアで老齢の夫婦のように寄り添って日向ぼっこしている
まさに「幸せな老後」を絵にしたようなシーンだった
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釧路から羅臼へ
エゾフクロウ撮影の後、車は羅臼の宿へ向かった
北海道は広いので西部と東部では気候が違ってくる
札幌などは日本海側気候で大雪が降るが、釧路や根室など道東と呼ばれる太平洋側の地域は冬でも雪が少なく晴れ間が広がることが多い
この日も好天で車窓からはほとんど雪が見られず、気温的にも冬の軽井沢と同等程度の印象だった
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タンチョウ
移動の途中でタンチョウを見かけた
「鶴は千年亀は万年」のおめでたい鶴である
いかにも日本を代表するようなイメージの鳥だが、実質的には釧路周辺の地域限定種で留鳥のようだ
数はけして多くないが人間の生活圏に普通に生息している
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羅臼港
羅臼に着いたのは4時ごろだったが、12月の道東ではもう日没の時刻である
多少薄暗くなった港でカモメやカモなどを観察した

オオセグロカモメ
カモメは大半がオオセグロカモメである
北海道にはセグロカモメが少なくわかりやすいのだが、カモメの仲間は誕生後1年目、2年目、3年目、4年目と翅や嘴の色が変わるので識別が難しい
写真の1枚目と2枚目はどちらもオオセグロカモメなのだ
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ワシカモメ
ワシカモメも北海道に多いカモメ
オオセグロカモメよりがっしりしていて嘴も太いが、成鳥は背中の黒い部分がグレーなので見わけがつく
ただ成長になる前の1年目~3年目の若鳥となるとお手上げである
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スズガモ
冬鳥として日本にやって来る鴨で茨城や千葉の海でも見ることができる
大群でいることが多い鴨だが羅臼港では数が少なかった
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シノリガモ
こちらも冬鳥だが北海道・東北など北日本限定で関東ではあまり見かけない
羽根の模様が個性的でわれわれのような素人でもすぐ識別できる鳥だ
英名はHarlequin Duckでこちらも覚えやすいのだが、和名のシノリの意味がよく分からない(広辞苑にも載っていないしインターネットでもシノリという言葉は
見つからない)
どなたかご存じありませんか?
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鷲の宿
羅臼の宿舎は「鷲の宿」という民宿
シマフクロウが訪れる宿として野鳥愛好家の間では有名な所である
個人的には過去に2回、2009年と2015年に宿泊している(家内は昭和の時代から鳥見をしているのでさらに2回ほど宿泊回数が多い)
2009年ではまだストロボ撮影が許容されていたのでかなり鮮明な写真を撮影することができた(8年前のブログにリンクを貼っておく)

ところが鳥の生体に与える影響を考慮してストロボが規制されるようになり、ある時期からLED照明常設に切り替わった
人の目では認知できないようなスピードで照明の点滅が繰り返されており、鳥にはストレスがないらしい
2015年宿泊時はすでにLEDに切り替わっていたのだがシマフクロウが現れず撮影ができなかった
F5.6の望遠レンズではISOを6400に設定、絞り開放でシャッタースピードを1/80できれいに撮影できるという
羅臼ではこの時期4時前に日没となり5時半ごろから三脚をセットしてシマフクロウの出現を待った

キタキツネ
撮影する場所は屋外ではなく民宿の食堂  ストーブもありビールやコーヒーも飲める
前日には6時半ごろにはシマフクロウが出現しているので5時半から待機したのだが、この日はいくら待っても役者の登場がない
3時間、4時間と時が過ぎていき三脚を据えてから6時間を経過した11時半ごろ、動きがあった
現れたのはキタキツネだ
スポットライトの後方を通り過ぎたので露出不足だが一応写真には写っている
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シマフクロウ
日にちが変わる直前の11時50分ごろやっとシマフクロウが登場した
若い個体でオスメスのようだ
2009年に撮影した個体とは世代が変わっているように見える
写真もストロボ不使用できれいな画像を得ることができ、旅行の初日から初期の成果を挙げることができて満ち足りた思いで床に就いた
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by mustachio | 2017-12-15 15:00 | Comments(0)