還暦からのネイチャーフォト

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2018年 01月 16日

2018もう一度道東へ(北の小鳥たち)

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フクロウやタンチョウは12月のツアーでそれなりの写真が撮れているため今回の道東訪問のターゲットバードではなかった
ターゲットバードの本命は「小鳥たち」
シマエナガやユキホオジロ、できればベニヒワなどが狙いだったのだが、撮影できたのはシマエナガだけ、それもチャンスはわずか2,3分という厳しい条件の下での撮影だった

シマエナガ
シマエナガは種名ではなくエナガの北海道版亜種名である
東京でも見られるエナガによく似た小鳥だが、頭からお腹にかけて純白で野鳥ファンには人気が高い
以前にも北海道で撮影した実績があるのだが、可愛い表情をアップで撮りたいというのが同行の家内の希望で、今回のツアーに申し込んだ動機でもあった
つまりツアー2泊目の宿舎は庭に餌場があって必ずシマエナガが訪れるという触れ込みだったのである

宿舎の庭にはヒマワリの種を入れた餌台と2枚の餅焼き網に挟んだ牛脂が枝からつるしてありカラ類などの小鳥が集まっている
2日目の午後から3日目の午前中いっぱい、ハシブトガラやシロハラゴジュウカラを撮影しながらBWツアー一行はシマエナガを待った
その主役が登場したのはあきらめて次の行程へ移動しようとした直前である
どこからともなく白いものが現れてつるしてある牛脂の網にふっととまった
「シマエナガだ」と皆が大声を上げ一斉にシャッターを切ったのだが滞在時間は2,3分程度、5~6羽の群はあっという間に飛び去ってしまい帰ってくることはなかった

牛脂にとまった状態の撮影チャンスしかなかったので自然を背景にしたショットが撮れなかったのだが、網どまりの1羽にピントを合わせていたため着地寸前のもう1羽の飛翔をカメラに収めることができたのはラッキーだったと思っている(離陸時の飛翔撮影は易しいが着陸時は難しいのだ)
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シジュウカラ
シジュウカラは奄美・沖縄など南方系のものは別亜種になるようだが、北海道のシジュウカラは本州のシジュウカラと同一種(同一亜種)である
つまり東京の我が家の常連であるシジュウカラと同じ鳥なので北海道ではあまり撮影することがないのだが、とにかくシマエナガを待って2日間スタンバイしていたので今回に限りかなりの撮影枚数になった
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ゴジュウカラ
12月のツアーでも根室の公園でしっかり観察したゴジュウカラだが今回も宿舎の庭でこの鳥を十分撮影した
前にも触れたように北海道のゴジュウカラは胸が真っ白で亜種名をシロハラゴジュウカラという
といっても本州のゴジュウカラのお腹もかなり白いので「いわれてみれば白腹かな」という程度しか違いは判らない
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ハシブトガラ
こちらも12月にしっかり見ている鳥だ
本州で普通に見られるコガラそっくりの鳥だが、コガラとは亜種レベルではなく種が異なる
頭部に光沢があるとか嘴が丸くて太いとか相違点はあるのだが野外で見てはっきりと見分ける自信は全くない(ハシブトガラのいない本州では識別に苦労しないが北海道には両種が生息するので慎重さが必要である)
道東ではコガラの出る確率が非常に低いとのことなので写真はすべてハシブトガラということにしておく
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ヒヨドリ
わが庭にも数が多いヒヨドリは留鳥でもちろん冬でも元気な姿が見られる
ただ北海道や本州でも山地に住むヒヨドリは南へ渡りをする夏鳥といわれ群をなして移動する
そのヒヨドリが餌台のある庭で元気に遊んでいた
真冬の北海道のヒヨドリは想定外だったがやはり温暖化の影響だろうか
写真はその真冬の道産子ヒヨドリだが背中のブルーの色合いが強く、東京で見る薄汚れたヒヨドリより元気溌剌という印象だった
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アカゲラ
「1日でこんなにアカゲラを見たのは生まれて初めて」という声がツアー参加者の中から聞こえた
アカゲラはそれほど珍しい鳥でもないが、かといって数が多い鳥でもない
シマエナガを待っていた餌場の牛脂にはカラ類などの小鳥もやって来るがアカゲラなどの中型の鳥も集まる
当日は4~5羽のアカゲラが周辺の木で遊んでいて時々牛脂を食べに降りて来ていた
よく見れば「赤をアクセントにして他は白と黒」というデザインでタンチョウと同じ色使いなのだ
あまりうれしいことではないのだが、牛脂を挟んだ金網にとまっている写真が最も鮮明で美しい
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コゲラ
キツツキの仲間ではアカゲラだけでなくコゲラも来ていた
こちらも牛脂が好きなようで金網にしがみついて食べていく
東京のわが庭にもたまには来ることがあるコゲラなので幼馴染みに再会したような印象だった
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ミヤマカケス
牛脂に集まる鳥たちの最後はミヤマカケス
カケスの北海道亜種で頭部が赤茶色なのが本土のカケスと異なる(本土のカケスの頭部は白と黒のロマンスグレーだ)
カケスは基本的にシャイな鳥で近接撮影が難しいのだが、餌につられて油断しているところを何とか撮影することができた
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エゾシカ
vol.2のトリは鳥でなく哺乳類
羅臼から南へ移動の途中ユキホオジロなどを期待して野付半島へ寄った
天候も良くなかったこともあってユキホオジロの群には出会えなかったが前回と同じようにエゾシカの群に出会った
12月のエゾシカは雄鹿が統率する集団だったが、今回出会った群はオスメスのバランスがとれた仲良し若者グループのように見えた
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# by mustachio | 2018-01-16 15:00 | Comments(0)