還暦からのネイチャーフォト

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2017年 05月 14日

2017GW・長野原の春

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今年のGWは4月29日から5月9日まで群馬県長野原町の築40年になる山荘で過ごした
厳密にいうと5月3日に東京で所用があったため1度自宅に戻ったのでべったり居続けたわけではないが、春から秋にかけては「半分田舎暮らし」の二重生活を楽しんでいる
山荘は行政上は長野原町のはずれにあり草津町と嬬恋村に隣接する地点にある 周囲は雑木林で、GW期間中は芽吹きと日々の若葉の成長を楽しむことができる環境だ
標高がちょうど1000mなので東京との温度差は6℃くらい、GWに桜の満開を迎える
北に草津白根、南に浅間山を望むことができるが写真のようにこの時期どちらも雪が残っている

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山荘生活の楽しみは何といっても「自然の中の暮らし」、リビングルームから座ったままバードウォッチングができるのでGWに室内から撮影した野鳥たちをご紹介したい

コガラ
山荘のベランダにフィーダーが置いてある フィーダーといってもヒマワリの種を入れたただの木鉢だ
集まって来る小鳥の中でこの時期頻度が高いのがコガラ
慣れていて人が近くにいても平気だが、なぜかカメラを向けると警戒する
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シジュウカラ
シジュウカラも常連だがこの鳥は東京の自宅でも見られるのでカメラを向けることが少ない
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ゴジュウカラ
シジュウカラとコガラは似ているが、ゴジュウカラはだいぶイメージが違う
ゴジュウカラのほうは木の幹で虫を獲っているのが自然体に思えるのだが、わが山荘ではゴジュウカラもフィーダーの常連だ
結構体が大きいのでコガラなどは遠慮している
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ヤマガラ
冬の間(というより3、4月)はヤマガラの数が多く、ベランダフィーダーの常連客なのだが今年のGWはヤマガラの訪問が少なかった
体力面ではゴジュウカラと同程度でシジュウカラやコガラよりは格上なのだがゴジュウカラと相性が良くないのだろうか
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キビタキ
キビタキはフィーダーのヒマワリの種は食べないが近くにおいてあるバードバス(水盤)で水浴びをしてくれる
今年のGWでは到着早々アクシデントがあった
オスのキビタキが山荘のガラス窓に衝突し落命したのだ(ご遺体の写真は撮ってあるがかわいそうなのでブログアップはしない 美しい若鳥だった)
キビタキはテリトリーが明確なので我が山荘常駐のキビタキが消えてしまったかと心配したが、どうも彼らは南国から到着したばかりのようで、アクシデントの後、別のオス(しかも2羽)が来ているのを確認した
メスもちゃんと来ていてバードバスで水浴びをしてくれたのでこれからの繁殖が期待できる
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メジロ
水盤にはメジロも遊びに来る
メジロ自体は東京の自宅でも普通に見られるので感動はないが、逆に山荘付近では我が家のバードバス以外の場所でメジロを見ることがない
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ヤブサメ
今年のGW山荘の鳥のハイライトはこのヤブサメ
鶯に近い小鳥ではっきりした白い眉班と黒い過眼線や短い尾が特徴である
分布域は広いのだが、常に藪の中に隠れてい表面に姿を見せないカメラマン泣かせの小鳥である
そのヤブサメが2羽もバードバスで水浴びをしてくれた
今回初めての来訪ではないので狂喜乱舞とまではいかなかったが、バーダーであるわが家内はかなり興奮していたようである
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エゾヨツメ
山荘に遊びに来てくれる動物は鳥だけではない
昆虫も来訪者だ
冬が明けたばかりなので蝶や甲虫の来訪はまだだが、昨年に引き続き今年もエゾヨツメが来てくれた
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コシアブラ
来訪者というわけではないが植物も常連さんが毎年わが山荘に姿を見せてくれる
うれしいのはこのコシアブラ
とにかくコシアブラの芽(若葉)は天婦羅にするとうまい
食感はタラの芽に近いが何とも言えない香りがあってランクがはるかに上である
今年も友人が止まりに来てこのコシアブラで酒を飲んだ
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アケボノスミレ
家の周りがすべて森(林)なので花の数は少ない
それでもこの時期に顔を見せてくれるスミレが3種ほどある
一番目立つのがこのアケボノスミレ
ここ数年必ずこの時期に見ることができる
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タチツボスミレ
数が多いのがこちらのスミレ
葉脈が赤いので普通のタチツボではなくアカフタチツボスミレだと思うが確証はない
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ニオイタチツボスミレ
こちらのスミレは紫色が濃い小さいスミレである
形状的には間違いなくニオイタチツボスミレなのだが鼻を近づけても匂いがしない
図鑑を調べてみると匂いがしない個体も多いようなのでとりあえずニオイタチツボスミレということにしてある
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山荘内の自然観察ではさすがに限界があるので滞在中は必ずマイフィールドを訪問する
今年のGWは近場のフィールドだけしか行けなかった

カタクリ
一つのフィールドはカタクリ自生地
昨年のGWには花期が終わっていてすでに実をつけていたりするカタクリがあったが今年はどうにか花を見ることができた
ここのカタクリは白馬のカタクリより色が薄く清楚なイメージである
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エイザンスミレ
昨年はこのフィールドでアケボノスミレを見たが今年出会ったのはエイザンスミレだ
葉の形がほかのスミレと明らかに違うのでエイザンスミレは一目でわかる
久しぶりの出会いだったのでフォーカスが葉のほうに行ってしまいお粗末な写真しか撮れなかった
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アズマイチゲ
アズマイチゲは新潟でも白馬でも十分撮影したのでちょっと食傷気味
それでもこのフィールドでは数が少なかったのでシャッターを切った
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ムラサキケマン
この花もこのフィールドの定番
ムラサキケマンを食草にするウスバシロチョウでも出てくればいいのだが残念ながらこの場所で見たことはない
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ヤマエンゴサク
同じケシ科キケマン属のヤマエンゴサク
カタクリと同じような時期に同じような場所で咲く花だが、今年は白馬村でこの花を見なかった
長野原で再会できてほっとしている
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ザゼンソウ
GW期間中に探索したもう一つのフィールドは嬬恋村のバラギ湖  山荘から30分の距離にあるが標高が500mほど高いので周辺は全くの冬景色だった
40年ほど前からマイフィールドにしている場所だが観光地化が進み、昔は一面に広がっていたザゼンソウも数えるほどしか見られなかった
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モズ
雪が解けたばかりという状況なので花も鳥も寂しい限り
写真が撮れたのがモズくらいである
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ヒレンジャク
そのバラギ湖で唯一の収穫がヒレンジャクとの出会い
湖畔の木に絡んだヤドリギで数羽が採餌していた
レンジャク類は秋ヶ瀬など東京周辺でも多数の群れを観察することがあるが今年は数が少なかったようで残念ながら出会いがなかった
北へ帰る途中の冬鳥を意外な場所で観察できたのが最大の成果である
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# by mustachio | 2017-05-14 12:00 | Comments(0)