還暦からのネイチャーフォト

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2010年 06月 25日

2010年春「蝶探訪」連戦連敗記(その5)

6月17日新城遠征 ウラナミジャノメも空振り

好天に恵まれた6月17日、家内と東名高速を西へ走った 東名を降りたのは三ケ日IC、すぐ近くで悪天候によりボートが転覆した日の前日である
昨年、知人からウラナミジャノメのポイントを教えていただき、今年は是非と期待していた「未撮影種」への挑戦である
ヒメウラナミジャノメが全国区の普通種であるのに対し、ウラナミジャノメは西日本にしか棲息しない関西系の蝶だ
それほど希少種ではないが、関東の人間にとっては未知の蝶となる もっとも個人的には既に台湾でこの蝶に出会い、写真も撮影しているのだが、ホームページ掲載は一応「日本産の蝶」と限定しているのでどうしても日本で撮影したかった

行った先は静岡から愛知へ入り込んだところの林道 なかなかいい環境のフィールドだったが、結論から言うとまた「空振り」
実は後からいただいた情報によれば、確かにその日、その場所にウラナミジャノメは発生していたようで、空振りはこちらの探索不足だったようだ
全くの思い込みであるが、ウラナミジャノメとヒメウラナミジャノメは棲み分けが成立しているものと予測していた
つまり、生息地にいけばヒメウラナミジャノメのような蝶はすべてウラナミジャノメであると無意識に考えていた
現地に行ってみると、この種の蝶がたくさんいるのだが、カメラのファインダーをのぞくとすべての蝶が普通種のヒメウラナミジャノメ(翅裏の眼状紋の数が異なるので静止した状態なら簡単に識別できる)
今年の天候不順による発生時期異常が頭にあって、タイミングを誤ったと勝手に判断してしまったのが敗因だった
この蝶は9月にも第2化が発生するはずなので、改めて再チャレンジを予定している

ところで、遠隔地には行ってみるもので、昔野草の写真をやっていた頃には出会えなかった花を撮影することができた
蝶よりも、こちらのほうが貴重なので紹介しておきたい

ヒメウラナミジャノメ
東京近郊でも簡単に見られる普通種
後翅裏面の眼状紋はウラナミジャノメが3個に対し、こちらは5個
後翅表面の紋は、ヒメウラナミは2個(写真の個体は3個)あるが、ウラナミジャノメは1個しかない
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ヒメヒカゲ
このヒメヒカゲは関東甲信越ではかなりの希少種である
こちらのほうは撮影済だが、過去に発生場所探索に苦労し、2回ほど空振りをした経験がある
今回の写真はすべてオスで、前翅裏面の眼状紋が1個しかないが、メスには3個ありオスよりインパクトがある
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ムラサキシジミ
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ミドリヒョウモン
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コキマダラセセリ
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オオチャバネセセリ
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ササユリ
葉が笹の葉に似ていることからササユリ シーズン的にはピッタリでたくさんの株が美しい花を咲かせていた
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シライトソウ
初めて見た花だが、名前はすぐわかった どこにでもある花ではなく、野草図鑑の写真も愛知県新城市で撮影したものだった
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カキラン
野生蘭の1種「柿蘭」 分布は全国的のようだが、10年以上前、野草の写真を撮っていた頃はいくら探しても見つからなかった
アップで見ると非常に色彩バランスの良い上品な花である
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# by mustachio | 2010-06-25 00:37 | Comments(0)