還暦からのネイチャーフォト

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2017年 08月 20日

掛川花鳥園の鳥たちvol.3

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掛川花鳥園はセンターに巨大なケージがあり、そこにインコやエボシドリなどが自由に飛び回って客のほうもこれらの鳥たちに規定の餌(有料だが)を与えることができるシステムになっている
写真を撮る側はフェンス越しに鳥を見るのではなく、ストレートに対面できるので、バックに人工物が入らないように注意すれば結構雰囲気のある写真を撮ることができる
冒頭のエミューは屋外、ヘビクイワシは屋外の檻の中での撮影であるが、他はすべてケージ内で撮影した鳥たちである

エミュー
エミューは柵の中ではあるがオープンスペースで集団生活をしていた
危害を加えるようなことはないと思うが、われわれより図体がでかいので近づいてアップをとるのには勇気がいる
エミューは子供のころから動物園で見ているが(65年前上野動物園には象や猛獣は全くいなかったが何故かエミューがいた)、野生のエミューはまだ見たことがない
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ヘビクイワシ
ヘビクイワシは10年前ケニアの草原で出会っている(前号と重なるがもう一度リンクを貼る)

英語ではセクレタリーバードというがこのセクレタリーは秘書ではなく長官とか大臣といった意味で、見るからに威厳のある顔をしている
掛川花鳥園のセクレタリーバードは檻の中にいたが、相変わらず厳しい顔つきでこちらを威嚇していた
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ヒメハヤブサ
名前の通り非常に小さいハヤブサ
一応猛禽類なのだと思うが普通の小鳥より小さく、とても「狩り」などができそうもない華奢な鳥だ
亜種が異なるかもしれないがフィリピンでフィリピンヒメハヤブサを写しているのでリンクを貼っておく

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チゴハヤブサ
こちらは顔つきからして立派な猛禽である
ただここ(掛川花鳥園)には他に猛禽類(鷲鷹)が見られなかった
小鳥と一緒では飼いにくいのだろうか
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イワシャコ
シャコという鳥は日本にいないのであまりなじみがないが、ヤマドリやキジに近い鳥だと思えばよいだろう
もともとはユーラシア大陸の中央部高地に生息するアジアの鳥なのだが、狩猟に適したターゲットのようで世界各地に移入されアメリカやニュージーランドなどにも定着しているという
掛川花鳥園では人ごみの中を地面(コンクリート床)の上の餌を求めてチョコチョコ歩き回っていた
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キンケイ
こちらもチベットなどアジア高地の鳥、シャコよりはキジに近い
金や赤をふんだんに使った派手な色遣いは驚嘆に値する
派手な割には慎重な(臆病な)性格で、自然の中で見つけるのは非常に難しいといわれるが、逆に飼育は容易なようで昔から動物園には多かった
フィールドでこんな美しい鳥の写真が撮れればいいなと思いながら、至近距離で撮影した
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ハイイロコクジャク
キンケイに比べると極端に地味な鳥だがレンズを通してみると非常に美しい
江戸時代の画家伊藤若冲の細密画を見るようで感動してしまった
周辺の人ごみの中で、クジャクのようにオスがディスプレイをしてメスに誘っていた

アジア南部の鳥で、こちらは何回も南アジアへ通っているのに、フィールドでお目にかかったことはない
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クジャクバト
クジャクといえば花鳥園にはクジャクのように尾羽が発達した白いハトがいた
残念ながらナチュラルな生物ではなく、カワラバトを改良した人工品種のようだ
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オウギバト
一方こちらのハトは全く自然のままのハトでインドネシアのパプア州とパプアニューギニア地方に生息している
御覧のように頭の飾り羽がクジャクの羽のようでゴージャスな雰囲気が満ちている
実は近々西パプアを訪ねる計画があり、フィールドでこのオウギバトに会いたいとひそかに期待している次第だ
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ツキノワテリムク
ケージの中には派手な色彩のムクドリ類がいた
実はこのツキノワテリムクには10年前アフリカのケニアで出会っている(ヘビクイワシの項の貼付リンク参照)
というか、アフリカではごく普通の鳥で森やサバンナではなく市街地に生息している
つまりケニアでは飽きるほど見ている鳥なのだが、ケージの中では数が少なく地味で目立たなかった
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キンムネオナガテリムク
一方こちらのキンムネオナガテリムクは数が多くケージの中で幅をきかせていた
尾が長く色彩も派手な魅力的な鳥でエチオピアやケニアなどアフリカに生息するらしい
来年にはタンザニア訪問の計画もあり現地で出会えたらいいなと思っている
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キムネチュウハシ
チュウハシという名前は初めて聞いたが要するに小さいオオハシということのようだ
プラスチックの箱に座っているのでリアリティに欠けるが、よく見るとカラフルで美しい鳥だった
原産地はオオハシ類と同様南米のようだが日本にはペット用として輸入されいろいろなところで飼育されているらしい
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オニオオハシ
こちらはいかにもオオハシらしいオオハシ
とにかく嘴が頭の数倍も大きい
ところで、同じようにくちばしのでかい鳥を南米など新大陸ではオオハシといい、旧大陸のアジアではサイチョウという
別々の進化の過程で「巨大な嘴」という同一の結果に達したのだろうか?
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オオハナインコ
生物の中にはオスとメスで全く色彩形状が異なる種類も多いが、これだけオスとメスの色彩が極端に違う生物は珍しい
1枚目のオスは緑色でくちばしは黄色、2枚目のメスは女性らしく赤と青・紫の組み合わせでくちばしは黒い
ニューギニアからオーストラリア北部に生息するインコだという
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コガネメキシコインコ
ケージの中で圧倒的に幅を利かせていたのがこのインコ
黄色ベースで色彩が派手なうえに数が多くギャーギャー鳴きながら集団で飛び回っている
野生のインコは集団で飛び回るものが多いが、広いケージの中でインコたちは野生を取り戻しているのだろう
2枚目の写真のインコは家内の頭にとまっている
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キソデボウシインコ
南米のアマゾン流域に生息するインコ
日本にはペット用として入ってきているようだ
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ホオミドリアカオウロコインコ
原産地はボリビア~ブラジル
日本には飼い鳥として入ってきて養殖にも成功し数が増えているらしい
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ハイイロエボシドリ
掛川花鳥園についてはフクロウなどいろいろな鳥が見られるくらいの予備知識で入園したが、予想以上に楽しむことができた
特にエボシドリ5種に出会うことができたのは望外の幸せと思っている
エボシドリはアフリカ特産の鳥で烏帽子状の冠羽を持つことが特徴である
最初は最も地味なハイイロエボシドリだ
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オウカンエボシドリ
全体的には黒い鳥(胴はオリーブグリーン)で派手さはないが頭の烏帽子ははっきり確認できる
黒、赤、白の色彩バランスも現代的だ
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ニシムラサキエボシドリ
体は黒く見えるが実際は濃紺で光に当たると青紫に光る
ナイジェリアやカメルーンなどアフリカ中西部に生息するので「西紫」というらしい
嘴が赤と黄色で顔のデザインは派手だ
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リビングストンエボシドリ
リビングストンといえば子供のころあこがれた偉大な探検家
その名前を頭に戴くこのエボシドリは光栄だと思う
いかにもエボシドリらしい姿の鳥でMy Favorite Birdの一つになった
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ギニアエボシドリ
前項のリビングストンエボシドリにそっくりなのがこちらのギニアエボシドリ
最大の識別ポイントは冠羽の先端で、リビングストンのほうは白い部分があるがギニアは冠羽全体が同色である
背中(羽)の色もリビングストンは青緑が入り、ギニアのほうは赤褐色が入っているのだが、とにかく首から上は同じオリーブ色で見わけがつきにくい
一度野生の姿を見てみたいが名前のようにギニアなどアフリカ西部の鳥なのでフィールドで会うのは無理かもしれない
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以上で「掛川花鳥園の鳥たち」を終わります
飼育した鳥たちばかりでネイチャーフォトとしては邪道ですが「番外編」としてご了承ください







# by mustachio | 2017-08-20 15:00 | Comments(0)