還暦からのネイチャーフォト

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2019年 08月 15日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第5日(3)

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ニューファンドランド島ネイチャーツアーのレポートも本項が最終項になる
第5日はポートオシュア、グリーンポイントと植物観察をした後、グロスモーン国立公園の中心部ロッキーハーバーへ戻り近くにあるボグを探検することになった
「ボグ」は英語のBog、沼や湿地のことでゴルフ用語のボギーもこのボグから来ている
今回のツアーでは当初からこのボグ探検が計画されており、参加者は全員日本から長靴を持参していた

さて、そのボグだが一般道からは直接見えない森のすぐ裏側に広く展開していた
日本の山岳地帯に見られる高層湿原のような湿地で、木道や看板など人工的な施設は全くなく、湿地の中を長靴を履いて歩くだけなのである
(日本なら顰蹙ものだが、カナダでは他に歩く人はいないし、国立公園の元レンジャーがガイドなので全く問題はなかった)

ボグ周辺の植物

Dragon's Mouth Orchid
湿原にはピンクと白の美しい蘭が咲いていた
日本の蘭でいえばホテイランに近いイメージだと思うが説明より写真を見ていただきたい
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中には同じ形で純白の蘭もあったが同一種かどうかはわからない
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Calypso, Fairy Slipper
ボグには別の蘭も見られた
全体が濃いピンクの蘭である
名前は上記のように推定したが正確ではない
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カルミア
このピンクの植物もニューファンドランドでは何回かお目にかかった
和名はセイヨウシャクナゲというらしいが、もともとシャクナゲはアジアの植物で全く別種なのかもしれない
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ツルコケモモ
花弁が4裂し反り返っているのでツルコケモモだ
日本でも高層湿原に見られるので同一種だと思う
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サギスゲ
こちらも日本のサギスゲと同じ植物だと思う
この日の朝に見たポートオシュアのサギスゲは茶色がかっていたが、ボグのサギスゲは日本と同様純白だった
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ミズチドリの仲間
日本の植物でいえばミズチドリ
花は純白で清楚なイメージが強い
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Nothern Green Orchid
形状はよく似ているが花の色はグリーン
日本でもこの仲間(ツレサギソウ属)は種類が多く識別が難しい
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トンボソウ
同じ仲間のようだが距の部分が目立つので「トンボソウ」としておく
トンボソウもツレサギソウ属の植物である
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Seaside Arrowgrass
Arrowgrass というのは日本の分類ではシバナ科になるそうだが、そういわれてもピンとこない
棒状の地味な植物だった
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Shrubby Cinquefoil
朝ポートオシュアで見た花がボグでも見られた
キジムシロの仲間である
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白色の花2種
名前のわからない植物が2種
海外の植物は資料も手に入りにくく正直言って種名判定はお手上げだ
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カラマツソウとシシウド
湿地周辺なのでカラマツソウもシシウドも普通に見られた
今回のニューファンドランドでは何度も見ている植物だ
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キノコのような植物
水中から出ているキノコのような植物
コケの仲間かもしれないが正体不明である
もう少し英語が堪能なら現地ガイドから詳しく聞けたのだが、植物に関する専門英語は語彙が乏しく会話が難しい
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モウセンゴケ
食虫植物のモウセンゴケも多かった
日本の植物でいえば尾瀬などの高層湿原に生えるナガバノモウセンゴケに近い種類かも知れない
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ピッチャープラント
ピッチャープラントも湿原が似合う食虫植物
けして美しいとは言えないが、忘れることのできない個性的な(奇怪な)植物だった
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第5日 ラストディナー
ボグツアーを終えて長靴を脱ぎロッキーハーバーへ戻った
ちなみに2枚目の写真は干してあるロブスター捕獲用の籠である

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国立公園の中心でもあるので港に近いレストランは観光客でにぎわっている
レストランの廊下がギャラリーになっていて「絵」が飾ってあった
ただの絵ではなく木片に着色して貼り付けた立体感のある「絵」になっている
作者の名前は記録しなかったが、楽しい絵ばかりだったので撮影しておいた
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メインディッシュはロブスター(伊勢海老ではなくオマール海老)
一人一匹のでかいロブスターはツアー最後の晩餐にふさわしい豪勢なものであった
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翌朝は午前3時ホテル出発
トランジットが2回で実質24時間(時差の補正を入れると36時間)の長旅を終えて成田に到着したのは翌日の午後3時であった










# by mustachio | 2019-08-15 11:00 | Comments(0)