還暦からのネイチャーフォト

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2010年 02月 02日

2008年マレーシア旅行(2)

マレーシアの蝶
「鳥」編の後は「蝶」編になります
前にも触れていますが、バードウォッチングトゥアーは専門の旅行会社が企画してくれる旅行です
専門のガイドが付きますし、参加者も鳥のベテランばかりなので、鳥写真の同定(名前付け)は簡単にできます
(鳥屋さんは毎日のBWの後に「鳥合わせ」と称する当日見た鳥の種類を確認するミーティングをやることになっているようです)
私個人は基本的には鳥屋ではないのですがトゥアーの参加者として行動し、鳥の写真を撮り、チャンスがあれば蝶の写真も撮るというスタンスです
問題は、帰宅した後の蝶の写真の同定です
外国の蝶の図鑑は数冊しか持っていませんが、たまたまマレーシアの蝶については新古書として2100円で購入したでかい図鑑があります(厚さが4cmもある立派な図鑑ですがカラー写真図版は29ページで他はすべて英文の記述です)
文中には英語の種名記述も出てきますが、図鑑のカラー写真の名前はすべて学名表示なので厄介な同定作業になります
撮影した写真のほうも表面・裏面がカバーされているわけではなく、かなりいい加減なところもあるかと思いますので、間違いがあればご指摘ください

シロチョウ類

Chocolate Albatross
学名 Appias Lyncida  亜種は異なるかもしれないが間違いなくタイワンシロチョウだ 英名のアルバトロスに名前負けしない迫力がある
日本の石垣島でも写真を撮っているが、こちらのほうは翅裏の黄色が鮮烈だった
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Common Yellow Jezebel
スリランカで見たCommonJezebel (PaintedJezebel ベニモンシロチョウ)は赤黒白黄4色が鮮やかだったが、こちらのYellowJezebelは地味なシロチョウだった
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Malayan Jezebel
写真は鮮明ではないが翅の付け根の赤がはっきりとしており、学名 Delias ninus ninus と判定した
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タテハチョウ類

Knight
英名で騎士 学名は Lebadea martha malayana  図鑑で探して間違えることのないわかりやすい蝶だ 色彩的には地味だが迫力がある
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Malaysia Viscount
次は「マレーシアの子爵」 後翅の下端の水色が印象的だった 学名はTanaecia julii bougainvillei
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Stiboges Butler
英名もButler(執事)となると格が落ちる この蝶は学名も Stiboges nymphidia nymphidiaで
図鑑によると希少種らしい
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Straight Line Map-wing
もちろんイシガケチョウ 日本のイシガケチョウの学名は Cyrestis thyodamas だが、こちらは Cyrestis nivea nivalis というらしい 亜種レベルで異なるのだろうか
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Blue Admiral
学名は Kaniska canace 日本のルリタテハと同じだ 見た目も同じようだが後翅の水色の帯が明らかに太くて違和感がある
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Blue Pansy
間違いなくアオタテハモドキのオスとメス ただマレーシアの図鑑では学名が Precis orithya で日本の図鑑では Junonia orithya と表記されている 次のタテハモドキも同様で日本は Junonia 、マレーシアは Precis だ ちなみにスリランカの図鑑は日本と同じ Junonia となっている 個別種を表す後の名前が一致しているので同一種は間違いないと思う
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Chocolate Soldier
スリランカでも写真を撮った Precis iphita (スリランカでは Junonia iphita)
良くチェックしてみると日本では迷蝶扱いで図鑑に登場するイワサキタテハモドキと全く同じである
ただ日本の図鑑のほうは学名が iphita ではなくhedonia となっているので別種かもしれない
カラー図鑑で見る限り全く同一種に見えるのだが...
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Grey Pansy
この蝶はスリランカにもいるようだが出会っていない 学名 Precis atlites
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Lemon Pansy
タテハモドキの仲間は英語でPansyという このレモンパンジーは日本にいないが、和名では何と呼ぶのだろうか スリランカにもたくさんいた蝶だ
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その他

種名不詳1
タテハチョウ科の蝶だと思うが図鑑に載っていない ジャングルの奥で撮影したので新種かもしれない
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種名不詳2
日本にたくさんいるヒメウラナミジャノメのそっくりさん マレーシアの図鑑によるとあちらのウラナミジャノメは three-ring(後翅の蛇の目が3個)が基本のようだが、これは二つ目だった
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種名不詳3
裏面の模様を見る限りは日本のカバイロシジミ もちろんカバイロシジミは北の蝶で日本では北海道と青森にしかいない
別種であることは間違いないがマレーシアの図鑑に該当種がなかった
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種名不詳4
セセリチョウの仲間にはほとんど出会わなかった 学名Salanoemia salaではないかと思われるが定かではない
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マレーシアは蝶の宝庫だと思うが、残念ながら出会った種類はさほど多くはなかった
できることならもう一度、蝶の撮影を目的として訪問したい

by mustachio | 2010-02-02 14:37 | Comments(0)


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