7月11日 東ヌプカウシヌプリ登山
7月11日から「マイル利用」で、2年ぶりの夏の北海道を旅行してきました
北海道遠征は6月ごろが多く、7月の遠征はリタイア後初めてではないかと思います
主な目的は7月発生のカラフトルリシジミとカラフトセセリの写真を撮ることです
時期的に遅いことはわかっているのですが、まだ未撮影のリンゴシジミも内心では狙っていました
当日は参議院選挙の日でしたが、もちろん事前に期日前投票を済ませて、朝早い便で帯広に向かいました
着いてみると現地は快晴、天気の良いうちにカラフトルリを狙おうとレンタカーで然別を目指し、昼ごろから東ヌプカウシヌプリへ登り始めました
(具体的な生息地名の表示は不適切かもしれませんが、いろいろな雑誌にこの撮影地名が公開されているので公知公開のものと理解しています もちろん採集禁止の特別天然記念物です)
この山は初めての訪問ですが、うまくポイントを見つけることができ、念願のカラフトルリシジミと対面することができました
カラフトルリシジミ
この山への挑戦は3~4年前から計画していたが、スケジュールが合わないか、予定日に雨に降られるかして達成できずにいた
初対面のカラフトルリはブルーグレーの地味な感じで、普通のルリシジミのオスのようなイメージだった(裏面の模様は全く異なるが)
オオイチモンジ
山頂でオオイチモンジと出会った
本州では中部山岳に棲息する高山蝶だが、北海道では比較的数が多い
イチモンジ・ミスジ蝶の仲間ではあるが、オオイチモンジには風格が感じられる
コヒオドシ
コヒオドシも本州では高山蝶
北海道ではよく見かけるが、6月だと翅が傷んだ越冬個体も多い
7月のコヒオドシは新鮮な個体ばかりで美しい
カラフトタカネキマダラセセリ
エクセルなどで蝶をリスト化するとこの蝶の名前が桁数のネックになる つまりカタカナ表示で一番名前が長い
北海道では良く出会う蝶だが、ここでは7月中旬だというのにオスばかりだった(山が高いせいだろうか)
エゾシロチョウ
北海道では珍しくもない普通の蝶だ
本州の希少種であるミヤマシロチョウに似ているが、数はアゲハチョウ科のウスバシロチョウより多いような印象がある
久しぶりの対面なので写真をアップしておく