渡りの季節
10月に入るとさすがに「蝶の季節」は終わる
蝶から他に目を転ずれば、自然界はまだまだ活動の季節である
10月1日、家内と東名を走って愛知県の伊良湖岬へ「鷹の渡り」を見に出かけた
伊良湖岬の駐車場は東に伊良湖ビューホテル、西に灯台や神島を望む何の変哲もない「ただの駐車場」である(周りには土産物屋が並んでいる)
ここが鷹の渡りのポイントとなっていて朝早くからバードウォッチャーが待機して一日空を見上げている
サシバ
鷹は種類も多く識別もかなり難しい
伊良湖岬で多いのはサシバ
飛ぶ数が多くシャッターチャンスも多いのでかなりアップの写真が撮れる
ハチクマ
サシバより翼の幅が広くゆったりと羽ばたきながら飛ぶ
頭は相対的に小さく首が長い
ノスリ
別称「クソトビ」
下から見上げると鳶より白っぽく、翼の先端と中央部(翼角)の班が黒い
ミサゴ
腹(下面)が白いのでわかりやすいが、真下から見上げたのでは頭の白いのが確認できない
成鳥で頭が白い鷹はミサゴぐらいだと思う
ヒヨドリ
もちろん鷹の仲間ではない普通のヒヨドリ
伊良湖では鷹よりも数が多く、群れをなして西へ渡っていく
ヒヨドリは東京の街中にも多いので、鳥に詳しくない方は「渡り」をご存じないかと思うが、立派な渡り鳥である(ただ渡りをしない留鳥のヒヨドリもいて、これも同じヒヨドリである)
ヒガンバナとコスモス
帰り道でヒガンバナやコスモスの写真を写した
暑かった夏が終わって秋が始まったようだ