6月15日長野県南部遠征
5月23日から野鳥撮影で海外遠征をしていたため、ブログに1カ月の穴をあけてしまった
3週間の写真撮影枚数は天文学的な数字になり、整理に時間がかかるのでブログアップにはさらに時間を要することになる
そんな訳で逆順になるが、国内での撮影を先に披露することになる
6月15日は家内と二人で片道300キロの遠距離を走ってベニモンカラスシジミの撮影に出かけた
ベニモンカラスシジミは絶滅危惧の希少種で、日本でも限定されたポイントでしか見ることができない
詳細な撮影ポイントもわからず、勘だけを頼りの撮影行だったがなんとか目的を達することができた
ベニモンカラスシジミ
この蝶の活動時間は午後3時~4時前後との情報は持っていた
そのため現地では予備調査を行う余裕があり、ウツギの花の所在を確認してターゲットを絞り、午後3時前に無事対面を果たすことができた
現物はカラスシジミより少し小型だが裏面の斑紋は非常に良く似ている
発生時期が少しずれるので、撮影日時と撮影場所から一応の同定は可能である
本当は翅表のオレンジの斑紋を撮りたかったが、最後の写真では透かした状態のオレンジが確認できるので一応納得できる成果ということだろうか
スジグロシロチョウ
ウツギ(イボタウツギ?)の花にはいろいろな蝶が集まる
スジグロ系の蝶も多く吸密していた
キチョウ
サカハチチョウ
サカハチチョウはまだ春型が残っていた
ヒメウラナミジャノメ
ヒメウラナミジャノメもウツギで吸密していた
もしかするとウラナミジャノメと期待したが後翅裏面のリングは3個ではなく5個だった
アサギマダラ
アサギマダラもウツギに来ていた
秋に多い蝶なのでウツギでの吸密写真は初めてだと思う
ヒメキマダラセセリ
セセリ蝶は本種とアオバセセリが来ていた
スジグロチャバネセセリ、ヘリグロチャバネセセリと本種を翅裏だけで区分するのは難しいのだが、大ベテランのダンダラさんからご指摘を受けたので訂正させていただいた
オオミスジ
ウツギには来なかったが近辺でオオミスジを良く見かけた
ミスジ系の中では図体が大きいので迫力がある