還暦からのネイチャーフォト

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2012年 08月 02日

南会津の蝶

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希少種の蝶産地のため詳細地名は出さないが、福島県南部のある渓谷を探訪した
目的は未撮影となっているウラクロシジミの撮影である
実は今年になってから2回、ウラクロシジミに挑戦しており、まだ成果が上がっていない
ウラクロシジミはそれほど珍しい蝶ではなく、今年の挑戦も新潟県、長野県とそれぞれ別の県を狙っている
この蝶の特徴は(特にオスの)活動時間が夕方に集中することで、白い光を点滅させるように薄暮の中を飛び回る姿は一度見ると忘れることはできない
つまり、ウラクロシジミは何回も目撃しており、特に新潟のフィールドでは1メートル以内の至近距離で静止した蝶を目撃していながら、写真を撮りそこなった苦い経験だけが残っている
で、今回の成果であるが、タイトルにも記したように失敗であった
今年1、2回目の挑戦と異なり、蝶は述べ5回以上出現した  しかし移動スピードが速く、写真に撮れないのである(正確にいえば飛んでいる姿が写真に写ってはいるが、人様にお見せできるレベルではないのだ)
タイトルは「ウラクロシジミ撮影記」とならず、不本意ながら「南会津の蝶」となった

コムラサキ
コムラサキがどこにもいて何回も写真を撮った
この蝶は撮影角度を調整しないと紫の光沢が表現できない
その点、南米のモルフォ蝶はどの角度からでも光沢が確認できる不思議な蝶であった
4枚目の写真には8頭ものコムラサキが写っている 汚い写真で申し訳ないが獣糞で吸汁する姿だ
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シータテハ
山岳地のせいかタテハはキタテハではなく、シータテハだった
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ヒメアカタテハ
ヒヨドリバナにはヒメアカタテハが来訪していた
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サカハチチョウ
サカハチチョウは典型的な普通種 低山地ならどこでも姿を見せる
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ミドリヒョウモン
意外なことにヒョウモンをほとんど見なかった
見かけたのはミドリヒョウモンだけであった
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テングチョウ
写真を撮ったので一応アップするが、テングチョウも東京郊外にたくさんいる
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ミヤマカラスアゲハ
アゲハ類も少なかったが、このミヤマカラスアゲハはかなりゴージャスだった
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ヤマトスジグロシロチョウ
オカトラノオにスジグロが来ていた おそらくヤマトスジグロシロチョウのほうだと思う
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モンキチョウ
もう1種のシロチョウはモンキチョウ 北海道から南西諸島まで、日本中どこへ行っても出会える蝶だ
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ヒカゲチョウ
ジャノメチョウ科の蝶は結構多かった
ヒカゲチョウは今年初めての出会いのような気がする
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クロヒカゲ
近似種のクロヒカゲモドキが未撮影なので、普通種のクロヒカゲにはついカメラを向けてしまう
前翅裏面の蛇の目紋をチェックするがいつもクロヒカゲのほうだ
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ヤマキマダラヒカゲ
蝶撮影記に毎回登場する常連
割ときれいな個体だったので、シャッターを押した
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ヒメキマダラヒカゲ
こちらは今年初めての出会い
ある程度高度のある山地でないと出現しないが、7~8月は山へ行くことが多くなるので、出会いは多い
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ウラクロシジミ
この写真を簡単にウラクロシジミと断定することはできない
ただ飛翔するウラクロシジミのオスがたまたま梢に止まった位置に見つけたので、望遠レンズで無理やり撮影した蝶なのだ
そこで是非知りたいのが、ウラクロシジミが樹上で開翅してテリトリーを張る習性があるかどうかだ(以前静止状態を自分で確認したウラクロシジミは翅を閉じていた)
もしウラクロシジミに開翅の習性がないようなら、写真の蝶は明らかに別種のゼフィルスということになってしまう
ご教示いただけるご親切な方はいらっしゃらないだろうか
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エゾミドリシジミ
ウラクロを待機している現場で見つけたミドリシジミ
翅裏だけで同定するのはかなり難しいが、肛角橙色斑の形状や白条、尾状突起などからエゾミドリシジミと推定した
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ヒメシジミ
今年何回も出会っているヒメシジミ
オスのほうはそろそろくたびれてきているようだが、今がハイシーズンのようだ
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コキマダラセセリ
南会津で印象に残ったのがこのコキマダラセセリ
数が多くいろいろな場所で出会った  オレンジ色の明るい翅はどこへ行っても目を引き付ける力がある
5枚の写真のうち最初の3枚がオス、後の2枚がメスだ
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イチモンジセセリ
蝶の最後も普通種
秋になって数が増えてくるイチモンジセセリがもう元気に飛び回っていた
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オオトラフコガネ
蝶ではないが締めくくりは甲虫
久しぶりに美しいオオトラフコガネに出会ったのでご紹介したい
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by mustachio | 2012-08-02 20:17 | Comments(0)


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