還暦からのネイチャーフォト

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2012年 09月 07日

フィンランド・ノルウェーの鳥たち(1)

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5月から6月にかけて北極圏を旅行してから3ヶ月が経過してしまった
6、7、8月はアウトドアのハイシーズン  特に「日本の蝶」を最優先テーマとしている私にとってはパソコンの前で仕事をする時間があまりとれず、旅行写真の整理が手つかずのままになっていた次第である

9月に入ってどうやら時間もできてきたので「北極圏の鳥」の画像をアップしていきたいと思う

夏のフィンランド・ノルウェーは繁殖のためにいろいろな鳥が南から渡って来る
加えて北極圏から動かない鳥もいて、まさに鳥の天国になるのだが、北の鳥をイメージできるのはフクロウとライチョウが双璧ではないだろうか

第1回はフクロウ編からスタートすることとしたい

北欧のフクロウは日本のフクロウと共通の種類もいる
いわゆる普通のフクロウやコミミズクなどは共通種で、日本がかつてユーラシア大陸と陸続きで会ったことを想起させる

一番人気の高いヨーロッパのフクロウはシロフクロウだと思うが、今回のツアーでは出会いがなかった
ただ、今年は2月のバンクーバーで多数のシロフクロウと対面しているので、全く失望感はなかった(写真は以前のブログをご参照いただきたい)

HAWK OWL (オナガフクロウ)
フクロウの中で最もインパクトがあったのがこのオナガフクロウだ
日本にはいない種類で北極圏を生活圏とする大型のフクロウである
幸い営巣場所が確認できたので、餌をくわえた個体やら、北欧らしい木製の電信柱をバックの風景風写真など多くの写真を撮影することができた
ちなみにこの鳥は英語ではホーカルと発音され、最初はその意味がわからなかった
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GREAT GREY OWL (カラフトフクロウ)
カラフトの名前を持つが日本の鳥類図鑑には載っていない
基本的にはロシアを棲息圏とするフクロウで、カラフトには棲んでいるかもしれないが正確なデータが手元にない
高い木の上のフクロウを無理して望遠レンズで撮影しており、写真に変化がないが、一部、雛の顔が確認できるものもある
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URAL OWL (フクロウ)
英名のURALはもちろんロシアの山脈の名前
おそらくこの辺りに多いのだと思うが、日本の単純なフクロウという呼び名になじんだ我々にはURALという名前に違和感がある
今回のツアーではフクロウの巣立ち雛に出会った
フクロウも肉食動物なので天敵は少ないとは思うが、巣立ち雛はただじっと木に止まっているだけで、写真には撮りやすいがいかにも無防備である
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TENGMALM'S OWL (キンメフクロウ)
ユーラシア大陸だけでなく北米大陸にも分布する北方系のフクロウ
実は、日本でも北海道の大雪山系に棲息が確認されているのだが、日本で写真を撮った人はほとんどいないと思われる幻の鳥である
夕方遅く暗い茂みの中で撮影しているので写真は不鮮明だが、良く見ると金目が確認できる
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SHORT-EARED OWL (コミミズク)
コミミズクはユーラシア・アフリカにも南北アメリカにも棲息するグローバルバードだ
日本でも割と普通に見られるフクロウである
フィンランドでも日本と同じように1羽で杭の上に静止して獲物を待っていた
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PIGMY OWL (スズメフクロウ)
スズメぐらいの大きさの小型フクロウ
英名のPIGMYは差別用語ではないかと思うが英国人は気にしないようだ
図鑑によると小型の割には非常に狩猟能力が高い猛禽らしい
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by mustachio | 2012-09-07 11:24 | Comments(0)


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