還暦からのネイチャーフォト

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2014年 03月 07日

インド/アッサム探訪記(8)

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ナメリ国立公園は三大国立公園の中央に位置する
他の二つが世界自然遺産に登録されているのにここだけは対象外だが、それだけに魅力がある
(個人的な意見だが、世界遺産登録は「観光地化」という商業主義が背後に見え隠れして歓迎しない むしろ人が大勢入って自然破壊につながるマイナスが大きいような気がする)
ナメリ国立公園はジープサファリも象サファリもない自分の脚で歩いて回る自然公園だ(動物から身を守るため前後にライフルを持ったガードマンが必要だが)
もう一つのサファリがゴムボートサファリ、ゴムボートに乗って川の上から沿岸を観察するのも楽しい
三大国立公園の中ではここが最も自然が残され、いろいろな希少種の鳥にも巡り合えた

アカツクシガモ(Ruddy Shelduck)
アカツクシガモは割と警戒心が強いようだ それでもゴムボートで川面から近寄ると比較的安心するようで結構アップの写真を撮ることができた
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ハジロモリガモ(White-winged Duck)
今回のツアーの最大の収穫がこのハジロモリガモ
超絶滅危惧種で現存個体数が世界で300羽、インドでは150羽といわれる「レアもの」
2時間ほど林道を歩いて目的の池まで行き、運良く姿を見ることができた
十年後にはこの写真自体がたいへんな希少価値を有しているかもしれない
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ナベコウ(Black Stork)
英語をそのまま和訳すると黒コウノトリ
日本では記録もあるが迷鳥 ユーラシア・アフリカの旧大陸では割と普通に見られるようだ
名前のように鍋のように黒い鳥だが、下から見上げると純白の腹部がくっきり目立つ
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カワウ(Great Cormorant)
どうということのないカワウ
夕暮れのゴムボートの上からどうということもなくレンズを向けた
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ミサゴ(Ospray)
ミサゴはグローバルな魚食系猛禽
淡水でも海岸でも世界中いろいろなところに現れる
最近は英名のオスプレーまで有名になってしまった
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トキハシゲリ(Ibis Bill)
初めて出会った鳥
ブータン・ネパールなど地域限定の珍鳥だ
朱鷺のクチバシという英名の通り反った赤いクチバシがセールスポイントである
夕暮れの川辺で撮影したが距離が遠く、肉眼ではどこにいるのかわからないような保護色だった
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カタグロツメバゲリ(River Lapwing)
ツメバゲリという鳥は以前アフリカのケニアで出会っている 黒と白と茶色のシンプルなデザインのケリだった
その時にこの鳥の名前はツバメゲリではなく羽根に爪があるというツメバだということを覚えたが、どのように爪が生えているのかは全くわからなかった
ナメリの川で出会ったツメバゲリは運よく飛翔シーンを抑えることができたが、写真で見ると両翼の前(肘の部分)に爪が生えているのがはっきり確認できる
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ヒメツバメチドリ(Small Pratincole)
今度の鳥はツメバではなくツバメ  尾が燕尾型の千鳥の仲間でツバメチドリという鳥がいる
東南アジアに広く分布し日本でも繁殖例があり、割とポピュラーな人気の高い鳥である
今回はその小型版であるヒメツバメチドリに出会った
最初河原で見かけた時は近づくとすぐ飛んでしまいアップで撮影するのにたいへんな苦労をした
ところが夕方のゴムボートサファリでそのヒメツバメチドリの群れが休んでいる砂州に近づくことができたのである(丸っこい同形の鳥が無数に並んでいる光景は「ひよこ饅頭の詰め合わせ」を思わせるものがあった)
色彩的には地味なのにとにかく可愛いのでたいへんな数の写真を撮ってしまい後の整理(取捨選択)が大変であった
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カノコバト(Spoted Dove)
キジバトによく似た鳩でインドからフィリピンにかけて東南アジアに広く分布する
首の脇の模様がキジバトは縞だがカノコバトはスポット つまり鹿の子模様だ
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ミドリサトウチョウ(Vernal Hanging Parrot)
サトウチョウという鳥の種類はあまり馴染みがないがインコを小さくずんぐりさせたような鳥のことをいう
色彩的には結構美しいのでアップが写せればよかったのだが、はるか遠くの拡大写真しか撮れなかった
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ミドリハチクイ(Green Bee-eater)
ビーイーターをハチクイと訳したネーミングには手抜きを感じるがある意味でわかりやすい
ハチクイの仲間は色彩的に美しいものが多く海外のバードウォッチングではターゲットとなる
今回のツアーは花との出会いが少なかったので、数少ない花をバックにしたポートレートである
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オオサイチョウ(Great Hornbill)
ナメリの宿舎はバンガローのような茅葺き小屋だったが敷地内に大木があり、早朝その大木にオオサイチョウのつがいが遊びに来た
周囲は暗く、大木なので鳥とカメラの距離は結構あったが、求愛給餌のシーンなどしっかり撮影することができた
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ハイガシラコゲラ(Grey-capped Pigmy Woodpecker)
英名にピグミーが付くように非常に小さなキツツキ
色も地味で黒とグレーで構成される  写真で種類を判定するときはわかりやすい
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コガネゲラ(Greater Flameback)
赤い帽子で背中が黄金の美しいキツツキ
撮影位置が悪くぎりぎりの拡大写真を載せるしかないのが非常に残念である
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ヒイロサンショウクイ(Scarlet Minivet)
サンショウクイの仲間は群れを作って移動する
落ち着きがなくすぐに移動してしまうのでなかなか良い写真が撮れない
ナメリでもチャンスがあったが成果はいまいちだった
前にも触れたように赤いのがオス、黄色いのがメスである
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タカサゴモズ(Long-tailed Shrike)
3回目の登場になるタカサゴモズ
前の2回はピントの甘い写真だったが今回のはきっちり撮れている
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サルタンガラ(Sultan Tit)
同行者の間で出会う前から人気が高かったのがこのサルタンガラ
サルタンとはご存じの通りインドの王侯、東インドやネパールなどヒマラヤ地域の限定種だ
上半身真っ黒で頭に真っ黄色の飾り羽とくればサッカーの本田選手の金髪をほうふつとさせる
高い木の茂みの中にいるためカメラのAFが思うように機能せず苦労したが、結構ピントのいい写真をものにすることができた
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エボシヒヨドリ(Black-crested Bulbul)
カジランガで撮影したコウラウンと同じヘアスタイルのヒヨドリ
写真のピンが甘いのが残念だが色彩的には結構いいセンスをしていると思う
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ノビタキ(Common Stonechat)
おなじみのノビタキ
カジランガの写真がメスだったのでオスの写真を載せることにする
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オジロビタキ(Taiga Flycatcher)
オジロビタキの前出   デリー近郊の写真のほうが良く撮れている
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タテジマクモカリドリ(Streaked Spiderhunter)
海外のバードウォッチングは現地ガイドが英語ベースなので英名を覚えることが必須条件になる
タテジマクモカリドリなども直訳の名前なのでわかりやすくていい
写真は逆光条件下なのできれいではないがクモカリドリのシルエットははっきり出ている
以前マレーシアでこの鳥を撮影しているのでご興味ある方は小生のホームページのポータルサイト(古希からのネイチャーフォトライフ)をご参照ありたい
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by mustachio | 2014-03-07 12:25 | Comments(0)


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