還暦からのネイチャーフォト

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2014年 06月 21日

6月の中越・蝶探索

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国内・海外を問わず鳥・蝶・野草などの撮影は家内と二人で出かけるのが基本である
旅行先などについて特にパターンを決めているわけではないのだが、ここ数年年中行事的に出かけているのが4月の新潟(ギフチョウ)、5月の白馬(ギフ・ヒメギフ)と6月の新潟・中越地方だ
6月の訪問先は見附市・三条市周辺で、ターゲットは主としてチョウセンアカシジミ、できればウラキンシジミとウラクロシジミというのが狙いである
というよりは、6年前の6月にウラキンシジミとの初対面(撮影成功)があり、その時にウラクロシジミも眼前1メートルの距離で確認したのにレンズが400ミリで撮影しそこなうという経験があり、そのリベンジがバックグラウンドというのが本音に近い
ここ数年の実績ではチョウセンアカシジミは間違いなく撮影できるのにウラキン、ウラクロは姿を見せたことがない(例年いろいろと都合があり日程が6月下旬になってしまうのが原因のようだ)

そして今年、6月16日の月曜日に群馬の山荘から関越で新潟へ向かった
結果は大成功  ウラキンシジミには再会するし、ウラクロシジミもどうにかカメラに収めることができた

チョウセンアカシジミ
チョウセンアカシジミは食樹(中越地方ではデワノトネリコ)からほとんど離れずに生活するという習性があるので、発生木が確認できれば毎年出会いが期待できる
出かけるのがウィークデイのためか、われわれ夫婦の常連木では過去6年間撮影者・採集者に出会ったことがないが今年は先客があった
東京から来られた4名のグループ(撮影者)である
今回はこちらのグループに別のポイントにもご案内いただき、おかげでチョウセンアカシジミの吸蜜シーンなども撮影することができた お名前等確認しなかったのでここでお礼を申しあげておきたい
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アカシジミ
こちらは普通のアカシジミ
新潟ではあまり見ていないが、今年はアカシジミが多かった
そういえば毎年この季節に東京近郊でアカシジミに会いに行くのだが、年をとって億劫になったせいか今年は一度も出かけていない
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ウラナミアカシジミ
どちらかというとアカシジミより少ないのだがウラナミアカシジミも東京近郊で普通に見られる
感覚的な問題かもしれないが、新潟中越のウラナミアカは大型で黒みが強いような印象がある
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ウラキンシジミ
今回の撮影行では2回の出会いがあった
最初の1頭(1~3の写真)は4人グループの方とチョウセンアカシジミ撮影時に見つけたもの、2頭目(4~5の写真)はグループと分かれた後、昔ウラキンを撮影したポイントで再会を果たしたものである
どちらも新鮮な個体なのだが、良く見ると最初の1頭は前翅裏面の斑紋がほとんど見えず全体が黒っぽい
帰ってから図鑑等をチェックしてみると、どうも最初のほうが♂、後のほうが♀ということのようだ
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ウラクロシジミ
さてこちらがリベンジ対象のウラクロシジミ
実をいうと新潟中越地区以外にもあちらこちらウラクロシジミに挑戦しており、南会津や佐久周辺では飛翔中のウラクロシジミをしっかり確認している
このシジミは翅表が銀白色で、夕方樹冠を緩やかに飛翔する習性があり、見つけやすいのだが写真は撮りにくい
今回はウラクロのフィールドで3時ごろから待機し、何十頭もの飛翔が確認できたが、とまってくれたのはわずか2~3回、それもかなり薄暗くなってからだ
それでも400ミリの望遠でワンチャンスの撮影に成功し、リベンジを果たすことができた
ホームページ「還暦からの蝶240種」のウラクロシジミのページも早速書き変えたいと思っている
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ミドリシジミ
チョウセンアカシジミの常連木で撮影した
この付近は田んぼが多くハンノキもあるので以前にもミドリシジミを撮影している
ただ時期のせいかいつもメスで、今回もメスのミドリシジミだった(写真を良く見ると一部青緑色が見えるような気もするが飛んだ時の翅表は黒褐色だった)
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ルリシジミ
この季節はルリシジミも多い
ウラクロシジミが銀白色で樹冠をチラチラと飛ぶため、同じような飛び方をするルリシジミにはいつも混乱させられる(ルリシジミのほうがはるかに小さく、近くで見れば間違いようはないのだが)
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オオチャバネセセリ
定点観測、というほど大げさな話ではないが、毎年中越地方でこの時期に見るセセリチョウは決まってオオチャバネセセリである
極めて普遍的なイチモンジセセリなど姿を見せない
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テングチョウ
テングチョウは普通に見られる
そういえば今年は関西地方でテングチョウの集団発生が頻発しているという情報があるが、その後どうなっただろうか
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サトキマダラヒカゲ
キマダラヒカゲも珍しい蝶ではないのであまりシャッターを押すことがない
この地域のキマダラはヤマキマダラヒカゲではなくサトキマダラヒカゲのようだ
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クロヒカゲ
クロヒカゲも普通種だが開翅のシーンはわりと珍しい
クロヒカゲを見るとどうしてもまだ未撮影のクロヒカゲモドキを思い出してしまう
いろいろと発生場所の情報を仕入れているので今年は「モドキ」のほうを是非撮影したい
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イチモンジチョウ
中越のこのフィールドはアサマイチモンジとイチモンジチョウが混在する
同一場所で2種同時撮影も経験したことがあるが、今年の出会いはイチモンジチョウのほうだけであった
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ミドリヒョウモン
6月は蝶の季節  フィールドでヒョウモンチョウ類が元気に舞う姿を見ると「また今年も(この季節を迎えることができた)」と感慨を覚える
多いのはミドリヒョウモンとウラギンヒョウモンだ
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ウラギンヒョウモン
ウラギンヒョウモンには別にギンボシヒョウモンという類似種がいて遠くからでは識別が難しい
とまって後翅裏面の斑紋を見せてくれるとどちらか区別できる(後翅最上列の白斑数が5個ならウラギン、4個であればギンボシというわけだ)
今回のヒョウモンはウラギンのほうだけだった
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by mustachio | 2014-06-21 15:48 | Comments(0)


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