還暦からのネイチャーフォト

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2014年 09月 18日

2014/09長崎旅行(2)

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9月9日(正確には9月8日のようだ)は中秋の名月  東の空にフルムーンと呼ばれる大きな満月を見ることができた
ナイトツアーでライトアップされたザビエル教会もコンパクトデジカメできれいに撮ることができたので、ネイチャーフォトの枠外ではあるがアップしておく

アカハラダカ
今回の旅行のもう一つのメインテーマがアカハラダカ
朝鮮半島や中国からフィリッピン方面に渡りをする鷹で日本では九州や南西諸島で渡りを見ることができる
長崎の対馬、佐世保、五島列島などが有名な観測地で9月中旬になるとバードウォッチャーが集結する
佐世保の烏帽子岳山頂付近も50名近い愛好者が詰めかけていたが、今年はどうも数が少ないようで、シャッターチャンスも少なく皆さん良い写真は撮れなかったようだ
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トビ
小生の400ミリ望遠レンズは一応AFなのだが10年以上前の製品でだいぶ昔に製造中止になっている年代物だ
したがっていわゆる「飛び物」の撮影には向いていない
特に今回のアカハラダカのように距離が遠く空に黒い点が浮かぶような構図ではなかなかAFが機能しない
写真のトビのようにある程度の大きさが確保できるような距離であれば「飛び物」もAFで撮影できるのだが...
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ヤマガラ
鳥や昆虫など動物を撮影するのはハンティングや犯罪捜査と同じように「追っかけ型」もあるし、「張り込み型」もある
どちらかというと蝶の撮影は追っかけが多く、鳥の撮影は張り込みが多い
私個人はじっくり待つタイプではないので、家内が鳥を待っている間、一人で動き回って蝶や鳥や花を探し回ることが多い
バードウォッチャーがアカハラダカを待って空を見上げている間、暇にまかせてヤマガラが青虫を見つけるシーンなどを撮影した
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ネキトンボ
烏帽子岳には東京近郊ではあまり見かけない赤とんぼがたくさんいた
翅の付け根がオレンジ色をしている赤とんぼはいろいろあるのだがどちらかというと小型のトンボだ
長崎のトンボはアキアカネ、ナツアカネと同じくらいの大きさで、帰って調べたところネキトンボのようだ
漢字で書くと根黄蜻蛉で覚えやすい
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ニワハンミョウ
9月初旬の千葉県でナミハンミョウ(ハンミョウ)をたくさん見たが、長崎には色彩的にずっと地味なニワハンミョウがいた
別に九州特産というわけではないようだが、関東近郊で見たことがない
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アキノノゲシ
一般的に菊は秋の花といってよいと思うがキク科の花という意味では案外秋の花が少ない
イメージ的に秋を感じるキク科の花はヤクシソウとこのアキノノゲシだと思う
いかにも野生の菊の代表という顔をして咲いていた
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オトギリソウ
暇で烏帽子岳周辺を徘徊していた時に撮影した花
夏に山で見かけるオトギリソウのようだ
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キンミズヒキ
こちらも山道で普通に見られるキンミズヒキ
暇にまかせてアップを撮ったが、個々の花は小さいながら立派な5弁の花である
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オミナエシ
漢字で書けば女郎花、秋の七草のひとつ
十五夜のお月見に不可欠の花のような気がするが、最近野生で見ることが少なくなった
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ノアズキ
羊羹、大福、おはぎなど和菓子の主役である小豆
実は小豆の花の色が黄色であることを全く知らなかった
黄色いマメ科の花を撮影したので後で調べてみるとノアズキ(またはヤブツルアズキ)のようだ
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シラヤマギク
野菊の仲間は似たようなものが多く識別が難しい
花びらが不規則につくこの花はシラヤマギクだと思うが、茎が赤いという特徴が見えないので自信が持てない
アサギマダラなど、結構、蝶が遊びに来ていた
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ボタンヅル
最初はセンニンソウだと思っていたがどうも雰囲気が違う
雄しべが白いところはセンニンソウと同じなのだが、その雄しべの密度が濃く、先端のグレーの部分が目立つ
後で図鑑を確認してみるとボタンヅル 本州・四国・九州に広く分布するという
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センニンソウ
こちらは東京近郊でも普通に見かけるセンニンソウ
ボタンヅルと雰囲気は良く似ているが葉の形状は明らかに異なる
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ミズタマソウ
ちょっと見ではハコベの仲間の印象
実はアカバナ科ミズタマソウ属の植物だ
個人的にも初めて見る植物で家に帰るまで名前はわからなかった
花の根元の子房の部分に毛が密生しており、花が散るとこの子房の部分(実)が水玉に見えるという
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ツユクサ
子供のころから馴染みのツユクサ
長崎では見る機会が多く、アカハラダカ待ちの烏帽子岳では暇にまかせて花のアップを撮影した
よく見ると花びらは2枚ではなく、青い花弁の下側に白い花弁が1枚ある
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マルバヤハズソウ
丸葉矢筈草
今まで認識したことがない植物なのであまり自信がないのだがまず間違いないと思う
もう少し花や葉のアップを撮影していれば同定が楽になるのだが、フィールドではそこまで気が回らない
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メカルガヤ
カルガヤは漢字で刈萱
イネ科の植物は写真写りがいまいちであまり興味が持てないのだが、タイワンツバメシジミの観察会に来ておられた植物の先生が断言されたのでこの植物はまちがいなくメカルガヤである
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ヤマヒヨドリ
キク科フジバカマ属の植物も似たようなものが多く識別が難しい
花のイメージが図鑑の写真に似ているという程度のいい加減さでヤマヒヨドリと認定したが、正確には茎に生える毛の状態など写真に撮っておかなければならないようだ
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ヒヨドリバナ
ヤマヒヨドリは四国・九州限定種のようだがヒヨドリバナは日本全国どこででも見られる
逆に本家本元のフジバカマのほうが絶滅危惧種になってしまったようだ
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ゲンノショウコ
ゲンノショウコもあちらこちらで見かけた
九州のゲンノショウコは白色の関東タイプと違って濃いピンク色でよく目立つ
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キツネノマゴ
淡紅紫色の小さな花をつける植物
東京近郊を含めあちこちで普通に見られる
地味な植物の割に蝶をひきつける魅力があるようで烏帽子岳ではツマグロヒョウモンがこの花に集まっていた
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ツルボ
関東地方でもよく見かける花だがこのピンク色の花は遠くからたいへんよく目立つ
写真の花は葉のない花穂だけのタイプだが、立派に葉を茂らせるタイプもあるようだ
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シバハギ
見た目は萩だが背丈が低く草本と木本の中間くらいの植物だ
タイワンツバメシジミの食草で卵は花の付け根当たりの茎の部分に産み付けられる
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ナンバンギセル
この花には葉緑素がなくススキなどに寄生する植物である
見たのは初めてではなく以前見たのは東京の植物園(向島の百花園?)だったと記憶しているが、見かけどおりエキセントリックな風貌である
タイワンツバメシジミが発生するススキの原にはこのナンバンギセルがたくさん生えていた
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by mustachio | 2014-09-18 16:06 | Comments(0)


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