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還暦からのネイチャーフォト

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2016年 01月 25日

タイ北部の自然01

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バーダー(野鳥愛好家)である家内のお供でタイを旅行した
例によって野鳥には詳しくない小生が「タイなら東南アジアの蝶が見られる」と期待してバードウォッチングツアーに参加したわけである
今までトランジットなどでバンコックには何回か足を踏み入れているが、タイの国内旅行は初めて
1週間程度の短期間ではあったが、スケジュール・訪問地など撮影した植物(花)の写真と合わせご紹介することとしたい
蝶の写真と野鳥の写真は現在整理中のためしばらくたってからのブログアップになる

1月10日
羽田空港出発
出発は1月10日0時20分
バンコックまで6時間ちょっとの旅だ
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チェンライ空港到着
バンコック乗継で到着した空港はチェンライ、古都チェンマイは観光地として有名だがチェンライはさらに北に位置しミャンマーとの国境に近い
最近は東南アジアへの旅行が多いが、山間部もしっかり舗装されており交通事情などタイのレベルはかなり高いというのが第一印象だ (インドシナ半島は基本的にフランス方式と思っていたが車は左側通行だった)
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タトンフィールド
ロッジにチェックインした後、周辺の農地や河原などで探鳥する
南国のタイではあるが北部は標高があり1月がちょうど日本の春の気温である
フィールドにはコック川が流れており、河原で前にインド・アッサムで会ったヒメツバメチドリに再会した
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タトンフィールドの植物
歩いたところが農耕地主体だったので植物は平凡なものが多かった
特別といえばコリアンダーの群落、まったく自然な形で生えているのか栽培種が野生化したものかは定かでないが一面にコリアンダーの香りが漂っていた
ご承知のようにコリアンダーは中華野菜のシャンツァイ(香采)のこと、タイ料理にもよく使われていて独特の風味の1要素である
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1月11日
ドイラン山腹
ドイはタイ語で山のこと 2日目はドイランの山腹を探索した(希少種の野鳥であるヤマドリやコジュケイを観察したのはこのあたりの林道である)
この辺りはドイパーホンポク国立公園に指定されていて自然は豊かであるが、自然保護のための注意書きも多い(英語なら意味が分かるがタイ語で書いてあるとチンプンカンプンである)
ミャンマーの国境が近いため兵士が駐屯しているものの緊迫感は全く感じられない
駐屯所の道路の脇に箒の材料にする植物が並べられているが警備兵が暇に任せて干しているらしい
全く平和そのものである
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ドイランの植物
林道歩きが主体で森(雲霧林)には入らなかったため植物は地味なものが多かった
1月という季節が花のためには少し早いのかもしれない
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1月12日
ファン温泉からドイアンカンへ
 タイ人はあまり入浴の習慣がないようだがタイにも立派な温泉があった
間欠泉で一定時間ごとに温泉が吹き上がる
フィールドには小川のような温泉(50度Cくらい)が常時流れていて、なかなか雰囲気のある自然公園を形成していた
温泉の後、ドイアンカンへ移動し渓流沿いのレストランで探鳥しながらの昼食となる
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ドイアンカンの植物
3日目になると地域の自然環境も何となく見えてくるものだが、タイ北部の植物相は日本の南西諸島のものに近いというイメージがつかめてきた
沖縄など南西諸島には海浜性植物が多いのだが、タイ北部は山岳地帯でありながら沖縄と同じような植物を見かける
路傍にセンダングサが多いのでそのような錯覚を覚えるのかもしれない
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タイのお花見
夕方、といっても日が長いので明るい時間帯だがドイアンカンの植物園を訪ねた
正確には最後の写真にあるように Royal Agricultural Station なので植物園とは違うようだ
ただ広範囲に花一杯の庭園が広がり桜(ソメイヨシノではなく寒緋桜のような濃いピンクの桜)が満開で、大勢のタイ人がお花見に集まっていた
我々は鳥を探しに行ったのだが結果的に現地の人たちと一緒にタイの桜を楽しむことになってしまった
タイのお花見は4月ではなく1月のようだ
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by mustachio | 2016-01-25 16:30 | Comments(0)


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