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還暦からのネイチャーフォト

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2017年 12月 18日

2017「北」の旅/12月6日

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中標津の公園
3日目
周囲は雪景色だが朝から晴天
まずはホテル近くの公園を散歩し鳥を探す
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アカゲラ
最初に現れたのはアカゲラ
コアカゲラでも出てくれば大騒ぎになるところだが、連れはベテランばかりなので一応カメラを向ける程度の反応だ
(こちらも証拠写真程度の写真しか撮れていない)
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ゴジュウカラ
北海道のゴジュウカラは亜種名シロハラゴジュウカラと呼ばれるように腹の部分が白いのが特徴である
中標津の公園で撮ったゴジュウカラはしっかりと下半身が写っているのだが、肝心の部分が白くなくて本州のゴジュウカラのように褐色だった
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シジュウカラ
シジュウカラは東京のシジュウカラと変わりがなく普通である
生物的には特記事項がないので「雪景色の中の飛び出し」をアップしておく
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エゾリス
雪の公園にはエゾリスも登場した
エゾリスの生態については全く知識がないのだが、冬の間でも冬眠せず餌を探して歩いているのだろうか
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中標津のナナカマド並木
ナナカマドはバラ科の落葉高木
関東などでは山地の植物だが、北海道・東北などの北国では街路樹として植えられることも多い
中標津にもナナカマドの並木がありこの時期赤い実が美しく積もった雪との対比が印象的だった
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ヒヨドリ
ヒヨドリがナナカマドの実を食べに来ていた
東京のヒヨドリもピラカンサの実にやって来るが、どちらかというと好物ではなさそうで他の木の実がなくなってしまった頃にやって来る
ナナカマドの実は果実酒のもとにもなるのでピラカンサよりはうまいはずだと勝手に推定している
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キレンジャク
ナナカマドにレンジャクが集まることは事前に承知し、期待していた
中標津の市内を鳥を探しながら車で流してみたが気配がない
あきらめて次の場所に移ろうかというタイミングでやっと小鳥の群を見つけた
50~60羽のレンジャクが集団で空を飛び、時々街路樹のナナカマドにおりて採餌しすぐに飛び立っていく
彼らの好みの木があるようで同じ枝に周期的に戻って来ることも判ったので道路で待機し撮影した
鳥はキレンジャク(集団の中にヒレンジャクはいなかった)
ナナカマドの実と雪を配して結構面白い写真を撮ることができ、楽しい時間を過ごした
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納沙布岬へ
キレンジャクを堪能した後、車は納沙布岬へ向かう
中標津~別海~厚床~根室を経由するルートである
納沙布岬は北海道の東端、北にはすぐ目の前に国後島が浮かぶ
崖の上から海上を見下ろす形での野鳥観察になるのでかなり長い望遠レンズでもクリアな写真を撮るのは難しい
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ウミアイサ
比較的数が多かったのがウミアイサ
オスとメスが混在する群が飛んできて着水した
順光で見ると美しい鳥である
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クロガモ
沖のほうにクロガモも見られたが大群ではなく小グループだった
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アビ
アビの仲間は徒党を組まず単独行動が多いようだ
遠距離撮影なので判定が難しいが写真の鳥はオオハムではなくアビだと思う
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ヒメウ
納沙布岬のすぐ脇にヒメウが集団生活をしている島がある
展望台からすぐ下に見えるので生態観察には最適のポジションだ
ヒメウは全身が黒い地味な鳥なので一般の観光客はすぐ飽きてしまうようだが
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ウミウ
ヒメウの島を観察していると種類の違う鳥が混在しているのがわかる
まずウミウ
同じ鵜の仲間だがヒメウよりは少し大きく顔の下半分が白いので全身が黒いヒメウの中では目立つ
(カワウもよく似ているが口角の形状で見分けることができる)
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チシマウガラス
ヒメウに近い鵜の仲間だが、夏羽(繁殖羽)のチシマウガラスは個性的で耳のような冠羽があり顔の部分(目の周辺)が真っ赤で目立つ
冬羽は地味なので目立たないがヒメウの集団を観察すると全体が褐色で顔から嘴にかけて明白色の鳥がいるのがわかる
チシマウガラスだ
今まで何回も冬の北海道に来ているわが家内にとってもライファー(初めて見る
鳥)だという
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シジュウカラガン
ヒメウの群から少し離れたところに雁がいた
それも比較的数が少ないといわれるシジュウカラガンだ
実は11月の蕪栗沼で撮影したばかりの鳥で「感動の再会」だった
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ゼニガタアザラシ
岬の上から海を泳いでいるアザラシを見つけた
頭しか見えていないので断定は難しいがゼニガタアザラシらしい
いかにも「北海道の海」だ

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根室へ
北風の吹き付ける納沙布岬で数時間過ごした後、来た道を引き返し根室(風連湖)へ向かった
午後3時半を過ぎると暗くなり4時前に日没となる
この日の夕焼けは前日よりさらにきれいだった
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by mustachio | 2017-12-18 10:00 | Comments(0)


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