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2018年 01月 17日

2018もう一度道東へ(羅臼・落石クルーズ)

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冬の道東BWツアーのもう一つの楽しみが海鳥を観察するクルーズだ
12月のツアーでは根室の歯舞港から納沙布岬まで根室半島の南側を航行した
1月のツアーはクルーズの計画が二つ組み込まれていて一つは羅臼港から野付半島方向へ向かうクルーズ、もう一つは根室の西側の落石港からユルリ・モユルリ島周辺を航行するコース、どちらも12月のクルーズとは重複しないので敢えて2ヶ月連続ツアーを選択したという経緯もある

羅臼クルーズ
羅臼クルーズは2日目
つまりシマフクロウの撮影をした日の翌朝だった
ちょうどこのタイミングで低気圧が通過し朝から大雨だった(この時期雪ではなく雨が降るのは珍しいことのようだ)
船は装備のしっかりした遊覧船で運行に全く問題はなかったのだが霧で視界は悪く鳥の姿がほとんど見られない状態だった
普通の年であれば1月末ごろから流氷が港内に入ってきて運行が難しくなる
逆に内陸部の結氷等により餌が不足しオオワシやオジロワシが港に集結するのがこの流氷シーズンなのだ(観光客も集結してにぎやかになる)
流氷到来前のこの時期船の航行はフリーなのでウミガラスなどが近くで見られ、運が良ければ冬羽のエトピリカにも会えると期待していたのだが、悪天候には勝てず成果のないまま引き返す結果になってしまった
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オオセグロカモメ
羅臼港ではカモメの姿もほとんど見られなかった
湾内に浮いていたり灯台(標識灯)にとまっていたりするのにレンズを向けてみたが、周辺が暗くて絵にならない
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ハシブトウミガラス
ハシブトウミガラスも港内で1羽だけ見かけた
距離が遠く色も出ていないが一応種が確認できる程度の写真は撮ることができた
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オジロワシ
先月のツアーではオオワシの飛び出しによる飛翔写真を撮影したが、オジロワシはそこそこの写真しか撮れていない
羅臼港では防波堤にオジロワシが止まっていて船が近づくタイミングで飛び立ってくれた
周囲は暗かったが一応飛翔を抑えることができた
2月に羅臼に来ればオオワシとオジロワシのアップはいくらでも撮影できるのだが残念ながら今年はその時期の北海道は予定していない
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いずれにしても荒天の羅臼クルーズで撮影できた野鳥は上記の程度である


落石クルーズ

落石クルーズは4日目、東京へ戻る日の午前中である
天候は晴れ
気温は低かったがあまり風もなく快適なクルーズ日和だった
こちらの船は漁船
落石の漁港が管理する公式な運航だが漁船なのでトイレがない 極寒のなか2時間半のトイレなしは後期高齢者にとってちょっときついが我慢することにした
船は東へ向けて進みユルリ島・モユルリ島を目指す(この二つの島の間にエトピリカの繁殖地があるのだが野生保護のため一般人は上陸禁止になっている)
発電用風車が回らないほど風は穏やかだったが、寒さで断崖に打ち寄せる波が凍り付いていた
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スズガモ
まずはスズガモ
日本では冬鳥として全国で見られる普通種
世界的に見ても普通種でユーラシアからアメリカまで北半球に広く生息する
関東でも千葉・茨城の海で見ることができる
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シノリガモ
北海道など北国で見られるカモ
漁港の中などで出会うチャンスが多く先月の道東でも撮影したが、今回のツアーではほとんど見かけなかった
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クロガモ
クロガモも千葉・茨城の海で見ることができる冬鳥だ
個人的なイメージとしては北のカモで納沙布岬など前回のツアーでも出会いが多かった
オスの黄色の嘴は順光でよく目立つ(逆光だとただの黒い鴨だ)
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ヒメウ
クルーズ中海上をヒメウが何羽も飛んでいたが近くでは見ることがなかった
納沙布岬でヒメウの大群を撮影しているので今回は風景写真としてシャッターを押しただけだった
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アカエリカイツブリ
アカエリカイツブリも距離が遠かった
昨年は関東の銚子や波﨑の漁港で多数のカイツブリが見られ近い距離でも撮影できたので今回は証拠写真程度で我慢しておく
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コオリガモ
落石クルーズの目的の一つはコオリガモをアップで撮ること
このカモは北方系でいわゆる北海道鴨、北海道と東北北部でしか見ることができない
北国のカモは天候が悪いと漁港などに避難する傾向があり港湾内で写真が撮れるのだが、このコオリガモはなかなか陸地近くに寄りつかず地上から見る機会が少ない
船で沖へ出ればチャンスがあり、先月の歯舞クルーズでも出会いがあったが、今回も比較的近い距離で撮影することができた
御覧の通り個性的な顔立ちで白いアイリングと嘴のピンクが可愛い
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ウミバト
クルーズ最大のターゲットはこちら    ウミバトである
アラスカからカムチャツカ方面の海に生息し、日本では北海道など冬の北日本でしか見られない
以前ノルウェーの北極圏でハジロウミバトを撮影しているがウミバトは初対面だ
図鑑で見るウミバトは夏羽の真っ黒なイメージなのだが、今回見たのは冬羽でかなり白っぽい鳥だった
揺れる船から望遠レンズで撮るため写真の出来がいまいちなのが残念だがうれしいご対面だった
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ケイマフリ
1枚目の写真はウミバトとケイマフリのツーショット写真
大きさもほとんど同じで、英語でいうGuillemotの仲間である
夏羽はどちらも真っ黒で足が赤いがケイマフリのほうは目の周りに白い勾玉状の斑がありわかりやすい
冬羽はどちらも白っぽくなり判別が難しくなるが、ケイマフリは冬羽でも白い斑が確認できるので何とか識別が可能である
ケイマフリはウミバトほどレアではないようで昨年の歯舞クルーズでも出会っている
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ラッコ
今回クルーズでの最大のイベントは「ラッコとの遭遇」だった
動物園以外でラッコを近くで見たのは初めてである
最初見つけたときはは腹を上にしたラッコ泳ぎの状態だった
船を恐れる様子もなく、短時間だったがこちらに手を振るように愛嬌を振りまいてくれた
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by mustachio | 2018-01-17 15:00 | Comments(0)


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