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還暦からのネイチャーフォト

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2018年 05月 18日

蝶鳥天国中部タイ撮影記(野鳥編4)

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中部タイの野鳥については整理が終わっているのでvol.1~vol.4まで一気にブログアップをしたい
vol.4のスタートはチメドリ科の積み残し、ガビチョウ類からになる

ヒメクビワガビチョウ
クビワガビチョウとヒメクビワガビチョウ
お互いによく似ていて識別が難しい(大きさはヒメのほうが小さいのだが、
写真ではツーショットでなければ判断ができない)
ヒメのほうは過眼線が黒く鮮明で白い頬と喉が繋がっている
クビワガビチョウのほうは頬と喉が黒い帯ではっきり分離されている(逆にいえば白い頬がくっきり孤立している)
といったところがポイントのようだ
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クビワガビチョウ
こちらが大きいほうのクビワガビチョウ
嘴の付け根から後方へ向かって黒い帯があるのがお分かりいただけると思う
どちらのガビチョウも生命力の強い鳥のようだ
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キガシラムクドリ
英語名はGolden-crested Myna
Mynaというのはムクドリというよりもハッカチョウの仲間のことだ
写真ではとトップの頭が黄色いのがオス、2枚目以降の目の周りだけ赤いのがメスである
動きの速い落ち着かない鳥だったが1枚だけ飛翔シーンを撮ることができた
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インドハッカ
別名カバイロハッカ
移入種として日本の南西諸島でも見られる
アジアではごく普通の鳥で市街地にも多い
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ホオジロムクドリ
こちらも国立公園ではなくバンコクに近いところで撮影した(市街地や農耕地のような平地に棲む鳥のようだ)
日本のムクドリのように白黒構成で嘴は赤いが、本種は目の周りが赤いのが特徴である(喉の部分が真っ黒なので頬の白いのが目立つ)
目つきはあまりよくない
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アカハラシキチョウ
いわゆる(ただの)シキチョウはアジアに多い鳥なのだが(自分は)今回は出会いがなかった
こちらのアカハラシキチョウとの出会いは2度目で、前回は北部タイのお寺の境内で出会っている
英語名をWhite-rumped Shamaというが、これは尻が白いという意味である
前回遭遇時はその白い尻を確認できなかったが、今回はどうにか写真でも一部を撮影することができた
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ノドアカヒメアオヒタキ
ヒメアオヒタキはなかなか愛らしい小鳥だが似たような種類がいて紛らわしい
写真でご覧いただく通り喉から胸にかけてがオレンジ色の青い鳥がノドアカヒメアオヒタキだ
水浴びが好きな鳥のようで水場での写真が多い
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ムネアカヒメアオヒタキ
一方こちらのヒメアオヒタキは喉から胸の上部までが頭部と同じ青で胸の下半分がオレンジ色なのでムネアカという
よく見ればはっきり違うのだが感じがよく似ていてまるで兄弟のようだ
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キビタイコノハドリ
コノハドリ(Leafbird)とはよく言ったものでこの鳥の色はまさに「木の葉」の色である
1枚目の写真は個人の庭園で撮影したものだが、木の中に鏡が設置してあり鳥のほうは鏡に映る自分の姿をしきりに気にしていた
今回見たキビタイコノハドリは額の部分が真っ赤で「アカビタイコノハドリ」といってもいいほどだった
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イエスズメ
分類順で行くとスズメは終盤近い登場となる
こちらはイエスズメ
グローバルに見ると標準的な普通のスズメだが日本では迷鳥になる
国立公園ではなくバンコク近くで撮影した
1枚目はツーショットだが普通のスズメ(Tree Sparrow)と違ってオスメスの違いははっきりしている
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キンイロコウヨウジャク
ハタオリドリの仲間には今年の春タンザニアでたっぷりお目にかかった
英名はWeaver  木の葉を細かく割き巧みに織り込んで球形の巣を作ることから機織鳥という
全世界に109種というハタオリドリの大半はアフリカに分布するが、一部は南アジアに生息し漢字名では紅葉雀と呼ばれる
そのコウヨウジャクがバンコクに近い田園地帯に生息し、今回3種を確認することができた
一番派手なタイプがこのキンイロコウヨウジャクでオスは顔と尾と羽以外は全身が真っ黄色である
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コウヨウジャク
二番手はただのコウヨウジャク
一部黄色い部分もあるが印象としては「ほとんどスズメ」である
もちろんハタオリドリの仲間で球形の精密な巣をしっかり作っていた
(他種との識別点は胸の部分の縦斑だ)
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キムネコウヨウジャク
3番手のコウヨウジャクは中間的な存在
黄胸というほど黄色い胸ではないが胸に斑点はない
4枚目の地味なタイプがメスである
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シマキンパラ
タイ中部の野鳥のラストバッターはシマキンパラ
東南アジアでは見かけるチャンスが多い可愛い小鳥である
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以上で野鳥編は完結
これからタイで撮影した蝶の写真の整理が始まる



 











by mustachio | 2018-05-18 15:00 | Comments(0)


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