還暦からのネイチャーフォト

mustachio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2018年 09月 06日

モンゴル砂漠旅vol.2動物編

b0144049_16041936.jpg
vol.2は「動物編」とした
「野鳥編」と「植物編」を別編集とするのでネイチャーフォトの「その他編」ということになる

3年前のモンゴル旅でも「動物編」をまとめてあるのでご参考用にリンクを貼る

モンゴル砂漠の蝶

まずは昆虫編だが正直言ってほとんど収穫がなかった
3年前には日本でも希少種であるカラフトタカネキマダラセセリやヒメチャマダラセセリに出会い感動したものだが、今回蝶に関してはほとんど写真が撮れなかった
この時期、モンゴル南部にはほとんどといっていいほど蝶がいないのである
広大な砂漠(この時期は草原)に蝶を期待する方がおかしいのだが、花があっても蝶は全く飛んでいない
写真のモンシロチョウはダランザドガドの街の中で撮影したもの、タテハチョウのほうは鷲の谷での撮影である
b0144049_16043257.jpg
b0144049_16044960.jpg
砂漠のトカゲ(グルウエル)

それほど数が多いわけではないがこのトカゲは砂漠で何回か見かけた
背中の模様は完全な保護色で見つけにくいが前足の付け根の部分が赤いのが特徴である
b0144049_16051435.jpg
b0144049_16053025.jpg


3年前はホスタイ国立公園でモウコノウマに出会った
絶滅したと思われていた「馬の祖先」がヨーロッパの動物園で生存が確認されモンゴルで野生復帰が成功したというあの蒙古野馬である
今回は南への旅だったため馬はすべて家畜なのだが、実態は全く放し飼いで野生の生活をしている
モンゴルの馬はモウコノウマの血が混じっているのかアラブ種などに比べて小さい
鷲の谷では観光用に何十頭もの馬が飼われていたが、従順で背が低いため素人でも簡単に乗馬ができるようだった
モンゴルはジンギスカンの時代から「馬の国」なのだ
b0144049_16251820.jpg
b0144049_16254730.jpg
b0144049_16255804.jpg
b0144049_16262413.jpg
b0144049_16264965.jpg
b0144049_16265977.jpg


家畜としては牛も多く飼われているがこちらは牛乳をとるためのようだ
モンゴルではチーズなど乳製品に関する食文化は伝統的のようだが牛肉は基本的に食べないという
b0144049_16525856.jpg
山羊と羊

家畜といえば山羊と羊も数が多い
こちらはある程度人の管理が必要なためか市街地周辺に多く完全な砂漠地帯ではあまり見かけなかった
羊といえば旅行中毎日(毎晩)羊肉を食べた
日本人の感覚では「羊といえばジンギスカン鍋」だが、モンゴルの人は羊は焼いて食べない
羊は煮る(または茹でる)のが基本で煮汁(スープ)を有効に利用する
習慣的に米や野菜も食べないようで草を食べている羊だけで栄養は十分とれるそうだ
砂漠地帯の羊はニラを食べるので肉が臭くないといわれるが、5日間ほど連続して羊肉を食べても全く苦にならなかった(というよりとてもうまかった)
b0144049_17095777.jpg
b0144049_17102192.jpg
b0144049_17105537.jpg
フタコブラクダ

砂漠といえばラクダ
さすがに砂漠地帯はラクダの数が多かった
野生のラクダ(モンゴルラクダ)もいることはいるようだが、我々が見るラクダの群はまず間違いなく家畜のラクダだ
別にラクダ飼い(牧童)がついているわけではなく砂漠(ニラの花が咲く草原)を勝手に歩き回っている
b0144049_17340454.jpg
b0144049_17342750.jpg
地リス

ウランバートルから中央ゴビまでの間の草原には地リスやネズミが多かった
彼らは猛禽類の攻撃を意識して長時間地表にとどまることがなく、すぐ巣穴に逃げ込んでしまう
b0144049_18051182.jpg
タルバガンの保護

タルバガンはマーモットの仲間でモンゴルを代表する哺乳類である
げっ歯類としては大型で毛皮も取れるし肉もうまいようで昔からの狩猟対象だったが、数は激減している
今回はゾーンモド付近でタルバガンを確認できたが写真は撮影できなかった
(3年前は撮影しているのでリンク先を参照いただきたい)
代わりに掲載する写真はタルバガン消毒
実は一部のタルバガンがペストに感染していたり、ペストを媒介するノミが寄生していたりするためウランバートル周辺では車を止めて消毒を行っている(写真は自分たちの乗っている車から撮影したものだ)
喜ばしい話ではないがモンゴルはペストによる死者が毎年確認される国なのだ
b0144049_18063413.jpg
ナキウサギ

鷲の谷にはナキウサギがたくさんいた
日本では北海道まで行かないと出会えないあのナキウサギである(北海道とモンゴルは緯度があまり変わらないので当然といえば当然である)
現地の方の説明によれば例年はもっと数が多いのだが今年は大雨が降ってほとんどの個体が流されてしまったのだという
動きが速い動物ではあるが、シャッターチャンスも多いのでいろいろな表情を撮ることができた
b0144049_22225485.jpg
b0144049_22231265.jpg
b0144049_22232417.jpg
b0144049_22235950.jpg
b0144049_22241804.jpg
b0144049_22243477.jpg
b0144049_22275135.jpg
b0144049_22283146.jpg
アイベックス

動物編の最後を飾るのは貴重な映像
こちらも鷲の谷で撮影した
アイベックスは神経質な動物で人の近くに現れることはまずないので点のような存在を望遠レンズで捉えるのが精一杯ということだったが、この日はなぜか近場の崖の上に登場した
どうも若い個体のようで急な斜面での動きは慎重だったが、こちらもしっかり表情を捉えることができて満足している
b0144049_22455937.jpg
b0144049_22461763.jpg
b0144049_22463148.jpg
b0144049_22465169.jpg
b0144049_22470462.jpg
b0144049_22471664.jpg








by mustachio | 2018-09-06 17:00 | Comments(0)


<< モンゴル砂漠旅vol.3野鳥編1      モンゴル砂漠の旅1(旅程概要編) >>