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2018年 09月 10日

モンゴル砂漠旅vol.3野鳥編1

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モンゴルの野鳥観察といえばメインテーマは「猛禽類」
大草原(大砂漠)にはネズミや地リスなど小動物がチョロチョロしているし、家畜類も数が多く放任式放牧なので結構死骸も出るので餌は豊富なのだ
まさに猛禽天国でかなりの種類の猛禽類を観察することができるのだが、写真のほうははるか高い空にいることが多いので写真の出来は遠いか近いか「運次第」である
3年前のモンゴルツアーでも猛禽類をまとめているので、両方合わせてみていただくとかなりの種類をカバーすることになる
リンクは下記の通り

今回ブログの掲載順は一応分類順とした
トップはヒゲワシとなる

ヒゲワシ
今回ツアーのメインターゲットの一つがこのヒゲワシだった
大型の鷲でユーラシア大陸の山岳地帯とアフリカ北部などに棲息する
一度オーストリアの「アルプス動物園」で檻の中のヒゲワシを見ているのだが、野生のヒゲワシは今までにお目にかかったことがなく楽しみにしていた
出会ったのは南ゴビの「鷲の谷」
ここしかチャンスがないので不安もあったが、無事登場して悠然とした飛翔をたっぷり披露してくれた
写真でも確認できるがヒゲワシの髭は嘴の付け根に生える真っ黒な顎鬚で、双眼鏡程度でもその髭をはっきり見ることができる
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ヒマラヤハゲワシ
鷲の谷では鷲が飛ぶのを探しながらほとんど1日を過ごした
数が多かったのはヒゲワシだがヒマラヤハゲワシやイヌワシも飛ぶ
ヒマラヤハゲワシは頭部から肩の線にかけて白色なのでわかりやすい
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クロハゲワシ
こちらは山岳地帯の鷲ではなく草原の鷲
草原のハゲワシというと今年タンザニアでみたアフリカのハゲワシ類を想起させるが、モンゴルでは大型の肉食哺乳類がいないので猛禽類が食物連鎖のトップにいるようだ
小鳥や小動物は常に空を見上げて警戒している
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ソウゲンワシ
こちらも名前の通り草原の鷲で英名もSteppe Eagleという
3年前のモンゴルでは数多くのソウゲンワシを見たが今回は1度しか見ていない
今回のツアーは南部の砂漠地帯がメインだったので、草原が貧弱で小動物が少なかったためだと思う(撮影も北部の草原地帯だった)
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イヌワシ
日本でも見られるイヌワシは山岳地帯の鷲だ
モンゴルでも出会ったのは南ゴビの南の山岳地帯、要するに鷲の谷である
ヒゲワシ観察中に時々現れたのだが距離が遠く、鮮明な写真は撮影できなかった
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トビ
トビはユーラシア、アフリカ、オーストラリアなど分布域が広いのでどこへ行っても出会う猛禽類だ
モンゴルでは大型の強い鷲鷹が多いので、目立たずひそかに暮らしているような印象だった
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オオノスリ
今回の砂漠旅で最も頻繁に姿を見せてくれた猛禽はこのオオノスリだ
英名をUpland Buzzardというが、生息域は東アジア限定で日本では稀な冬鳥になる
砂漠(草原)のど真ん中にじっと止まって獲物を探している場面には何回も出会った
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コキンメフクロウ
中央ゴビでは草原の中にある岩場にコキンメフクロウがいるとのことでランドクルーザーでいくつかの岩場を探した
最初に見つけたのは送電線の鉄塔の上にとまっていた個体で高い位置からこちらを監視しているため近づくとすぐ飛んでしまった
岩場の上部にとまっていた個体は多少落ち着いていて望遠レンズの距離なら写真を撮らせてくれたが、ほとんど顔を動かさず一方向を見続けて無表情なため変化のある写真は撮れなかった
(2枚目のイナバヒタキとのツーショットが最大の成果である)
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ヒメチョウゲンボウ
中央ゴビの中心の街であるマンダルゴビにはちゃんと電波塔がある(アジアアフリカ地域の携帯電話の普及率はとにかくすごい)
その電波塔がチョウゲンボウの塒になっているようで早朝散歩のときに観察した
チョウゲンボウとヒメチョウゲンボウの両種が混在しているようで野鳥の専門家の方はきちんと識別できたようだが、こちらは素人なので胸の部分が赤茶色なのがヒメチョウゲンボウ程度の判断しかできない
(写真の3羽のうち両側がヒメだと勝手に推定している)
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チョウゲンボウ
チョウゲンボウは草原でも何回か確認することができた
(目の下のハヤブサ髭や脚の爪が黒いところまで写っているのでヒメではなくチョウゲンボウである)
電波塔のほうの写真は早朝のため色が出ていないが飛形はしっかりとらえている
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アカアシチョウゲンボウ
特にモンゴル限定というわけではないが中国を中心とした東アジアの鳥で、脚だけではなくアイリング、嘴も赤い精悍な風貌のため人気がある(英名はAmur Falcon)
ツアーの間このアカアシチョウゲンボウが現れなかったので現地ガイドが多少焦っていて、最終日はゾーンモド周辺の草原を朝から探し回った
それでもガイドはさすがのプロで、はるか遠くの電柱にじっとしているメスの個体を見つけツアー参加者全員が写真に収めることができた
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ワキスジハヤブサ
分布域はヨーロッパ東部、モンゴル、中国北部、ロシアなどで冬はアフリカや中東、中国南部などへ渡る
モンゴルには数が多いようで現地ガイドの話では「モンゴルの国鳥」とのことだったが文献などで確認はしていない
色彩的には白と茶色で地味だが風貌は精悍でモンゴルを代表するに値する鳥だと納得している
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by mustachio | 2018-09-10 18:00 | Comments(0)


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