還暦からのネイチャーフォト

mustachio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2018年 10月 02日

「平成」最後の夏・マイフィールド昆虫編

b0144049_17293056.jpg
ネイチャーフォトと称して「野草」「野鳥」「昆虫」(Flower Bird Insectで FBI)の写真を撮り続けているが、昆虫写真に関しては今年の夏は開店休業状態だった

何故かというと今年の7月、長い間ターゲットにしていた「日本の蝶250種」の250種目の蝶の撮影に成功したからである
すでにご存じの方も多いと思うがその時のブログにリンクを貼っておく

リタイア直後から蝶の写真撮影を始めて15年かけて一応の目的を達成したので、昆虫写真に関する限り「燃え尽き症候群」が出たのかもしれない
(要するに日本にいては小笠原や西表など離島に遠征しない限り新しい種類の蝶を見ることはなくなってしまったのだ)

とはいうものの、蝶や昆虫が嫌いになったわけではなく優先順位は植物や野鳥より先であることは間違いない
そんなわけで昆虫をテーマとした撮影旅行は全く企画しなかったが、散歩ついでに何枚か写真を撮っている

特に山荘暮らしでは出かけなくとも昆虫のほうから遊びに来てくれるのだ
「平成最後の夏・昆虫編」は群馬県の身近な昆虫をご紹介することとしたい

アオバセセリ
まず初めはわが山荘への「珍客」2種
8月初旬にアオバセセリが部屋へ飛び込んできた
自分の記憶では山荘へは2回目の来訪で、最初は確か10年以上前だったと思う
家の周辺は林で、屋外でアオバセセリを見たことは一度もない
とりあえずガラス戸を閉めて脱出できないようにしてからマクロレンズを構えたが採光条件が悪くきれいな写真は撮れなかった
b0144049_17591981.jpg
b0144049_17593182.jpg
メスアカミドリシジミ
同じ日、居間でPCを操作していてガラス窓に蛾のようなものがチラチラしているのに気が付いた
良く見ると蝶、ゼフィルスであることは一目でわかったが種類まではわからない
こちらもマクロレンズで手持ち撮影になったが、撮影しているうちに翅表の大きな赤い紋が透けて見えるのが判明しメスアカミドリシジミのメスと推定した
撮影後、図鑑を確認したが推定は間違っていなかった
わが山荘の周辺にはジョウザンミドリシジミが棲息しているのだがメスアカミドリシジミは全く見たことがない
ホームページ(日本の蝶250種)でもメスアカの写真は良いものがなかったので、いずれ差し替えたいと思っている
「平成最後の夏」の楽しい思い出が残った
b0144049_17594380.jpg
b0144049_17595456.jpg
b0144049_18000903.jpg
ウラギンヒョウモン
植物編でもコメントした通り今年の8月は山荘周辺のマイフィールドを散歩する程度しか出かけなかった
バラギ湖はヒメシジミくらいしか期待できない場所で、蝶を撮影したのは湯ノ丸高原くらいだった
7月には少し山へ登ればミヤマモンキチョウやミヤマシロチョウが期待できるフィールドだが8月になると平凡な蝶しか飛んでいない
多かったのはノハラアザミに来るウラギンヒョウモンだが新鮮な個体は少なく、そこそこの写真しか撮れなかった
b0144049_18381376.jpg
b0144049_18382737.jpg
b0144049_18384155.jpg
ギンボシヒョウモン
よく似た蝶だがこちらはギンボシヒョウモン
注意して見ると後翅裏面最上段の白斑の数が4個
もう一度ウラギンヒョウモンのほうを見ていただくと白斑数が5個であることがわかると思う
b0144049_18385342.jpg
クジャクチョウ
クジャクチョウは1頭しか現れなかったが、マツムシソウに絡んで良いモデルになってくれたので、平凡だが「8月の蝶」らしい写真を撮ることができた
この蝶も最近は急激に数が減っていると思う
b0144049_18391750.jpg
b0144049_18392787.jpg

b0144049_18393773.jpg
アサギマダラ
この蝶はヒヨドリバナなどで吸蜜することが多いので感覚的には9月の蝶
こちらは数が減ったようには見えず、元気に飛び回っている
b0144049_20523337.jpg
b0144049_20525776.jpg
b0144049_20534238.jpg
イチモンジセセリとオオチャバネセセリ
この2種のセセリチョウはよく似ている
大きさはオオチャバネセセリのほうが大きいが写真では大きさがわかりにくい
後翅裏面の白点列が一直線に並ぶのがイチモンジセセリでオオチャバネのほうはジグザグになる
東京近郊ではイチモンジセセリしか出現しないので問題ないが、群馬・長野になると両種が併存する
写真では1枚目がイチモンジ、2,3枚目がオオチャバネだと判断している
b0144049_21040991.jpg
b0144049_21043480.jpg
b0144049_21050043.jpg
チャバネセセリ
近い仲間のチャバネセセリはバラギ湖周辺で撮影した
上記2種は後翅裏面白点列が直線で並ぶが、チャバネセセリは弧状に並ぶ
どちらかというと南方系のセセリチョウで沖縄方面では何回も出会っているのだが、群馬県で見たのは初めてではないかと思っている
b0144049_21261063.jpg
b0144049_21262085.jpg
蛾3種
山荘には蛾もやって来る
山繭など大型の蛾も来てくれるのだが、今年は小型の蛾ばかりだったので夜の撮影はしなかった
3枚の写真はいずれも昼間部屋の中で撮影したものばかりだが、前の晩に電灯の光に集まった蛾が残っていたのかもしれない
東京の自宅には蛾の図鑑を置いていないので3枚目のキンモンガ以外は現在のところ種名不詳である
(その後の検討結果で2枚目はハチノジクロナミシャクのようだ)
b0144049_22050063.jpg
b0144049_22051321.jpg
b0144049_22053131.jpg
ツノアオカメムシ
カメムシの来訪もあった
ツノアオカメムシのようだ
カメムシの仲間は美しいものが多いので興味があるが知識は全くない
そのうちに勉強を始めようかと思っている
b0144049_22130727.jpg
ヤマトアシナガバチ
山荘には蜂の来訪も多い
一度スズメバチ(キイロスズメバチ)に巣を作られたことがあり、駆除するのに費用がかかったのでスズメバチの仲間は来訪をご遠慮願うこととしている
写真はアシナガバチでどうもヤマトアシナガバチのようだ
b0144049_22132698.jpg
コクロアナバチ
この極端にウエストの細い蜂はコクロアナバチのようだ
狩り蜂の1種だと思う
b0144049_22140098.jpg

タマヌキケンヒメバチ
こちらは寄生蜂
どうもタマヌキケンヒメバチのようだ
狩り蜂、寄生蜂はファーブル昆虫記にもよく登場するので興味はあるが、とても手が回りそうもない
b0144049_22143273.jpg
ハネカクシ
山荘の来訪者には歓迎されない虫も多い
このハネカクシなどはやたら数が多く夜になると食卓の上などで動き回る
写真の被写体としても冴えない昆虫だ
b0144049_22284249.jpg
オオヨツスジハナカミキリ
ハナカミキリは昼間の訪問者
図鑑を調べてみるとオオヨツスジハナカミキリのようだ
前にも触れたことがあるが自分の甲虫図鑑は昭和30年発行の年代物である
b0144049_22285946.jpg
b0144049_22293803.jpg
ベニカミキリ
最後の甲虫だけは不精して室内で撮影したものではなく、フィールドで撮影したものである
湯ノ丸高原のマツムシソウなどに集まっていた
b0144049_22295812.jpg
b0144049_22301436.jpg









by mustachio | 2018-10-02 18:00 | Comments(0)


<< 「平成」最後の夏・箱根湿生花園      「平成」最後の夏・マイフィール... >>