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2018年 11月 07日

2018オーストラリア北東部探鳥記02

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イントロ篇でご紹介したように10月17,18日をアサートン高原で、10月24日をケアンズ周辺で過ごし、探鳥した
オーストラリアの東海岸は森林が多いせいか鳥の数が多い
ケアンズの街中でもインコやキバタンやツチスドリなどが人と共存している

とりあえず3回に分けてケアンズ・アサートンの野鳥を分類順にご紹介していくこととしたい

ヤブツカツクリ
英名をAustralian Brush-turkeyという
見ての通り七面鳥そっくりで道路脇などを普通に歩き回っているが、分類的には七面鳥とは縁がなくツカツクリの仲間だ
ツカツクリは落ち葉を集めて塚を作りその中に卵を産む 卵は腐葉土の発熱で孵化する仕組みのようだ
この鳥の肉が七面鳥のように美味であればとっくに絶滅しているはずなのだが、幸か不幸か大変まずいので生き残っているという
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オーストラリアツカツクリ
ヤブツカツクリと同じツカツクリの仲間で落ち葉を集めて塚を作る
地味な鳥ではあるが大きいので存在感があり、ケアンズの街中でも普通に見られる
日本人、特に都会人は落ち葉が嫌いなようで、日本では絶対に見られない光景だ
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カササギガン
英名も Magpie Gooseで、和名は直訳かも知れない
顔面が赤く頭にこぶがあって嘴の先はカギ状なので西洋の雁のイメージが強い
かなり迫力のある大型の鳥だ
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シロガシラツクシガモ
ケアンズの公園に集団がいた
雨季には分散し乾季には群生する傾向があるという
名前の通り白頭で嘴も目の周囲も白い個性的なカモだ
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タテガミガン
英名の Maned Duck が示すように雁ではなく鴨
頭部が茶色で胴体がライトグレー、ヒドリガモやホシハジロと同じような色使いのカモだ
このカモはあまり水に入らず陸上に群でいることが多いようで、アサートンの池のほとりでじっとしていた
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ナンキンオシ
オシドリの仲間で顔と体下面は純白、頭が黒く平なのが特徴で、日本でも記録があり、日本の野鳥図鑑にも載っている
前述のタテガミガンがいたアサートンの池でカルガモの群の中に1羽交じって遊んでいた
私有地なのか立ち入り禁止の池ではるか彼方から望遠レンズで狙ったが、白い水鳥が写っているのがわかる程度の写真しか撮れなかった
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マミジロカルガモ
マミジロといわれるが目の上の白い帯は日本のカルガモと同じである
英名は Pacific Black Duck で太平洋に分布するようだから日本のカルガモとは親戚同士だろう
明かな相違点は嘴の先端で日本のカルガモは先端が黄色だが、オーストラリアのカルガモは黄色い部分がない
ケアンズの公園でも普通に見られる鳥だ
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オーストラリアメジロガモ
日本では迷鳥とされるメジロガモのオーストラリア型
オスは目と嘴の先が白く、メスはそうでないところも全く同じだ
潜水鴨の1種で広く深い湖などに棲息する
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ノドグロカイツブリ
カモノハシを撮影した池にカイツブリがいた
どちらも潜水時間が長く予想しないところにポカっと浮かび上がる
日本のカイツブリととそっくりな鳥で英名は Australasian Grebe
繁殖羽では喉が黒いのが目立つようだが非繁殖羽だと違いが判らない
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オーストラリアキンバト
日本のキンバトは先島諸島に定着していて人気が高いハト
こちらはオーストラリアのキンバトで英名は Pacific Emerald Dove
キンバトというよりエメラルドバトのほうが的確なネーミングである
基本的には樹林内に棲息するのだがオーストラリアでは人家の近くにも出没し、普通の人がエメラルドグリーンを目にすることができる
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レンジャクバト
前にダーウィンの市内で出会ったレンジャクバトにアサートンで再会した
頭のてっぺんにモヒカンのような冠羽がある鳩で一度覚えれば忘れられない
レンジャクは野鳥のレンジャクに似ているからのようで、英名は Crested Pigeon である
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チョウショウバト
この名前を漢字で書ける人は少ないと思う
「長嘯鳩」で「嘯」はため息をつくとか唸るとかいう動詞のようだ
もともとオーストラリアと東南アジアの鳩のようだが、ペットとして拡散しハワイにも多いという
ケアンズの市内でも数が多かった
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パプアソデグロバト
英名はPied Imperial Pigeon またはTorresian Imperial Pigeon
Torresianはオーストラリア北部のヨーク半島とパプアニューギニアの間のトレス海峡を意味する
ニューギニアが本拠地で雨季にはヨーク半島から渡ってきて繁殖するという
大型の見栄えのする鳩でヨーク半島でもよく群を見かけたが、ケアンズの街中でもこの鳩にお目にかかった
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パプアガマグチヨタカ
東南アジアでよく見かけるガマグチヨタカがいた
夜行性の鳥なので昼間見つけるのは難しいが、巣にいるところを遠くから撮影した
なれている人が見ないと鳥だとわからないと思う
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シロハラコビトウ
オーストラリアではあまり鵜を見かけなかった
他にカワウとミナミクロヒメウがいたが撮影できたのはこの小型の鵜だけである
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コシグロペリカン
英名 Australian Pelican で要するにオーストラリアのペリカンはこの1種だけのようだ
市内の公園の池と海岸(エスプラネード)の常連で、13年前と変わらずでかい顔をしていた
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チュウサギ
普通のチュウサギのようだが亜種が異なるという
日本のチュウサギは繁殖時の嘴が黒いがオーストラリアのチュウサギは繁殖時でも黒くならないようだ
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ササゴイ
このササゴイも日本のササゴイとは別亜種だという
日本のササゴイは体下面が白いがこちらのササゴイは褐色だった
大勢の人たちが行き交うエスプラネードの遊歩道のすぐ近くの海岸でただ一羽じっとたたずんでいた
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コサギ
コサギもただ一羽の単独行だった
オーストラリアではアマサギが多くコサギは少ないようだ
日本ではあまりレンズを向けないコサギだが、懐かしくてシャッターを切った
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オーストラリアクロトキ
オーストラリアではトキはけして珍しい鳥ではない
ダーウィンでもケアンズでも街中の公園でトキが見られる
もう少しイケメンであれば人気が出ると思うのだが、顔が「残念」なので人々から無視されているようだ
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フエフキトビ
大きさも鳴き声も日本のトビによく似たトビなのだが尾の形が異なる
下から見上げると羽根の中間部に明るい部分があり、明らかに違いが判る
ケアンズでは普通のトビも飛んでいて混在が面白かった
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オオヅル
オーストラリアには鶴が2種類いる  オオヅルとオーストラリアツルだ
両者はよく似ていてどちらもグレーで頭が赤い
オオヅルのほうが少し大きく、頭の赤い部分が首まで広がっていて脚も赤い
アサートンで両種を撮影したので、差異をご確認いただきたい
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オーストラリアツル
こちらはオーストラリアツル
赤い部分が頭部限定で脚も黒いのがお分かりいただけると思う
どちらの鶴も人は苦手のようで地上の写真はあまり撮らせてくれなかった
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鶴の飛翔
アサートン高原二日目の夕方、ねぐらへ帰る鶴の飛翔写真を撮影した
鶴はシルエットになってしまうので種名判定は難しいが、オーストラリアツルの確率が高いと思う
ネイチャーフォトというよりは風景写真になってしまうが、美しい写真が撮影できた
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オーストラリアセイケイ
セイケイは水辺の鳥だがアサートン高原では水辺から離れた草地でもニワトリのように歩き回っていた
レンカクと同じように足の部分がやたらでかいので、水辺の鳥であることはすぐわかってしまう
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ナンヨウクイナ
自分の経験からすればクイナの仲間はシャイで臆病な鳥だと思っている
ところがアサートン高原の池の周囲にあるレストランでランチをしている時にクイナが池の縁に現れて採餌を始めた
後で調べてみるとナンヨウクイナのようだ
目鼻立ちのはっきりした美しいクイナだった
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ネッタイバン
オーストラリアにはバンもいた
ただ日本のバンとは少し違うようでネッタイバンという別種のようだ
日本のバンは体側に白い帯があるのだが、ネッタイバンには白い部分がない
オーストラリアセイケイによく似た鳥だ
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オオバン
こちらは額板が赤くない普通のオオバン
この鳥はグローバルな存在でアジアヨーロッパでも普通に見られる
アサートンの湖で遊覧船の跡を追いかけていた
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by mustachio | 2018-11-07 11:00 | Comments(0)


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