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2018年 11月 09日

2018オーストラリア北東部探鳥記03

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ケアンズ・アサートン編のvol.2は水辺の鳥やインコ、カワセミなどが中心になる

オーストラリアイシチドリ
スタートはイシチドリから
東南アジアでよく見かけるイシチドリ類は身動き一つせず静止姿勢をとり続けていることが多い
動きがないので見つけるのは難しいが写真は撮りやすい
このオーストラリアイシチドリは海岸ではなく、市内の共同墓地にいた
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ハシブトオオイシチドリ
顔つきはオーストラリアイシチドリとよく似ているが嘴が太くごつい感じがする
こちらはケアンズのエスプラネードの海岸で見つけた
じっと立っているのではなく採餌中のようで、食べているのは大型の蟹だった
太い嘴は甲羅ごと蟹をバリバリ食べるために発達したようだ
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カタアカチドリ
エスプラネードの海岸には大型のチドリがいた
アイリングと嘴と脚がオレンジ色の派手な色使いのチドリだ
写真では黒っぽく見えるが肩の部分が赤茶色で「肩赤千鳥」という
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ズグロトサカゲリ
ハロウィンの仮想のようなマスクをつけたケリ  英名も Masked Lapwing という
オーストラリアでは普通の鳥で都会地の公園でも農地でも海岸でも見られる
シャッターを適当に押しただけなのでよい写真が掲載できないが、ご興味のある方はホームページからタスマニアやダーウィンの探鳥記をご参照いただきたい
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トサカレンカク
アサートンの池のガガブタ(オーストラリアのガガブタは花が白い)の葉の上をトサカレンカクが歩いていた
大きな足や真っ赤なトサカ(額板)はセイケイによく似ているが、セイケイのほうは体重のせいでスイレンなどの葉の上は歩けない
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オオソリハシシギ
ケアンズの海岸にはオオソリハシシギがいた
渡り鳥で雨季に渡って来るというから来たばかりなのだろう
南半球の渡り鳥は南極に近いほうに南部に繁殖地があるわけではなく、繁殖地は北半球で北半球の冬に南半球へ渡ってくるようだ
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チュウシャクシギ
こちらのチュウシャクシギも同様渡り鳥である
日本では旅鳥として通過することになるが赤道を越えてはるかオーストラリアまで大変な体力の持ち主だと思う
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キアシシギ
キアシシギも海岸で採餌していた
下面の横縞が見えないのでいわゆる冬羽のようだ(オーストラリアは夏の始まりに当たるので非繁殖羽というのが正しいかもしれない)
北半球の冬が終われば繁殖のためまた北半球へ戻っていくのだと思う
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キョウジョシギ
キョウジョシギは5羽ほどが群になって採餌していた
この鳥は夏羽は白・黒・茶色が混じる派手なデザインで冬羽は黒が抜けて地味になる(関東地方では夏羽を見ることが多い)
ケアンズの5羽は2羽が夏羽、3羽が冬羽の混在型だった
夏羽の個体は換羽が遅れておりこれから冬羽に変わっていくのだと思う
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トウネン
小型のシギはトウネンを見ただけ
オーストラリアではトウネンの数が多く他の小型シギはほとんど見られないそうだ
写真のトウネンは赤褐色の部分がない冬羽で脚に識別用の黄色いリングがついていた
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ハシブトアジサシ
ケアンズの近くにはミコマスケイというアジサシ類が繁殖する島があるのだが今回は訪問する時間はなかった
見たのはコアジサシとこのハシブトアジサシ
ハシブトアジサシは太い嘴で好物の蟹を漁っていた
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ギンカモメ
日本はカモメの種類が多く識別に苦労するが、ケアンズ周辺ではこのギンカモメしかいないので気楽である
全体はカモメらしく白いが、アイリングと嘴と脚が赤く日本のカモメと違うインパクトがある
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キバタン
ここからはオウム・インコが登場する
ケアンズ空港に到着した10月17日の早朝、市内で最初に見たのはキバタンの集団だった
おそらく「ねぐら」なのだと思うが朝早くからギャーギャーとうるさい
東京の都心でこれだけ鳥が大騒ぎすれば間違いなく駆除の対象になってしまうだろう
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ゴシキセイガイインコ
キバタンの騒音は高い木の上の話だが、こちらのインコは人間の頭のすぐそばで大きな声を張り上げる
「ねぐら」が街中の街路樹なので夕方まで騒ぎまくっているのだ
キバタンと比べてカラフルな鳥なので人から嫌われることなく、まさにケアンズの街の一部になっている
写真を撮ったのは夕方だったが、動きのあるいい「絵」を撮ることができた
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コセイガイインコ
ゴシキセイガイインコは街中で大騒ぎする集団だったが、こちらのコセイガイインコのほうは「森の鳥」だ
ゴシキセイガイインコのレインボウカラーから赤と青と黄色を消して緑一色に変身したようなインコである
嘴だけは赤く「私はインコ」とアピールしていた
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イチジクインコ
タスマニアやダーウィンなどでオーストラリアのインコをいろいろ見ているが、このイチジクインコには初めて出会った
オーストラリアのイチジクは日本のイチジクとはだいぶイメージが違うが、そのイチジクの実を食べに来るイチジクインコは朝日を浴びて美しさを存分に発揮していた
色彩のバランスも素晴らしいが、表情にキツさがなくすっかりファンになってしまった
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ワライカワセミ
ここからカワセミが3種登場する
ポピュラーなものばかりだが、最もポピュラーなのがこのワライカワセミだろう
オーストラリア全域にいるわけではないのだが、東海岸では市街地などでも普通に見られ市民に親しまれているカワセミだ
写真も電線など人工構築物にとまるものが多い
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モリショウビン
名前の通り森のカワセミで林縁などに多い
次種のヒジリショウビンにも似るが嘴付け根部分(目先)に大きな白斑がありわかりやすい
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ヒジリショウビン
英名が Sacred Kingfisher なので聖の名前がつく
海岸などに多いカワセミでケアンズではエスプラネードで撮影した
この鳥は夏になると涼しい南へ移動して繁殖するようで、ある意味で正常な南北移動をする
写真の個体は他の鳥が行ってしまった後の最後の居残りで、しっかり蟹を食べて長旅に備えていた
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ハチクイ
日本名でハチクイは英名を Rainbow Bee-eater といい、オーストラリアの鳥だ
ヨーロッパにはヨーロッパハチクイ、アジアにはミドリハチクイなど北半球にも仲間が多いが、ただの「ハチクイ」というのは本家本元ということだろうか
南半球の鳥としては当然なのだが、冬は暖かい北へ渡りをしインドネシアなどにも来るようなので、日本人には古くから馴染みがありただの「ハチクイ」という和名がついたのかもしれない
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ノドジロキノボリ
キノボリという鳥は前にダーウィンで初めて出会った
オーストラリア固有の鳥で英名をTree Creeper という
北半球に棲むキバシリの英名もTree Creeper で両者は科のレベルで異なる
(英語では Australian Tree Creeperと使い分けている)
キバシリもキノボリも鋭い爪を木の皮に引っ掛けて巧みに木の幹を歩き回るが、キノボリのほうは尾が短いので尾で体を支えることができないそうだ
喉が白いノドジロキノボリは今回初見参である
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ミミグロネコドリ
ネコドリという鳥は初めて出会った
アサートンのロッジで明け方猫の鳴き声のような音を聞いたが、それがこのネコドリの声で朝食の時に食卓のすぐ近くまで挨拶に出てきてくれた
(図鑑によってはマダラネコドリという和名で出ている)
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セアカオーストラリアムシクイ
こちらも再会組
ダーウィンでメスの写真が撮れているのだが写真(1枚目)でお判りのように地味な鳥だった
今回写真が撮れたオスは黒と赤の2色構成で尻尾をまっすぐに立てる個性的な可愛い小鳥だった
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by mustachio | 2018-11-09 11:00 | Comments(0)


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