還暦からのネイチャーフォト

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2019年 02月 11日

2019スタートは富士山から

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久しぶりのブログ投稿である
12月にオーストラリア北東部(ヨーク半島)のブログ最終版をアップしてからあっという間に2か月が過ぎてしまった
特に体を壊したわけでもないのだが、この時期はネイチャーフォトのオフシーズン、野外へ出かけても花は咲いていないし蝶も飛んでいない
ここ数年は1月に暖かい国への海外旅行を入れておりタイ、フィリピン、タンザニアなどに出かけていたが、今年は特に計画がなかった
寒い時期でも活動する生物は「野鳥」なのだが、関東周辺は最近野鳥の数が激減してしまって目ぼしい情報もないので、2か月間フィールドに出ずに過ごしてしまった次第である(おかげでホームページのポータルサイトや植物写真関連部分はだいぶ整理・改訂することができたのだが)

さて今日は2月11日、昔で言えば「紀元節」日本国スタートの日である
2月7,8日と富士五湖周辺をドライブしてきたので風景と野鳥の写真を披露して、今年のネイチャーフォトブログをスタートすることとしたい

富士五湖周遊の旅、まずは山中湖へ
2月7日は東京地方は晴れて暖かい日だった
家内と二人、車で家を出発したのが朝の8時
特に目的があったわけではないが、縁があって山中湖畔のホテルを以前から予約していたので、間近に富士山を見てうまいものを食いうまい酒を飲むためにぶらりと出かけたといったところである
高速道路は順調で山中湖岸では湖の向こうにクリアな富士山を見ることができた
4年前にも冬の山中湖を訪れているが、今年は湖岸に氷もなくだいぶ印象が違った
以前は湖面に多数の白鳥(外来のコブハクチョウだが)が浮かんでいたが今年は姿が見えない
時期が少し早いので期待もしていなかったが、道路脇のヤドリギにもレンジャクの姿は見えなかった

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山中湖の周りを一周してみたが、急に風が強くなり湖面に白波が立って、もともと少ない野鳥たちも葉陰に隠れてしまったようだ
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昼からは河口湖へ
山中湖に近い観光地といえば「忍野村」
前回はこの観光名所に立ち寄ったが、その時は予想しなかった中国人の集団に唖然となった
今回は春節の時期でもあり混雑が想定できたので忍野を避けて河口湖まで足を延ばした
こちらも中国人が多かったが最近は彼らも慣れてきたのかマナーもよくなり違和感も感じなくなった(春節休みのせいで家族旅行中心の団体がほとんどだったようだ)
天気は良かったのだが午後になったので富士山はかなり雲がかかって朝のクリアさはなくなってしまっていた
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夕方は早めに山中湖のホテルへ
冬なので花が咲いているわけでもなく、頼みの野鳥も影が薄いので山中湖へ戻り、温泉から富士山を眺めることにする
ホテルの部屋の目の前は山中湖
バルコニーから右を向くと富士山が正面に見える
夕飯は和食だったが、酒は日本酒ではなく、甲州産の白ワインにした
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朝焼け富士
2月8日、この日も快晴
6時半ごろから待機して日の出を見る
この時刻は富士山がピンク色に染まるのだが、思ったほどではなかった
野鳥撮影用の望遠レンズで見ると山頂へ向かう登山道がはっきりと見える
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日の出を見た後ゆっくりと朝風呂に入り、朝食をとってから出発
富士山には雲一つかかっておらず、ホテルの玄関側(湖と反対側)からは南アルプスの山々を遠望することができた
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西湖・精進湖・本栖湖
この日は富士山の北麓を東から西へ向かう
昨日立ち寄った河口湖はスルーして最初に立ち寄ったのが西湖
山中湖や河口湖とは様子が異なり「静寂さ」がある
興味深いのは富士山の雪の様子、山中湖側からの山頂部は真っ白だったが西湖から見ると雪のある部分とない部分の縦縞状コントラストが美しい
午前中は風もなく、湖面の逆さ富士も撮影できた
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西湖の湖畔には「野鳥の森公園」があり、立ち寄ってみたがヤマガラやカシラダカが確認できた程度で成果はなかった
この公園では木に水をかけて人工的な樹氷を作っていたが、暖冬のせいか中途半端な出来で
ちょっと見苦しかった
開催予定だった「西湖樹氷祭り」は諸般の事情により中止だという
個人的には「自然」に客寄せ目的で手を加える「不自然」は好きではない
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この後、富士五湖巡りを完遂するため精進湖と本栖湖を回る
西湖までは中国人と思われる観光客が確認できたが、精進湖と本栖湖は人影もなく閑散とした冬景色だった
中国のガイドブックには記載がないのだろうか
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富士五湖周辺、冬の野鳥
ブログリピーターの方にはご理解をいただいているはずだが、このブログは昆虫・野鳥・野草などを中心としたネイチャーフォトを基本テーマにしている
新年度第1回なのでテーマにあった写真もアップしておきたい
とはいえ、この時期撮影できるものは野鳥だけで最近は数も減っているため平凡な写真しか撮れていない点はご容赦いただきたい

アオサギとダイサギ
最近東京近郊で鷺の姿を見る機会が著しく減ってしまった
彼らの生活の基盤だった水田が消滅してしまったのでやむを得ないのかもしれない
山中湖の周辺ではアオサギもダイサギも姿が見られたが、どちらも寂しそうだった
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コブハクチョウ
山中湖の白鳥は大半が人工的に移入されたコブハクチョウである
そのコブハクチョウですら今年は数が少なく、数羽しか確認できなかった(外来種でも湖面に浮かぶ白鳥は絵になっていたのだが、寂しい限りである)
ちなみに野生種のコハクチョウも確認しているが位置が遠く写真は撮っていない
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マガモ
マガモは元気だった
水中の水生植物を採っているのだと思うが、逆立ちして下半身だけを水上に露出している姿が可愛かった
マガモは水面採餌ガモで深く潜水することはできない
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ヒドリガモ
山中湖のボート乗り場にはヒドリガモの小さな群れが遊んでいた
中に緑色の過眼線があるオスが混じっていたが、ヒドリガモの頭部には緑色はないはずである
アメリカヒドリとの混生かもしれない
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オオバン
オオバンも生存適応能力の高い鳥だ
国内では淡水湖に限らず海岸にも出没し、海外にも広く分布する
数が増えているとは思わないが、安定した生活を維持しているようだ
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カワアイサ
河口湖で胸の部分の白色が目立つ水鳥を見つけた
望遠レンズを通して観察するとカワアイサのようだ(嘴の先端が鉤状に曲がっている)
ユーラシアと北米に広く分布する冬鳥(日本では)でカナダなど海外でも出会っている
棲息するのは魚が多く自然度が高い湖沼が主体なので河口湖での再会はうれしい
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キンクロハジロ
わが家に近い石神井公園の池でも見られる普通のカモ
河口湖では岸から遠いところを悠然と泳いでいた
潜水採餌ガモなので大きな湖では岸辺近くに寄る必要はないわけだ
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ヤマガラとシジュウカラ
ヤマガラは西湖野鳥の森公園、シジュウカラは河口湖岸で撮影した
冬の間は鳥の写真を撮る機会がほとんどなく、撮影の勘が鈍っている
春からのシーズンに備えてカメラに慣れておくことが必要だと痛感している
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ホオジロとカシラダカ
ホオジロは留鳥でカシラダカは冬鳥  冬の時期は両者が混在する
最初の写真はホオジロで嘴の付け根の頬に当たる部分が白く胸は薄いオレンジである
2、3枚目はカシラダカで胸は白く茶色の斑があるので識別ができる
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セグロセキレイとハクセキレイ
この2種もよく似ていて、富士五湖周辺には両者が棲息する
どちらも白と黒の2色構成で大きさも同じくらいだ
全体的なイメージはハクセキレイのほうが白っぽく、顔の下半分が白ければハクセキレイで、黒ければセグロセキレイである
ハクセキレイはユーラシア・アフリカに広く分布するグローバルバードだが、セグロセキレイのほうは日本と韓国の地域限定種だという
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by mustachio | 2019-02-11 17:00 | Comments(0)


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