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還暦からのネイチャーフォト

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2019年 04月 19日

ネパールの植物02

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3月27日 ルンビニ
ルンビニには2泊したが半日は観光で過ごしたので自然探索は実質1日だけだった
池(湖)の水鳥観察がメインで、植物はあまり見ていない
水面に浮かぶ白い花は花弁に白毛が確認できるのでチトワンで見たものとは異なり、ガガブタだと思う
黄色い花は日本のセンダイハギによく似た植物、マメ科のようだ
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3月29日 ダンプス
この日から山岳地帯に入る
植物相も南部の平地とは変わって興味深い

ダンプスの花として印象に残るのがブルーのマメ科の花
日本でもオオイヌノフグリやツユクサなど瑠璃色の花を見ることができるが、マメ科の青い花は全くの初対面だった
この花はロッジの庭や路傍にたくさん咲いていて、個人的には「ネパールの花」のイメージが強い
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フデリンドウそっくりの小型のリンドウも路傍に多数見られた
日本のリンドウと同種かどうかはわからない
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スミレは種類が少なく、唇弁の濃い紫の筋が目立つタイプばかりだった
ツボスミレ(ニョイスミレ)に近い種類だろうか
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白い花はミヤマハコベに近いナデシコ科だと思うが詳細不明
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こちらは間違いなくハハコグサだと思う
日本のハハコグサは古代に朝鮮経由で入ってきたアジアの花だといわれている
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この白いキク科の花はカトマンズの公園で見たものと同一種だろう
ネパールの普通種のようだ
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雄蕊の長い白い花はチトワン国立公園でも出会った
名前が知りたいのだが、ネパールの植物図鑑は所持しておらず、ネットでも見つけることができなかった
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ランタナ
南アメリカ原産で熱帯アジアなどに帰化植物として広く分布する
昨年訪れたオーストラリア北部ではランタナに多数の蝶が吸蜜していたが、この時期ダンプスでは全く蝶を見なかった
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この植物はどう見てもノボタンのようだ
日本では沖縄など南西諸島に行けば自然のノボタンが見られる
東南アジアでは普通の植物のようだが、ネパールの高地で見られるとは思わなかった
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ネパールの国花ラリーグラス(ヒマラヤシャクナゲ)
実はブータンでもこの赤いシャクナゲを前景にヒマラヤを撮影している
ダンプスでも同様の構図の写真を狙っていたのだが、天候に恵まれず、最終日にやっと「シャクナゲとヒマラヤ」を撮影することができた
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3月30日 オーストラリアンキャンプ
この日は標高1650mのダンプスから2100mのオーストラリアンキャンプまで山道を歩いた
山道脇では例の青いマメ科の花とリンドウが花盛りだった
4枚目のブルーの花はこの日初めて見たが、ルリソウ(オオルリソウ)に近い植物のようだ
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ランの仲間だと思うが定かではない
つる性でピンクの小さな花が美しかった
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花にピンが来ていないので残念なのだが、サギゴケに近い植物のようだ
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以下の3枚は同一種だと思う
日本では見たことがないような花で科名も見当がつかない
同一花茎に白とピンクの花が混在して咲くミステリアスフラワーだった
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木の花では白い大きな花が目に付いた
日本の花ならタムシバだろうか
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山の花の最後はアザミ
どこが花でどこが刺かわかりにくい重装備のアザミである
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4月1日 カトマンズの植物
ネパール旅行最終日、朝ネパールの郊外を歩いた
周囲に花畑が広がる渓流沿い(といってもチョロチョロ水が流れる程度の)の道での撮影である

一見ワレモコウのような球状の花序を持つ植物である
近くで見るのはこの日初めてだったが、移動中の車から休耕中の田んぼにこのピンクの花が一面に咲いているのを確認している
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こちらは以前カトマンズ郊外のゴダヴァリで出会っている
雄蕊の長い小花が穂状につくのが特徴だ
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一見キツリフネを思わせる黄色い花
距とみられる部分もありツリフネソウの仲間だと思う
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最後は純白の清楚な花
なんとなくショウガ科の植物のように思うのだが、違っているだろうか
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by mustachio | 2019-04-19 10:00 | Comments(0)


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