還暦からのネイチャーフォト

mustachio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2019年 05月 15日

ネパールの鳥(第3部)

b0144049_17163700.jpg
続く第3部は鳩、インコ、ハチクイ、フクロウの構成となる
ネパールのアオバト類は色使いが素晴らしく今でも強く記憶に残っている

キジバト Oriental Turtle-dove
トップバッターは普通のキジバト
インドから日本までアジア東南部に広く分布する
次種のカノコバトとよく似ているが識別ポイントは首筋の斑 キジバトの斑は濃紺とライトブルーの縞模様である
b0144049_17172576.jpg

カノコバト Spotted Dove
日本では見られないがアジアではキジバトよりこちらのカノコバトのほうが優勢のようだ
ネパールではカノコバトは南部のチトワンとルンビニ、キジバトはカトマンズ、ポカラなど北部で観察された
首筋の模様は鹿の子模様である

b0144049_17171833.jpg
b0144049_17173414.jpg

ヨコジマオナガバト Barred Cuckoo Dove
大型の存在感がある鳩 ダンプスの森のはるか奥の木の枝にじっと止まっていた
過去にブータンで出会ったことがあり、この時は首筋のエメラルドのような斑は撮影したが胸側の横縞は確認できなかった
今回は逆に背中側を見ることができなかったが、胸のBarはしっかり確認した

b0144049_17174277.jpg

b0144049_17175001.jpg
ムネアカアオバト Orange-breasted Green Pigeon
過去のデータを完全にチェックしたわけではないが、この鳩は初対面だと思う
背中がオリーブグリーンなのはアオバトの特徴だが、このアオバトは胸がオレンジで美しい(写真ではわかりにくいがオレンジの上部は赤紫で全体としては虹色のイメージを出している)
脚がピンク色なのも魅力の一つだ
b0144049_18024110.jpg
b0144049_18025526.jpg
ハイビタイアオバト Ashy-Headed Green Pigeon
個人的にはムネアカアオバトよりも好きなのがこのハイビタイアオバト
チトワンの川で対岸から撮影した
羽が臙脂色のほうがオスでグリーンがメス、嘴の根元から頭頂部までの明るいグレーが「灰額」の由来である
原色ではなく中間色のソフトな配色に好感を持っている

b0144049_18031154.jpg
b0144049_18032612.jpg
b0144049_18034204.jpg
b0144049_18035757.jpg
キアシアオバト Yellow-footed Green Pigeon
キアシアオバトは初対面ではなく、以前インドアッサムのカジランガ国立公園で出会っている
ネパールではチトワンの川でハイガシラアオバトの群に交じって採餌していた
胸と脚の黄色が遠くからでも目立つ個性的なアオバトである
b0144049_21331076.jpg
b0144049_21342561.jpg
b0144049_21343663.jpg
b0144049_21345223.jpg
オナガアオバト Wedge-tailed Green Pigeon
このアオバトは南部のチトワンやルンビニではなく高地のダンプスの山の中で出会った
胸が黄色いところはキアシアオバトに似ているが脚まで黄色くはない

集団を離れた孤高のアオバトといったイメージだった

b0144049_21350406.jpg
キンバト Emerald Dove
キンバトは日本の南西諸島にも定着しているが東南アジアやオーストラリアに広く生息する
写真では背中が見えないが英名の Emerald は背中のエメラルドグリーンに由来するものでゴールドのイメージはない
北部オーストラリアで十分すぎるほど観察した鳩だが、アジアではタイとバリ島で見ただけでインドなどでは見ていないように思う

b0144049_21352081.jpg
オオホンセイインコ Alexandrine Parakeet
ここからはインコが登場する
すべてParakeetの仲間で最も大きいのがこのオオホンセイインコ
ホンセイインコととの識別点は大きさと肩口の赤斑
チトワンの川ではこのインコがアオバトの群に交じって採餌していた
(ピンクと黒の首輪がこのインコのチャームポイントだが、雌には首輪がない)
b0144049_09044979.jpg
b0144049_09050498.jpg
b0144049_09051538.jpg
ホンセイインコ Rose-ringed Parakeet
オオホンセイインコと同様、雄には首輪があり、英名では Rose-ringed を名乗っている
東京近郊でペットが野生化したワカケホンセイインコはこのホンセイインコの亜種だという(ワカケの意味が分からなかったがどうも「輪掛け」らしいと今気が付いた)
写真はオスメスのラブシーン、カトマンズ市内の公園で撮影した

b0144049_09052904.jpg
b0144049_09053870.jpg
b0144049_09054524.jpg

ダルマインコ Red-breasted Parakeet
ダルマインコの特徴は胸がピンク色であることと顎髭のように見える真っ黒な首輪
1枚目の写真ははっきりその特徴が見えるが、2、3枚目は胸の色が青い
顔も黄色っぽいがこの個体が幼鳥であるためのようだ(顔は達磨大師の顔だ)
b0144049_09063317.jpg
b0144049_09071197.jpg
b0144049_09072779.jpg
オオバンケン Greater Coucal
バンケンはアジアのいろいろなところで出会うのだが、顔に似合わずシャイなので撮影は結構難しい
オオバンケンとバンケンの識別も難しく、今回は見た目の大きさだけに頼っている

b0144049_14543070.jpg
バンケン Lesser Coucal
こちらはサイズが小さい普通のバンケン
世間の恐ろしさを知らない若鳥のようだ

b0144049_14544868.jpg
b0144049_14552546.jpg
ツツドリ Oriental Cuckoo
ネパールの鳥類図鑑には Himalayan Cuckoo として載っている
撮影はダンプスの山中、鳴き声を頼りに現地ガイドがはるか遠くの木の中で鳴いているのを見つけてくれた
カッコウ類の識別は難しいのだが写真は間違いなくツツドリである

b0144049_15051702.jpg
アオムネハチクイ Blue-bearded Bee-eater
ハチクイの仲間は全体が緑色で頭部が茶色という色彩配置が多いがこのハチクイは茶色がなく青と緑の構成である
初対面ではなくブータンで出会ったことがあるのだが、今回も胸(英名の顎鬚のほうが適切な表現だ)の輝くようなライトブルーを確認することができた

b0144049_15053612.jpg
b0144049_15054844.jpg
ミドリハチクイ Green Bee-eater
ハチクイの中ではポピュラーな部類
タイ、インド、スリランカなどで何回か出会っている

b0144049_15055934.jpg
b0144049_15061479.jpg
チャガシラハチクイ Chestnut-headed Bee-eater
頭部だけでなく胸のあたりまで茶色と黄色のハチクイだ
マレーシアやバリ島などで前に見ているので南方系のハチクイだと思う
撮影地もネパール南部のチトワン国立公園である
b0144049_15063548.jpg
b0144049_15064530.jpg
b0144049_15070473.jpg
ミナミシマフクロウ Brown Fish-owl
北海道に棲むあのシマフクロウの親戚筋だ
英名もFish-owlで魚を食うフクロウだと思う
撮影したのはポカラのフェワ湖畔、現地ガイド仲間の情報を頼りに手漕ぎボートでアクセスした
シマフクロウと同様ミミズクタイプのフクロウで大きく迫力があった

b0144049_16225325.jpg

b0144049_16230705.jpg
オオスズメフクロウ Asian Barred Owlet
Owlet(スズメフクロウ)というのは小さいフクロウという意味だが、その中では大きい方なのだと思う
ポカラのフェワ湖ダムサイトの公園にいたが逆光で写真はきれいに撮れなかった

b0144049_16232853.jpg
モリスズメフクロウ Jungle Owlet
こちらはチトワン国立公園のフクロウ
名前のように小さなフクロウだ(白い眉のラインが個性的である)

b0144049_16234287.jpg
インドコキンメフクロウ Spotted Owlet
割と普通種のフクロウのようで過去2回のインド旅行で2回とも出会っている
今回のネパールでもカトマンズの公園とポカラの公園で2回遭遇した

b0144049_16272658.jpg
b0144049_16275187.jpg
b0144049_16280153.jpg
フーアアオバズク Brown Hawk Owl
見た目は日本のアオバズクと同じ 英名も同じである
現地ガイドの説明によると比較的最近種がスプリットされ名前が変わったとのことだった
撮影地はチトワン国立公園である

b0144049_16282196.jpg






























by mustachio | 2019-05-15 09:00 | Comments(0)


<< ネパールの鳥(第4部)      ネパールの鳥(第2部) >>