還暦からのネイチャーフォト

mustachio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン
2019年 05月 24日

平成~令和「大連休」春景色(上州編)

b0144049_10534038.jpg
われわれ夫婦の強みは食べ物に「好き嫌い」がないこと
どこの国へ行っても現地の料理に全く抵抗がない
といいながら10日間も外国飯を食っていると本物の日本食が食べたくなるのは「日本人の性」で自然の成り行きではある
(外国で食べる「日本料理」はうまいとは思わない)

ネパールの写真整理が長く続いたので、心のどこかでは「日本の春景色」を渇望していた
そして例の「10連休」
リタイアしたわれわれにとっては毎日が連休なので10連休は逆に迷惑なのだが、そこは世間に逆らわずおとなしく「日本の春」を楽しむのが毎年の慣例である

群馬の山荘に出かけたのは10連休の初日、午後から東京をスタートすれば渋滞に会わず高速が走れる

上州(長野原)の春景色
群馬の奥地である長野原・草津は標高が高いこともあって春が遅い
それでも年によってばらつきがあり、連休前に桜が終わってしまうこともあれば連休が「満開」に間に合うこともある
今年は後者の方で周辺の山は大半が冬景色、桜はまさに満開だった
キャベツ畑は苗の植え付けのタイミング、桜の花の間から北に白根山、南に浅間山が覗き「日本の春」をのんびり楽しむことができた
b0144049_10540265.jpg
b0144049_10541987.jpg
b0144049_10543083.jpg
b0144049_10545565.jpg
セイヨウタンポポ
春の田舎道を歩くのは楽しい
タンポポが輝くように咲いているが残念ながらカントウタンポポではなく「自然劣化の指標」とされるセイヨウタンポポである
花の下部の総苞を確認しなければどちらかわからないので最近はただのタンポポを楽しめばよいと割り切っている
b0144049_11255006.jpg
オオイヌノフグリ
東京近郊の平地では1月頃から咲きだす早春の花(といっても花期は長い)
厳寒の時期にオオイヌノフグリを見るとある意味で「春が来た」と心が躍るのだが、逆にそれから本当の春までが長い
路傍にはブルーの花が満開だった
b0144049_11275160.jpg
ヒメオドリコソウ
こちらも早春から咲く花
東京の郊外でもちょっとした空き地にピンクの群落を形成する(個々の花は小さく数がまとまらなければ美しさは出ない)
よく考えてみると、セイヨウタンポポもオオイヌノフグリもこのヒメオドリコソウも外来種、日本の植物ではない
日本人が帰化植物で春を感じているようでは少し寂しいが、そういう時代なのかもしれない
b0144049_11282777.jpg
b0144049_11283754.jpg

ナズナ
春の七草の構成要員であり間違いなく「日本の春の花」
子供のころから「ペンペン草」として親しんだ植物である
「ペンペン草も生えない」といえば極端な荒廃地の表現だと思うが、最近の都会の市街地は完全な荒廃地になってしまった
b0144049_11280348.jpg

b0144049_11281291.jpg
カキドオシ
シソ科のカキドオシ
この花も春の花だ
花のころは茎が立ち上がるが、その後は茎が倒れ蔓になって地上を這う
これが垣通しの名前の由来である
b0144049_20344132.jpg
ヤマブキ
ヤマブキは木本、草の花ではなく木の花である
ただ木の幹に当たる茎が草のように細いので風が吹くと揺れる
山から風が吹いて揺れるから「山吹」の名がついたという話を聞いたことがある
アップの写真が揺れて撮りにくいのでこの日も枝を手で押さえて撮影した
b0144049_20345266.jpg
カタクリ
春の花といえばまず思い浮かべるのがカタクリ
長野原にはこのカタクリの群生地があるので毎年寄ることにしている
今年も出かけてみたが若干遅かったようで盛りを過ぎた花が多かった
例年、野鳥撮影用の望遠レンズで撮影するのだが、今年はボディが軽いミラーレスのカメラに35ミリのマクロという野草撮影用の装備で対応したので多少雰囲気の違う写真を撮ることができた
b0144049_20350365.jpg
b0144049_20351239.jpg
b0144049_20352217.jpg
b0144049_20353136.jpg
b0144049_20354286.jpg
b0144049_20355008.jpg
ヤマエンゴサク
ヤマエンゴサクはどこにでもあるような植物ではない
ただカタクリの咲く時期に同じ場所で会う機会がある
毎年見るのが長野原のカタクリ群生地と白馬山麓と決まっていて他ではあまり見た記憶がない
北海道で見るエゾエンゴサクのような派手さはないのだが、好きな花だ
b0144049_21301493.jpg
b0144049_21302228.jpg
b0144049_21302879.jpg
b0144049_21303506.jpg
アズマイチゲ
カタクリ群生地で一輪だけアズマイチゲを見つけた
関東では普通に見られる花だが、最近めっきり数が減ったような気がする
葉が菊の葉に似るキクザキイチゲのほうは見る機会が多いのだが
b0144049_21304421.jpg
エイザンスミレ
エイザンスミレも1輪だけ咲いていた
このスミレは葉の形状が特殊なのですぐわかる
東京近郊では高尾山まで行けば必ず見られるが、群馬の山荘付近ではほとんど見たことがない
b0144049_22251023.jpg
b0144049_22252028.jpg
フモトスミレ
もう1種スミレを見つけた
葉に斑があり、花は白っぽいピンクで紫の筋がある
フモトスミレで間違いないと思う
b0144049_22252716.jpg
アケボノスミレ
最後のスミレはわが山荘の庭に咲くスミレ
毎年咲いてくれるのだが今年は少し登場が遅れた
連休初めの平成時代には影も形もなかったが、連休終わりの令和になって姿を見せてくれた
b0144049_22254471.jpg














by mustachio | 2019-05-24 22:00 | Comments(0)


<< 平成~令和「大連休」春景色(越後編)      ネパールの鳥(第7部) >>