還暦からのネイチャーフォト

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2019年 08月 08日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第4日

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ツアー第4日はスプリングデールからさらに西へ移動し島の北西端にあるノーザン半島へ向かう
朝のスプリングデールは快晴で先を楽しみにしていたが移動の途中から大雨になり様子がおかしくなった
この日の最大のターゲットは湿原に咲くピンクと白のアツモリソウの観察だったが、雨のためその湿原をパスして宿泊予定のグロスモーン国立公園に向かうようになった
(写真1枚目は朝の風景、2枚目はグロスモーン国立公園の風景である)
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グロスモーン国立公園ディスカバリーセンター周辺

グロスモーン国立公園は「ユネスコ世界遺産」に指定されている景勝地
大昔北アメリカプレートとアフリカプレートがぶつかった場所だそうで「何億年もの地殻変動の証」が至る所で見られる
ディスカバリーセンターで雨宿りをしながら「プレートテクトニクス」を勉強し、雨の合間に周辺の植物などを観察する

Canada Anemone
ここまで出会いがなかったカナダアネモネを見つけた
石灰岩質の土地に咲くキンポウゲ科の植物である
日本の花でいえばイチリンソウに近い清楚なイメージが印象的だった
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キク科の花
キク科(Daisy family)の植物は間違いないが種名は不明
(Dwarf hawksbeard という植物がいちばん近いと思っている)
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キンポウゲ
キンポウゲの黄色は雨が降っても鮮やかだ
Buttercupの英名のように光沢があるのがよくわかる
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シシウド
ニューファンドランド島のシシウドにはオリジナルなものとヨーロッパからの帰化種の両方があるというが、資料がないので判別はお手上げである
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ノコギリソウ
日本のノコギリソウとは微妙に種が異なるようだ
英名は Woolly Yarrow で葉や茎には軟毛がある(日本のノコギリソウにもある)
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ヤマハハコ
花が咲いていないので断定はできないが、葉の形状などからヤマハハコだと思っている
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ワスレナグサ
もともとワスレナグサはヨーロッパの植物
ムラサキ科の植物は似たようなものが多く判定が難しいが、このワスレナグサはヨーロッパ由来の帰化植物の可能性が高い
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クサフジ
Alpine hedysarumというのが英名のようだ
クサフジよりツルフジバカマに近い種かもしれない
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コウホネ
カナダのコウホネに関しては全く情報がない
日本のネムロコウホネに近いイメージだが同一種かどうかはわからない
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アツモリソウのフィールド
ピンクと白のアツモリソウは今回ニューファンドランド島ツアーの目玉商品なので見逃すわけにはいかない
雨も小降りになってきたので道を引き返して挑戦することになったが、結果は大正解
雨が上がってしっとりとした雰囲気の草原(湿原)にアツモリソウが咲く幻想的なシーンに出会うことができた
(木道が続くフィールドはまさに貸し切り状態だった)

アツモリソウ (Showy Lady's Slipper)
敦盛草の名前は平敦盛の母衣に由来するが、英語では Lady's Slipper という
Slipperはまさにスリッパのことで、貴婦人のスリッパがこんな形をしていたのだとは思うがイメージはわかない
そんなことはどうでもいいのだが、とにかくカナダ西部では最大の蘭だそうでニューファンドランド島西部の限定種だ
図鑑によれば成長が遅く花が咲くまで8年以上かかるという

写真があるので説明は不要だがピンクと白の対比が素晴らしく、さらに背景の緑の中に浮かび上がる様は生涯忘れることのないシーンの一つになった

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キソチドリ
日本の植物でいえばキソチドリのイメージに近い黄色の蘭
もちろんキソチドリとは別種で、White Adder's-mouth とか Hooker's Orchid といった種が該当するように思うが詳細は不明
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Nothern Green Orchid
日本の花でいえばミズチドリ
同一種かどうかはわからないが近似種であることは間違いない
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モウセンゴケ
湿地に食虫植物のモウセンゴケを見つけた
この仲間はユーラシアから北アメリカと北半球に広く分布する
英名を Sundew というが、雨上がりだったので毛先の露が輝いていた
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ピッチャープラント
全く初対面の植物、学名はサラセニア・プルプレア
かなり図体がでかく草原(湿原)の中で目立つのだが、これで食虫植物だという
フィールドでは理解不十分で根元の葉の部分を撮影しなかったが、葉の付け根に虫を捕らえて溶かす機能があるようだ
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種名不明植物
アツモリソウの咲く湿原で同様に木道から撮影した植物
どうも開花前の蕾の状態のようで図鑑などいろいろチェックしたが名前はわからなかった
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Sticky Triantha
イワショウブの仲間
イワショウブの学名が Triantha japonica なので間違いないと思う
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セイヨウウツボグサ
日本のウツボグサは中国など東アジアの植物でセイヨウウツボグサとは亜種レベルで別種のようだ
ウツボグサは利尿薬としての効果があるようだが、セイヨウウツボグサは英名を Selfheal といい傷薬として用いられているという
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クサフジの仲間
今まで登場したクサフジと同一種かどうかはわからない
花序の花の数がやたら多いので撮影しておいた
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オニノヤガラ
感じが似ているので勝手に名前をタイトルに使ったがオニノヤガラかどうかはよくわからない(ラン科という点で共通点があるように思う)
オニノヤガラは腐生植物であるが写真の植物が腐生植物かどうかも定かではない
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カラマツソウ
見た目は完璧なカラマツソウ
カラマツソウの分布域はヨーロッパのようなので帰化植物かどうかは不明だが、湿地の周辺には数が多かった
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ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナはニューファンドランドの至る所で見かける
ここも葉が輪生でエゾゴゼンタチバナではなくゴゼンタチバナのほうだった
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キバナアツモリソウ
名前はこちらが勝手につけたもの
正式な名前は Large Yellow Laddy's-slipper という
ピンクと白のアツモリソウが咲く湿原とは別の場所に咲いていた
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テーブルランド周辺
アツモリソウをじっくり観察した後、グロスモーン国立公園のディスカバリーセンターへ戻る
すぐ近くにテーブルランドがあるからだ
テーブルランドは地下に深く存在するはずのマントルが数億年前の地殻変動で地上に押し上げられた場所で、写真のように植物がない褐色の大地が続いている
時間的な余裕もなかったので周辺を散策する
4枚目の写真は蛇紋岩 このように網目がはっきりした蛇紋岩は初めて見た
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Common Juniper
テーブルランドの山麓にジュニパーの実がなっていた
酒好きの方はご存知と思うがこのジュニパーベリーはジンの香りのもとになる基本原料なのである
ジントニックもマティーニも個人的には大好物である
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Golden Groundsel
テーブルランドはマントルが形成した山なので植物が適応できない
比較的目立ったのがキク科のこの花だった
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Wild Chives
セイヨウアサツキといわれるがチャイブも日本語として通用すると思う
同じネギ科であるがチャイブはアサツキのように鱗茎がないのだという
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ヘアベル
何回も見たので英名を覚えてしまった
花が少ないテーブルランド周辺で鮮やかな紫色は目立っていた
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第4日のランチ・ディナー
雨が止むのを待ちながら食べたランチはムース(ヘラジカ)のミートパイ
夕食は海の見えるレストランでビールと蟹
ズワイガニは塩ゆでなので日本で食べるのと味は変わらない
大型の蟹が一人丸ごと1匹なので十分堪能した
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by mustachio | 2019-08-08 18:00 | Comments(0)


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