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還暦からのネイチャーフォト

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2019年 10月 04日

ジャワ島東部探鳥記vol.4野鳥編2

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野鳥を分類順に並べるとだいたい大きな鳥から小さな鳥へ並ぶことになる
「野鳥編2」は中型の鳥、カワセミやピッタ(ヤイロチョウ)がメインになる

ルリカワセミ
このカワセミが現れた時は日本のカワセミ(Common Kingfisher)かと思った
大きさも配色もそっくりなのである
印象としては頭部や背中のブルーが青紫に近く、腹部はオレンジが濃い
見分ける最大のポイントは目の後ろ(耳に当たる部分)で、カワセミはここが褐色(腹と同色)なのにルリカワセミはここがブルー(頭や背中と同色)であること
この特徴からルリカワセミの英名は Blue-eared Kingfisher という
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ヒメアオカワセミ
写真では大きさがわからないが、非常に小さいカワセミでオーストラリアのカカドゥで見たヒメミツユビカワセミによく似ている
背中と同色の胸帯がかわいい
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ジャワショウビン
ジャワ島とバリ島限定の固有種
英名も Javan Kingfisher でジャワ島を代表する大型の美しいカワセミだ
ハイドで待機していたが、ちょっと顔を出してすぐ行ってしまった
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キタタキ
8年前にボルネオで撮影したことがあるキタタキにバルラン国立公園で再会した
クマゲラによく似たキツツキだが全身真っ黒ではなく腹部が白い
はるか遠く高い木に止まっていたが順光のおかげで引き延ばしができるクリアな写真を撮ることができた
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キマユシマヤイロチョウ
このヤイロチョウも今回フォトツアーのメインターゲットの一つだった
ただ撮影第1日に登場し、きれいな写真を撮らせてくれたので有難味は少し薄れてしまった
もちろん今回初めて見る鳥であり、色彩も素晴らしいので、じっくり見ると新たな感動が湧いてくるような印象的な鳥である
ちなみに最後の2枚はメスでデザインはオスに似ているが色彩は地味で眉も黄眉ではない
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カオグロオオサンショウクイ
英名を Sunda Cuckooshrike という
Sunda はジャワ島の東側に連なるスンダ列島のこと
Cuckooshrike は直訳すればモズカッコウで、オオサンショウクイとかオニサンショウクイとかに訳されている
以前オーストラリアのタスマニアでオーストラリアオニサンショウクイを撮影したことがあるが、このオオサンショウクイと同様、顔黒であった
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タカサゴモズ
日本では南西諸島で見られるモズ
東南アジアでは出会う機会が多い
今回はバルラン国立公園で撮影したが、平凡な野鳥でも近くできれいな写真が撮れるとうれしい
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アカボシヒヨドリ
ヒヨドリというと日本のヒヨドリをイメージしてしまうが、海外のヒヨドリ(Bulbul)それほど大きくなく可愛いものが多い
このアカボシヒヨドリは目の前(嘴の付け根)にオレンジの斑があり、英名も Orange-spotted Bulbulという
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問題は次の写真だが、オレンジの斑が見当たらないので撮影した時は次項のムナフヒヨドリだと思っていた
帰宅後良く見てみるとムナフヒヨドリほど胸斑の部分が広くなく、顔つきもアカボシヒヨドリによく似ている
もしかすると赤斑が見えないアカボシヒヨドリなのかもしれない
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ムナフヒヨドリ
このヒヨドリの英名は Javan Bulbul または Sunda Bulbul でこの地域では標準種なのだと思う
胸斑は腹のほうまで広がり、目の周りが白い
日本のヒヨドリよりはるかに小さい可愛い小鳥である
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スンダモリムシクイ
英名はSunda Warbler
全身の写真が撮れず残念だったが可愛いムシクイだった
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ジャワハイノドメジロ
一般的なメジロとはだいぶイメージが異なる
アイリングが明瞭ではなく目の周りが全体的に白い
ジャワハイノドメジロで間違いないと思うが背中側の絵しかないので断定はできない
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ズグロムジチメドリ
チメドリというとなんとなく目つきの悪い鳥をイメージするが、このチメドリは愛らしい小鳥だった
ヤイロチョウを狙って待機している時に現れて愛嬌を振りまいていた
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by mustachio | 2019-10-04 10:00 | Comments(0)


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