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2019年 08月 30日

2019夏/嬬恋村の花(2)

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「嬬恋村の花」の続編、科別五十音順に並べているのでキンポウゲ科ヤマオダマキからのスタートになる

キンポウゲ科オダマキ属ヤマオダマキ
バラギ湖でも湯ノ丸でも山道脇に見られる
上品なイメージがあり見つけるとレンズを向けることが多いが、何故か下から覗く写真が多くなるのは男の本能によるものだろうか
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キンポウゲ科カラマツソウ属シキンカラマツ
シキンカラマツのシキンは漢字で紫錦
花が鮮やかな赤紫(ピンク)で花糸の黄色と対比して非常に美しい
美しい花は盗掘ですぐ消滅してしまうがバラギ湖周辺では少し数が増えているような気がする
キャンプサイトのすぐ脇に咲いていた
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サクラソウ科オカトラノオ属クサレダマ
われわれ夫婦は嬬恋村のバラギ湖でクサレダマに出会い名前を覚えた
40年くらい前の話である
当時湖畔に村営のキャンプサイトがあったが釣り客以外にほとんど客がおらず、貸しボート屋のスピーカーから一日中歌謡曲が流れていた
アクセスが悪く人が来ないので周辺には野草が咲き乱れ「自然の宝庫」であった
ちなみにクサレダマはつい「腐れ玉」の文字を連想するが「草レダマ」である
昔ほどではないが湖の奥の湿地帯には今でもクサレダマが残っている
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シソ科ウツボグサ属ウツボグサ
赤紫のいかにもシソ科らしい植物で目にする機会は多い
実はわが山荘の庭にも花が見られるのだが今年はお盆の時期には花が終わっていた
写真は山荘より標高が500mほど高いバラギ湖での撮影である
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シソ科シロネ属ヒメシロネ
対生につく2枚の葉の付け根に小さな白い唇形花をつけるのがシロネの仲間
シロネ、ヒメシロネ、コシロネとあるが葉が細長いのでヒメシロネではないかと思っている
湿地を好む植物のようで撮影はバラギ湖畔
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シソ科トウバナ属イヌトウバナ
トウバナは塔花だと思う
立ち上がった茎に何段かにわたって輪生状にぐるりと唇形花をつけるシソ科の植物だ
萼が緑色で花が白い(淡紫色)のがイヌトウバナである
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シソ科トウバナ属クルマバナ
同じトウバナ属で構造は前種とよく似ている
こちらは花がピンク色で萼が紅紫色ということで色彩的な印象は全く異なる
小さな花だが遠くからも目に付きやすい植物だ
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スイカズラ科ガマズミ属ガマズミ
嬬恋村の花というタイトルには適合しないがガマズミが実になっていたので撮影した
トライしたことはないのだがガマズミの実はもう少し熟すとおいしいのだという
まだまだ暑い8月だが、秋が始まっている
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スイカズラ科マツムシソウ属マツムシソウ
マツムシソウは当然マツムシソウ科だと思い込んでいたが最近の植物図鑑ではスイカズラ科だという
知らないうちにマツムシソウ科とオミナエシ科がスイカズラ科に吸収合併されたようだ
スイカズラはつる性植物、前出のガマズミなどは完全な木本でどう繋がるのかはさっぱりわからない
そういえば先月のカナダ旅行で再三出会いがあったリンネソウは昔からスイカズラ科だった
それはさておき、湯ノ丸高原で新鮮なマツムシソウに出会えてほっとしている
それほど珍しい花ではないが、高原の夏には欠かせないシンボルフラワーなのだ
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セリ科シシウド属シシウド
シシウドのような大型のセリ科植物は世界中で見られ、カナダのニューファンドランド島でも何回も出会いがった
が、シシウドという名前の狭義のシシウドは日本の特産種だという
似たような種が多いので写真のシシウドが厳密な意味でのシシウドかどうかは定かではない
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タデ科イヌタデ属ミゾソバ
ミゾソバはミズヒキやイヌタデ(アカマンマ)と同じイヌタデ属の植物である
湿地に群生することが多く美しい被写体になるのだが、バラギ湖では花の数が少なく、とりあえずアップを撮影しただけになった
シーズン的な盛りは9月以降だろうか
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タデ科ソバカズラ属イタドリ
イタドリは林道の脇などでよく見かける
高さが1mを超え大きく茂るので木本と思っていたが多年草で樹木図鑑ではなく野草図鑑に載っている
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ツユクサ科ツユクサ属ツユクサ
子供のころから馴染みのある花
70年前の話になるので正確ではないが、確か都会地の道路脇に普通に見られたような気がする
最近ではめったに出会いがなく今回はバラギ湖の遊歩道脇でこのブルーの花を撮影した
近似種ではシマツユクサというのがあり沖縄の西表島で出会ったことがある
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ツリフネソウ科ツリフネソウ属キツリフネ
自分の得意とするフィールドではツリフネソウとキツリフネの両方が見られるところが多いのだが、キツリフネのほうは渓流沿いなどに生える山地性で、ツリフネソウのほうは山野の湿地に生える平地性だという
嬬恋村ではバラギ湖畔に両種が見られる
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ツリフネソウ科ツリフネソウ属ツリフネソウ
形がそっくりでも色が違うと全く印象が変わる
ツリフネソウはピンク色なのでなんとなく女性らしいイメージがある
植物学的な相違点はキツリフネの距が巻いていないのにツリフネソウのほうは距が一巻きしている点だ
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ナデシコ科ナデシコ属カワラナデシコ
河原撫子という地域限定的な名前がついているが山野に普通に見られる撫子である
他にナデシコという植物はないのでただのナデシコに改名したほうが判りやすいような気がする
湯ノ丸高原の湿地に何本か花をつけていたが、最近のナデシコジャパンのようにあまり精彩が感じられなかった
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ナデシコ科マンテマ属ナンバンハコベ
花の真ん中に緑の球(蒴果)を持つ変った形状の花
この花が咲いている場所を他に知らないので毎年バラギ湖畔でこの花に出会うことを楽しみにしている
今年は少しタイミングが遅かったようで盛りが過ぎていたが、何とか間に合ったようでほっとしている
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ナデシコ科マンテマ属フシグロセンノウ
このオレンジ色の花はいろいろなところで出会う
色彩的に明視度が高いのか遠くからでもすぐ目に入るような気がする
バラギ湖畔では定番で他の場所で出会いがなかった年もここに来れば必ず咲いているといえるほど存在が安定している
このフシグロセンノウと前のナンバンハコベが同じナデシコ科マンテマ属であることは今年初めて気が付いた次第だ
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バラ科キンミズヒキ属キンミズヒキ
キンミズヒキも8月の花
あちこちで見られるのだが今年はアウトドアへ出かけていないのでこの日が初見である
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バラ科シモツケソウ属シモツケソウ
シモツケソウはもう少し花期が早いので今年の初見ではない
どこで見たのか思い出すのに苦労したが、6月の村上だった(北海道にはシモツケソウが分布しないし7月は国内ではフィールドに出ていない)
群馬では、この時期ではすこしピークを過ぎたようだった
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バラ科キジムシロ属ミツモトソウ
この花もバラギ湖では毎年見かける
当初ダイコンソウだと思っていたが、花弁の間に先が尖った萼片が見えるのでミツモトソウと確信している
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バラ科ワレモコウ属ワレモコウ
ワレモコウの写真は結構難しい
被写体が単調なので構図で絵を作ることが多いからだ
自分と同じような蝶屋さん(蝶愛好家)ならワレモコウを食草とするゴマシジミを配するといい写真が撮れるのだが
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フウロソウ科フウロソウ属ゲンノショウコ
バラギ湖周辺にはハクサンフウロが見られないがゲンノショウコは必ず見られる
群馬県は東日本なので白花のゲンノショウコだ
白花といっても薄いピンクで赤紫の筋がアクセントになって可愛い
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フウロソウ科フウロソウ属ハクサンフウロ
山荘周辺でハクサンフウロが見られるのは湯ノ丸高原と野反湖だ
湯ノ丸のキャンプサイトに近い湿原では一時ハクサンフウロの数が減って心配したが今年はだいぶ数が増えたようで安心した
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マメ科エンジュ属クララ
クララというのは目がクラクラするほど苦みがあるからだそうで、西洋人の女性の名前ではない
湯ノ丸の道路脇で見つけたが盛りは過ぎたイメージだ
クララを食草とするオオルリシジミは絶滅が危惧されたが、地域でクララを保護する活動が行われ最近では復活を遂げているようだ
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マメ科シャジクソウ属シャジクソウ
湯ノ丸高原から高峰高原にかけてシャジクソウが多い
名前を覚えたのは40年前になるが形態的に判りやすい名前なので今でも正確に思い出すことができる
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マメ科ソラマメ属クサフジ
クサフジも群馬県では普通種だと思う
近似種にツルフジバカマがあり花がクサフジより少し大きく色が紅紫色なのだが最近は全く見ていない
両者の識別ポイントは小葉の数でツルフジバカマは10~16個、クサフジは18~24個というので毎回チェックしてみるのだが出会うのはいつもクサフジだ
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ユキノシタ科チダケサシ属チダケサシ
イメージとしては夏の草原に生える植物
大昔、草原で蝶を追いかけた頃を想起させる懐かしい植物だが、最近は草原が消滅し、チダケサシを目にする機会もほとんどなくなってしまった
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ユリ科ユリ属コオニユリ
この時期オレンジのユリは目立つ
野反湖だとよく似たクルマユリも混在するが湯ノ丸高原ではすべてコオニユリのようだ
半日で60種の花を見た嬬恋村ツアーはコオニユリが締めくくりになった
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by mustachio | 2019-08-30 15:00 | Comments(0)
2019年 08月 29日

2019夏/嬬恋村の花(1)

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今年の夏も群馬の山荘に10日ほど滞在したが、天候のせいなどでほとんどフィールドに出ることがなかった
唯一の例外が8月18日の日曜日
前日から子供と孫が遊びに来ていたが渋滞を避けるため午前中に帰京
午後からは特に予定もなかったので家内と二人カメラを持ってマイフィールドを2ヶ所回った
1ヶ所はバラギ湖周辺、2ヶ所目は長野との県境にある湯ノ丸山麓、どちらも山荘から30分~1時間の距離だ

適当にシャッターを押しただけなのに撮影した花は60種を超えた
何十年も通っているフィールドなので目新しい発見はないが、まだまだ自然の豊かさが感じられほっとする気持である
一方、こちらの年齢のせいで植物名がすぐに思い出せないものがあり、そちらのほうが心配なので今回は植物名と共に科名属名までを併記してブログアップすることにした
少しでも名前が思い出せるよう「復習」のつもりである
(科名がトップに来るタイトルで表示順は五十音順にしたので同じ科の植物は比較しやすいように並んでいる)

アカネ科ヤエムグラ属カワラマツバ
葉が輪生し、花冠は4裂平開
花が黄色ならキバナカワラマツバ、白ければカワラマツバである
湯ノ丸高原キャンプ場近くの湿原に咲いていた
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アカバナ科アカバナ属アカバナ
科名を代表するアカバナ
バラギ湖の湿地帯に多いが葉も花も小さくてあまり目立たない
アカバナの由来は花が赤いとということではなく、秋に葉が紅葉して赤く(紅紫色)なるからだそうだ
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アカバナ科マツヨイグサ属メマツヨイグサ
名前はアレチマツヨイグサのほうが判りやすいかもしれない(メマツヨイグサの中で花弁と花弁の間に隙間があるのがアレチマツヨイグサだそうだ)
「富士には月見草が似合う」などのキャッチフレーズのおかげで、マツヨイグサの仲間は日本の花の代表のような顔をしているが、ほとんどがアメリカなどを原産地とする帰化植物である
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アカバナ科ヤナギラン属ヤナギラン
アカバナ科の中で本家アカバナは地味だし、マツヨイグサは外来種ばかりということになると主力商品はヤナギランしかないような気がする
ヤナギランは嬬恋村の標高が高いところではこの時期どこでも見られるし、別のマイフィールド野反湖などでは群落を形成して一面がピンクの海になる
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イネ科ノガリヤス属ヤマアワ
花のイメージは薄いがイネ科なのでしょうがない
バラギ湖の湿地帯では今まであまり存在を意識しなかったが、今年はこの穂が目立った
図鑑と照合してみるとヤマアワのようだ
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オオバコ科クガイソウ属クガイソウ
クガイソウは最近までゴマノハグサ科だったのだが、DNA分類体系ではオオバコ科だそうだ
湯ノ丸に近い高峰高原(池の平)には数が多いのだが、湯ノ丸高原にも何株かが咲いていた
季節的には初秋の花だと思う
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オトギリソウ科オトギリソウ属オトギリソウ
オトギリソウは登山道で見ることが多いので高山植物のイメージが強かったが山野に普通に生える植物だという
撮影したのはバラギ湖畔だが、過去にこのフィールドでオトギリソウを見た記憶がない
似たような黄色い花が周辺に多いのでうっかり見落としていたようだ
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オトギリソウ科オトギリソウ属トモエソウ
トモエソウは湿地を好むようで湖の周りなどに多いのは以前から承知している
花が大きいのでインパクトがあるのだが、逆に採られてしまって見る機会が激減しているのは間違いないと思う
フィールドのバラギ湖では多少復活の兆しがあり、この日も3~4株が花をつけていた
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キキョウ科ツリガネニンジン属ツリガネニンジン
キキョウ科の中でポピュラーなのはこのツリガネニンジンだろうか
バラギ湖でも湯ノ丸高原でも咲いている
もう少し花が大きくてゴージャスなソバナはこの日見かけなかった
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キキョウ科ホタルブクロ属ヤマホタルブクロ
東京近郊でも普通に見られるのでホタルブクロ類もポピュラーなキキョウ科構成員だ
写真を撮るときに注意しなければならないのが萼片の湾入部の付属体で、ホタルブクロには付属体があるがヤマホタルブクロにはない
(雑に撮影したので写真はピンが悪いが付属体がないということはわかる)
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キキョウ科ミゾカクシ属サワギキョウ
サワギキョウは湖の周辺などに見られる湿地性の植物
群生すると花の紫が非常に美しいので好きな花なのだが、バラギ湖でも最近はなぜか数が減って「群生」が見られなくなってしまった
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キク科アキノキリンソウ属アキノキリンソウ
8月の花だと思うが、名前が「秋の麒麟草」なので秋を感じる花でもある
一頃雑草として嫌われながら勢力をふるった外来種のセイタカアワダチソウと同じ仲間だ
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キク科アザミ属タイアザミ
タイアザミという植物は図鑑によって解説が異なる
別名ハコネアザミと解説するものやタイアザミはナンブアザミの亜種で別名トネアザミとするものなどいろいろだ
われわれ素人にわかるのは普通のアザミ(ノハラアザミ)に比べて葉や花が繊細に見えるといった程度である(総苞片は太く長く鋭い)
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キク科アザミ属ノハラアザミ
普通に見られる普通のアザミはこの時期ならノハラアザミだ
よく似たノアザミのほうは春のアザミで季節が少しずれる
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キク科オカオグルマ属コウリンカ
コウリンカは標高の高い山で見る花というイメージが強い
嬬恋村周辺では高峰高原池の平(ここは長野県東御市)などにポイントがあるが、今回はもう少し標高が低い嬬恋村で見つけた
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キク科キオン属キオン
山荘の近くでも見られる植物で嬬恋村では普通に見られる
背が高く黄色い花は遠くからでも目立つ
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キク科キオン属ハンゴンソウ
キオンによく似たハンゴンソウも数が多い
キオンとの相違点は葉の形状で広披針形~長楕円形で一枚葉なのがキオン
ハンゴンソウの葉は羽状に深裂する
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キク科シオン属ゴマナ
秋になると湯ノ丸から高峰高原へ続く道路の脇に咲き乱れるのがゴマナ
他のシオン属に比べると頭花が小さい
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キク科シオン属シロヨメナ
花(舌状花)のつき方が不揃いで昔からこの花はシロヨメナと推定しているのだがもしかすると間違いかもしれない
野菊の仲間の同定は素人には難しすぎるようだ
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キク科シオン属ノコンギク
写真ではわかりにくいが花(舌状花)の色が白ではなく淡青紫色なのでノコンギクと推定している
撮影地はバラギ湖周辺だ
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キク科シオン属ユウガギク
今までに登場したシオン属のように頭花が集合せず独立しているように見える
白い花と葉の形状からユウガギクと推定した
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キク科ベニバナボロギク属ベニバナボロギク
個性的な花なので同定は難しくないと思ったがベニバナボロギクかダンドボロギクかで迷ってしまった
ダンドボロギクのほうが総苞が長細いので写真はベニバナボロギクと推定したが微妙なところである
どちらも外来種なのでどうでもいいのかもしれないが
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キク科ニガナ属ニガナ
ニガナの仲間はニガナとシロバナニガナ(中には花が白花でなく黄花もあってハナニガナと呼ばれる)があり、基本的にはニガナの花弁(舌状花)は5枚、シロバナニガナは8~10枚である
写真の手前の花は6枚だがこれは例外
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キク科ノコギリソウ属ノコギリソウ
冒頭に登場したカワラマツバと同じ湯ノ丸高原キャンプ場付近の湿原に咲いていた
葉が細く花が白いところまで雰囲気が似ていて遠目ではわかりにくい
近寄ってみればノコギリソウはキク科で集合花、葉は櫛の刃状で間違えることはない
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キク科ヒヨドリバナ属ヨツバヒヨドリ
ヒヨドリバナの仲間はヒヨドリバナとヨツバヒヨドリが普通種で嬬恋村では晩夏から秋にかけてどこにでも咲いている
葉が対生なのがヒヨドリバナ、輪生なのがヨツバヒヨドリなのだが、現実の葉のつき方はかなりいい加減でわかりにくいものもある
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キク科ムカシヨモギ属ヒメジョオン
平地でも普通に見られる帰化植物
類似種にハルジオンがあるが開花期が春で8月以降に咲いているのはヒメジョオンだ
両者の確実な判定基準は茎が中空か否かでヒメジョオンの茎は髄が詰まっているというが自分で茎を切って見たことはない
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キク科メタカラコウ属マルバダケブキ
マルバダケブキは湯ノ丸高原で少し咲いていた
この花はもう一つのマイフィールドである野反湖の湖畔に多く、8月下旬には周囲が真黄色に染まるほどの群生を見ることができる(他の季節は目立たない)
今年は夏の野反湖へ出かけるチャンスがなかった
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キク科メタカラコウ属メタカラコウ
名前から見ればこちらのほうがメタカラコウ属の本家のようだがマルバダケブキに比べると派手さがなく貧弱なイメージの花だ
要するに舌状花が不揃いで1~3枚しかついていないのである(近似種のオタカラコウは5~9枚でもう少し立派に見える)
バラギ湖畔に咲いていた
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キク科ヤナギタンポポ属ヤナギタンポポ
茎の先端に頭花が一つというのがタンポポのイメージだが、この植物は茎が枝分かれして複数の頭花をつける
数年前に花がタンポポそっくり(頭花が舌状花だけで構成される)なこの植物を見つけ、図鑑の中からヤナギタンポポの名前を苦労して探し出した
広く北半球に分布するが、外来種ではなく日本の植物である
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キク科ヤマハハコ属ヤマハハコ
数はそれほど多くないが分布域は広く嬬恋村でもいろいろな場所で見かける
全国的に見ると長野県以北限定というから関西のほうには見られないようだ
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キジカクシ科ギボウシ属コバギボウシ
昔からユリ科の植物だったがDNA分類体系ではキジカクシ科に変わった
オオバギボウシとよく似ているがコバギボウシのほうが紫色が濃いので遠くから目立つ
バラギ湖の周辺に多い
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キョウチクトウ科イケマ属イケマ
昔はガガイモ科カモメヅル属だったのにいつの間にかキョウチクトウ科に転籍したようだ
この花はアップで撮ると個々の花が人の顔のように見えて可愛い
典型的な夏の花で、個人的にはキバネセセリ(大型のセセリチョウ)が集団吸蜜する花の
イメージが強い
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キンポウゲ科キンポウゲ属ヒキノカサ
バラギ湖畔で撮影した黄色い花の名前がわからないで苦労した
同じような花がバラ科にもオトギリソウ科にもあって比較検討の結果キンポウゲ科のヒキノカサという名前にたどり着いた
カナダのニューファンドランド島で毎日見ていたバターカップ(キンポウゲ)の仲間で黄色い花弁に光沢がある
花の形状など特徴はぴったりなのだが図鑑にある開花時期が4~5月とのことで、そこだけが整合性に欠けるため種名のほうは「暫定」ということにさせていただく
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by mustachio | 2019-08-29 12:00 | Comments(0)
2019年 08月 26日

2019夏/山荘周辺の生き物たち

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2019年夏
8月中旬の10日間ほどを群馬の山荘で過ごした
標高が1,000mほどあるので東京よりは6℃くらい涼しい
残念なことに、今年はこの時期に台風と秋雨前線の影響が出て晴天に恵まれず、ゴルフのラウンドは一度もできなかった

室内で高校野球のTVを見たり、PCで画像整理をしたりでのんびりした日を送ったが、それでも例によってリビングから野鳥を観察したり、夜飛来する蛾を観察したりするので自然観察を楽しむことはできる

雨も一日中降るようなことはなく庭の植物も撮影したりしたので画像をブログに整理しておきたい(後半の蝶の写真は晴れ間を見つけてフィールドに出かけた時に撮影したもので、正確には「山荘の生き物」ではない)


山荘の生き物たち

コガラ
山荘のベランダには餌台(ヒマワリの種を入れたボウル)、庭には水浴び用の水盤がある
冬は餌台に来る小鳥が多いが夏でも結構餌を食べにやって来る
いちばん多いのはコガラだ
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ヤマガラ
夏場はほとんど見かけないヤマガラだが餌台には時々姿を見せに来てくれる
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ゴジュウカラ
ゴジュウカラも冬の鳥のイメージが強く、餌台以外に姿を見たことがない
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ホオジロ
ホオジロはオールシーズン姿が見られる
ヒマワリの種は食べないようで餌台には来ないのだが、水浴び場の常連である
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オオシロオビアオシャク
山荘が森の中にあるので夜になると灯火に蛾が集まって来る
数が多いので小型の蛾は無視することが多いが、たまに美しい蛾が来るとうれしくなってレンズを向ける
この緑色の蛾はガラスの外側に止まったところを部屋の中から撮影したものだが、翅表を撮影しようとしたら逃げられてしまった
蛾の図鑑をチェックしてみるとオオシロオビアオシャクのようだ
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マイマイガ
こちらの蛾はどう見ても美しい蛾ではない
ただ数が多く昼間でも周辺を飛び回っていたのでレンズを向けた
普通種のマイマイガと見ていいようだ
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オオバギボウシ(キジカクシ科ギボウシ属)
山荘の玄関の脇には毎年ギボウシが花を咲かせる
オオバギボウシはコバギボウシに比べて葉が大きく花が白い
この植物は少し前までユリ科ギボウシ属だったのに、今はキジカクシ科ギボウシ属に分類されている
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ツルリンドウ(リンドウ科ツルリンドウ属)
地表に近いところだが灌木に絡むツルリンドウを見つけた
わが山荘の庭では初めて発見したことになる
(花冠が5裂しているのでホソバノツルリンドウではなくツルリンドウのようだ)
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シラヤマギク(キク科シオン属)
この白い菊はひっそりとではなくどうどうと何株も咲いていた
山荘は建ててから45年ほどになるが今までこの花を庭で見たことがないと思う
葉が大型の心形でざらざらしていることからシラヤマギクのようだ
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山荘周辺の昆虫たち
ここからの写真は山荘の周辺で撮影したものだ
具体的には8月18日の午後に群馬県嬬恋村のバラギ湖と湯ノ丸高原を散策した際に出会った虫たちである
タイトルを「嬬恋村の昆虫たち」としようかとも思ったが、半日仕事の割にはオーバーなイメージになるのでやめた

ゴイシシジミ
湯ノ丸高原の林道脇の笹の茂みにちらちら飛んでいた
1枚目の写真には写っているがこの蝶の幼虫は肉食で笹に付くアブラムシを餌にしている
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オオチャバネセセリ
こちらも湯ノ丸で撮影
オオチャバネセセリも笹に依存する蝶だが幼虫はアブラムシではなく笹自体を食う
成虫はアザミなどで吸蜜することが多い
(イチモンジセセリによく似ているが後翅裏面の白点列は不規則である)
山荘周辺にはコチャバネセセリも多いのだがこちらは7月ごろ出現する
今年はこの時期に群馬のフィールドに出ておらず見る機会がなかった
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コキマダラセセリ
草原性のセセリチョウ
草原がどんどん減っていくので最近はほとんどお目にかかっていない
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コヒョウモン/コウゲンヒョウモン
十分な体勢で撮った写真ではないので種別判定が難しい
直感的にコヒョウモンと思ったがコウゲンヒョウモン(旧ヒョウモンチョウ、今はキタヒョウモンとコウゲンヒョウモンにスプリットされたが分布域からキタヒョウモンの線はない)の可能性もある
こちらも研究者ではないのでそれ以上の意味のない追及はやめておく
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サトウラギンヒョウモン
スプリットといえば旧ウラギンヒョウモンもヤマウラギンヒョウモンとサトウラギンヒョウモンの2種に区分されややこしいことになっている
こちらは生息域による差異がなく厳密な判定は交尾器の検鏡が必要とのことで写真だけでは判定不能のようだ
後翅裏面の褐色帯の幅が広いので一応サトウラギンヒョウモンということにしておく
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サカハチチョウ
当然といえば当然だがサカハチチョウは夏型だ
昔は東京近郊でも数が多い普通種だったが、最近は見る機会が少ない
鹿の食害の影響だというが本当だろうか
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ヒメウラナミジャノメ
こちらは今でも普通種だと思う
「食草がイネ科」の蝶は鹿の食害のダメージがないのだろうか
(写真がお粗末で恐縮だが「記録」ということでご容赦のほどを)
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クロヒカゲ
ブログに何回も取り上げたのでご存じの方もおられるのだが、昨年の7月まで「クロヒカゲモドキ」という蝶が撮影できなくて苦労していた
1年前にやっとクロヒカゲモドキの撮影に成功し、日本の蝶で未撮影は(一時的な外来定着種を除くと)小笠原のオガサワラセセリのみというレベルに達したので蝶を追いかける情熱が急冷却してしまったのは否定できない
それでも蝶に対する愛着は子供のころから継続しているので、フィールドに出れば撮影の第一優先は蝶であることに変わりはない
群馬県には(おそらく)クロヒカゲモドキは生息しないが、このクロヒカゲのほうは今でも普通種である
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ジャノメチョウ
クロヒカゲモドキを探している頃はススキのたたき出しなども励行していたのでこのジャノメチョウによく出会った
どちらかというとジャノメチョウは日陰より日向を好む傾向があり花にもよく集まる
フィールドのバラギ湖周辺ではアザミで吸蜜するジャノメチョウが多かった
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アサギマダラ
夏の(晩夏の)蝶の定番
この蝶はヒヨドリバナが大好物でこれに絡む写真が多い
湯ノ丸高原でも例外なくヨツバヒヨドリで吸蜜していた
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アキアカネ
低地ではアキアカネは秋のトンボになるが高地では8月がシーズンである
フィールドの嬬恋村はキャベツ畑への農薬の空中散布があって昆虫の生息数が激減している気がするが、アキアカネに関してはまだ普通に見られるというレベルを維持している
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by mustachio | 2019-08-26 15:00 | Comments(0)
2019年 08月 15日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第5日(3)

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ニューファンドランド島ネイチャーツアーのレポートも本項が最終項になる
第5日はポートオシュア、グリーンポイントと植物観察をした後、グロスモーン国立公園の中心部ロッキーハーバーへ戻り近くにあるボグを探検することになった
「ボグ」は英語のBog、沼や湿地のことでゴルフ用語のボギーもこのボグから来ている
今回のツアーでは当初からこのボグ探検が計画されており、参加者は全員日本から長靴を持参していた

さて、そのボグだが一般道からは直接見えない森のすぐ裏側に広く展開していた
日本の山岳地帯に見られる高層湿原のような湿地で、木道や看板など人工的な施設は全くなく、湿地の中を長靴を履いて歩くだけなのである
(日本なら顰蹙ものだが、カナダでは他に歩く人はいないし、国立公園の元レンジャーがガイドなので全く問題はなかった)

ボグ周辺の植物

Dragon's Mouth Orchid
湿原にはピンクと白の美しい蘭が咲いていた
日本の蘭でいえばホテイランに近いイメージだと思うが説明より写真を見ていただきたい
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中には同じ形で純白の蘭もあったが同一種かどうかはわからない
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Calypso, Fairy Slipper
ボグには別の蘭も見られた
全体が濃いピンクの蘭である
名前は上記のように推定したが正確ではない
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カルミア
このピンクの植物もニューファンドランドでは何回かお目にかかった
和名はセイヨウシャクナゲというらしいが、もともとシャクナゲはアジアの植物で全く別種なのかもしれない
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ツルコケモモ
花弁が4裂し反り返っているのでツルコケモモだ
日本でも高層湿原に見られるので同一種だと思う
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サギスゲ
こちらも日本のサギスゲと同じ植物だと思う
この日の朝に見たポートオシュアのサギスゲは茶色がかっていたが、ボグのサギスゲは日本と同様純白だった
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ミズチドリの仲間
日本の植物でいえばミズチドリ
花は純白で清楚なイメージが強い
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Nothern Green Orchid
形状はよく似ているが花の色はグリーン
日本でもこの仲間(ツレサギソウ属)は種類が多く識別が難しい
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トンボソウ
同じ仲間のようだが距の部分が目立つので「トンボソウ」としておく
トンボソウもツレサギソウ属の植物である
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Seaside Arrowgrass
Arrowgrass というのは日本の分類ではシバナ科になるそうだが、そういわれてもピンとこない
棒状の地味な植物だった
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Shrubby Cinquefoil
朝ポートオシュアで見た花がボグでも見られた
キジムシロの仲間である
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白色の花2種
名前のわからない植物が2種
海外の植物は資料も手に入りにくく正直言って種名判定はお手上げだ
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カラマツソウとシシウド
湿地周辺なのでカラマツソウもシシウドも普通に見られた
今回のニューファンドランドでは何度も見ている植物だ
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キノコのような植物
水中から出ているキノコのような植物
コケの仲間かもしれないが正体不明である
もう少し英語が堪能なら現地ガイドから詳しく聞けたのだが、植物に関する専門英語は語彙が乏しく会話が難しい
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モウセンゴケ
食虫植物のモウセンゴケも多かった
日本の植物でいえば尾瀬などの高層湿原に生えるナガバノモウセンゴケに近い種類かも知れない
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ピッチャープラント
ピッチャープラントも湿原が似合う食虫植物
けして美しいとは言えないが、忘れることのできない個性的な(奇怪な)植物だった
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第5日 ラストディナー
ボグツアーを終えて長靴を脱ぎロッキーハーバーへ戻った
ちなみに2枚目の写真は干してあるロブスター捕獲用の籠である

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国立公園の中心でもあるので港に近いレストランは観光客でにぎわっている
レストランの廊下がギャラリーになっていて「絵」が飾ってあった
ただの絵ではなく木片に着色して貼り付けた立体感のある「絵」になっている
作者の名前は記録しなかったが、楽しい絵ばかりだったので撮影しておいた
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メインディッシュはロブスター(伊勢海老ではなくオマール海老)
一人一匹のでかいロブスターはツアー最後の晩餐にふさわしい豪勢なものであった
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翌朝は午前3時ホテル出発
トランジットが2回で実質24時間(時差の補正を入れると36時間)の長旅を終えて成田に到着したのは翌日の午後3時であった










by mustachio | 2019-08-15 11:00 | Comments(0)
2019年 08月 14日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第5日(2)

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グリーンポイント
ポートオシュアからロッキーハーバーへの帰り道、グリーンポイントへ立ち寄った
古生代の海底地層が後に地上に露出した地学的に貴重なポイントである
地層が構成されたのは5億年前のカンブリア紀からオルドビス紀に渡る3千万年の間、それが地殻変動の影響で地上に押し上げられたものだという
海岸から崖が立ち上がり地層が縦に並ぶ様は写真で見ていただいた方が速いようだ
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グリーンポイント周辺の生物たち
地質学はこちらにとって得意分野ではないので周辺で撮影した動植物を整理しておきたい
崖下の歩行路から海岸までは2~300m、海岸にはアジサシなどの海鳥が遊んでいる
一方崖の上は草原が広がり多くの花が見られた
オニアジサシ
海岸で遊ぶアジサシは大型のオニアジサシ
他にキョクアジサシやユリカモメなども混じっている
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サバンナシトド
サバンナシトドは草原ではなく海岸にいた
崖下の遊歩道から海岸までの間は潮だまりが広がり、ホンダワラなどの海藻が打ち上げられている
サバンナシトドはどうも海藻類を採餌しているようだった
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黒いキアゲハ
第1日にスピア岬で見た黒いキアゲハがグリーンポイントの草原にも飛んでいた
ニューファンドランドは蝶が少なかったが、このキアゲハを見ることができただけでも良かったと思っている
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カバイロシジミ
びっくりしたのはクサフジの花にカバイロシジミを見つけたこと
このシジミチョウは北海道(一部青森にも)限定の希少種で食草はクサフジである
帰宅後図鑑で調べてみると日本のカバイロシジミはシベリアなど東アジアに棲息する Glaucopsyche lycormas、北アメリカに棲息するのは Glaucopsyche lygdamus という別種のようだ
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クサフジ
草原にはそのクサフジが多かった
ニューファンドランドに多く見られた植物の一つである
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ハマエンドウ
クサフジと違ってハマエンドウは海岸に咲く花なのだがここでは数が少なかった
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キンポウゲ
こちらもニューファンドランドに多かった植物
英名は Nothern Buttercup で日本のキンポウゲ(ウマノアシガタ)とは微妙に種が異なるようだ
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ハコベの1種
草原にはハコベも見られた
英名 Bering chickweed に該当する種類かと思うが定かではない
ハコベはナデシコ科に属する植物だがナデシコ科は英語で Pink Family という
ナデシコの英語が Pink であることを今回勉強した
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Alpine Bistort
Bistortはイブキトラノオのこと
日本のイブキトラノオやムカゴトラノオによく似た白い花が見られた(正確を期すならば白い部分は花弁ではなく萼なのだが)
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ヘアベル
草原にはヘアベルも咲いていた
ここのヘアベルは花が大きくソバナ系というよりキキョウのイメージである(どちらもキキョウ科ではあるが)
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アヤメ
シロカツオドリの岬にたくさん咲いていたアヤメもあった
カナダのアヤメは綾の目はあるのだが黄色い部分が見えず、日本のアヤメとだいぶ印象が異なる
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ヘラジカ(ムース)
この写真はグリーンポイントで撮影したものではない
移動の途中、バスの中から撮影したもので撮影者も私ではなく家内だ
(こちらはカメラの準備ができておらず撮りそこなった)
写真のムースは若いメスのようでヘラのような角は見られなかった
ヘラジカを撮影するのはチャンスがないと難しいが、夜間など道路に出てきて車にはねられるケースは多いそうだ
ニューファンドランド島に来てムースの写真がないのは寂しいのでここにアップさせていただく
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by mustachio | 2019-08-14 11:00 | Comments(0)
2019年 08月 13日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第5日(1)

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現地観察活動第5日目、この日が実質の最終日になる
グロスモーン国立公園の中心ロッキーハーバーを出発して3時間ほど北へ走り、少しずつ南下して元へ戻るコースだ

ポートオシュア
最初の観察地はポートオシュア
海岸沿いの何の変哲もない平地で植物などを観察する
ここは森林が生育できないような気候的に厳しい土地で、土質が石灰岩主体のため固有の植物が多いという
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コマツグミ
周囲には高い木が生えない草原で野鳥も草原性のものが少し見られる程度
池(水溜り程度のもの)の周りにはコマツグミが遊んでいた
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サバンナシトド
もう1種の野鳥はサバンナシトド
今回のツアーでは何回も登場してくれた
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ホッキョクウサギ
野兎も遊んでいた
ただの野兎ではない  英名で Arctic Hare 、和名ではホッキョクウサギという
おそらく冬には真っ白になるのだと思う
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キバナアツモリソウ
ポートオシュアの目玉商品はキバナアツモリソウ
この和名は正確なものではなく黄色いアツモリソウというのが正しい
前にも登場したが英名は Large Yellow Lady's-slipper
ちょうど盛りのころで木陰ではなく広い空間のあちこちに黄色い花のかたまりが見られた
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Hyssop-leaved Fleabane
フィールドにはキク科のこの花が多く見られた
Fleabaneというのはノミを駆除するという意味で日本でいえば除虫菊のような植物だと思う(辞書によればヒメジョオンのようなムカシヨモギ属を意味するらしい)
石灰岩地帯の固有種のようだ
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Arnica
黄色い花のキク科植物も多く見られた
こちらも石灰岩地帯に多い植物のようでキク科アルニカ属、日本でいえばウサギギクなどに近い仲間のようだ
打ち身、捻挫などに効く薬草でもあるという
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White Mountain-avens
一株だけ見つけた現地固有の植物(6月が花期だという)
Avensというのはバラ科ダイコンソウ属の植物のこと
要するにチングルマの仲間だ
厳しい気候に対応するため背丈が低く、花は常に太陽のほうを向くという
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Canada Anemone
アネモネはキンポウゲ科イチリンソウ属の学名
Canada Anemone は和名ならカナダイチゲといったところか
ハクサンイチゲに似た感じの花が綺麗だった
(3枚目の写真は黄色い雄蕊が見えないのでSmall-flowered Anemoneという別種
かもしれない)
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Canada Anemone (2)
前掲種によく似た花なのだが雄蕊の色が黄色ではなく紫色なので別種らしい
イチリンソウの仲間であることは間違いないと思う
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Cinquefoil
Cinquefoilというのはキジムシロのこと
おそらくShrubby Cinquefoil という種類だと思う
キジムシロと花が似ているが葉の形はまるで違う
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種名不明植物
前日にも撮影したが名前がわからない植物
わからないものはわからないので同じタイトルにした
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Bastard Toadflax
Toadflaxというのはウンラン、Bastardは偽のという意味なので直訳すればニセウンランか
白い花が輪生するチャーミングな植物だった
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Roseroot
この植物は痩せた土地に生育できるようで背が低く葉は多肉質である
Stonecrop family ということは日本語にすればベンケイソウ科ということになる
砂利の中から元気に花を咲かせていた
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サギスゲ
見た目は間違いなくサギスゲ
ただここのサギスゲの花は純白ではなく薄茶色だった
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イソツツジ
今回のツアーでは何回もお目にかかったイソツツジ
ここの海岸でもイソツツジが咲いていた
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ワスレナグサ
厳密な意味でワスレナグサかどうかはわからないが、湿地部分に咲いていた
このツアーで何回か見た花と同じものだと思う
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リンネソウ
ツアーの5日間、毎日出会いがあったような気がするリンネソウ
カナダでは普通種だったが日本に帰るとなかなか出会いがないような気がする
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ヘアベル
ホッキョクウサギがいるフィールドに咲くヘアベルは元気がよかった
日本のツリガネニンジンなどはあまり大きな群落をつくらないような気がする
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ムシトリスミレ
このフィールドにはムシトリスミレも見られた
土地が肥えていないフィールドには食虫植物が多いという
地面から栄養が吸収できないので昆虫から栄養を摂るということなのだろうか
ムシトリスミレの花は濃い紫で結構美しい
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by mustachio | 2019-08-13 11:00 | Comments(0)
2019年 08月 08日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第4日

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ツアー第4日はスプリングデールからさらに西へ移動し島の北西端にあるノーザン半島へ向かう
朝のスプリングデールは快晴で先を楽しみにしていたが移動の途中から大雨になり様子がおかしくなった
この日の最大のターゲットは湿原に咲くピンクと白のアツモリソウの観察だったが、雨のためその湿原をパスして宿泊予定のグロスモーン国立公園に向かうようになった
(写真1枚目は朝の風景、2枚目はグロスモーン国立公園の風景である)
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グロスモーン国立公園ディスカバリーセンター周辺

グロスモーン国立公園は「ユネスコ世界遺産」に指定されている景勝地
大昔北アメリカプレートとアフリカプレートがぶつかった場所だそうで「何億年もの地殻変動の証」が至る所で見られる
ディスカバリーセンターで雨宿りをしながら「プレートテクトニクス」を勉強し、雨の合間に周辺の植物などを観察する

Canada Anemone
ここまで出会いがなかったカナダアネモネを見つけた
石灰岩質の土地に咲くキンポウゲ科の植物である
日本の花でいえばイチリンソウに近い清楚なイメージが印象的だった
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キク科の花
キク科(Daisy family)の植物は間違いないが種名は不明
(Dwarf hawksbeard という植物がいちばん近いと思っている)
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キンポウゲ
キンポウゲの黄色は雨が降っても鮮やかだ
Buttercupの英名のように光沢があるのがよくわかる
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シシウド
ニューファンドランド島のシシウドにはオリジナルなものとヨーロッパからの帰化種の両方があるというが、資料がないので判別はお手上げである
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ノコギリソウ
日本のノコギリソウとは微妙に種が異なるようだ
英名は Woolly Yarrow で葉や茎には軟毛がある(日本のノコギリソウにもある)
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ヤマハハコ
花が咲いていないので断定はできないが、葉の形状などからヤマハハコだと思っている
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ワスレナグサ
もともとワスレナグサはヨーロッパの植物
ムラサキ科の植物は似たようなものが多く判定が難しいが、このワスレナグサはヨーロッパ由来の帰化植物の可能性が高い
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クサフジ
Alpine hedysarumというのが英名のようだ
クサフジよりツルフジバカマに近い種かもしれない
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コウホネ
カナダのコウホネに関しては全く情報がない
日本のネムロコウホネに近いイメージだが同一種かどうかはわからない
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アツモリソウのフィールド
ピンクと白のアツモリソウは今回ニューファンドランド島ツアーの目玉商品なので見逃すわけにはいかない
雨も小降りになってきたので道を引き返して挑戦することになったが、結果は大正解
雨が上がってしっとりとした雰囲気の草原(湿原)にアツモリソウが咲く幻想的なシーンに出会うことができた
(木道が続くフィールドはまさに貸し切り状態だった)

アツモリソウ (Showy Lady's Slipper)
敦盛草の名前は平敦盛の母衣に由来するが、英語では Lady's Slipper という
Slipperはまさにスリッパのことで、貴婦人のスリッパがこんな形をしていたのだとは思うがイメージはわかない
そんなことはどうでもいいのだが、とにかくカナダ西部では最大の蘭だそうでニューファンドランド島西部の限定種だ
図鑑によれば成長が遅く花が咲くまで8年以上かかるという

写真があるので説明は不要だがピンクと白の対比が素晴らしく、さらに背景の緑の中に浮かび上がる様は生涯忘れることのないシーンの一つになった

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キソチドリ
日本の植物でいえばキソチドリのイメージに近い黄色の蘭
もちろんキソチドリとは別種で、White Adder's-mouth とか Hooker's Orchid といった種が該当するように思うが詳細は不明
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Nothern Green Orchid
日本の花でいえばミズチドリ
同一種かどうかはわからないが近似種であることは間違いない
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モウセンゴケ
湿地に食虫植物のモウセンゴケを見つけた
この仲間はユーラシアから北アメリカと北半球に広く分布する
英名を Sundew というが、雨上がりだったので毛先の露が輝いていた
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ピッチャープラント
全く初対面の植物、学名はサラセニア・プルプレア
かなり図体がでかく草原(湿原)の中で目立つのだが、これで食虫植物だという
フィールドでは理解不十分で根元の葉の部分を撮影しなかったが、葉の付け根に虫を捕らえて溶かす機能があるようだ
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種名不明植物
アツモリソウの咲く湿原で同様に木道から撮影した植物
どうも開花前の蕾の状態のようで図鑑などいろいろチェックしたが名前はわからなかった
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Sticky Triantha
イワショウブの仲間
イワショウブの学名が Triantha japonica なので間違いないと思う
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セイヨウウツボグサ
日本のウツボグサは中国など東アジアの植物でセイヨウウツボグサとは亜種レベルで別種のようだ
ウツボグサは利尿薬としての効果があるようだが、セイヨウウツボグサは英名を Selfheal といい傷薬として用いられているという
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クサフジの仲間
今まで登場したクサフジと同一種かどうかはわからない
花序の花の数がやたら多いので撮影しておいた
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オニノヤガラ
感じが似ているので勝手に名前をタイトルに使ったがオニノヤガラかどうかはよくわからない(ラン科という点で共通点があるように思う)
オニノヤガラは腐生植物であるが写真の植物が腐生植物かどうかも定かではない
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カラマツソウ
見た目は完璧なカラマツソウ
カラマツソウの分布域はヨーロッパのようなので帰化植物かどうかは不明だが、湿地の周辺には数が多かった
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ゴゼンタチバナ
ゴゼンタチバナはニューファンドランドの至る所で見かける
ここも葉が輪生でエゾゴゼンタチバナではなくゴゼンタチバナのほうだった
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キバナアツモリソウ
名前はこちらが勝手につけたもの
正式な名前は Large Yellow Laddy's-slipper という
ピンクと白のアツモリソウが咲く湿原とは別の場所に咲いていた
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テーブルランド周辺
アツモリソウをじっくり観察した後、グロスモーン国立公園のディスカバリーセンターへ戻る
すぐ近くにテーブルランドがあるからだ
テーブルランドは地下に深く存在するはずのマントルが数億年前の地殻変動で地上に押し上げられた場所で、写真のように植物がない褐色の大地が続いている
時間的な余裕もなかったので周辺を散策する
4枚目の写真は蛇紋岩 このように網目がはっきりした蛇紋岩は初めて見た
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Common Juniper
テーブルランドの山麓にジュニパーの実がなっていた
酒好きの方はご存知と思うがこのジュニパーベリーはジンの香りのもとになる基本原料なのである
ジントニックもマティーニも個人的には大好物である
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Golden Groundsel
テーブルランドはマントルが形成した山なので植物が適応できない
比較的目立ったのがキク科のこの花だった
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Wild Chives
セイヨウアサツキといわれるがチャイブも日本語として通用すると思う
同じネギ科であるがチャイブはアサツキのように鱗茎がないのだという
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ヘアベル
何回も見たので英名を覚えてしまった
花が少ないテーブルランド周辺で鮮やかな紫色は目立っていた
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第4日のランチ・ディナー
雨が止むのを待ちながら食べたランチはムース(ヘラジカ)のミートパイ
夕食は海の見えるレストランでビールと蟹
ズワイガニは塩ゆでなので日本で食べるのと味は変わらない
大型の蟹が一人丸ごと1匹なので十分堪能した
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by mustachio | 2019-08-08 18:00 | Comments(0)
2019年 08月 05日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第3日

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ニューファンドランド島の第3日はトリニティの港から鯨を見るためゴムボートで海へ出る予定の日
ところが朝から雨で海は大荒れ
ゴムボート(ゾディアックボート)は当然キャンセルと思っていたら予定通り海へ出るという

防水服着用なので雨は関係なく船はRHIB(Rigid-hulled Inflatable Boat)なので多少の荒れは問題ないのだそうだ
写真でお判りのように完全なオープンで座るところは馬の鞍のような椅子
椅子を足で挟み体を支えて乗るしかないのだ

海上で悪戦苦闘するわれわれの写真が載せられると面白いのだが、波の荒い海上では上下動が激しく(ボートが跳ね上げられドスンと落ちる)そんな写真を撮る余裕はなかった

代わりに撮影できたのは帰り際に海上で出会ったフィッシャーマン
釣りあげたタラを自慢そうに見せてくれた
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この日は島の北部を東から西に移動し、途中テラノバ国立公園によって植物を探索し、スプリングデールの街へ向かう
夕方スプリングデール近くの湾で見た「氷山」の写真もご紹介していく

ゴンドウクジラ
それでも鯨を見ることができた
数十メートルの至近距離である
雨は多少弱まったが鯨のポイントまでのアクセスの途中で波の飛沫をかぶり全身はびしょぬれ(防水のオーバーオールをつけているので頭と足元以外は私服は濡れない)
問題はカメラで塩濡れ覚悟でカメラを構える  と、瞬間ではあるが鯨の背中が見え夢中でシャッターを切る
撮影者側が上下1メートルぐらいに揺れるのでファインダーの中に鯨を捉えるのは至難の業だ
鯨が出現したのは2回で、何枚かは鯨の背中を写すことができた
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セグロカモメ (Herring Gull)
悪天候でもカモメは元気だ
ボートの上から見上げるカモメは結構絵になるのだが、撮影者のほうが波に翻弄されているので「美しい絵」は無理だった
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ニシツノメドリ(Atlantic Paffin)
前日に営巣地を訪ねたパフィンも別の群が近くの島に営巣していた
海上を飛ぶパフィンの群も揺れるボートから撮影した
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ハクトウワシ (Bald Eagle)
揺れるボートから岸の木の上に止まるハクトウワシを見つけた
鷲のほうはじっとしているのだが撮影者側が大きく動くので撮影は難しい
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意図したわけではないのだがハクトウワシの写真にアジサシが写っていた
キョクアジサシ(Arctic Tern) のようだ
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シシャモ
判りにくい写真だが写っているのはシシャモの群
砂浜に近い波打ち際に生きたシシャモがの塊がうごめいていた
集団の産卵行動を終えたばかりの群で彼らはここで生涯を閉じるという
撮影はもちろんボートからだ
ちなみにボートの船長はシシャモのことを Capelins と表現していた
この年になって初めて覚えた英単語である

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出港から帰港まで3時間半の船旅
飲まず食わずでトイレにも行けない過酷なコンディションだったが、ずぶ濡れでも地上に降り立ってみれば良い思い出である

この後、天候は冴えなかったがバスで西へ向かいテラノバ国立公園を目指す
国立公園では「植物探索」だ

アツモリソウ
まず探したのがアツモリソウ
林床に赤いアツモリソウをいくつか見つけた
車道から大して離れていないフィールドで、日本ならあっという間に盗掘されて消滅してしまうような貴重な植物だが、カナダの人たちはちゃんと残しておいてくれる
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カルミア
名前は推定
花のつき方がシャクナゲに似ているので大きく外れてはいないと思う
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リンネソウ
毎日登場するリンネソウ
ここでは群落を形成していた
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ゴゼンタチバナ
ネーミングからいかにも日本的なイメージの強い植物なのにカナダではどこにでも咲いている
ここのゴゼンタチバナは葉が輪生なのでエゾゴゼンタチバナ(Swedish Bunchberry)ではなく普通のゴゼンタチバナ (Bunchberry)のほうだった
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イソツツジ
イソツツジも咲いていた
ここの国立公園の植物は初日に訪れたシグナルヒルの植物と共通するものが多い
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白色5弁花
名前がわからないので最初から「白色5弁花」としている植物
数はけして多くないがあちこちで見かける地味な花だ
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コウリンタンポポ
新しい植物もある
ただ残念なことにカナダのオリジナルではなくヨーロッパからの移入種だった
このコウリンタンポポは日本でも帰化植物で北海道に行くとどこにでも見られる
今年は6月に北海道を旅行しているので、濃いオレンジの花を見つけてすぐ北海道を思い出した
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デイジー
デイジーも路傍に咲いていた
花が大きいのでよく目立つが現地ガイドに確認するとヨーロッパからの帰化種とのことだった
栽培種が野生化したものかもしれない
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テラノバ国立公園からスプリングデールまでは4時間ほどの長旅だった(バスの中で寝ていれば苦にはならないが)
スプリングデールの街に近い湾岸でわれわれは「予期せぬ光景」に遭遇した
本物の「氷山」である

氷山(Iceberg)
本物の氷山との出会いはツアーに出かける前から期待していた
ただ氷山の出現は予測が効かない(もちろん夏の初めの一定時期という制限はある)
さらに出現しても1週間と持たず消えてしまうとのことで、よほど強運でなければ遭遇は難しいと聞かされていた(最もチャンスがあるのが午前中ボートに乗ったトリニティ近海だったのだが、悪天候で見る機会はなかった)
氷山と流氷の違いは流氷は海水が凍ったもの、氷山はグリーンランドなど北極海に面した氷河が崩落して流出するもので生成の歴史が全く異なる
氷山は何億年前にできた氷河の一部で組成は海水ではなく純水なのだ

オーロラを見るよりははるかに難しいといわれる氷山(2ヶ所に出現していた)を目のあたりにしてわれわれはシャッターを押しまくった
海面に見える氷山はちょっとしたビル程度の大きさだが、水中にはこの9倍ほどの塊が隠れているのだ
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第3日のディナー
夕食ははるか遠くに氷山が浮いているのが見える湾に面したレストランでとった
前菜はムール貝(皿に山盛りなのが一人分だ)
メインはムース(ヘラジカ)の肉だった
飲み物は Iceberg という地ビール、これは氷山の水を原料に使用する地域限定品で、遠くに氷山を見ながら飲む気分は格別であった
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by mustachio | 2019-08-05 23:00 | Comments(0)
2019年 08月 04日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第2日(3)

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第2日朝、シロカツオドリの集団営巣を観察したセントメアリー岬はニューファンドランド島の南側だったが、パフィンの観察地エリッソンは北東部ボナビスタ半島の北端にあり、午後は南から北へ約4時間の長距離移動となった

パフィン観察地エリッソン

現地へ着いたのは夕方だったが、この時期の高緯度地域は日が長く夜9時過ぎまで明るいので全く問題はない
観察地の岬入り口にはゲートがあり一般客も多い「観光地」になっていた
ゲートからの距離は徒歩10分程度である
ニシツノメドリ営巣地と観察場所との間には海があり、人間は近づくことができない(写真はすべて望遠レンズで撮影したものだ)
鳥のほうもそこは承知で天衣無縫に振舞っていた
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ニシツノメドリ (Atlantic Puffin)
パフィンの仲間はこのニシツノメドリのほかツノメドリ、エトピリカがいて、今年北海道天売島で観察したばかりのウトウやウミスズメも近い仲間である
この中で北大西洋に棲息するのは英名からお判りのようにこのニシツノメドリだけで、他の鳥はすべて北太平洋の鳥であるところが面白い

7年前に訪れたノルウエーのホルネア島でもこのニシツノメドリを間近で観察しているのでブログにリンクを貼っておく
(同じパフィンの写真ばかりでくどくなるのはお許し願いたい)

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セグロカモメ (Herring Gull)
パフィンの営巣地には(一部ではあるが)セグロカモメも同居していた
このカモメはユーラシア大陸から北アメリカ大陸にかけ北半球に広く分布するグローバルバードである
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ハジロウミバト(Black Guillemot)
対岸に見えるパフィンの営巣地のずっと下のほうの崖に黒い大きな鳥を見つけた
全身が黒く、脚と口の中が真っ赤で羽根に大きな白斑が見える
ハジロウミバトだ
ウミガラスの仲間でこちらは日本語でウミバトというが英名ではどちらもGuillemotである
この鳥は7年前のノルウエーで証拠写真程度の遠景しか撮れなかったので、今回の遭遇は感動ものであった
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マンネングサの仲間
観察場所の草原でトウダイグサのような植物を見つけた
良く見ると多肉植物のようで花もちゃんと見えることからトウダイグサではなくマンネングサの仲間のようだ
具体的な名称は英名でもわからない
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セイヨウノコギリソウ
ノコギリソウは花も葉も特徴があるのですぐわかる
英名ではWooly Yarrowというようだが、これがピッタリセイヨウノコギリソウに該当するのかどうかは定かではない
いずれにしてもオリジナルはヨーロッパの植物でカナダには帰化しているようだ
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白色5弁花
英語の植物図鑑などもチェックしたが名前がわからない
なんとなくバラ科の植物のような気がするが全体的に特徴がない花なので同定ギブアップ
白色5弁花としておく
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ハマエンドウ
海岸の草地にハマエンドウが多かった
日本のハマエンドウは学名がLathyrus japonicusなので厳密には別種なのかもしれない
見た目は日本のハマエンドウと全く同じだった
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ゴゼンタチバナ
海岸にゴゼンタチバナというと違和感があるが、周辺にはゴゼンタチバナの群落があった
この植物は東北アジアも北米も共通のようで英名はBunchberryという
ただここエリッソンのゴゼンタチバナは花が暗紫色で葉が対生なのでSwedish Bunchberry
に該当するらしい  日本ではエゾゴゼンタチバナと呼ばれる種だ
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第2日のディナー
ニシツノメドリを堪能した後、少し南へ戻りトリニティの街で夕食
前菜は貝柱のソテー、メインディッシュはロブスターのリゾットだった
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by mustachio | 2019-08-04 14:00 | Comments(0)
2019年 07月 31日

ニューファンドランド島ネイチャーツアー第2日(2)

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ここからはセントメアリーズ岬の続編(野鳥編)になる
前号でご案内したように自然保護区の管理センターから徒歩30分の距離に岬の先端があり、そこにシロカツオドリの集団営巣地がある

シロカツオドリ(Nothern Gannet)
その数が何万羽になるのかわからないが、写真を見ていただければ集団のスケールはお判りと思う
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シロカツオドリは北大西洋の鳥でカナダ、アイルランド、イギリス本土、ノルウエーなどで繁殖する
日本のカツオドリ(Brown Booby)は英名の通り褐色だが、シロカツオドリは見た目も美しい
望遠レンズを使えば個々のカツオドリをクローズアップすることもできる
嘴をぶつけあっているのが求愛動作で、カップルが成立すれば夫婦で仲良く子育てをする
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彼らの主食はもちろん魚で空中からダイビングして小魚を捉える
体は流線型で飛翔やダイビングには向いているようだが、飛び立ちや着陸はスマートとは言えないようだ
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ウミガラス (Common Murre)
シロカツオドリの数に圧倒されて見逃してしまいそうだが崖の一部にはウミガラスの営巣領域もある
ひと月前に北海道の天売島ではるか遠くにどうにか存在を確認したあのウミガラスである
最初の写真からお判りいただけると思うがウミガラスとシロカツオドリでは採食の仕方が違うようだ
カツオドリは海面に浮いていないがウミガラスのほうは海面に浮いている(ウミガラスもペンギンのように海中で泳ぎながら魚を取るがダイビングはしないらしい)
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ウミガラスに関しては7年前に英国のバードツアーに参加してノルウエー北東部のホルネア島で集団営巣を観察しているのでその時のブログにリンクを貼っておく
アメリカではCommon Murre といい、イギリスではCommon Guillemotと呼び方が異なるが同じウミガラスである

オオハシウミガラス (Razorbill)
数が少ないので注意して見なければ見逃してしまうオオハシウミガラスもウミガラスの集団の中にいた
ウミガラスと違って武骨なイメージの鳥で目元から嘴にかけて白線があるので識別は簡単である
こちらもノルウエーで見ていて7年ぶりの再会となった
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ミツユビカモメ (Black-legged Kittiwake)
セントメアリーズ岬団地の居住者は他にもいた
日本でも見ることができるミツユビカモメである
こちらは子育て真っ最中で灰色の雛を何羽も見ることができた
冬羽のミツユビカモメは目の後ろに黒斑があるが、夏羽(繁殖羽)では頭部が純白である
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ハクトウワシ (Bald Eagle)
カツオドリやウミガラスを観察中、一度だけハクトウワシが飛来した
鷲のほうも餌(海鳥)の数が多すぎて狩りもせずにすぐ飛び去ってしまったが、海鳥たちも大騒ぎをせず平然としていた
突然の飛来だったので写真のほうは「お粗末」である
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ハマヒバリ (Horned Lark)
ハマヒバリは岬先端ではなく管理センター周辺で撮影したもの
角のような飾り羽がないのが残念だが比較的近い距離で撮影できたのはうれしい
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サバンナシトド (Savannah Sparrow)
こちらも岬往復の草原で撮影した
日本でも記録のあるホオジロ科の鳥である

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by mustachio | 2019-07-31 17:00 | Comments(1)