還暦からのネイチャーフォト

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2017年 06月 23日

ロシア沿海州の自然3(植物編)


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過去のブログでも何回かご紹介しているが我々夫婦は海外に出かけるときは(単純な観光旅行は別として)バードウオッチングツアーを利用することが多い
家内はもともとバードウォッチャーなので全く問題ないが、小生は基本的に虫屋で写真撮影の優先順位は蝶>昆虫>野草>野鳥の順位になりツアーのメンバーが野鳥観察している間に蝶や野草の写真を撮っていることも多い(もちろん珍しい鳥、美しい鳥が近い距離にいれば鳥の写真を撮る)
バードウオッチングツアーでは「鳥合わせ」という種名確認作業が毎日行われるので、撮影した鳥の名前はわかるのだが、こちらが勝手に撮っている昆虫や野草の名前は誰も教えてくれない
適当な図鑑があれば後でいろいろチェックをするのだが、植物などで現地の図鑑が手に入ることはまずないので日本の植物との対比で科名などを推定していくことになる

さて今回のロシア沿海州のツアーであるが、日本の植物との共通種が非常に多く現地で楽しい思いができたし、帰宅後の種名確認作業も楽であった

要するに沿海州の自然は北海道の自然そのものなのである
さすがに高山植物のような貴重なものは見られなかったが「日本の花」、「北海道の花」を楽しむことができた

エゾノハナシノブ
沿海州で北海道の霧多布湿原などで見られるクシロハナシノブに再会した
この花は亜種が非常に多いエゾノハナシノブ(カラフトハナシノブ)の仲間で、北海道でも地域によって亜種が分かれたりするため正確な同定はできないが、外見は「湿原の貴婦人」の異名をとるクシロハナシノブと全く同じであった
ただ生えていた場所が湿原ではないので総称であるエゾノハナシノブとしておく
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チシマフウロ
チシマフウロも北海道のオホーツク海岸方面でよく見られるフウロソウ科の植物
ロシアのものと北海道のものが同一種かどうかは資料がないので断定できないが、まず間違いないと思う
生育場所は高山でも海岸でもなく普通の林道だった
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ショカツサイ
こちらも林道でよく見かけたピンク色の十字花植物
日本ではピンク色のアブラナ科はショカツサイしか考えられないのでとりあえずショカツサイとしたが、少し花が大きく優雅な感じである
別種なら名前はわからない
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アヤメ
北海道でアヤメ科の植物というとまずヒオウギアヤメを思い浮かべる
沿海州ではヒオウギアヤメは見かけず、アヤメも一度目にしただけだった
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エゾムラサキ
北海道や本州中部地方の山岳地帯で見られるエゾムラサキはヨーロッパ、アジアの亜寒帯に広く分布する多年草だ
この花はエゾムラサキによく似ているのでムラサキ科の植物だと思うが、ワスレナグサ(日本では帰化植物)かもしれない
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キクバクワガタ
同じ青紫の花だがこちらは4弁でゴマノハグサ科
撮影時はミヤマクワガタかと思っていたが、葉が菊に似ているのでキクバクワガタだと思う
日本では北海道の高山か礼文島などの砂礫地に生える
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サクラソウ
一度だけだったがサクラソウを見つけた
北海道のサクラソウといえばアポイ岳山麓で撮影したオオサクラソウや大雪山のエゾコザクラなどを思い浮かべるが、見たのは写真の通り普通のサクラソウだった
日本のサクラソウとは別種かもしれないが正式な種名はわからない
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カノコソウ
ご存知の方はあまり多くないと思うのだが、この花はオミナエシ科のカノコソウ、ハルオミナエシの別名がある
北海道に限らず山地の湿った草地に生える
実をいうとこの植物、絶滅危惧種の蝶ウスイロヒョウモンモドキの食草なのだ
中部地方の草原からカノコソウがいつのまにか姿を消してしまい、必然的にウスイロヒョウモンモドキも消えてしまった
今、このウスイロヒョウモンモドキを保護している地域ではこのカノコソウを増やしているところだ

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スミレ
このスミレは撮影時はただのスミレ(総称ではなく種名のスミレ)だと思っていた
帰宅後、図鑑などをチェックしてみるとアナマスミレ(礼文島のアナマ岩で発見されたスミレで普通のスミレの海岸型)の可能性が出てきた
普通のスミレは全体的に濃い赤紫色であるが写真のスミレは結構白っぽく雰囲気がアナマスミレに似ているのだ
葉の形状に特徴があるので意識して葉の写真を撮っておけばよかったのだが、撮影時に自覚がなかったのが残念である
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エゾノタチツボスミレ
スミレ類は見る機会がほとんどなかったが、その中でも数が多かったのがこのエゾノタチツボスミレである
日本では北海道を中心に北部日本に生育するが、朝鮮半島や中国ロシア東部にも分布する普通種である
特徴は側弁の基部に生える白いひげで、タチツボスミレやオオタチツボスミレにはこの白いひげがない
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ニョイスミレ(ツボスミレ)
日本では南西諸島以外全国で見られる小型で地味なスミレ
図鑑によれば東アジア全域に広く分布するようだ
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カキドオシ
この時期日本では林道わきにラショウモンカズラなどの美しいシソ科の花を見ることが多い
ロシアでも紫系の花を探してみたが残念ながら見かけたのは何の変哲もないカキドオシくらいだった
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クサフジ
葉の形状から判断してマメ科のクサフジで間違いないと思う
(ロシアにシベリアクサフジとかいう別の植物があるなら別だが)
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タニウツギ
別名ベニウツギともいい6月ごろ赤い花をつける木本の植物
日本では北海道西部と本州の日本海側に分布する
ウラジオストクも日本海を挟んだ向こう側なので同じ植物があっても全く不自然ではない
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種名不詳の赤い花
どこかで見たことがあるのだが思い出せない
名前の一部でもわかれば検索のしようがあるのだが、いろいろの図鑑を当たってみても日本の植物図鑑では該当種名不詳である
先の長くない後期高齢者になると無駄な時間を浪費したくないので「種名不詳」のままとしておく
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エゾキスゲ
森の中には黄色いキスゲが咲いていた
花の形状などからエゾキスゲではないかと推定するが日本では海岸に咲く植物なので別種かもしれない
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キンポウゲ
林道わきの黄色い花は普通のキンポウゲだった
いわゆるウマノアシガタである
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ミヤマキンポウゲ
黄色い花は普通のキンポウゲだけではない
日本では高山に咲くもっと花が大きくオレンジの強いミヤマキンポウゲのような花も見られた
行った場所はけして標高の高いところではなかったので高山植物があるとは思えないが、日本とロシアは事情が違うのだろう
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ヤマガラシ
森の中ではアブラナ科の黄色い花も見かけた
日本でもこの時期山村の道路脇などに多いヤマガラシの仲間である
日本のヤマガラシは外来種のハルザキヤマガラシが勢力をふるっているが、ロシアでは数も少なく自然の植物だと思う
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クサノオウ
クサノオウという名前からなんとなく日本固有の野草かと思っていたが、この植物はユーラシア大陸全般に分布し今では北アメリカまで生息域を拡大しているというグローバルな植物であった
(適応力の強さから判断すると中国が原産かもしれない)
沿海州ではいろいろな場所で目にしたが、生育環境などは日本と同じような状況であった
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ミヤマキケマン
谷筋にキケマンも見つけた
おそらくミヤマキケマンだと思う(亜種にエゾキケマンというのがあるようでそれに該当するのかもしれない)
いずれにしても外国で日本の花を見つけるのは日本人に出会ったようで楽しい
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タンポポ
日本ではタンポポの種類がやたら多い
カントウタンポポ、カンサイタンポポ、エゾタンポポなど地域によって種名が変わる
これに対して外来種のタンポポはセイヨウタンポポの一言で片づけられている
セイヨウタンポポは総苞の外片が反り返るので、写真のタンポポはセイヨウタンポポの仲間であることには間違いない
ただロシアなど外国でのタンポポの分類基準が分からないのでそれ以上はコメントのしようがない
(外国のタンポポはすべてセイヨウタンポポなのかもしれない)
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オオバナノエンレイソウ
白色系の花が残ったのでもう少し整理を続けたい  まずはわかりやすいユリ科の花から
どこかで見られるだろうと期待していたオオバナノエンレイソウは1度だけお目にかかった
花期が少し過ぎてきれいな個体ではなかったが証拠写真として撮影した
本州で見るエンレイソウ(シロバナエンレイソウ)より花の大きい、北海道の花らしい植物である
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チゴユリ
チゴユリは日本、中国、朝鮮に分布する東アジアの植物のようだ
沿海州のチゴユリも日本のチゴユリと全く同じ純白で清楚な花だった
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ユキザサ
ユキザサもチゴユリ同様、中国、ロシア、朝鮮、日本に広く分布する東アジアの共通種のようだ
純白のかわいい花が東アジアの緊張緩和に貢献してくれればいいのだが
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スズラン
沿海州にはスズランも咲いていた
スズランは北欧・ドイツなどヨーロッパにも分布する有名な植物である
清楚で愛らしい植物なのだが「有毒」である点が少し気になる
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エゾオオヤマハコベ
最初にこの花を見たときはキク科の花かと思った
しかし、よく見ると舌状花と筒状花の組み合わせではなくどうもハコベの仲間のようだ
帰宅してからもすぐには名前がわからなかったが最終的にエゾオオヤマハコベの名前をネットで見つけた  不揃いの花弁などの特徴から間違いないと思う
名前がわかってから過去の自分の写真をチェックしてみると北海道の霧多布湿原や野付岬、オムサロ原生花園などで撮影していたことが分かった
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シラタマソウ
この花は北海道でよく見かける花
実はヨーロッパ原産の帰化植物なのでロシアで出会っても不思議ではない
マンテマの仲間で、個人的にはエゾマンテマなどと勝手に呼称していた
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カラマツソウ
北海道に限らず本州でも山へ行けば普通に見られるカラマツソウ
ただこの花は夏の花で普通は7~8月に咲く
5月末のタイミングで出会うのは意外だったが、内心うれしかった
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コンロンソウ
コンロンソウは日本では春の花だと思うので全く不自然さはない
個人的には(国内では)ヒロハコンロンソウを見る機会が多いように思うが、沿海州は普通のコンロンソウが多かった
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シャク
このセリ科の花はあちこちで咲いていた
正確な種名はわからないが、日本のセリ科の花で最も近いのがシャクだと思う
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オドリコソウ
オドリコソウは東アジアに広く分布する植物なので沿海州で出会うのは不思議ではない
日本ではピンクのオドリコソウと純白のオドリコソウがある
ロシアのオドリコソウは私の好きな白の方だった
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シロバナノヘビイチゴ
日本でも似たような花が多いので正確な同定はできないが、日本と同じ植物ならシロバナノヘビイチゴだと思う
ロシアに他のヘビイチゴがあるかどうかは調べようがない
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ヤマブキショウマ
バラ科のヤマブキショウマとユキノシタ科のトリアシショウマはよく似ていて日本国内でも判定が難しい
まして異国のロシアでは二者択一ではないので山勘で判断するしかないが、一応ヤマブキショウマとしておく
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ナズナ
昔から馴染みのナズナ(ペンペングサ)だと思う
ロシアに春の七草があるかどうかは知らない
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ワチガイソウ
おそらく日本のワチガイソウと同じ花だと思う
ただ日本では関東以西の植物なので疑問は残る
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スイカズラ
スイカズラは東アジアに広く分布する植物のようだ
木本だが懐かしい白い花なので撮影した
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種名不詳の白い花1
日本の植物図鑑をいろいろ調べてみたが該当する植物を見つけられなかった
花の感じがニリンソウに似ているのでキンポウゲ科の植物ではないかと思う
縁に赤みのある葉と赤い蕾が印象的だ
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種名不詳の白い花2
この花も日本には該当種がないと思う
ロシア人の白さをそのまま花にしたような印象的な花だった
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by mustachio | 2017-06-23 14:00 | Comments(0)
2017年 06月 17日

ロシア沿海州の自然2(野鳥編)



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昆虫編が終わったのでここから野鳥編
参加したツアーそのものがバードウオッチングツアーなのでここからが本論になる
ただ、バードウオッチングに関しては成果が若干期待を裏切った感じがしないでもない
前号でも触れたように日本やさらに南の国で冬を過ごす渡り鳥はロシアなどユーラシア大陸の北部で繁殖する可能性が高い
つまり繁殖期にロシアに行けばいやというほどたくさんの野鳥が見られるのではないかと単純に考えたのが間違いであった

行ってみて改めて認識したのだがロシアは広い
鳥は確かにいるのだが土地が広いので彼らは人間の近くに寄って来ないのだ
日本でも葉が落ちる冬は鳥が見やすいが、葉が茂る今頃の季節は鳥を見るのが難しくなる
つまり、野鳥の数は多くても見やすい、写真が撮りやすいということにはつながらない

弁解じみた説明で申し訳ないが出来の悪い写真もアップすることになるのであらかじめご容赦いただきたい

スズメ
面白くもないがスタートはスズメ
ウラジオストクのスズメは日本と同じスズメ(Tree Sparrow)だった
スズメには英名でHouse Sparrowと呼ばれる種とTree Sparrowと呼ばれる種があり、ヨーロッパなどの街中で見られるスズメはHouseのほうだ
以前イギリスのバードウォッチャーと北欧を旅行した時、彼らが普通のスズメ(Tree Sparrow)を夢中になって追いかけているのに驚いた記憶がある
住んでいる人間はヨーロッパ系だがスズメのほうはアジア系だ
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ツバメ
こちらは渡り鳥
夏鳥として日本に飛来し日本で繁殖するので珍しくもないが、ツバメは北半球に広く分布するグローバルな鳥なのでロシアでも数が多かった
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コシアカツバメ
コシアカツバメも普通に見られた
都会地のアパートの軒下や道路の橋の下などに集団で営巣している
(個人的には)日本でじっくり見る機会が少なかったので、赤い腰や胸の縦斑をしっかり観察した
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ミヤマガラス
日本ほど数は多くなかったがカラス類はまあ普通にいた
写真はミヤマガラス
日本のカラスはカメラのレンズに敏感に反応するが、ロシアのカラスは拒否反応がなく至近距離で撮影することができた
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カササギ
ヨーロッパへ行くと都会地でもカササギが普通に見られる
最近の事情はよく分からないが、日本でも北部九州では普通だった
ただ東京近辺でカササギを見る機会がないので、電線上の空抜けの個体にもレンズを向けてしまう
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ムクドリ
季節にもよるが我が家の近くでも普通に群れが見られるムクドリ
ロシアではたった一度、遠い距離で1羽を見かけただけであった
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キセキレイ
セキレイ類も少ない
ハクセキレイは見なかったような気がする
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シジュウカラ
冬の間は毎日我が家の庭にやって来るシジュウカラもほとんど見かけなかった
考えてみれば今は繁殖のシーズンで外敵から姿を隠すように行動する時期なのだ
写真のシジュウカラも巣材を咥えていた
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ハシブトガラ
コガラに似ているがこちらはハシブトガラ
日本では北海道まで行かないと見ることができない
虫を咥えているところをみると子育て中なのだろうか
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ゴジュウカラ
この鳥も冬の我が家(群馬の山荘)の常連
アップの写真などいくらでも撮れるので撮影には気合が入らない
海外は鳥が近いので良い写真が撮れるという人もいるが、冬でも日本で見られる鳥の撮影なら北の国まで足を延ばす意味はないようだ(とにかくロシアは広すぎて鳥が遠い)
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ルリガラ
もちろんロシアには日本で見られない鳥もいる
このルリガラなどはロシア西部から沿海州まで広い範囲に生息するが基本的にロシアの鳥である
実はこのルリガラ、以前にモンゴルで出会いがあり撮影しているのだが運が悪く顔が隠れてしまった写真しか撮れていなかった(リンク参照)

今回は橋の上から下のほうにある木のトップにとまったルリガラを写す状況で、少し距離が遠かったが何とか顔の表情まで写し取ることができた
リベンジ達成である
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ジョウビタキ
日本で繁殖の例もあるようだが、日本では基本的に冬鳥
そのジョウビタキのオスに向こうで再会した
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コサメビタキ
こちらは旅鳥として日本を定期的に通過する鳥
つまり日本で会うのは彼らの旅の途中である
繁殖地はユーラシア大陸の亜寒帯域なのでロシアは彼らの故郷である
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オオルリ
オオルリは東アジアの温帯域で繁殖する鳥で日本では典型的な夏鳥である
そのオオルリが日本を飛び越えてロシアまで、と思ったが、考えてみれば北海道と緯度が同じ地域であり、オオルリがいても不思議ではないわけだ
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ミヤマホオジロ
もともと野鳥については知識がなかったのでミヤマホオジロを知ったのは最近なのだが、ここ数年この鳥には毎年出会っている(冬になると群馬県や軽井沢などでも割と簡単に見ることができる)
頭に冠羽があり顔が黄色と黒の色彩構成で派手なイメージの鳥だ
日本では冬鳥なので夏は北へ渡るが、そのミヤマホオジロにロシアで出会った
日本の冬枯れの中で見るよりも緑一色の中で見るミヤマホオジロは生気にあふれているようだった
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シロハラホオジロ
シロハラホオジロという名前の割には腹が白くないのだが、日本には旅鳥として立ち寄るものの数は多くない
ホオジロによく似ているが、喉が黒く頭の中央に白色の頭央線があるのが特徴
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コジュリン
黒頭巾をかぶったような頭の黒い小鳥というとオオジュリンをイメージするが、コジュリンのオスも同様に頭が黒い(オオジュリンは白い頬線があるがコジュリンのほうは頬の部分も黒い)
オオジュリンはユーラシア大陸に広く分布するのに対しコジュリンのほうは中国東北部から日本にかけてと棲息域が限定的でこちらのほうがレアバードのようだ
そのコジュリンが草原で長い間囀っていた
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アオジ(シベリアアオジ)
アオジは留鳥、漂鳥または冬鳥として日本に生息し繁殖する
アオジの中に亜種が異なるシベリアアオジという仲間がいてこちらはもう少し北まで足を延ばしシベリア方面で繁殖する
旅鳥として日本を通過するのだが立ち寄るのは日本海の島であることが多い
実は今年の春、鹿児島の甑島に出かけそのシベリアアオジに出会っているのだが、沿海州でそのシベリアアオジに再会した  普通のアオジより胸から上が黒っぽいのが特徴である
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シベリアセンニュウ
シベリアアオジに続いてシベリアセンニュウ
この鳥は日本の鳥にもカウントされているがごく少ない旅鳥でまさに希少な鳥のようだ
ムシクイやセンニュウの識別が簡単にできるには程遠い素人なのでガイドの説明を受け売りしておく
写真としてはまあまあうまく撮れたようだ
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コヨシキリ
オオヨシキリとコヨシキリは夏鳥
つまり日本で繁殖するわけだがロシアまで渡って来る者もいる
沿海州ではどちらも見ることができたが、日本では数が少ないコヨシキリのほうが圧倒的に個体数が多くシャッターチャンスはいくらでもあった(オオヨシキリのほうは撮りそこなった)
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ハシブトオオヨシキリ
日本では迷鳥レベルのレアバードであるハシブトオオヨシキリがいた
もちろん自力で識別できたわけではなくガイドの説明によるものだ
嘴が少し短く、顔に眉班がなく、足が黒いなどの特徴があるという

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カッコウ
カッコウはユーラシア・アフリカ大陸に広く分布するグローバルバード
いろいろな種類の野鳥に托卵するので適応能力が優れているようだ
日本でも至近距離で撮影できることはめったにないが、ロシアでも遠くの電線の上のものが撮れただけだった
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オオアカゲラ
日本やユーラシア大陸の亜寒帯の森林に生息するキツツキ(留鳥)
森林の鳥を撮影するにはロシアの森は大きすぎる
日本でも結構チャンスがあり、写真を撮るなら日本の森がお勧めだ
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ヤツガシラ
こちらもグローバルバード
ユーラシア・アフリカに広く分布し、渡りもするので海外ではいろいろなところで出会いがある
日本でも旅鳥として特に日本海側の島などは春と秋に出会いのチャンスがある
過去に何枚もアップを撮影しているのだが、出てくると必ずレンズを向ける魅力的な鳥だ
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トビ
日本ではトビは留鳥なのでピンとこないが実は旧大陸(ユーラシア~アフリカ・オーストラリア)を南北に移動する渡り鳥だという
広い範囲を移動するのが鳥の本分のはずなので、日本ばかりにこだわって安住していると日本のトビは退化してしまうのではないか
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アカアシチョウゲンボウ
英名をAmur Falconといい、ロシア南東部、中国北部、朝鮮半島などに生息する東アジアの鳥(冬は南アフリカのほうまで渡るという)
この鳥には以前モンゴルでしっかりお目にかかっており、久しぶりの再会だった
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マダラチュウヒ
マダラチュウヒは比較的数が多かった
実をいうとオスのマダラチュウヒの飛翔も近い距離で撮影したのだが、バスのスモークガラス越しだったので最悪の写真になってしまった
グレーと黒の成鳥オスの飛翔姿は「記憶」に残している
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カンムリカイツブリ
このあたりから先は水辺の鳥が中心になる
ウラジオストクから北へ250キロほど行ったあたりは湖沼が多い地帯である
出かける前のイメージとして湖沼には冬に日本で見られるカモたちがウジャウジャいるのではないかと勝手に想像していた
実際にはカモなどはもっと北のシベリアまで行ってしまうのかほとんど姿が見られず閑散としたものであった
印象的だったのは夏羽のカンムリカイツブリ
今年は日本でも春の千葉の漁港で夏羽に変わりつつあるカンムリカイツブリを観察しているが、広い湖(沼)を悠然と泳ぐ本場のカンムリカイツブリはさすがに「絵」になっていた
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ダイサギ
ダイサギは亜種が分かれていて日本では夏鳥として繁殖するのが亜種チュウダイサギ、もっと北で繁殖して冬に日本にやって来るのが亜種ダイサギなのだそうだ
夏の季節に入ったロシアにいたのは亜種ダイサギの方だと思う
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アオサギ
アオサギも世界中どこにでもいるような気がする(正確な分布域はユーラシア・アフリカの熱帯~温帯)
基本的には南の鳥のようで日本でも北海道などのアオサギは冬には南へ移動するようだ
このくらい大きな鳥は距離が遠くともそこそこの絵を撮ることができる
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ヒドリガモ
ロシア沿海州にカモの群れを期待したのはこちらの勉強不足だったが、それにしてもカモ類の姿はほとんど見ることができなかった
はるか遠くに1羽浮かんでいるヒドリガモを望遠レンズで撮影するのはちょっと寂しかった
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バン
今まであまり気にしなかったがバンは警戒時に尾羽を立て尻の白色部を見せながら移動する
日本では東京の公園などでも普通に見られるが人に慣れてしまっているのか尻の白色部を確認したことがなかった
今回は広いロシアではるか遠くにいるバンがそれを教えてくれた
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ユリカモメ
湖沼地方でユリカモメに出会った
東京でも冬にはたくさん見られるあのカモメである
ただ冬のユリカモメは頭部が白いので迫力がない
日本でも渡りの時期の遅い個体は春に夏羽を見せてくれるが、ロシアのユリカモメは完全な夏羽で毅然とした美しさが感じられた
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クロハラアジサシ
全体的に今一つだったロシア沿海州の野鳥の旅だったが、湖沼地方で見たアジサシは素晴らしかった
アジサシ類は飛翔力が強く南北の移動距離も長いので日本にはまれな旅鳥として立ち寄ってくれる程度である
中国東北部から極東ロシアは繁殖地のようできれいな夏羽と嘴や脚のオレンジ色が印象的だった
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ハジロクロハラアジサシ
ハンカ湖に近い湖沼群はハジロクロハラアジサシの集団営巣地のようで周辺にはこのアジサシがまさに群舞していた
この鳥の繁殖地はユーラシア大陸の中央部といわれるが東端に近い沿海州でも繁殖している
このアジサシは以前モンゴルでお目にかかっており初対面ではなったが、今回はとにかく個体数が多く、飛翔する姿をいろいろな角度で撮影することができた
(飛翔スピードが速いので結構撮影は難しいのだが、楽しい)
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by mustachio | 2017-06-17 17:00 | Comments(2)
2017年 06月 14日

ロシア沿海州の自然1(概要・昆虫編)

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5月末から6月初めにかけてロシアへ行ってきた
ロシアといっても北海道からは西の方向へ目と鼻の距離の「沿海州」である
この地域はもともと中国(清)の領土だったようだが、日本の明治維新のころ帝政ロシアの領土に変わっている
沿海州自体は写真の地図のように広大だが、人口が集中しているのは南部のウラジオストク周辺で2枚目の拡大地図にある範囲で、我々が訪れた範囲もウラジオストクから拡大地図の北部にあるハンカ湖(中国との国境)周辺までである
ちなみに地図の左下は例の北朝鮮との国境である
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訪問の目的は例によってバードウオッチング
アジア地域の渡り鳥は冬を東南アジアで過ごし、繁殖期の夏をシベリアなど北国で過ごすものが多い
つまり夏の東部ロシアは野鳥の宝庫になるというわけだ
成田空港からは写真のような黄緑色のシベリア航空に乗りウラジオストクには2時間半で着く
東京よりは西(ちょうど四国の真北くらい)に位置にするのに標準時は日本より1時間早い
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沿海州の自然についてコメントする前に簡単にウラジオストクについて説明しておきたい
現地での説明は人口80万人とのことで、札幌には及ばないが大都市であることは間違いない
もともと港町として発達した都市で、冬でも凍結しない港はロシアにとって極東の最重要拠点になっている
町全体は完全なヨーロッパの都市でそれなりの雰囲気もあるが、多少違和感があるのが町を走る車の90%以上が日本車であること
しかもその大半が日本と同じ右ハンドル車で日本と逆の右側通行に対応している
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もう一つの特記事項はこの町がシベリア鉄道の終点に当たること
次の写真がそのターミナル駅だ
現地で聞いた話なので信憑性は保証できないがシベリア鉄道利用だとモスクワまで1週間の旅になるという
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ロシア沿海州の自然
このあたりで当ブログの本来のテーマであるネイチャーに話を戻そう
ウラジオストクに一泊した後、われわれバードウオッチングツアーの一行は貸し切りバスで北へ向かった
冒頭の地図でもなんとなくお分かりいただけると思うが、北の方向には広大な平原が広がっている
そのイメージがまさに北海道(特に十勝平野を中心とした地域)にそっくりなのだ
距離的にも大して離れていないので当然といえば当然だが、植物相がほとんど同じで、まさに初夏の北海道を旅したのと同じ感覚だった
さらにシベリア鉄道に沿って北へ移動するとスパースクダリニという町があり、われわれはここに連泊してハンカ湖周辺の水辺の鳥を探索した
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沿海州の住民はほとんどがロシア人(白人)で、東南アジアとは全く印象が異なる
ただ生活レベルはあまり高くないようで住宅なども古い木造建築がほとんどだった
英語はホテルや空港でもほとんど通じず、ロシア語は読むこともできないので、通訳がいない単独行の旅は難しいと思うが、スケールの大きい自然の中を勝手に歩くことができたら楽しいだろうと思う
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ロシア沿海州の自然・昆虫編
今回のツアー参加に当たっては昆虫・蝶についてはあまり期待をしていなかった
夏鳥の撮影がメインで初春の花の写真が少しでも撮れればいい程度の感覚でマクロレンズなども携行していかなかった
意外なことに5月の沿海州は春というよりもう初夏で、数は多くなかったが北海道と共通する昆虫(蝶)を見ることができた
現地の図鑑もないので正確ではないがとにかく日本の蝶と同じものが多く、種名も明確に判断することができる

サカハチチョウとアカマダラ
蝶に詳しい方は当然ご存じだがこの2種は外見がよく似ている(アカマダラのほうが少し小さい)
サカハチチョウの方は平凡な普通種で東京近郊にも多いがアカマダラは(日本では)北海道限定種で希少種である
蝶の写真を始めた頃このアカマダラ撮影を狙って北海道に遠征し、同じような場所に両種が混在するので識別に苦労したものである
沿海州はまさにその北海道の再現で、サカハチチョウとアカマダラが混在していた
最初の写真がサカハチチョウ(春型)、2枚目と3枚目がアカマダラ(春型)で、数はアカマダラのほうがはるかに多かった
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ヒメウスバシロチョウ
林道でウスバシロチョウを見つけた
正確には体毛に黄色い部分が見られないのでヒメウスバシロチョウの方である
日本ではウスバシロチョウは北海道南部から本州、ヒメウスバシロチョウは北海道中央部から北部と棲み分けができている(一部に混生地もある)
しばらく北海道へ行っていないので想定外の「再会」だった
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エゾシロチョウ
この蝶も国内では北海道固有種だが、北海道に行けば札幌の大通り公園にも飛んでいる普通の蝶だ
ロシアには数が多くないのか今回のツアーでは出会いが1回だけだった
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モンキチョウ
モンキチョウはユーラシア大陸にも日本にも広く分布するグローバルな普通種である
その普通種を今回は1度しか見かけなかった
とにかくシロチョウ類の数が少ない
勝手な推測だがロシアでは人口が少なく農地が広いので農業が機械化され農薬が頻繁に使用されているような気がする(薬剤散布中の農業機械を何回も見かけた)
沿海州の広大な自然を礼賛したいところだが少し気になるところではある(農地面積はそれほど広くはない)
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モンシロチョウ
日本の北海道には普通のモンシロチョウとは別にオオモンシロチョウという蝶がいる
もともと日本にいた蝶ではなく1995年以降ロシアから入り込んだ外来種だ
オオモンシロチョウは基本的にヨーロッパの蝶でウラジオストク周辺に定着したのも1990年代といわれている
さて写真のモンシロチョウだが判定が難しい
オオモンシロチョウは前翅の先端が尖っているのが特徴で自分でも北海道で撮影している
写真では少し尖っているように見えるが完全ではなく一応普通の(アジア系の)モンシロチョウということにしておきたい
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エゾスジグロシロチョウ
スジグロ系の蝶も判定が難しい
国内ではスジグロシロチョウ、ヤマトスジグロシロチョウ、エゾスジグロシロチョウの3種がいるが、国外では生息域からの種別判定はできない(ヤマトは国内限定のようなのでスジグロかエゾスジグロのいずれかになると思うが)
見た目の判断でエゾスジグロということにしておく
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ツバメシジミ
タンポポでシジミチョウが吸蜜していた
裏面が白いのでルリシジミと思ってカメラを向けたが、ファインダーを覗くと尾状突起が見える
ということはツバメシジミの仲間なのだがツバメシジミなら後翅外縁に赤い紋があるはずなのだ
かなり翅が傷んでいるので紋は擦り切れて消滅してしまったのだと思うが、ロシアの蝶についての情報は全くないので何とも言えない
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ルリシジミ
こちらが尾状突起のないルリシジミ
この蝶は平地から山地までどこでも見られる蝶でヨーロッパからアジアまで分布域も広い
ただ台湾ではこのルリシジミが超珍品だそうで、以前台湾で撮影したルリシジミの写真(下記リンク参照)にその旨のコメントをいただいている
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ジャノメチョウ
ジャノメチョウもユーラシア大陸には広く分布する
日本でも数が多く、いる場所では何十頭という数で群れていることが多い
ところが今回ロシアで目撃したのは写真の1頭だけ、広大な大自然の中でとにかく蝶の個体数が少ないのが気になってしょうがない
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ミヤマセセリ
年1回発生の早春の蝶
日本ではギフチョウ、ヒメギフチョウのシーズンにクヌギやコナラの林の周辺を飛び回っている
吸蜜シーンを見る機会は少ないがロシアではコンロンソウの白い花で吸蜜していた
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ミヤマカラスアゲハ
ミヤマカラスアゲハはタンポポで吸蜜していた
丸瀬布など夏の北海道ではミヤマカラスアゲハが飛び回っている
植物の様子など沿海州は北海道そっくりなので、この蝶の飛翔はまさに夏の北海道の再現だった
(本家はこちらかも知れないが)
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モモブトハナカミキリ
葉の上にハナカミキリを見つけた
13連敗の某野球チームのチームカラーである
ハナカミキリの名前は頭に入っていないので帰宅後図鑑を調べると「モモブトハナカミキリ」のようだ
1属1種の珍しい種類のようである
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チャイロクチブトカメムシ
こちらのカメムシはモモブトではなくクチブトらしい
「太い」のが多いのはさすがお国柄である
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ハグロトンボ
日本のハグロトンボに近い種類かと思うが詳細は不明
ただハグロトンボが中国やロシアに分布することは確認できている
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名称不明のトンボ
このトンボは北部のハンカ湖周辺でよく見かけた
というか、トンボらしいトンボはこのトンボだけであった
色彩的には茶色系なのだが、同じようなトンボが日本のトンボ図鑑では見つからない
現地では普通種のようだったのでどなたか名前をご存知の方がいらっしゃったらご教示いただきたい
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ロシア沿海州の自然1(概要・昆虫編)は以上です
「野鳥編」と「野草編」を整理中です




by mustachio | 2017-06-14 12:00 | Comments(0)