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2018年 02月 28日

タンザニアの動物たちvol.3

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タンザニアの動物シリーズも最終号となるが残ったのは偶蹄目ウシ科の動物だ
代表的なウシ科の動物はタイトルバックにもあるヌーで生息数は100万頭を超える
もう一つウシ科の動物として見逃せないのがカモシカの仲間
ご存知かもしれないがカモシカはシカ科ではなくウシ科なのである
(ニホンジカやエゾシカの角は枝があり毎年生え変わるが、カモシカの角は枝がなく牛の角のように生え変らない)
タンザニアにはカモシカ(レイヨウ)の種類が多く結構識別が難しい

ブッシュバック Bushbuck
トップバッターはブッシュバック(偶蹄目ウシ科ウシ亜科ネジヅノレイヨウ族ブッシュバック属)
現地のガイドがブッシュバックだというのでそう思うしかないが、メスなので特徴がないため自信はない
数は少なくオスにも出会うことはなかった
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ウォーターバック Waterbuck
偶蹄目ウシ科ブルーバック亜科リードバック族コーブ属
ウォーターバックはケニアでも見ているがタンザニアでは数が多かった
レイヨウの仲間としては大きく堂々としていて威厳がある(メスは角がなくかわいい)
王者の風格のせいかじっと動かずにいることが多いが、写真のように若いオスたちは仲間と戦闘訓練を重ねていた
もう一つ、ウォーターバックの特徴は後ろ姿
写真のように白い環状の帯があり現地では「便座マーク」として人気だった(お尻が全体に白くマークが現れない個体もいる)
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ハーテビースト Hartebeest
以前ケニアでも見ているのだが強い印象はなかった
角はオスにもメスにもあり形もなかなか良いのにいかにも顔が不細工なのだ
外見で人(動物)を判断してはいけないのは承知だが、目から鼻までの距離がやたら長く何とも間が抜けている(馬面の牛というイメージか)
分類的にはハーテビースト属でハーテビーストとはオランダ語で鹿のことだという
(オランダ人も鹿と牛を混同したらしい)
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トピ Topi
ハーテビーストに近い種類で人相(牛相)は良くない
大きな違いは角の形状でハーテビーストの角は正面から見るとクランク状に曲がっているのに対しこちらは単純に後ろ向きのカーブだ
色彩的にも茶色が濃く真っ黒に見える部分もあるのでハーテビーストより強そうに見える
今回観察した範囲では群ではなくすべて単独行動のようであった
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ヌー Gnu / Wildebeest
こちらもハーテビースト族でヌー属
日本名でウシカモシカともいうが見るからに野牛である
10年前のケニア・マサイマラでヌーの大群を見た時は完全にその数に圧倒されてしまったが、今回は想定内でそれほどの感動はなかった
ヌーの群は草を求めてタンザニアとケニアの間を移動するが冬(北半球の)は主としてタンザニア側で夏(8月ごろ)はケニア側に多いという
どちらも数の多い時期に見ていることになるが、10年前のケニアのほうがはるかに密度が高かったような気がする
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インパラ Impala
続いて登場のインパラも実はウシ科ブルーバック亜科ハーテビースト族のインパラ属
親戚筋のヌーとは似ても似つかない可愛い顔だ(アップの写真を見せてこの動物はウシかシカかと聞けば99%の人がシカと答えると思う)
オス1頭にメス数十頭というハーレムを作るので有名なのがこのインパラ
2枚目3枚目の写真はそのハーレムのメス集団なのだが、ボスのオスはサファリカーが近づくとコソコソ逃げだしてしまう情けないリーダーだった
巨大ハーレム制の反動でインパラには婚活失敗組のアブレオス集団が多い
不思議なのは1枚目の写真のグループで若いオスとメス(メスは角を持たない)の混在集団になっている
インパラの世界でも合コンなどと文化が変わってきているのだろうか
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トムソンガゼル Thomson's Gazelle
幼児のころから動物好きだったのでトムソンガゼルの名前は絵本で見て知っていた
脇腹を走る黒い帯が印象的なカモシカである
インパラに似ているがガゼルは別系統でウシ目アンテロープ亜科ブラックバック族ガゼル属になる
ヌーやシマウマが草を食っている草原でガゼルの仲間が元気よく遊んでいる光景は何度見ても感動する
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グラントガゼル Grant's Gazelle
グラントガゼルは同じガゼル属のトムソンガゼルより少し大きい
脇腹の黒帯もほとんど目立たず外見はむしろインパラに似ている
インパラの角は美しいカーブを描くが、グラントガゼルの角はほとんど直線で見間違えることはない(ガゼル類はメスにも角があるが細く短い)
後ろ姿を見て尻の白い部分が背中(尻尾の付け根より上)まで広がっていればグラントガゼルである
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ディクディク Dikdik
小鹿のバンビのように小さくてかわいい小動物である
10年前のケニアで写真が撮れているが出会いは1度だけで再会を切望していた(詳しく調べてはいないが日本の動物園でも見た記憶はない)
シャイな性格のようで撮影は難しいのだが今回は何回か登場してくれて楽しい再会だった
(偶蹄目ウシ科アンテロープ亜科ローヤルアンテロープ族ディクディク属)
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アフリカスイギュウ African Buffalo
最後の登場は(大スターというわけではないが)バッファローだ
バッファローというとアメリカの大草原に群れていたバイソン(アメリカ野牛)を指すこともあるがこれは誤用でもともと「水牛」の意味である
アジアの水牛とは顔が違うような気がするがアフリカではヌーと同じように群れを作って草原で暮らしている
ヌーほど数は多くないのだが、体ははるかにでかく真っ黒な集団なので迫力はある(実際に獰猛な性格でライオンに襲い掛かることもあるらしい)
間違いなく牛の仲間でウシ科ウシ亜科アフリカスイギュウ属である
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以上で「動物(哺乳類)」編は終わり
これから野鳥の写真整理と同定(名前確認)を始めるがとにかく撮影枚数が多いのでしばらくは時間をいただくことになると思う



by mustachio | 2018-02-28 12:00 | Comments(0)
2018年 02月 27日

タンザニアの動物たちvol.2

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vol.1でネコ科の猛獣たちを紹介したのでここからは大型動物になる
ご承知のように象、カバ、キリンなどアフリカには大型動物が多い
体が大きいうえに草食動物なので写真が撮りやすく、逆にいえば平凡な写真になる
動物園写真ではなく「野生」を感じさせる写真にしたいのだが、これがなかなか難しい

ハイラックス Hyrax
大型動物と断っておきながらトップバッターは小型動物になる(動物分類の順序なのでご了承いただきたい)
ハイラックスはイワダヌキ目ハイラックス科の動物
外見はモルモットに似ているがネズミの仲間ではなく、原始的な有蹄動物で分類上は象に近い
(インターネットでハイラックスを調べる時は「哺乳動物」を補足しないと、トヨタのピックアップトラックであるハイラックス(Hi-lux)の記事しか出てこない)
セレンゲティのロッジには野生のハイラックスがたくさんいてとてもかわいかった
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アフリカゾウ African Elephant
長鼻目ゾウ科の動物
乱獲で絶滅が危惧されるといわれるアフリカゾウだが、今回のサファリツアーでは至る所で象の群を見ることができひとまず安心した
サファリカーの中からはスマホで写真が撮れる距離でアフリカゾウを見ることができる
子供のころ、インド象はおとなしいがアフリカ象は獰猛だと習った記憶があるが、実際に野生の象を見てみると両者に差はないように思う
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この時期、子育てのシーズンなのか子連れの象が多く見られた
小象にも一人前に牙が生えていてとてもかわいい
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次の写真は掲載の是非を迷った写真
糞が落ちる瞬間であること以外にお気づきの点はないだろうか
そう、いわゆる「5本目の足」がはっきり写っているのだ
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以下はお口直しに迫力のある「アフリカゾウ」らしい写真とする
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シマウマ Zebra
奇蹄目ウマ科、正確にはグラントシマウマ(Grant's Zebra)という
私も家内も午年生まれなので馬は大好きな動物だ
宮崎県都井岬の野生馬もモンゴルのモウコノウマも撮影に出かけているが、とにかく野生の馬を目にする機会は非常に少ない
その点、シマウマは数が多く、野生の馬を間近に見ることができるのでありがたい
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クロサイ Black Rhinoceros
10年前のケニアではシロサイを撮影したので今回はンゴロンゴロに住むクロサイに期待していた
結果としてそのクロサイを見ることができたのだが、残念ながら望遠レンズでやっと証拠写真が撮れる程度の距離にいてぼけた写真しか撮ることができなかった
ちなみに今回学習したトリビア
シロサイは色が白いから「白サイ」ではなく口の幅が広い「Wide-moused」が語源、WideがWhiteと聞き間違えられたままシロサイとなり、もう一方の口の幅が狭いほうがクロサイと呼ばれるようになったという
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カバ Hippopotamus
ケニアではあまりカバを見なかったが今回のタンザニアでは何回もカバに出会った
最初のうちは水の中に潜った状態で頭だけしか見えないことが多かったが、セレンゲティ国立公園にはカバがウジャウジャいる池(俗称ヒポプール)があってカバの群を撮影することができた
最後の縦位置の写真は野生のカバと野生のキリンのツーショットである
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イボイノシシ Warthog
偶蹄目イノシシ科
wartという英語は「イボ」のことだが「木のこぶ」のことでもある
顔のアップを見ていただくとよくわかるが目の下と頬の部分にこぶがある
日本のイノシシのような獰猛なイメージはなく剽軽な印象だ
来年は猪年なので年賀状用にと何枚も写真を撮ったのだが、新年にもらってうれしいようなきれいな写真は1枚も撮れなかった
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キリン Giraffe
こちらも偶蹄目でキリン科キリン属 タンザニアのキリンは亜種ではマサイキリンという
今回ツアーでキリンを見なかったのはンゴロンゴロのクレーターだけ
最初のアルーシャ国立公園から最後のタランギーレ国立公園まで、どこにもキリンがいた
それも道路のすぐ近くに出てくるのだ
ケニアでは(ナイロビのキリン園は別にして)望遠レンズで撮影するしかない遠方にいるものと思い込んでいたが、タンザニアの風景の中で見る生キリン(生で見る野生のキリン)には圧倒された
やっぱり「キリン」は「生」に限る
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by mustachio | 2018-02-27 12:00 | Comments(0)
2018年 02月 26日

タンザニアの動物たちvol.1

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タンザニアのサファリツアーについては前号までの4回で概要ご報告済みだが、平昌オリンピックなどもあってしばらく間が空いてしまった
とりあえず哺乳類についての写真整理ができたので、3回にわたって種類別に写真を披露したい

サバンナヒヒ Baboons
トップバッターは霊長目オナガザル科ヒヒ属のサバンナヒヒ、現地では英語名のバブーンで通っている
基本的には群れ行動のようだが単独行動の離れ猿もいてロッジ近くで観光客に危害を加えることもあるらしい
道路を隊列を組んで行進する様子はアジア某国の軍隊を想起させる迫力が感じられた
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群の中ではボスのオス猿と複数のメス猿や子供たちが仲良く暮らしているのだが、われわれのすぐ目の前で突然ボスがマウンティング(交尾)を始めたのには唖然とした
行為は短時間だが、その後のオスのシンボルには痕跡がはっきり見える
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サバンナモンキー Vervet Monkey
同じオナガザル科でもこちらはオナガザル属
広くアフリカ大陸に分布するようでサファリに出なくともロッジで見ることができる
顔が真っ黒だが胸や腹は白く気品があるように見える
この猿の身体的な特徴は局部周辺がライトブルーであること
4枚目の写真は後ろ姿だがよく見ると袋の部分が水色であることがよくわかる
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ブルーモンキー Blue Monkey
日本ではあまりなじみのない猿のようで名前も英名そのままだ
群を構成して木の上で暮らしているようで、会ったのは1度だけだった
目の上の毛が伸びて庇のように張り出していること、目と目の間隔が狭いことなど、一度見ると忘れられないようなとぼけた顔の猿だ
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シママングース Banded Mongoose
ハブの天敵として奄美大島や沖縄に導入され結果的に失敗したといわれるマングースの仲間がアフリカにいた
(マングースは雑食性で昼行性の動物だが、ハブは夜行性でマングースの餌にならないという)
シママングースは地中の穴から出入りしていたが、表情は精悍だった
(食肉目ジャコウネコ科マングース亜科)
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コビトマングース Dwarf Mongoose
和名は英名の直訳のようだが、それほど小さいわけではない
マングース類はもちろん蛇も捕食するがメインは昆虫食のようだ
アフリカのマングースは「縞」か「小人」のいずれかだという
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ブチハイエナ Spotted Hyena
ハイエナはイヌ科ではなく食肉目ハイエナ科の動物
「ハイエナのように」というと貪欲な屍肉漁りの悪党をイメージするが、彼らはちゃんと自力で狩りをする立派な猛獣である(ハイエナがライオンの餌を横取りするよりもライオンがハイエナの餌を取ることが多いことは観察データとして確認されている)
がっしりした体格なのに腰が低く顔も可愛いので大好きな動物の一つだ
もう少し特徴を上げるとメスがオスよりも大きく強いこと、餌を食うスピードが速いことなどがあり、ますます親近感を覚えることになる
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キンイロジャッカル Golden Jackal
ジャッカルは食肉目イヌ科の動物である
ご存知のように狐も狸もイヌ科でこのキンイロジャッカルは外見が狐そのものである(形態的には日本のキツネより大きい)
こちらも屍肉漁りを得意とするようで、大柄なハイエナとの対決ではハイエナを威嚇するような強気の姿勢を崩さなかった
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セグロジャッカル Black Backed Jackal
参考文献によればキンイロジャッカルよりも数が多いとのことだったが、7日間のサファリで写真を撮るチャンスは一度しかなかった
シェパード犬のように背中が黒く、こちらは狐より犬のイメージだった
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ライオン Lion
ここからはスター(食肉目ネコ科の動物)が登場する
まずは百獣の王ライオンだ
最初にご紹介するのがタイトルバックにも写真を起用した「木登りライオン」
このライオンは最終宿泊地であるタランギーレのロッジに到着する直前に見つけた
常識的には木に登ることがないライオンだが、地面が湿っていて寝心地が悪い時にたまに木の上で寝ることがあるようで、めったにないシーンを撮ることができた
ライオンはネコ科ヒョウ属の動物なので木登りの潜在能力はあるらしい
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例外的な行動は別として野生ライオンは草原で昼寝をしていることが多い(狩りをしているところなど一度も見たことがない)
ただ今回は子育ての時期に当たったようで授乳中のライオンや子供と戯れるライオンなど比較的近い距離で撮影することができた
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といってもサファリカーの近くに寄って来るのはメスライオンばかりで、鬣のあるオスライオンは望遠レンズでやっと撮れる距離でしか見られなかった
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ヒョウ Leopard
個人的な立場からすると今回サファリの最大のターゲットはこのヒョウだった
10年前のケニアサファリの時にはヒョウとの出会いがなかったのだ
木の上で休んでいるヒョウは動きが少なく被写体としては平凡だったが、撮った写真の数はやたら多い
草原の中のヒョウはあまり良い写真が撮れなかったが、生で見る野生のヒョウは想像を超える迫力があった
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チーター Cheetah
10年前のケニアの時はチーターを観察する機会が多かった
それも獲物を食べている様子など割と面白い写真が撮影できたので、今回も気楽に考えていたらタンザニアでは撮影チャンスが一度しかなかった
それもはるか遠くの草原に座っているだけの平凡なシーンだ
チーターといえば時速100キロのダッシュが見たいところだがそれはかなわなかった
(ヒョウと比べると小顔でスタイルが良いことだけは確認できる)
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サーバル Serval
ネコ科の最後を飾るスターはこのサーバル
正真正銘ネコ科ネコ属の動物、猫好きな方は羨ましがるはずのレアキャットだ
基本的に藪の中に潜んで狩りをする動物なので写真を撮ることは期待していなかったが、何故か夕暮れになって道路に悠然と姿を現した
サファリカーの上からは連写のシャッター音がしばらく絶えなかった
今回初めて出会った野生動物だが、この「ヒョウ柄のネコ」の姿は生涯忘れることはないと思う
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by mustachio | 2018-02-26 12:00 | Comments(0)
2018年 02月 14日

タンザニアの自然vol.4(タランギーレ国立公園)

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現地6日目
キリマンジャロ空港から北西へ進み、北のはずれのセレンゲティ国立公園まで来てしまったので後は戻るだけだ
ンゴロンゴロを出るまでは来た道をそのまま戻ることになるのだが、途中一か所だけ寄り道をする
オルドバイ峡谷にある博物館だ
その後は往路のルートから外れてタランギーレ国立公園が最後の宿泊所となる

セレンゲティ帰り道サファリ
前日までにほとんどの哺乳類、鳥類の写真が撮れたので帰路はのんびりとしたものだ
少し様子が違ったのはハゲワシとハゲコウが多かったこと
インパラの死体に群がって貪り食う「掃除屋」は前日までに見られなかったので車を止めてゆっくり撮影する
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オルドバイ峡谷
オルドバイ峡谷は幅数百m、全長40kmという巨大な渓谷
火山活動により年代の異なる地層がはっきり確認され、180万年以前の前石器時代の人骨(猿人・原人)化石や道具類が数多く発見された貴重な遺跡である「オルドバイ遺跡」は世界遺産に指定されている
現地には博物館があり人骨などが展示されているがすべてレプリカだそうだ
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タランギーレへの車窓
ンゴロンゴロ保護区を出ると後は一般道だ
車窓からは現地の人たちの生活が見える
マサイ族の子供たちは牛飼いのの手伝いをしているし、街に近いところの子供たちは制服で学校に通っている
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タランギーレ国立公園
最後の国立公園タランギーレの入り口にはまだ日の高いうちに到着した
このサイトはアルーシャの南西側にあり標高はセレンゲティよりだいぶ低いので少し蒸し暑く感じる
草原ではなく木の多い公園で動物も象とヒヒ(バブーン)などが多い
バオバブの木が至る所で見られるのも特徴だ
宿舎が入り口から遠い位置にあるため、野鳥などの写真を撮りながらでは時間がかかり、ロッジ到着は日没時になってしまった
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タランギーレの朝
現地最後の朝はタランギーレ・ソパ・ロッジで迎えた
ファシリティも食事もレベルの高いロッジである
公園の入り口までは来た道を戻るだけだが野鳥の種類が多く楽しい「最後のサファリ」になった
行程の最後でアフリカゾウがコンデジの画像に入りきれないほどの距離まで来て別れの挨拶をしてくれた
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花と蝶
花と蝶の写真を最後にまとめるがいずれもタランギーレで撮影したものではない
(タランギーレでは宿舎と入り口以外に一度も地上に降りていない)
6日目、7日目の移動の途中トイレの周辺などで写したものばかりで、要するにサファリは花と蝶の撮影には向いていないのだ
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鳥写真を整理していて未掲載の蝶の写真を見つけたので追加掲載させていただく
残念ながらアフリカの蝶に関しては図鑑等の資料がないので名前は全くわからない
アフリカには未発見の新種も多いと思うので「証拠写真」としての掲載である
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キリマンジャロよさらば
そしてキリマンジャロ空港へ到着
アフリカとお別れの時が来た
(カタール航空の特別サービスで飛行機はキリマンジャロの上を飛んでくれた)
10年前もそうだったがアフリカから日本に帰ると、しばらくは「アフリカボケ」が抜けない
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以上でタンザニアのイントロ篇が終わる
あくまでも「イントロ」が終わったので本番はこれからだ
これからは「哺乳類編」「野鳥編」が始まるが、種名別に写真を整理しているので時間がかかる
哺乳類は近いうちにアップできる予定だが、野鳥のほうは種類数が多く、日本が春を迎えるまでの長期作業になりそうである







by mustachio | 2018-02-14 17:00 | Comments(0)
2018年 02月 12日

タンザニアの自然vol.3(セレンゲティ国立公園)

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アフリカでサファリのメッカといえばこのセレンゲティ国立公園である
とにかくでかい
広大なサバンナが果てしなく広がる別天地なのだ
面積は14,763㎢、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県を合わせた面積が13,513㎢なのでそれより広いということになる
この国立公園はケニアのマサイマラ国立公園に隣接しているのだが、そのマサイマラは 1,672㎢しかないのでセレンゲティとは格が違う
10年前にマサイマラでサファリをした時「いずれはセレンゲティ」と考えていたので夢が実現した

セレンゲティ到着
セレンゲティ国立公園はンゴロンゴロ保全地域の北側に位置するが地続きで境界線もなく休憩所が区切りになっている
写真でご覧いただくように周囲には山もなくただただサバンナが広がるだけだ
ヌーの大群が草を食っており、時々道路を渡って通行を阻害する
ちなみにこのヌーの大群は草を求めてタンザニアとケニアを往復するが、冬(北半球の)はタンザニア、夏はケニアに集中するようだ
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セレンゲティワイルドライフロッジ
ンゴロンゴロのロッジからセレンゲティのロッジまで走り続ければ3~4時間の距離なのだが、動物や鳥が出れば車を止めるのでロッジ到着は結局夕方になった
なかなか近代的なロッジで、レストランは自然の巨石を利用した凝った作りになっている
(4枚目の写真は翌朝の撮影だが遠くに熱気球が写っている)
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このロッジはサバンナの真ん中に建てられているが周囲に何も柵がない
敷地内にハイラックスが多数住みついており屋根の上や床の上で昼寝をしている
部屋の前は自然のままのサバンナが広がっており、インパラの「あぶれ雄」が窓の下まで遊びに来てくれた
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アフリカの太陽
この時期アフリカは乾季で雨は降らない
かといって雲一つない晴天ということもなく朝晩は雲が多い
アフリカの太陽は小説のように「沈まぬ太陽」というわけではなく朝6時ごろ出て夕方6時ごろには沈む
10年前のケニアで地平線に沈む太陽を撮影した記憶が鮮明に残っているが、今回は雲が多く地平線に昇る太陽や沈む太陽は撮影できなかった
それでもアフリカの空は素晴らしい
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セレンゲティサファリ
セレンゲティも連泊なので現地5日目は終日大草原の中で過ごす
周囲に何もない広い世界ではまさに心が解放される
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セレンゲティは動物の種類が多い
象やカバ、クロサイなどの大型動物やライオン、ヒョウ、チーターなどのネコ科の猛獣も生息する
インパラなどここまでお目にかかれなかった動物も登場した
個人的にうれしかったのは10年前のケニアで見られなかった豹との出会い
動物園では何度も見ているが生豹(野生の豹)との出会いは感動的だった
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セレンゲティの花たち
サファリカーから地上に下りることができないし、ドライバーも哺乳類と鳥以外では停車してくれないので花の撮影は難しい
1日に3回程度の休憩(ランチタイム・トイレタイム)で近くに花があれば写真を撮るが、種類はこの程度だ
図鑑がないので名前はさっぱりわからないが色のバリエーションは多彩である
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セレンゲティの蝶
蝶に関しても植物同様、撮影機会がほとんどない
その限られたチャンスの中でうれしい出会いがあった  「日本の蝶」を見つけたのだ
正確にいうと「日本の蝶図鑑に載っている蝶」ということになるが、もともと南方系の蝶なのだが南西諸島などに飛来することが多い蝶で「メスアカムラサキ」という
この蝶のオスは斑紋が別種のリュウキュウムラサキとよく似ていて紛らわしいのだが、今回は翅裏もしっかり撮影できたのでメスアカムラサキと断定できる
日本の図鑑でアフリカにも生息することを確認した
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次の蝶はサファリ走行中に車上から望遠レンズで撮影した珍しいケース
名前はわからないがアオタテハモドキに近い種類だ
動物を撮影するためサファリカーが停車した時にたまたま地上で吸水していたものである
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次は休憩ポイントでの撮影
短時間なのでよい写真は撮れない
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レインボーアガマ
セレンゲティ編の締めは四つ足、といっても爬虫類だ
何か所かの休憩地で複数回出会った
20~30cmの大型トカゲで昼間のオスは写真のようにカラフルである
(メスは地味な色で、オスも夜間は地味な色に変わるという)
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by mustachio | 2018-02-12 18:00 | Comments(0)
2018年 02月 11日

タンザニアの自然vol.2(ンゴロンゴロ保全地域)

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現地2日目、アルーシャから西北西へ220キロ
ンゴロンゴロ自然保護区のゲートへ着いた
「ン」から始まる特殊な地名なので結構有名な自然保護区だが面積は8300㎢ととてつもなくでかい
ゲートから先は舗装道路ではなく自然のままのダート、高度を上げながらクレーターを取り囲む外輪山にあるロッジに向かう
ンゴロンゴロのサファリサイトはクレーターと呼ばれる火口原にあって、その火口原の面積は260㎢、世界で2番目に大きい火口原(カルデラ)だそうだ
(「世界一のカルデラは?」現地では誰も知らなかったが、帰ってから調べてみるとインドネシアのスマトラ島のトバだという)

ンゴロンゴロワイルドライフロッジ
ロッジ到着は夕方
夕闇の中で明日探索するクレーター(火口原)が一望できた
標高は2000m以上あり夜は寒い
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クレーター(カルデラ)
クレーターと呼ばれる大平原はロッジから400mほど低いレベルに広がっている
ホテルから俯瞰できるので、まさに一目瞭然なのだがほとんどが草原でところどころに池(水溜り)があり、それほど高くないアカシア系の木が森を形成している部分も見える
この平原がサファリポイントで四駆のサファリカー以外はここに降りることができない
降りてしまえば動物を探しながら道になっている部分を車で走り回ることができるが、外輪山までの降りと登りは一方通行で走行可能時間も制限されている
もちろん火口原に人間は住んでいないので夜は野生動物だけの世界となる
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ンゴロンゴロサファリ
現地3日目はサファリカーでクレーターの底へ降りて1日草原を走り回る
草原にはヌー、シマウマ、水牛などの草食動物が歩き回り、象も多数見られる
クレーターの動物で特徴的なことはキリンが見られなかったこと
アカシアの木はあるのだがキリンが好む種類のアカシアがないことが原因だという
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草原の中には湖(もしくは池もしくは水溜り)があってサファリカーの休憩場になっている
トイレのほかランチも可能なのだが、ランチのおこぼれを狙う鳶やハゲコウがいて危険なので昼飯もサファリカーの中ということになる
水の中にはカバもいるのだがカバの写真は追ってまとめてアップする予定である
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ンゴロンゴロにはライオンも生息しているが、あまり狩りをせず(イメージと違って)ハイエナのおこぼれをあさっているらしい
写真のように道路に出てきて居眠りをする緊張感のない野生のメスライオンもいて調子が狂った
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マサイ部落
現地4日目はクレーターの底には降りず北西部のセレンゲティ国立公園に向かう
ンゴロンゴロ保護区とセレンゲティ国立公園は完全な地続きなのだが、どちらも広大なので移動には時間がかかる(途中写真を撮りながら進むこともあって)
移動の途中、といってもンゴロンゴロ保護区の中なのだが、マサイ族の部落が点在し、彼らと行きかうことも多い

マサイ族は昔からケニア・タンザニア地区に生活する原住民で牛や羊、ヤギなどを飼って放牧生活を送っている
魚や野菜は食わず、穀物もほとんどとらず、牛血と乳製品が主食という民族だ
定住しないため国家の統制と折り合いが悪く問題もあるようだが、既得居住権という意味で本来認められていないはずの国立公園や自然保護区内の居住が黙認されているようだ
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ンゴロンゴロの植物
大草原(サバンナ)に生える木本はアカシヤがメインで種類も100種以上あるという
アカシア以外で目立ったのがサボテンのような木本
ユーフォルビアインゲンスという名前でトウダイグサ科の植物だそうだ
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草原に群生していて目立つのがこの白い花
遠くから見ると白い絨毯を敷いたようでなかなか美しい
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以下は休憩ポイントで地上に下りて撮影した野草
名前がわからないのが非常に残念だが、個性的で美しい花が多かった
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by mustachio | 2018-02-11 17:00 | Comments(0)
2018年 02月 10日

タンザニアの自然vol.1(アルーシャ国立公園)

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1月下旬から2月初頭にかけて、厳寒の日本から脱出して二人でアフリカへサファリに出かけた
考えてみると10年ぶりのサファリである
前回は2007年9月、会社をリタイアして4年目くらいの時期だった
普通の旅行会社が計画したケニアサファリ旅行だったが2名でも催行というツアーで参加者は家内と私の二人、もちろん添乗員などはつかず現地人のドライバーと3人だけの冒険ツアーだったが、言ってみれば「貸し切り」のツアーで十分「アフリカの風」を堪能することができた
個人的に非常に懐かしい思い出なのでケニア旅行のブログにリンクを貼っておく




さて、今回の旅行だが行き先はケニアのすぐ南に位置するタンザニアである
ネイチャーウォッチングガイドが主催する総勢10名のツアーだった(日程的には現地が6泊7日、前後の機中泊を入れると8泊9日の旅である)
7日間で撮影した写真はやたら多く帰国後1週間でも整理ができていないが、エリア別の現地紹介(植物、爬虫類、昆虫を含む)を4回ブログアップし、その後哺乳類、鳥類の順で種類別の写真を掲載したいと考えている

第1回は現地までの旅程と最初に訪れたアルーシャ国立公園の紹介となる

タンザニアへ
出発は1月25日、成田発のカタール航空機は中継地ドーハを目指す
所要時間12時間半の長旅だ
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ドーハ空港はとてつもなくでかい
現地時間で早朝4時ごろの到着なのに区港内は黒人、白人、アジア人などでごった返している
乗り継ぎの待ち時間は約4時間
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ドーハからタンザニアへは6時間、国の首都であるダルエスサラームへは寄らず北部のキリマンジャロ空港へ降りる
この空港はタンザニア第2の都市アルーシャに近くキリマンジャロやいろいろな国立公園への玄関口になっている
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サファリカー(現地での移動手段)
空港へはサファリカー2台が迎えに来てくれる 我々は現地滞在の7日間この車に乗りっぱなしになるのだ
タンザニアの国立公園の中は宿舎と休憩場所以外は車の外へ出ることができない
御覧のように車の屋根がアップできるようになっていてここから動物たちを撮影する
余談になるが大昔ジョンウエインが主演した映画「ハタリ」はこの一帯で撮影されたとのことで、予備タイヤのカバーに彼の写真が載っていた
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アルーシャの街
アルーシャは人口40万人ほどの街、赤道に近いが標高が1000mほどあるので暑くはない
もちろん道路は舗装されているが車窓から見る限り生活の水準はあまり高くなさそうだ
ただ着ている衣装がカラフルで(特に赤が多く)アジアとは全く別の印象を受ける
子供たちは制服着用のようだが女学生の髪が男性と同じように短髪でスカートをはいていないと外見から性別が判らない
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モメラ・ワイルドライフ・ロッジ
最初の宿泊はアルーシャ国立公園に隣接するロッジ
アフリカのサファリ旅行はロッジ泊まりが基本だが、欧米人の利用が多いだけあって居住性は悪くない(電力不足から深夜は電気の供給がなくなるのが困りものだが)
食事もビュッフェスタイルが多かったがなかなかのレベル、ビールもうまい
朝でもオーダーで卵料理を作ってくれる(アフリカの卵は黄身が白いのが少し違和感を覚える)
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キリマンジャロ遠望
タンザニアといえばキリマンジャロ(タイトルバックの写真は帰りの機内から撮影したキリマンジャロの山頂である)
事前の予習をしなかったのでアフリカ最高峰(5895m)のキリマンジャロはすぐ近くに見られると思い込んでいた
10年前のケニアサファリではアンボセリ国立公園から真正面に「キリマンジャロの雪」を見ることができたので、今回はさらに近いこの山を期待していたのだが、はるか遠くに(しかも朝一度だけ)この山を確認することができただけだった(写真1,2枚目)
アルーシャ国立公園はキリマンジャロのずっと西側にあり、さらに西側にあるメルー山(4566m)のほうがはるかに近い
キリマンジャロコーヒーを作るコーヒー園は近くにいくつかあった(3枚目の写真)
ただし現地の人はコーヒーを飲む習慣がないようだ
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アルーシャ国立公園
アルーシャ国立公園はメルー山(縦位置の写真)の東側山麓に位置する森林と草原が混じった地域
ここにはライオンがいないためか草食動物が多い
ケニアでは数が少なかったキリンが至る所で見られうれしくて写真を撮りまくった
現地2日目は公園内を車で回り10年ぶりのアフリカを実感して午後は次のロケーションであるンゴロンゴロに向かう
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アルーシャの蝶
サファリツアーの欠点は車に乗ったままで地上に降りられないことである
ネイチャーフォトの中でも蝶や植物を得意分野とする小生にとって接写撮影ができないのはつらい
アフリカは蝶の種類が多いのだが、宿舎周辺や休憩地など数少ないチャンスで写真を撮るのが精一杯だった
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アルーシャの植物
概括的な話になるが南アフリカが植物の宝庫といわれるのに対し、ケニア・タンザニアなど東アフリカは見るべき野草が少ない
以下はロッジ周辺で撮影した野草の写真だが、自生ではなく移植された可能性がある花たちだ(アフリカの花であることは間違いないと思う)
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(連写のせいもあって)1万枚以上の写真を撮ったので「タンザニアシリーズ」はこれから長期連載になる
とりあえず地域(国立公園)別の概略説明をした後、個々の動物・鳥の写真をアップするのでご期待ありたい








by mustachio | 2018-02-10 17:00 | Comments(0)