還暦からのネイチャーフォト

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2018年 04月 18日

新潟のギフチョウ

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何回かの例外はあるが毎年4月中旬になると家内と二人で新潟の日本海まで日帰りのドライブをする
早春のシンボルであるギフチョウを見る(撮影する)ためだ
15年近く続けていれば写真の数は十分あるのだが、この定例行事を行わないと春になった気持ちになれないので往復600キロをものともせず二人で出かけている
ギフチョウだけではなく、春の花を眺め、田んぼの畔でツクシを摘み、ノドグロやカレイなどの新鮮な日本海の魚を買って帰り酒の肴にする

ソメイヨシノ
新潟遠征のタイミングは基本的には桜の開花予想で決める
新潟地方のソメイヨシノの開花は東京より1週間くらいは遅いので4月中旬ごろになることが多いのだが、今年は東京の桜が早くタイミングを失してしまった
遠征決行は4月12日
東京の都内の桜はすっかり終わってしまっていて心配だったが、新潟方面は例年より少し早い程度でソメイヨシノはちょうど満開の時期に当たった
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ギフチョウ
ギフチョウ発生とのタイミングもまあまあというところ
写真撮影には発生初期で新鮮な個体ばかりの頃が望ましいのだが、現地のギフチョウは新鮮なものとかなり擦れたものが混在していた
(過去に時期が早すぎてギフチョウに会えなかった経験もある)
カタクリの花もピークは過ぎていたが吸蜜中の蝶も十分撮影できて「2018年の春」を満喫することができた
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ヒオドシチョウ
他に出会った蝶は越冬したヒオドシチョウくらい
ミヤマセセリなどは見かけなかった
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カタクリ
カタクリの花はさ盛りを過ぎたものが多かったが、何分、数が多いので新鮮なものを探すことは可能である
このフィールドのカタクリはピンクが濃いものが多く美しい
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オオミスミソウ
ミスミソウは「新潟の花」のイメージが強い(現地ではユキワリソウと呼ぶ)
このフィールドでは15年ほど前は至る所でこの花が見られたが盗掘のせいか毎年数が減っていき今年は数株程度しか花を見つけられなかった
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アズマイチゲ
例年のこのフィールドへの訪問は4月15日頃が多いのだがアズマイチゲは咲き始めたばかりの新鮮な個体が普通に見られる
今年は新潟でも春が早かったようで花が傷んだものが多くきれいな個体を探すのに苦労させられた
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ミヤマカタバミ
こちらのミヤマカタバミは例年より数が多く見られた
勢力拡大中のようである
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トキワイカリソウ
高尾山のイカリソウはピンクだったが新潟のイカリソウは白花(トキワイカリソウ)である
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エンレイソウ
もともとエンレイソウは少ないフィールドなのだが今年は2~3株しか見られなかった
おどけたような花に久しぶりで再会した
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ショウジョウバカマ
微妙に季節が違うせいだろうかショウジョウバカマは数が多かった
茶系からピンク系まで花の色に変化があって楽しい
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スミレサイシン
高尾山とはスミレの種類がだいぶ異なる
サイシンはナガバノスミレサイシンではなくスミレサイシン
日本海側多雪地帯のスミレだ
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ナガハシスミレ
このフィールドで毎年出会うスミレ
こちらも日本海側のスミレだ
嘴を思わせる距の部分が以上に長い個性的な花である
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テリハタチツボスミレ
こちらも日本海側限定のスミレ
地味な花ではあるがこのフィールド以外で出会った記憶はない貴重なスミレである
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マキノスミレ
葉の裏が紫色のシハイスミレというスミレがあるがマキノスミレはこのシハイスミレの変種である
日本では西日本にシハイスミレ、東日本にマキノスミレと棲み分けができているが近畿地方などでは両種が混在し交配種などもあって同定が難しいようだ
こちらの新潟のスミレは10年以上前からの友人で間違いなくマキノさんのほうだと思う
昔は登山道の両脇にいくらでもこのスミレが見られたのだが最近は激減してしまい絶滅を心配している
花の色が濃いピンク色で美しい
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ヒトリシズカ
高尾山のヒトリシズカは正真正銘の一人静だったがこちらは集団
光沢のある葉が輝いていて女子高性の雰囲気があった
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コハコベ
ハコベも見かけたが今回も普通のハコベ、つまりコハコベのようだった
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ヒメオドリコソウ
今年はこのヒメオドリコソウとの出会いが多い
多少は趣向を変えてアップ気味に撮影した
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カキドオシ
こちらも普通の植物だが今年は初見である
その年の最初の出会いはどんな花でもうれしい
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タムシバ
タムシバもこのフィールドの常連である
コブシと同じように花が真っ白な期間が短く一部が茶色くなってしまうのが難点だ
今年は少しタイミングが遅く新鮮な花はわずかしか残っていなかった
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コシノコバイモ
今回新潟遠征の最大の成果は何といってもこの花に出会えたことである
名前は「越の小貝母」
富山や新潟などに見られるユリ科の植物で落葉樹林下に生える
このギフチョウのフィールドにもあるはずと毎年探していたのだが、今回偶然に発見することができた
見つけた場所は毎年通る登山道の脇で、他の植物を撮影中にたまたま目に入っただけなのだ(わずか10cmほどの大きさで花は地味、懸命に探してもまず見つからないような存在だった)
76年の人生で初めて出会った花である
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by mustachio | 2018-04-18 18:00 | Comments(0)
2018年 04月 16日

日影沢の野草

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昨年から今年にかけて「植物写真」を整理した
「日本野草図鑑/個人撮影の種類別植物写真集」というホームページも新設した

ネイチャーフォトのメインテーマは相変わらず蝶・野草・野鳥なのだが、国内では蝶の写真を(種類的には)ほとんど撮り終わって、これからは植物かなという流れになってきている(海外はツアーの都合もありメインテーマは野鳥になる)

というわけで久しぶりに花の写真を撮りに出かけることにした
行先は裏高尾の日影沢、交通手段はバスと電車の単独行である
日影沢は車で行けないこともないのだが、一人で行くときは車はもったいない
まして後期高齢者になると一人の運転はなんとなく不安で電車のほうが安心なのだ
大きな荷物はしんどいのでカメラは100ミリマクロ装着の1台に絞る

日影沢へのアプローチは高尾駅から小仏行きのバスを利用する方法と高尾山頂から小仏城山に抜けて沢に下っていく方法とが考えられるが、年齢も考慮して下りルートを選択することにした
10年以上前、リタイア後のウィークデイ撮影行に良く利用したルートである

タカオスミレ
タカオスミレはヒカゲスミレの仲間で葉の表面が焦げ茶色から黒紫色になるスミレ
高尾山周辺に分布し早春に紫の筋がある白い花をつける
日影沢探索のメインターゲットはこのタカオスミレだった
以前このスミレを撮影した時がいつだったか調べてみると14年前の2004年4月
カメラもデジ一眼では初期のキャノンEOS10Dのころだった
最近のフィールドの荒廃はひどく、タカオスミレはもう見られないのではないかと出かける前から懸念していたが、案ずるより産むが易し、以前見た場所でも他の場所でも白い花が見られ安心した
タイミングが良かったせいか14年前より数が多かったように思う
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ヒナスミレ
メインターゲットがタカオスミレだとすればセカンドターゲットはこのヒナスミレ
未体験のスミレではないが高尾山周辺で出会ったことはない
ただこのヒナスミレが高尾山で見られるという情報があり内心気にしていたのだ
ヒナスミレは淡紅紫色(薄いピンク色)の美しい花を咲かせるスミレで「スミレのプリンセス」の異名を持つ
小仏城山から日影沢に下りる林道わきでこのピンクを見つけることができた
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アカネスミレ
紫色の濃いこちらのスミレはアカネスミレ
側弁の基部には白い毛が密生する毛深いスミレだ
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エイザンスミレ
スミレ類は種類が多く同定が難しいので間違いがあるかもしれないのだが、絶対に間違えないのがこのスミレ
スミレの初心者でもエイザンスミレはすぐわかる
最近エイザンスミレを見る機会がなくなったと嘆いていたが今回の高尾山~日影沢ルートにはこのスミレが多かった
特に高尾山頂から小仏城山の間はエイザンスミレの宝庫である
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ナガバノスミレサイシン
このスミレも比較的識別しやすい
葉が比較的薄く光沢があり花期には葉の基部が展開していないことが多い
実は近似種にスミレサイシンというスミレがあって新潟や長野など日本海側の多雪地帯に多い
春、ギフチョウやヒメギフチョウの撮影をするフィールドに多いスミレだ
そのスミレサイシンの太平洋岸型がこのナガバノスミレサイシンで名前の通り葉が細く長い
今回のコースでは高尾山頂付近にこのスミレが多かった
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フモトスミレ
フモトスミレというスミレの同定にはあまり自信が持てない
葉が心形で光沢はなく紫色を帯びているのでフモトスミレと推定するのだが、唇弁が他の花弁より小さいという特徴が写真からは確認できない
小型で花が白いスミレはそう種類が多いわけではないのだが
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ケマルバスミレ
マルバスミレともいう
毛のないものもあるのでマルバスミレの名前が適切なのかもしれないが昔からケマルバスミレのほうが耳慣れている
唇弁の紫色の筋は少なく、側弁の内側は無毛のものが多いようだ
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ニオイタチツボスミレ
タチツボスミレの仲間は薄紫色の花が多いがこのニオイタチツボスミレの花の色は紫の色が濃く鮮やかである
名前のように良い香りがするものもあるがすべてとは限らない
タチツボスミレよりは小さいが目立つスミレではある
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タチツボスミレ
どこでも見られる普通のスミレで今回のコースでも数は最も多かったと思う
決して姿が醜いわけではなくではなく、いかにもスミレらしい清楚な薄紫の花を多数つける生命力にあふれた野草である
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アズマイチゲ
早春の花としてまずイメージするのがこのアズマイチゲの純白の花だ
カタクリのように集団をつくらず一人静かに咲くところがいかにも春を感じさせる
新潟や長野など春の蝶を探しに行くときに必ず出会う花だが、今回のコースではほとんど出会いがなく沢の下流のほうで一輪見つけただけであった
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ニリンソウ
アズマイチゲと同じキンポウゲ科の植物だがこちらは群落をつくる
逆に群落ではないニリンソウはほとんど記憶に残らない
日影沢も昔からニリンソウの群落で有名なポイントだったがある時期花が激減し懸命な保護活動が行われたようだ
10年もブランクがあるので経年比較ができないが、現地では思ったより元気に群落を維持していた
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ミヤマカタバミ
カタバミという植物は太陽の当たる地表で花を咲かせるイメージが強いがこのミヤマカタバミは日陰の花だ
谷筋などどちらかというと湿り気のある土地を好むので日影沢には数が多かった
近似種にコミヤマカタバミがあって識別がややこしいが、コミヤマカタバミのほうは葉に丸みがあり開花時期も少し遅い
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ユリワサビ
齢のせいかフィールドで植物の名前を思い出せないことがある
実はこのユリワサビも撮影時に名前が浮かんでこなかった
花が4弁なのでアブラナ科までは推定できたのだがワサビまでは思いが至らなかった
本物のワサビのほうは水中(水流)に生えて葉も大きいのでイメージが湧かなかったのである
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コハコベ
小仏城山から日影沢に下りる林道の脇にハコベがあった
ハコベも識別が面倒なのだがこれは平凡なコハコベだと思う
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センボンヤリ
センボンヤリは高尾山頂から小仏城山への尾根筋で見つけた
この植物は春と秋に花を咲かせ秋の花は外部から見えない閉鎖花だというが、この閉鎖花を意識してみたことがない(槍のような形で名前の由来だという)
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ヒトリシズカ
名前は一人静だが普通は10本くらいで群生していることが多い
この日見かけた個体は名実ともに「一人静」だった
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クサイチゴ
バラ科オランダイチゴ属の植物も似たようなものが多い
日当たりの良い林道脇に白い花をたくさん見かけたがクサイチゴだと思う
シロバナノヘビイチゴの可能性も否定できない
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セントウソウ
セリ科植物も花が小さく識別が難しいのだが夏に咲くものが多いので4月上旬であればセントウソウとみてよいと思っている
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チャルメルソウ
チャルメルは夜鳴き蕎麦屋が使う笛(チャルメラ)から来ているという
植物写真を撮り始めたのは20年くらい前になるがこの名前はすぐ覚えた
10年ほど前にこのチャルメルソウを撮影した場所もしっかり覚えていて、今回も全く同じ場所にこの花があった
花といっても観察には老眼鏡が必要な小さくて地味な花である
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ヨゴレネコノメ
湿った渓流沿いに多い植物で日影沢ではあちこちで見かける
花自体は小さいが周囲の葉の色合いが面白く味わい深い植物である
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マムシグサ
このマムシグサも今回のルートではいろいろなところで見られた
花(苞)の部分が緑色のタイプもあるが、この日見たマムシグサはすべて紫褐色のタイプだった
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イカリソウ
イカリソウもピンクの花と白い花の2タイプがある
関東地方のイカリソウはピンク系が多いような印象があるが正確な記憶ではない
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ムラサキケマン
こちらは60年以上前からの馴染みの花
春(~初夏)に出るウスバシロチョウの食草なのだ
当時は小仏峠周辺にウスバシロチョウがいくらでもいたものなのだが
最近はどうなっているのだろうか
ここのところウスバシロの発生時期に裏高尾方面に来ていない
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ミヤマキケマン
ムラサキケマンとは色違いのキケマン
数はムラサキケマンの方が多いのだが黄色い花の塊は遠くからでも目立つので存在感はある
名前に「深山」がつくが高山植物ではなく東京近郊でも普通に見られる(キケマンの方は海岸地帯に多いようだ)
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ミツバツチグリ
野原などでよく見かける普通の黄色い花
似たような花に同属(バラ科キジムシロ属)のキジムシロがあり、葉の構成枚数が異なる(ミツバツチグリは三つ葉だがキジムシロは奇数羽状複葉で5、7、9枚など)
キジムシロのほうは最近見た記憶がない
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ヤマルリソウ
帰化植物であるワスレナグサに似た植物
小さいので目につきにくいがよく見るとなかなか美しい
日影沢の下流(バス停に近いほう)で見つけた
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クサボケ
尾根道(高尾山頂から小仏城山)に濃いオレンジ色の目立つ花が咲いていた
庭木のボケのようだが幹は地面を這っている
図鑑を調べてみると「クサボケ」のようだ
本号(日影沢の野草)の締めくくりはこの派手な花としたい
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by mustachio | 2018-04-16 18:00 | Comments(0)
2018年 04月 16日

清雲寺のしだれ桜

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今年の春は気ぜわしい春だった
3月の彼岸には桜が咲き始め、その後好天・高温が続いたのですぐ満開になった
本来ならタンザニア遠征の写真を整理しブログアップしてからゆっくり花見と思っていたのだが3月中に桜のピークが来てしまいパソコンデスクとフィールドの二者択一を迫られることになった

あまり好天が続くので家内と秩父方面にドライブに出かけたのは4月3日だった
我が家は関越道入り口のすぐ傍にあるので秩父は近い

清雲寺の桜
秩父市内にある清雲寺は「しだれ桜」の名所としてそこそこ有名である
リタイアする前なので15年以上前になるが春になると家内と二人秩父まで桜を見に出かけた(桜の前はセツブンソウやフクジュソウも秩父まで見に行った)
リタイア後にも1度訪れたが人と車がいっぱいで苦労したためその後10年以上は出かけていなかった
久しぶりの秩父は途中の道路も整備され、人出もほどほど、桜はちょうど見ごろのタイミングだった

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美の山公園の桜
美の山公園は皆野と秩父にまたがる丘陵公園
ここの桜並木もお花見のスポットだ(桜は普通のソメイヨシノ)
清雲寺へ向かう途中だったのでこちらにも寄ってみた
桜は東京より半月ほど遅い感じで見ごろではあったが、ウィークデーでもあり人出はほとんどなく少し寂しい花見になった
(10年ほど訪問していないがその間に桜の木がだいぶ老木になっていた)
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浦山ダム
帰路は浦山ダムに立ち寄った
荒川水系浦山川に20年前に建設された堤高156mの大型ダムである
周辺の園地にはエドヒガン系のピンクの濃い桜が咲いていた
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ヒメオドリコソウとオオイヌノフグリ
東京近郊ではどちらも平凡な春の花である
平凡でないところは春でも早い時期に咲きだす早春の花であることだ
例年だと春を待ちかねて3月初旬頃からフィールドを歩くので春のブログには必ず登場する
清雲寺の駐車場近くに咲いていた
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ノジスミレ
このスミレも清雲寺近くの路傍で撮影した
最近スミレ類を撮っていないので現地ではどうしても花の名前が思い出せなかった
図鑑を調べればすぐわかるのだが、スミレ(一般的な意味でなく種名としてのスミレ)に近い種類のノジスミレである
葉が細長いのは両者共通の特徴だがスミレのほうは先が丸くノジスミレは先が尖る
花の色はスミレよりやや薄く側弁の内側は無毛である
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カタクリ
「道の駅あらかわ」の近くにカタクリの自生地があった
土手の北側斜面で人が入れないようにネットが張ってある
管理をしている地主のご主人に聞いたが放置しておくと熊笹が生い茂りカタクリが消滅してしまうので世話が大変だそうだ
2018年初カタクリは埼玉県、これから5月まで何回もカタクリに対面すると思う
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コゲラ
コゲラには浦山ダムの下で出会った
ただのアップの写真はたくさんあるので桜との共演を意識したが結果はいまいちだった
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Appendix 高尾山の桜
「紙面に余裕があるので」というわけでもないが、次号の「裏高尾日影沢撮影記」の写真が多くなりすぎるので「高尾山の桜」を繰り上げ紹介する

撮影は秩父訪問の翌日、詳しくは次号で説明するがケーブルで高尾山に昇り裏高尾の日影沢へ降りた
当日も快晴、春霞で富士山は見えなかったが山頂の桜は満開だった

高尾山のヤマザクラ
東京生まれ東京育ちなので高尾山はある意味「わが裏山」である
中学高校時代は捕虫網を担いで高尾山、小仏峠、景信山、陣馬山を歩き回ったし、リタイア後は花と昆虫の写真を撮りに日影沢、木下沢など裏高尾に通った
何年か前にミシュランの観光ガイドで高尾山が評価されてネコも杓子も出かけるようになってからは、完全に敬遠して寄り付かなくなってしまったが、タカオスミレなど春の植物に会いたくなっておそらく10年ぶりくらいでその高尾山へ出かけてみた次第である
山頂からもみじ台、一丁平、小仏城山と桜の状態は最高だった
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コブシ
高尾山頂から小仏城山への道はアップダウンの繰り返しが続くかなりきつい道だった
(後期高齢者にとっては標高差100mくらいでも結構応える)
途中登山道脇にコブシの花が咲いていて近くで見る大きな花が疲れをいやしてくれた
コブシの花とタムシバの花はよく似ているがコブシのほうが花の数がはるかに多く個々の花の下に必ず若葉が1個ついている
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ミツバツツジ
尾根道にはピンクのツツジが満開だった
木本の植物は苦手の分野だがミツバツツジで間違いないと思う
葉が3枚輪生するので「三つ葉躑躅」なのだが花の時期には葉が開いていない
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アカタテハ
天気が良く温度も高かったのでアカタテハが飛んで来た
越冬蝶で翅はだいぶ傷んでいた
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ミヤマセセリ
こちらは今年発生のミヤマセセリ
ギフチョウとともに関東では早春に発生する蝶だったがギフチョウのほうは関東周辺では出会いが難しくなった
ミヤマセセリは雑木林の蝶だがこれからは雑木林の維持も難しくなり数は減っていくと思う
とはいえ、このミヤマセセリから今年の「蝶のシーズン」が始まる
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by mustachio | 2018-04-16 14:00 | Comments(0)
2018年 04月 08日

タンザニアの野鳥vol.9

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タンザニアの野鳥シリーズもいよいよvol.9(最終号)になった
時はもう4月
撮影してからブログアップするまで2か月以上過ぎてしまったことになるが、撮影した写真の数も半端ではないのでご容赦願いたい
ツアーは現地だけで1週間、充実した1週間であったことを改めて認識しなおしている

ブログアップは分類順としているので残ったのは小鳥たちだ
珍しいカラフルな小鳥も出てくるのでご期待いただきたい


アカガシラモリハタオリ Red-headed Weaver
Weaver(ハタオリ)の名前がつくが雰囲気的には全く別種のようなのでこちらの号(vol.9)掲載とした
真っ黒な顔に赤ずきんをかぶったようなエクセントリックで目立つ鳥だった
最後の宿泊地タランギーレのロッジで撮影したのだが、早朝で周辺も暗かったため写真の鮮明さに欠けるのが少し残念である
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アカエリホウオウ Red-collared Widowbird
「鳳凰」とは中国の伝説に登場する架空の鳥だと思っていて、ホウオウという鳥が実在することは知らなかった
尾が長く大きくて真っ黒で顔の周りだけが真っ赤なストールを巻いたような変わった鳥である
英名のWidowbirdは喪服のイメージから来ていると理解できるのだが、このホウオウと鳳凰がどうつながるのかはよくわからない(ホウオウは法皇かもしれない)
余談だが、皆さんの身近に鳳凰の写真があるのはご存じだろうか
そう、1万円札の裏面左側にあるのは平等院鳳凰堂の鳳凰像だ 写真の鳥に似ているといえば似ているかもしれない
タンザニアのアカエリホウオウはそれほど神秘的な鳥だった
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アカガタホウオウ Fan-tailed Widowbird
こちらもホウオウの仲間で(オスは)全身が黒い「Widowbird」である
ンゴロンゴロのクレーターの中の湖(池)の周辺にこのアカガタホウオウがたくさんいたのだが、どうも換羽中のようでまともな姿の鳥が見つからなかった
オスもメスも肩の部分に大きな赤斑がありきれいな鳥のはずなのに残念である
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キガタホウオウ Yellow-mantled Widowbird
こちらは肩が黄色いキガタホウオウ(背中も黄色いタイプもいる)
なかなかお洒落な小鳥である
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ハジロホウオウ White-winged Widowbird
もう1種Widowbirdがいた
羽の付け根の部分が白くさらにその一部に赤い斑があるのが飛翔写真でわかる
羽の一部が黄色いタイプもいるようだ
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イッコウチョウ Cut-throat Finch
イッコウチョウに該当する漢字が思い浮かばなかったので調べてみると正解は「一紅鳥」のようだ
オスの喉にある赤い首輪状の斑がその由来である
英名のCut-throatは喉切でちょっと生々しいネーミングである
英名では別名でRibbon Finchというのがありこちらのほうが妥当のように思う
サハラ砂漠以南のアフリカに棲むフィンチでもちろん初見参だ
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セイキチョウ Red-cheeked Cordon-bleu
Cordon-bleauというのはフランス王政時代の「青綬章」、この鳥のブルーの色を表している
日本語のセイキチョウは「青輝鳥」でとにかくこの鳥のブルーは印象的だ
頭が茶色いタイプと頭から完全なブルーのタイプがあり別種としてカウントされるケースもあるようだ
(頭が青いタイプはルリガシラセイキチョウと呼ばれオスメスとも頬の赤い班がない)
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ムラサキトキワスズメ Purple Grenadier
目の周りの濃いアイシャドーだけではなく胸から腹が完全な紫色、飲み屋のお姉さんも顔負けのメークと衣装である
もちろんアフリカ限定種だが、野生にこんな鳥が存在することを知っただけでも意義のあるツアーだったと思う
(写真1枚目がオス、2,3枚目はメス)
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ホオグロカエデチョウ Black-faced Waxbill
派手な小鳥から一転して地味な鳥に変わったが、前掲3種もこの鳥も同じスズメ目カエデチョウ科の鳥だ
カエデチョウ科の鳥は愛玩用として飼育の対象になることが多く、紅雀や文鳥なども同じ科の鳥である
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テンニンチョウ Pin-tailed Whydah
白と黒で色彩的には地味な鳥だがとにかくスマートな鳥である
日本ではサンコウチョウ(オス)の尾が長いがこのテンニンチョウといい勝負だろう
(体が細いのでサンコウチョウよりこちらのほうが長く見える)
この鳥も初めて出会った鳥だ
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ツメナガセキレイ Yellow Wagtail
ツメナガセキレイはユーラシア大陸(北部)で繁殖し冬はアフリカや東南アジアに渡る
(日本は旅鳥として通過する 北海道では繁殖)
亜種が細分化されているのでこの鳥はニシツメナガセキレイが正しいかもしれない
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ハジロハクセキレイ African Pied Wagtail
日本のハクセキレイとは顔つきが異なる(過眼線が太いし喉の下に黒い横帯がある)
図鑑によればアフリカの普通種で分布範囲も広いという
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キムネツメナガタヒバリ Yellow-throated Longclaw
サバンナにはタヒバリ類がいた
こちらは英名でPipitではなくLongclawで呼ばれるツメナガタヒバリのほうだ
喉に黒縁の黄色いエプロンをかけた剽軽な鳥である
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ベニバラツメナガタヒバリ Rosy-throated Longclaw
こちらは色違い
エプロンの色が赤いので遠くからでも識別できる
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アフリカマミジロタヒバリ African Pipit
この鳥はアフリカマミジロタヒバリと推定しているが、もしかするとハシナガビンズイ(
Long-billed Pipit)かもしれない
両者は極めて類似しており図鑑を見ても相違点がわかりにくい
家内に聞いてみると日本国内ではタヒバリは冬鳥、ビンズイは夏鳥なのでまず間違えることはないが確かによく似ているという
今回のツアー記録では両方とも確認されており写真だけでは正直なところ判定不能である
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ムナフヒワ African Citril
セイキチョウやホオグロカエデチョウを撮影した休憩ポイントの水場にマヒワ(メス)のような小鳥がいた
ムナフヒワという平凡な和名だが要するに「アフリカのヒワ」のようだ
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キマユカナリア Yellow-fronted Canary
「タンザニアの野鳥」シリーズの締めくくりはカナリアだ
飼い鳥として有名なカナリアは西アフリカのカナリア諸島原産の鳥を人間が飼いならしたものでDomestic Canaryと呼ばれるが、アフリカにはそれとは別に野生のカナリアが生息しており種類も多い
見た目は黄色と黒の構成で前掲のムナフヒワにもよく似ている(ヨーロッパや北アフリカに多いセリンとも似ている)
写真はキマユカナリアだと思うが4枚目はキガシラカナリアかもしれない
セレンゲティのロッジ周辺にはこの黄色と黒のカナリアが多数遊びに来ていた
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長時間かかってしまったが以上でタンザニアサファリツアーの記録が終わる
東京では桜も散ってしまったがこれからフィールドに出て「春」を満喫したいと思っている



by mustachio | 2018-04-08 15:00 | Comments(0)
2018年 04月 07日

タンザニアの野鳥vol.8

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今回のVol.8はタイヨウチョウとハタオリドリの特集
どちらも日本には仲間がいない南国の鳥である
特にハタオリドリの仲間は種類が多く同定が難しいが、それはそれで野鳥写真の楽しみでもある

ルビーオナガタイヨウチョウ Tacazze Sunbird
タイヨウチョウの仲間は光沢の美しい鳥が多い
日本名でルビーと名付けられたようにオスの腹は赤紫、頭は青緑に輝く(ルビーとエメラルドの宝石箱だ)
写真がしっかりとれたのはメスでオスは皆枝被りになってしまった
それでもゴージャスなイメージは伝わると思うが……
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ブロンズオナガタイヨウチョウ Bronzy Sunbird
前掲種とほとんど変わらないタイヨウチョウ
写真では胸と腹が写っていないのでルビーオナガタイヨウチョウでも通用しそうだ
実際には胸がブロンズ、腹は黒い
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カワリタイヨウチョウ Variable Sunbird
Variableといっても色が変わるわけではない
背中は光沢のある青緑で腹部の黄色が目立つ
順光に映える鳥だ
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ヒガシニシキタイヨウチョウ Marico Sunbird
「科捜研の女」ではないが英語名が「マリコ」さんだ
胸のあたりの色使いは錦の表現に値する美しさである
ンゴロンゴロからタランギーレへ移動する休憩所で撮影した
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クリオオニハタオリ Rufous-tailed Weaver
ハタオリドリはスズメ目の小鳥で草などを編んで枝からぶら下がる袋状の巣をつくる
南アジアにも一部が生息するが大半はアフリカの鳥だ
こちらのオニハタオリはンゴロンゴロのサファリカープール(休憩所)で出会った
人を恐れずサファリカーの近くまで餌を探しに来るのだが少し人相(鳥相)が悪いのであまり歓迎されてはいないようだった
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ハイガシラシュウダンハタオリ Grey-capped Social Weaver
小さくて可愛い小鳥だがこちらもハタオリドリの仲間のようだ
残念ながら巣を見ることができなかったが、100組ほどのペアが集団で営巣するという
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ケニアアカスズメ Kenya Sparrow
タンザニアにもスズメはいるが日本のスズメ(Tree Sparrow)とは違う
ンゴロンゴロやセレンゲティに多いのはこのケニアアカスズメ、英名でRufous Sparrowともいう
頭がグレーなのはなかなか渋いのだが、目(虹彩)が黄色いのが目立って怖い顔になっている
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ハイガシラスズメ Nothern Grey-headed Sparrow
名前は灰頭だが頭だけではなく全体がグレイで、スズメのイメージはない
ハイガシラスズメ類はアフリカでも居住地域によって種が細分化されているようだが、写真のハイガシラスズメが最も標準的な種のようだ
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イエスズメ House Sparrow
標準的といえばこちらがグローバルスタンダードのスズメ
西欧人にとっては日本のスズメはTree Sparrowといって森に棲む別の鳥なのだ
タンザニアでもイエスズメが棲むのは海に近い低地限定のはずだが、ツアー中にオスもメスも確認することができた(日本のスズメと違ってイエスズメはオスとメスが全く別種のように見える)
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クリイロスズメ Chestnut Sparrow
こちらもスズメだがだいぶ小さい
オスは全身栗色でキンパラのようなイメージだ(写真では巣作りをしているのがオス)
こちらもオスメスは全く容貌が異なる
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アカハシウシハタオリ Red-billed Buffalo Weaver
ここからまたWeaverが続く
最初に登場するアカハシウシハタオリは前項のクリイロスズメの2倍ほどの大きさ(体長)である
巣作りの現場を確認しない限りこの鳥がハタオリドリの仲間であることは納得できないだろう
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シロガシラウシハタオリ White-headed Buffalo Weaver
こちらも図体のでかいウシハタオリの仲間
白と黒の組み合わせに腰の派手な赤がアクセントになって印象の強い大型の小鳥だった
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チャエリキクスズメ Speckle-fronted Weaver
雀に雰囲気が似ているので和名はキクスズメになっているが分類上はWeaverの仲間のようだ
Speckle-fronted
というのはわかりにくいが、写真をよく見ると額の黒い部分に白い斑点がたくさんありなるほどと納得する
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ミミグロハタオリ Baglafecht Weaver
ここからは厄介な同定作業の連続となる
全身が黄色で一部の黒斑のあるハタオリドリが何種類も続くのだ
この「黄色と黒」集団はハタオリドリの本流のようで図鑑にもTrue Weaversと分類されている
最初は「耳黒」、オスは嘴の付け根から耳の当たりまでと後頭部が黒く、メスは頭全体が黒い
1番初めの写真では左がオスで右がメスとなる
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メグロハタオリ Spectacled Weaver
オスもメスも嘴の付け根から目の後ろまで黒い帯がある
この黒い帯が「耳黒」より細く短いのがポイントだが、選択した写真はもしかするとミミグロハタオリのオスかもしれない
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コメンガタハタオリ Lesser Masked Weaver
正面顔でお判りいただけるように黒いマスクのハタオリドリだ
若干小型で目(虹彩部分)が白いのが特徴
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キイロメンガタハタオリ Vitelline Masked Weaver
同じメンガタハタオリでもコメンガタは頭の黄色い部分が頭の中央あたりから始まるのに対し、キイロメンガタは嘴のすぐ上あたりから始まる(黒い部分の面積が小さい)
さらにコメンガタは目(虹彩部分)が白く脚がグレーなのだが、キイロメンガタは目がオレンジで足がピンクなのだ
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カオグロウロコハタオリ Speke's Weaver
顔の黒い部分の感じは前種(キイロメンガタ)によく似ているが目が白い
背中の格子模様もはっきりしていて見た目の感じはだいぶ違う
この鳥は物おじしない鳥で休憩所に駐車中のサファリカーの中までパンくずを拾いに来ていた
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ズグロウロコハタオリ Village Weaver
前種によく似て背中の模様ははっきりしているし目もオレンジだ
違うのは顔の黒い部分の大きさで顔の半分くらいは黒いが、頭黒というほど全体が黒いわけではない
今回のツアーで最初に見たハタオリドリはこの鳥で、数十羽のハタオリドリが集団で巣作りをするシーンには感動してしまった
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by mustachio | 2018-04-07 18:00 | Comments(4)
2018年 04月 06日

タンザニアの野鳥vol.7

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「タンザニアの野鳥」はvol.6を終えたばかりだがすぐにvol.7をスタートする
とにかく今年は春の到来が早くフィールドに出ていきたいのに、パソコン仕事が残っているのは精神衛生上よくない
実際のところ、連載の途中に「春の石神井公園」を挟んだし、好天が続いたので秩父や裏高尾などフィールドには繰り出しているのだが、そちらの整理を後回しにして「タンザニアの野鳥vol.9」までを早く完結させたいと思っている
vol.7はムクドリやヒタキ類が中心となる

シロスジヤブチメドリ Scaly Chatterer
チメドリの仲間は日本に生息しないので馴染みがないがアジア・アフリカには多くのチメドリ類が分布している
英語名ではChattererとBabblerの両方の単語が使われるが何のことはないどちらも「おしゃべり」という意味だ
地味な色彩の比較的大型の鳥で地上で生活し昆虫などを捕食する
2枚目の鳥が咥えているのはウマオイの仲間のようだ
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アフリカヤマメジロ Montane White-eye
メジロの仲間はユーラシア・アフリカからオーストラリアにかけて分布するようでいずれも日本のメジロ(Japanese White-eye)とよく似ている
つまり海外でバードウォッチングをしていてもWhite-eyeはすぐにわかる
アフリカにも何種類かのメジロがいるようだが、このメジロは特にアイリングが大きい種類のようだ
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トサカムクドリ Wattled Starling
ツキノワテリムクなど普通の鳥が水浴びをしている水場にこの鳥がいた
じっと座っているだけなので気配がわからず全く存在を意識しなかったのだが、そのうちこの鳥も水浴び(泥浴び)を始めたのでやっと気が付いてレンズを向けた
顔の部分が黄色と黒の配色で他は地味な色彩である
ムクドリの仲間とは異質のとにかく奇妙な鳥だった
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コオナガテリムク Ruppell's Long-tailed Starling
顔は真っ黒だが背中や羽根は光沢のある青紫色でよく見るとなかなかう美しい
アフリカでは次の2種が幅を利かせておりこちらはあまり目立たないテリムクである
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ツキノワテリムク Superb Starling
10年前ケニアでこの鳥に最初に出会った時は感動した
光沢のある青緑と赤茶色の2色のバランスが美しく、しかも人間のすぐ近くまで来てポーズをとってくれるのだ
そのうちアフリカではごく普通のムクドリであることがわかって来ると飽きてしまうのだが、大変申し訳ないと思う
英語のSuperbという形容詞は「荘厳な」「立派な」という意味で、それだけ格の高い鳥なのだ
といいながらタンザニアでも毎日登場してくれたのでさすがに感動はしなかった
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チャバラテリムク Hildebrandt's Starling
ケニアでは見た記憶がないのだが今回はツキノワテリムクによく似たチャバラテリムクにも同様の頻度で出会った
こちらは頭頂が真っ黒ではなく紺色なのだが遠くからは判別できない
識別の最大のポイントは白い月の輪が胸にあるかどうかで、これはわかりやすい
もう一つの差異は目が赤いか白いかであるが現場ではそこまで気が回らない
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ハイイロオナガテリムク Ashy Starling
同じテリムクでも全く印象が異なる
こちらはグレー1色の地味な鳥だ
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アカバネテリムク Red-winged Starling
赤羽(Red-winged)といっても羽全体が赤いわけではない
羽の縁に赤茶色の筋が見えるだけなのだが、体全体が黒いのでアクセントになっている
このテリムクはアルーシャなどキリマンジャロ空港に近い地域で出会った
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キバシウシツツキ Yellow-billed Oxpecker
WoodpeckerがキツツキならばOxpeckerはウシツツキ
アフリカに棲む大型の草食動物の皮膚に寄生するダニや昆虫などを捕食する変わった鳥たちだ
こちらのバッファローには嘴の黄色い(先端は赤い)ウシツツキがたかっていた
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アカハシウシツツキ Red-billed Oxpecker
キバシウシツツキは目が赤かったがこちらのアカハシウシツツキは目が黄色い
アカハシ君のほうはマサイキリンにたかっていた
ウシツツキは大きな指でカバなどの頑丈な皮膚にもぶら下がることができるのだ
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ギンビタキ Silverbird
英名が銀の鳥
確かに頭から背中にかけてがライトグレーで腹側はオレンジ1色
他では見たことがない小鳥で東アフリカ(ケニア・タンザニア)の固有種のようだ
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ムナフヒタキ Spotted Flycatcher
こちらは完璧な渡り鳥
ヨーロッパから中東あたりで繁殖し冬はアフリカ南部へ渡る
迷鳥として日本(舳倉島)でも記録がある鳥だ
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ウスハイイロヒタキ Ashy Flycatcher
地味だがいかにも小鳥らしい可愛い顔のヒタキ
ンゴロンゴロのロッジの玄関前で数羽が遊んでいて良いモデルになってくれた
控えめな白いアイリングが印象的だった
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コシジロイソヒヨドリ Common Rock Thrush
日本のイソヒヨドリは留鳥で1年中見かけるがイソヒヨドリの仲間は基本的に渡り鳥である
このコシジロイソヒヨドリもヨーロッパの鳥で冬になるとアフリカ南部へ渡って来る
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ハシグロビタキ Nothern Wheatear
こちらは完全なヨーロッパの鳥
というかユーラシア大陸に広く分布するポピュラーバードでオーストリアでもフィンランドでもモンゴルでも出会っている
冬になるとこういった小鳥たちがアフリカに集まって来るのだ
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アリヒタキ Anteater Chat
色が黒いからなどというと非難を浴びそうだがこちらはアフリカの原住民
ケニア南西部とタンザニア北西部に棲むヒタキである
英名アリクイのように地上で昆虫類を探しているようだ
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クロエリサバクヒタキ Capped Wheatear
サバクヒタキ類はトルコ、中央アジア、チベット、モンゴルなどで繁殖し冬にアフリカなどに渡るものが多いが、この鳥はアフリカ定住型のようである
なおこのクロエリサバクヒタキには5年前に南アフリカで出会っている
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イナバヒタキ Isabelline Wheatear
こちらも再会組
ユーラシア大陸中央部で繁殖し冬はアフリカに渡る
前回の出会いは3年前のモンゴルでこのイナバヒタキがたくさんいた
その時のニックネームがイナバウアーである
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チャガシラサバクヒタキ Abyssinian Wheatear
ヒタキ類の真打(ラストバッター)は渡り鳥ではなくアフリカ限定種
Abyssiniaとはエチオピアの別名でこのチャガシラサバクヒタキはエチオピア南部とケニア南西部、タンザニア北西部に生息する
精悍なイメージのヒタキだった
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by mustachio | 2018-04-06 17:00 | Comments(0)
2018年 04月 05日

タンザニアの野鳥vol.6

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Vol.6はモズやヤブヒバリ、ツバメなど地味な鳥が続く
前号(vol.5)のように色気がないがご容赦のほどを

アゴフセワタビタキ Chinspot Batis
セワタビタキなどという鳥の名前を初めて聞いた
メガネヒタキ科に属す鳥のようでこの科自体がアフリカ(サハラ以南)の固有種のようだ
目が大きく金色で猫の目のように見える
巣材を咥えているので目立たないが嘴の周辺には剛毛が生えているて迫力がある
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チャイロヤブモズ Black-crowned Tchagra
英名のTchagraというのは意味不明だが、学名にもそのまま使用されているので現地語かもしれない
ヤブモズの仲間はアフリカだけではなく東南アジアにも生息する
基本的には藪の中で暮らすモズということのようで昆虫や小動物を餌とすることはモズと同様だ
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スレートナキヤブモズ Slate-coloured Boubou
真っ黒で嘴もモズらしくなく特徴がないヤブモズだが、よく見ると目が丸く大きくてとても可愛い(まさにつぶらな瞳である)
タンザニアの野鳥は昆虫を咥えているシーンが多いがこのヤブモズも大きな蛾を咥えていた
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スズゴエヤブモズ Tropical Boubou
この鳥の和名は日本でオーソライズされておらず「和名なし」が正解らしい
とりあえずの名前のスズゴエは鈴声だろうと推測するが定かではない
鳴き声を確認していないので何とも言えないが英名(現地名)のBoubou から鈴のような美しい声は想像できない
姿かたちのほうは白と黒のキリっとした印象で就活中の学生をほうふつとさせる
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ヒメヤブモズ Brubru
ある解説書によるとヤブモズは背中側は黒や灰色で地味だが腹側はオレンジなど派手な色のものが多いとのことだったが、今回タンザニアで会ったヤブモズは腹部も地味な種類ばかりだった
このヒメヤブモズもケニア・タンザニアに広く分布する鳥のようだが、飼い鳥の十姉妹のような地味な色使いだ
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ハイイロオオサンショウクイ Grey Cuckooshrike
大きく分ければサンショウクイ(Minivet)の仲間なのだが、オオサンショウクイは英名ではCuckooshrikeで別のグループになる
アジア・オーストラリアでもオオサンショウクイの仲間に会うことができるが黒や灰色の地味な鳥が多い
タンザニアのオオサンショウクイもご多分に漏れずグレー1色だった
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シロクロオナガモズ Magpie Shrike
英語をそのまま訳せばカササギモズ、白黒パターンの大型モズだ
飛翔写真が撮れたので3枚アップする  3枚目は2羽が並翔するところだ
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シロズキンヤブモズ Nothern White-crowned Shrike
外見が普通の小鳥のようでどう見てもモズには見えないのだが英名Shrikeの通りモズの仲間だそうだ  おかげで図鑑の中から探し出すのに苦労させられた
嘴も鉤型ではないが甲虫を咥えているのでモズの雰囲気は出している
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ハグロオナガモズ Grey-backed Fiscal
ここからはFiscal(オナガモズ)が続く
どうでもいいことなのだが、Fiscalという単語がオナガモズのことだというのは今回初めて知った
一般的にはFiscalというのは「財政の」という形容詞で分厚い研究社の英和辞典を調べても「オナガモズ」は出てこない(家内の持っている英和鳥用語辞典には「財政上の」「カタジロオナガモズ」と載っていた)
何故こだわるかというと、50数年前大学で専攻したのがFiscal(財政学)だったという単純な理由による
閑話休題、本論に戻る
このオナガモズは頭から背中までがライトグレー、羽と過眼線だけが黒いのでハグロモズだ
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オグロオナガモズ Long-tailed Fiscal
一方、こちらは背中側が真っ黒で背中の中央だけがグレーのオナガモズ
和名のように尾は黒い
英名を和訳する時に「尾長オナガモズ」ではおかしいので「尾黒」にしたようだ
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カタジロオナガモズ Nothern Fiscal
1月26日から2月1日までこの鳥は毎日登場した
英名の別名はCommon FiscalでFiscalの代表格のようだ
肩の部分に白い斑紋があるのが特徴だが、胸から腹にかけての見事な純白が美しい
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クロオウチュウ Fork-tailed Drongo
日本でも見られることがある(我々も昨年鹿児島の甑島で確認した)オウチュウの英語名はBlack Drongoなので紛らわしい
基本的にはオウチュウはアジアの鳥、クロオウチュウはアフリカの鳥と考えていいのだと思う
どちらも真っ黒で尾は二股に分かれており、2種が混在すれば識別は困難だろう
いずれにしてもアフリカにオウチュウ(クロオウチュウ)が生息することを確認した
この鳥はミーアキャット(マングース科の哺乳類)の声(警戒音)をまねして彼らを退避させその間に餌を横取りする知恵者だという
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ツルハシガラス Cape Crow
真っ黒だが日本のカラスより足が長く少しスマートに見えるアフリカのカラス
(英名のCape からも推定できるが南アフリカとケニア・タンザニアに生息する)
市街地で襟と胸が白いムナジロガラスを見かけたが写真は撮りそこなってしまった
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サビバネヤブヒバリ Red-winged Lark
サバンナにはヒバリも生息する
種類も多く似たような鳥が多いのでお手上げだ
同行の鳥屋さんに確認してもらえるので見ている時に名前はわかるのだが、メモは取らないので後で写真を整理する時に一苦労させられる
写真の鳥は羽が赤いのでとりあえずサビバネヤブヒバリとした
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チャエリヤブヒバリ Rufous-naped Lark
前項のサビバネヤブヒバリと本種は非常によく似ている
図鑑で見る限り襟の部分の色は両種とも同じで特に「茶襟」ではない
「本種のほうが小型で肩の部分に黒斑がない」程度の差異しかないので大きさのわからない写真判定は苦しい
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アフリカヤブヒバリ Singing Bush Lark
図鑑によれば疎らに草が生えているようなところに普通に見られるヒバリのようだ
前2種とは明らかに感じが違うので「見た鳥のリスト」の中からの識別は容易である
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サンショクヒヨドリ Dark-capped Bulbul
別名Black-eyed Bulbulで現地ではCommon Bulbulが通用するようだ
三色というのは黒と灰色(もしくは茶色)と腰の部分の派手な黄色のことだと思う
東南アジアでは派手な色のヒヨドリ(Bulbul)に出会う機会が多いが、アフリカではオリーブグリーン系のヒヨドリ(Greenbul)がほとんどのようで我々が出会ったのはこのサンショクヒヨドリだけであった
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マユジロショウドウツバメ Banded Martin
よく似たショウドウツバメのほうはユーラシア・北アメリカで繁殖し、冬はアフリカや南アメリカに渡るグローバルバードである
こちらのマユジロはどうもアフリカ固有のショウドウツバメらしい
目の上にはっきりとした白斑があるのでわかりやすい
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ツバメ Barn Swallow
普通のツバメである
もちろん世界中で見られる渡り鳥で北国と南国(アフリカ・インド・南米)を往復する
この写真のポイントはバックにカバがいるところ
何故か暖かい気持ちになり、ツバメも精悍な鳥に見える
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アフリカチャイロツバメ Rock Martin
Martinと英名でいうようにショウドウツバメに近い仲間だがアフリカで繁殖するので渡りはしないようだ
岩場のようなところで巣作りをしビルやダムなどにも巣をつくるらしい
ちなみに撮影した鳥の背景はセレンゲティのロッジの外壁である
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コズアカコシアカツバメ Lesser Striped Swallow
日本でも見られる普通のコシアカツバメもタンザニアにたくさんいたが飛んでいるものばかりで写真は撮れなかった
こちらのコシアカツバメはご覧のように頭がオレンジ色で胸から腹にかけてストライプに見える黒い斑点がある
巣材の泥を取りに来たところを撮影したが忘れられないほど派手な印象だった
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ハイガシラムシクイ Grey-capped Warbler
ムシクイ(Warbler)類は撮影チャンスがほとんどなかった
このムシクイはサファリカーからではなくンゴロンゴロのロッジの近くで歩行中に撮影したもの
ムシクイ類は地味な鳥が多いが、この鳥は頭がグレイで過眼線が黒、背中が黄色みの強いオリーブ色と目立つデザインだ
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by mustachio | 2018-04-05 15:00 | Comments(0)
2018年 04月 02日

タンザニアの野鳥vol.5

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「春の石神井公園」でちょっと寄り道をしたが「タンザニアの野鳥」シリーズに戻る
Vol.5はハチクイからインコまで
ヤツガシラ、サイチョウ、チョウゲンボウなどが登場する

ヒメハチクイ Little Bee-eater
冬場(北半球の)だったのでアフリカには渡りをする大型のヨーロッパハチクイが多いのではないかと予想していたが一度も見かけなかった
タンザニアにいたのは小さなヒメハチクイ、以前ケニアで何回も見た鳥である
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シロビタイハチクイ White-fronted Bee-eater
確認したもう1種のハチクイはシロビタイハチクイ
タンザニアの中でも生息域が限定される種のようで、見たのはもちろん初めてである
背中が緑、喉が赤く額と顎が白いきれいなハチクイだった
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アフリカヤツガシラ African Hoopoe
アフリカにはヤツガシラもいる
ケニア南部からタンザニアにかけて見られるのはアフリカヤツガシラで、ケニア北部はいわゆるヤツガシラ(Eurasian Hoopoe)が生息するといわれるがこちらのヤツガシラはヨーロッパ南部とアフリカの間を行き来する渡り鳥だ
アフリカヤツガシラのほうが少し色が濃いとのことだが、飛翔状態でないと両者の識別は難しいという
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ミドリモリヤツガシラ Green Wood Hoopoe
真っ黒でオナガのような鳥だがヤツガシラの仲間だそうだ
よく見ると背中の色は確かに青緑色だ(飛翔写真も撮れているので識別は間違いない)
成鳥になると嘴と脚がオレンジ色に変わるようだが若鳥なので嘴が黒い(脚のオレンジ色は確認できる)
記憶には残っていなかったがケニア(ナイバシャ湖)でこの鳥を撮影しており、調べてみると嘴はオレンジだった
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ミナミジサイチョウ Southern Ground Hornbill
ジサイチョウのジは地面のジ
サイチョウは基本的には樹上生活者だがジサイチョウのグループだけは地上で営巣し、採餌する(飛翔能力は十分あるそうだ)
タンザニアなど東アフリカ南部のジサイチョウはすべてこのミナミジサイチョウで顔が赤い(メスは顔が青いが東アフリカ北部のジサイチョウはオスも青面である)
この鳥の面白いところは目に睫毛があること
比較的近距離で撮影できているので最後の写真ではその睫毛が確認できる
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アカハシコサイチョウ Nothern Red-billed Hornbill
こちらはジサイチョウではなく普通のサイチョウ
体色は白と黒のモノトーンだが嘴だけが派手な赤で目立つ
動きがおどけた感じで写真向きの鳥だった
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ハイイロコサイチョウ African Grey Hornbill
アフリカのサイチョウの基本種である
この鳥は10年前のケニアで見ているのだが、その時はこちらも鳥の素人でガイドも現地のドライバーが兼務だったため鳥はわからず自分たちだけで鳥を探す厳しいツアーだった
それでもこの鳥を見つけた瞬間、サイチョウであることがわかって感動した記憶がある
(その後東南アジアで何種類もサイチョウを見ているがこのハイイロコサイチョウがサイチョウ初体験の鳥である)
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キマユコゴシキドリ Red-fronted Barbet
和名のゴシキドリは台湾に棲むグリーン系で赤・青・黄などの色を配するカラフルな小鳥
英名では総称としてBarbetというがこのゴシキドリの仲間は世界中の熱帯域に分布し種類も多い(アジア、アフリカ、中南米とそれぞれ科が別れるようでアフリカのゴシキドリはハバシゴシキドリ科に分類されるという)
ゴシキドリとしては地味な種類が多く、このキマユコゴシキドリもアクセントは額の赤と眉の黄色だけである
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ゴマフオナガゴシキドリ d'Arnaud's Barbet
こちらのゴマ斑模様の鳥もゴシキドリの仲間
色の数は5色に満たないが金色が基本色の可愛い小鳥である
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アフリカアオゲラ Nubian Woodpecker
日本のアオゲラと色使いが同じのアフリカアオゲラがいた
後頭部だけが赤いのでメスである(オスは前頭部まで赤い)
色使いが同じでも見た目が違うのは顔や胸に斑点が目立つからだと思う(日本のアオゲラは顔と胸は白い)
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アフリカコゲラ Cardinal Woodpecker
図鑑によればアフリカコゲラのオスは頭頂がアカゲラのようにはっきりと赤いらしい
写真のコゲラはメスのようで赤い部分が見えないが逆に日本のコゲラとそっくりに見える
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コビトハヤブサ Pygmy Falcon
Pygmyとか小人とかの表現は適切ではないが分かりやすい
体長20cmくらいの小さなハヤブサだ
オスは白とグレーの2色構成だがメスは背中だけが茶色く3色構成になる
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ヒメチョウゲンボウ Lesser Kestrel
英名ではLesserとCommonと大きさで区分しているがヒメチョウゲンボウとチョウゲンボウは大きさが変わらない(どちらも体長33cm)
顔も色もよく似ているので両者の判別は難しい
確実な識別ポイントは脚の爪でここが黒いのがチョウゲンボウ、黒くないのがヒメチョウゲンボウである
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チョウゲンボウ Common Kestrel
1番目と4番目の石の上の鳥は同一個体であるが爪がはっきり確認できるのでチョウゲンボウである
2番目と3番目は爪の色が不鮮明だがメスの翼裏面の斑紋からチョウゲンボウと推定した
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メジロチョウゲンボウ Greater Kestrel
メジロチョウゲンボウは前の2種に比べて少し大きい(36cm)
目白というほどではないが成鳥は黒めの部分が小さくチョウゲンボウとは目つきが異なる
1枚目と3枚目の写真は100パーセントメジロチョウゲンボウだ
(不思議なことに)図鑑によるとこの鳥の若鳥は黒目が大きく成鳥とは違う印象だという
顔の目の下の部分の色などから2番目と4番目はメジロチョウゲンボウの幼鳥と推定したが確証はない
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ルリゴシボタンインコ Fischer's Lovebird
vol.5の締めは2種の美しいインコ
タンザニアで見たインコは小型で英語名のLovebirdがぴったりのイメージだ
このルリゴシボタンインコは赤から緑に至るグラデーションがすばらしい
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キエリボタンインコ Yellow-collared Lovebird
前項のルリゴシボタンインコと頭の色を変えただけのデザイン
日本でもこれだけカラフルな鳥が自然の中で見られたらどんなに楽しいだろうと思う
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by mustachio | 2018-04-02 15:00 | Comments(0)
2018年 04月 01日

春の石神井公園

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今年は春が早い
現在、ブログに「タンザニアの野鳥」シリーズを連載(分割掲載)中でvol.1~vol.9のうちVol.4が終わったところである
連載を始めた時は春のシーズン到来までに「タンザニアの野鳥」を完了する予定だったのだがあっという間に季節に追いつかれ追い抜かれてしまった

季節感のないアフリカの写真にも少し飽きていたので、近所の石神井公園にカメラを持って出かけたのは3月29日だった
好天、高温が続き練馬の気象台で25℃の夏日を記録した日である

桜の季節は必ず近所へ花見に出かけることにしているが今年の桜は開花宣言の後すぐ満開になった
昨年は開花は早かったがその後悪天候が続き近所の桜が見ごろになったのは4月10日ごろである(参考までに昨年の桜見物のブログにリンクを貼っておく)

桜を含め春の花は「旬」が大切なので「タンザニアの野鳥」を一度中断し、当日(3月29日)の写真をブログアップしていきたい

石神井公園の桜
石神井公園は昔から桜で有名な公園である
以前は夜になると酒とカラオケセットが持ち込まれ大騒ぎをしていたが、だいぶ前から宴会は規制されてしまった
それでも昼間は高齢者のグループや春休みの子供を連れたママ友のグループで桜の下は大賑わいだった
このブログはネイチャーフォトをテーマにしているので花見風景はカットし、公園の桜だけを表示しておく
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我が家の庭の桜
昨年もご紹介したが我が家に大きな桜の木がある
ソメイヨシノではなく大島桜系の桜なのでピンクは薄く花の時期に少し葉が伸びて全体的に緑がかってクリーンなイメージだ
その桜も3月中に満開になった
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コブシ
石神井公園の三宝寺池のほとりにはコブシが咲く
「コブシ咲く~」の歌のように今年は「北国の春」も早そうだ
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ボケ
ボケも早い
ただ齢をとって来るとボケの早いのはあまり歓迎しない
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レンギョウ
この花はレンギョウだと思う
自然に生える植物ではなく庭木として植栽されたものなので種名は厳しく追及しないことにする
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ヤマブキ
石神井公園にはヤマブキも多く満開だった
この公園は石神井城址に作られているがこの城は太田道灌に滅ぼされた豊嶋氏の城である
「七重八重花は咲けども~」の太田道灌が昔戦勝記念に植えたのだろうか
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イカリソウ
普通、周辺で見られる植物ではないが、石神井公園では武蔵野の野草を保護しているエリアがありイカリソウは毎年咲く
関東ではあまり見かけないがギフチョウを見に行く新潟など日本海側では春になると目につく花だ
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イチリンソウ
こちらも武蔵野植物ゾーンの花
ロープを張って侵入禁止としているだけだが公園の道路脇で毎年姿を見せてくれる
次のニリンソウより花が大きい
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ニリンソウ
3月だというのにニリンソウも咲いていた
この花は毎年5月連休を過ごす群馬県や長野県では5月に咲く花である
長野県では群落をつくることが多いが、さすがに都内では何株かがショボショボと咲いているイメージだった
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コハコベ
春の七草の一つであるハコベ
こちらは3月に咲いていても違和感のない花だ
都内の市街地でもまだ生き残っている数少ない植物である
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セントウソウ
こちらも3月に似合う早春の花
花といってもセリ科なので個々の花は1ミリ程度しかない
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オオイヌノフグリ
正確には帰化植物のようだがどこででも見られる普通の花
どこででもというよりいつでもといってもよいくらい花期が長く東京周辺でも1月から咲いている
冬は花が少ないのでわがブログでも毎年早くから登場するのだが、今年はタンザニア旅行とその後遺症(写真整理)があり冬のフィールドに出そびれてしまった
4月に入った今、早くアフリカを整理してフィールドに出たいと少し焦っている
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ヒメオドリコソウ
こちらも帰化植物
オオイヌノフグリより開花は遅いが春のフィールドではどこででも見られる
どちらかといえば群落を構成する傾向がある
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ホトケノザ
前項と同様シソ科で早春に普通に見られる植物
オオイヌノフグリと合わせ「東京近郊春の3点セット」といって良いのではないかと思う
我が家の庭にも咲いているし近所でホトケノザがレンゲのように広がっている空き地もある
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ムラサキケマン
過去に何回もコメントしていると思うがウスバシロチョウの食草である
したがってこの植物の名前は65年くらい前から知っていると思う
昔は山の花だと思っていたが、不思議なことに平地の都会地でも見かけるようになった
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カラスノエンドウ
こちらも中学時代から名前を知っているポピュラーな花
成人してからスズメノエンドウというマメ科のもっと小さな花があることを知ったが、現物を認識したのは昨年の九州旅行だ
さらに両種の中間的な大きさのカスマグサ(カラスとスズメの間の草)もあるようなのだがまだフィールドで確認できていない
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タチツボスミレ
スミレは最も普通種であるタチツボスミレを確認した
リタイア前の一時期スミレの種類にこだわっていた時期があるが、最近は識別に自信がない
改めて勉強したいとも思っている
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シャガ
シャガも咲き始めていた
この花はわが庭でも咲き始めている
最初の1株は友人の家からもらってきたものだが、繁殖力が強くわが庭ではでかい顔をしている
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カントウタンポポ
タンポポなどどこでも見られると思うだろうが今どき普通のタンポポはすべて外来種のセイヨウタンポポである
工事の車に種子が運ばれるので舗装道路の脇のタンポポは生命力の強いセイヨウタンポポに置き換わってしまうのだ
石神井公園では一応自然保護を意識しているので柵の中に在来種が残っている
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クサノオウ
クサノオウのオウは王ではなく黄
荒地に多い植物で感覚的には5月の花だが公園の中ではあちこちに草の「黄」が見られた
茎を折ると黄色い汁が出るのもこの花の特徴だ
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ヤブレガサ
植物保護エリアにヤブレガサを見つけた
見つけたのは花ではなく葉である(一目見れば名前がわかる個性的な植物だ)
花は小さく夏に咲くようだが見たことがない
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ムサシアブミ
昨年初めて出会った花
保護エリアにあり名札がついていたので見つけられたが、完全な野生では見つけるのは難しいと思う
今年も会えるのか気にかけていたのだが同じ場所で再会した
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ミツガシワ
本来は高山の湿原や沼などに初夏に咲く植物
白馬の居谷里湿原などでは連休のころに咲き始める
もともとは低地にも生えていたようで湧き水のある石神井公園では昔から残存植物として保護され今でも毎年花を見せてくれる
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モンシロチョウとルリタテハ
蝶は最初から期待していなかったがモンシロチョウとルリタテハを見た
4月に入った今日、我が家の庭でツマキチョウ(オス)とルリタテハ(もちろん越冬蝶)を見ているので蝶のシーズンの到来を肌で感じている
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ヒヨドリとムクドリ
公園への往復の途中、桜に絡むヒヨドリとホトケノザの中のムクドリを撮影した
鳥自体は季節感がない種類だが花との絡みで春を表現することができる
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カルガモ
カルガモは渡りをしない鴨なので季節感はない
バックにコブシの花を入れて春のカルガモを撮影した
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オオバン
基本的には渡り鳥なのだが日本では留鳥として1年中居座っていることが多い
この日石神井公園で見たオオバンは額板も大きく脚も黄色で夏バージョンに変わっていた
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オナガガモ
一頃、冬の三宝寺池に群れを成していたオナガガモが1羽だけボート池のほうにいた
仲間はもう北へ飛び立てしまっただろうと思うがどうしたことだろうか
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キンクロハジロ
キンクロハジロは冬鳥でそろそろ北へ旅立つはずなのだがまだ残っていた
昨年も桜の季節に残っていたのでそういう習慣なのかもしれない
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ダイサギ
最後の鳥はダイサギ
嘴は黒く目の先にはっきり緑色の婚姻色が出ている
アップだけで季節感は出せるのだが、最後の写真は桜をバックにしてみた
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by mustachio | 2018-04-01 17:00 | Comments(0)