還暦からのネイチャーフォト

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2018年 09月 20日

モンゴル砂漠旅vol.6植物編

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モンゴル砂漠旅シリーズも最終号  植物編(野草編)になる
3年前のモンゴルツアーは6月だったせいか、あまり植物を意識しなった
そして今回のモンゴル 全く想定外の野草の美しさにびっくりした
日本の北海道も同じなのだが、寒い地域では春が遅く7,8月ごろに花期が集中し一斉に花が咲き乱れる

フィールドでは野鳥を探す傍ら花の写真も撮りまくった
そして.......問題は「帰宅後」である
花の名前がさっぱりわからないのだ(モンゴル語の野草写真集は現地で売っているし、英語表記の本もあるにはあるが、どうも鳥などと違って日本名がついていない植物がほとんどのようだ)
私のブログ(還暦からのネーチャーフォト)の編集パターンは動植物の種名をサブタイトルとしそれぞれにコメントを添える方式だ
動植物の種名が特定(あるいは推定)できないと先へ進まない

「モンゴル砂漠旅」は野鳥編で終わりにして植物編はカットしようかとも思ったが、花の写真は美しいものが多くご披露しないのももったいない
今回は誠に申し訳ないが、勝手に推定した植物名をもとにコメントしていくのでご容赦いただきたい
(とにかくきれいな花の写真を写真集として見ていただければと思っている)

科名推定が困難な花たち
正確な種名はわからないまでもたいていの花は科名の推定がつく
ところが、日本の花で似たものが見当たらない、つまり今まで見たこともないような花は科名の推定もつかないのだ
まずは分類不能の花4種(写真5枚)を掲載する
種名の心当たりがあれば是非ご教示いただきたい
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キク科の花
日本もモンゴルも同じアジアの国なので全く同一種ではないが似たような花は多い
キク科の花はある程度推定が可能である

これはエーデルワイズ
ユーラシア大陸続きでヨーロッパアルプスと同じエーデルワイズが咲いていた
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日本の花でいえばノコンギクだろうか
ウランバートル近郊でも南ゴビでも紫の菊の群落が多かった
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アザミ類はヒゴタイ・トウヒレン類に似たものが多かった
葉に刺があるタイプは見られなかった
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ノコギリソウとはっきりわかる花
日本のノコギリソウと同一種かどうかは不明
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判定に苦しむがヨモギの仲間のような気がする
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ミズギクに似た花
オグルマ系だろうか
北部のウランバートル郊外に多かった
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こちらは南部の鷲の谷に多かった
タンポポの仲間だと思う
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キキョウ科の花
キキョウ科の花はほとんど見かけなかった
ツリガネニンジンに似た花を一度見ただけである
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推定ゴマノハグサ科
ヒメトラノオやクガイソウに似ているので勝手にゴマノハグサ科と推定した
雰囲気はあっていると思う
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シソ科の花
最初はジャコウソウ系の花
色も形もイブキジャコウソウにそっくりだったが、特に芳香はなかった
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日本の春の花であるホトケノザに似た植物
オドリコソウ属だと思う
南ゴビの鷲の谷に咲いていた
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鷲の谷に多かったのがこの紫の花
長い蕊が印象的だった
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こちらも鷲の谷の花
感じは前種と似ているが色がピンクで蕊も目立たない
別種のような気がする
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この紫の花はウランバートル近郊に多く見られた
蕊は目立たず、日本の花でいえばラショウモンカズラである
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大きさはこちらのほうが大きいのだが日本のジュウニヒトエに雰囲気が似た花だった
北部の草原に咲いていた
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ムラサキ科の花
この花はわかりやすい
どう見てもムラサキ科の花でわかりやすく言えばワスレナグサだ
日本の花でいうとヤマルリソウによく似ているが葉の形が違うので同一種ではない
ワスレナグサ系の花はどちらかというと湿地を好む傾向があるが、この花は砂漠の砂礫地帯に咲いていたので別種だと思う
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ヒルガオ科の花
こちらも科名の推定はできる
白いほうは中央ゴビの砂漠に多かった
ピンクのほうは南ゴビの街中の公園で見つけた
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リンドウ科の花
リンドウは北部のゾーンモドで見つけた
雰囲気としては日本のオヤマリンドウやエゾリンドウに近い花だが、花弁が結構開いていたのでリンドウそのものかも知れない
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フウロソウ科の花
見た目は全くのハクサンフウロ
ピンク色のイメージや花の大きさはアサマフウロでもタチフウロでもないハクサンフウロそのものである
この花も南部の砂漠地帯では見かけず、ウランバートル周辺に多かった
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マメ科の花
マメ科の花もあちこちで見かけた
最初の花は間違いなくシャジクソウ、正確に同一種かどうかは定かでないがかなり近縁であることは確かだと思う
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クサフジに近い植物だと思う
ウランバートル郊外の草原に多かった
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似たような花だがこちらは赤紫
南部の砂漠地帯で撮影した
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雰囲気的に「マメ科」としたが違うかもしれない
北部の草原で黄色い群落を形成していた
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推定バラ科の花
カワラサイコなどにイメージが近いのでバラ科と推定したが、見当違いかもしれない
花の形は高山植物のキンロバイにそっくりである
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ベンケイソウ科の花
この花はズバリ、ツメレンゲだと思う
日本ではツメレンゲがあるとクロツバメシジミ(蝶)を探すのだが、モンゴルでは影も形もなかった
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アブラナ科の花
アブラナ科は花が4弁花なのでわかりやすい
黄色いほうはまさにアブラナで白いほうはハマダイコンのイメージだった
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キンポウゲ科の花
ヒエンソウ
モンゴルの花としては代表的な植物のようでネットで「飛燕草」という名前を見つけた
日本では関東地区に多い小さな雑草でセリバヒエンソウがあるが、要するにツバメのように尻尾(植物学的には距)がある花をヒエンソウと呼ぶようだ
モンゴルのヒエンソウは大きく色彩も鮮やかでインパクトのある美しい花だった
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ナデシコ科の花
日本の高山植物であるシナノナデシコにそっくりな花が咲いていた
もしかすると完全な同一種かもしれない
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こちらも高山植物のタカネツメクサそっくりのハコベ
モンゴルには日本の中部山岳や北海道の花との共通種が多いのかもしれない
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花の形はミヤマハコベ
正確な種名はわからないが、モンゴルには日本の花と似ている花が多い
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マンテマ系の花
北海道でよく見るシラタマソウにそっくりの花だ
マンテマ類はほとんどが帰化植物なのでこちらが本家本元かもしれない
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ユリ科の花
この黄色い花はキバナノアマナによく似ているのでなんとなくユリ科に分類した
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最後の花は野生のニラ
中央ゴビから南ゴビにかけて砂漠にはニラの花が真っ盛りだった
花は純白からピンクまでバリエーションがあり日本の花でいえばヤマラッキョウに近い
モンゴルの羊はニラを食べるので臭みがないとモンゴルの人はいうが、確かにモンゴルの羊肉は毎日食べても苦にならないほど羊の匂いがなかった
ただニラのほうは強烈な匂いがあり今でも思い出すことができる
純白のニラの群生は日本の蕎麦畑そのもので、南ゴビで見た最後のニラの群生写真は今回モンゴルツアーを象徴する心象風景だと確信している
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by mustachio | 2018-09-20 20:00 | Comments(0)
2018年 09月 15日

モンゴル砂漠旅vol.5野鳥編3

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南モンゴルの野鳥では小鳥類が残った
野鳥編3は「小鳥編」となる

タイトルバックに使用したコウテンシなど草原の小鳥を間近で撮影することができたのはラッキーだったと思う

アカモズ
アカモズはユーラシア大陸の東半分に棲息するモズである
繁殖地はモンゴルを含むロシア、中国などの東北アジアで冬はインドやインドシナ半島へ渡る
日本でも夏鳥として10年くらい前では関東周辺でも見ることができたが、今では激減して北海道まで行かないとなかなか出会えないようだ
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モウコアカモズ
モウコアカモズは名前に蒙古がつくアジア中央部のモズ
モンゴルからやや西寄りが繁殖地で冬はインド北部やアフリカ東部に渡る
近い仲間にセアカモズがいるが、こちらはロシア西部からヨーロッパが繁殖地で今回は出会っていない
モウコアカモズはアカモズに比べて頭部や背中の色が灰褐色で地味な感じである
この鳥は日本ではオリイモズと呼ばれていた時期があり、実をいうと10年近く前与那国島で迷鳥として一度出会ったことがあるようだ(自分としては記憶が定かではないが、家内が写真を撮っている)
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ルリガラ
ブルーとライトグレーの美しいカラ
ルリガラは個人的には今回ツアーのターゲットバードだった
3年前のツアーの際、ウランバートル郊外でルリガラを撮影したが、肝心の顔の部分が葉の陰に隠れてしまい悔しい思いをしている
今回も同一場所で何とか撮影に成功しリベンジを果たした
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シジュウカラ
ルリガラを撮影したウランバートル郊外にはシジュウカラもいた
写真を見ていただければわかるのだが、日本のシジュウカラと違ってお腹が黄色い
中国や台湾などで見られるキバラシジュウカラかと思ったが普通のシジュウカラだそうだ
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ハマヒバリ
英名はHorned Lark つまり「角のある雲雀」
左右の頭側線の後ろの部分に角状の冠羽が2本出るのが特徴である
以前ノルウエーで100m以上先のガードレールにとまっているハマヒバリを見ているが確かに2本の角を確認している
今回はもう少し近い距離でそのハマヒバリに再会したが、2本の角ははっきりしない個体であった
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コウテンシ

中国北部とモンゴル限定の雲雀、英名はMongolian Larkでモンゴルを代表する野鳥である
和名の告天子はそのまま雲雀の別称でもあり、美声のため中国では飼い鳥として人気が高いという
日本では何回か迷鳥記録があるようで世界的にも希少種だが、モンゴルの草原では至近距離で観察することができた
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ムシクイの仲間
ムシクイの仲間は判定が難しい(専門家でも鳴き声が聴けないと判定できないことがあるという)
同行の専門家のご意見では最初の3枚がオオムシクイ、後の2枚がキマユムシクイらしいとのことであった
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クロジョウビタキ
ヨーロッパからアフリカ北東部、インドなどに分布するジョウビタキ
過去にオーストリアとインドで見ている
今回は南ゴビの「鷲の谷」の岩場で出会った
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ハシグロヒタキ
ハシグロヒタキは北ヨーロッパからシベリアにかけて広く分布(繁殖)し夏はアフリカで過ごす
最初に出会ったのはオーストリアで、前回のモンゴルではグレーと黒のきれいなオスをしっかり撮影している
今回は冬羽(または幼羽)しか撮れなかったので3年前のブログにリンクを貼っておく
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イナバヒタキ
イナバヒタキ、愛称イナバウアー
わが家(家内と二人だが)ではイナバウアーのほうが通りがいい
3年前にモンゴルでついた愛称だが、今回も前回同様数多くのイナバヒタキを見た
草原の中でちょっとした岩場があるとこのイナバウアーが現れて楽しい
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サバクヒタキ
草原の岩場にいたのはイナバヒタキだけではなく、サバクヒタキもいた
残念なことに距離が遠く鮮明なアップは撮れなかった
このサバクヒタキは初対面ではなく、何年か前に迷鳥として茨城県にやってきたときに写真を撮りに行ったことがある
確か珍鳥を見るために何十台という車が集まっていたという記憶がある
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イワスズメ
英名Rock Sparrow、まさにイワスズメである
初めて見たのは3年前、モンゴルのホスタイにあるゲル・キャンプ場だった
今回はウランバートルに近いゾーンモド周辺の市街地で、岩場ではなくコンクリートの塀の上に集団が遊んでいた

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ユキスズメ
このユキスズメは全くの初対面である
南ゴビの鷲の谷、駐車場の周辺にこのユキスズメが集まっていた
山奥ではあるが観光地なので客が多くパン屑などにこの鳥が集まって来るのだ
雀というイメージではないと思っていたが英名もSparrowではなく、White-winged Snowfinch
色彩的には地味だが印象的な小鳥だった
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イワヒバリ
ライチョウを見るために何年か乗鞍岳に通ったことがあったがこのイワヒバリにはよく出会った
日本でも高山に行けば見られる鳥だが決して普通種ではなく東アジアの山岳地帯限定の貴重な小鳥だ
今回はクロジョウビタキを見た「鷲の谷」の岩場で撮影した
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ウスヤマヒバリ
正直に言うとこの写真は自分で撮影したのではなく家内が撮影したものだ
大変いいにくいのだがモンゴル南部はメインの道路周辺でもトイレの設備がない
女性のバードウォッチャーは少し離れた岩陰などに花を摘みに行く
つまり今回のツアーでこの珍鳥を見たのは女性限定なのである
私自身はこのウスヤマヒバリも本家に当たるヤマヒバリも今までに見たことがない
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アカマシコ
モンゴル砂漠旅野鳥編のトリはアカマシコになった
日本でも旅鳥として記録のあるユーラシア大陸の小鳥で、繁殖地は東ヨーロッパからロシア・中国北部の太平洋側までユーラシア大陸の中央部に広がる
夏場にはインドなどに渡る渡り鳥だが個人的にはインドとモンゴルの両方でこの鳥を見ている
ただ、今までに見たアカマシコは名前のように赤くはなく、茶色の地味な小鳥だった
今回初めて赤いアカマシコを見て感動したのだが残念ながら位置が遠かった
写真の写りはよくないが色だけは再現していてアカマシコであることがハッキリとわかる
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by mustachio | 2018-09-15 11:00 | Comments(0)
2018年 09月 13日

モンゴル砂漠旅vol.4(野鳥編2)

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モンゴル砂漠旅の野鳥編は結局3部構成になった
1部が猛禽、3部が小鳥で2部は「その他中型野鳥」ということになる
モンゴルはユーラシア大陸でも中央部東寄りなので野鳥は日本と共通の種が多い
ツアー中に共通種(ある意味で普通種)が出てくると一応記録用にシャッターは押すがあまり気合は入らないものだ
特に今年のモンゴルは雨が多かったせいか鳥が水場に集まっておらず、集まったとしても非常に遠い位置にいるので残念ながらまともな写真が撮れなかった

一生懸命撮影して絵になったのは2部ではアネハヅルとサケイくらいなので、冒頭にお断りしておく

コガモ
掲載順は例によって分類順、トップはコガモになった
コガモを見かけたのは1回だけ
砂漠地帯なのでもともと水場は少ないはずなのだが、今年は砂漠に砂漠らしさがなくカモたちも水場を求めて集まったりしないようだ
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アオサギ
鷺の仲間はユーラシア大陸には種類が多いが基本的に南方系の鳥のようでモンゴルでは白鷺を見かけない
青鷺だけは例外で周囲に田んぼなどがない国でも大きな顔をしていた
砂漠地帯の池に十分な魚がいるのだろうか、疑問ではある
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アネハヅル
モンゴル固有種というわけではないがユーラシア大陸中央部で繁殖する美しい小型の鶴
秋になると集団でヒマラヤ山脈を越えてインドへ渡って行く鶴として有名である
渡りを始めるタイミングではないのか集団は形成されておらず、出会ったのは仲の良いペアばかりだった
赤い目と目の後ろの白い飾り羽がアネハヅルのチャームポイントである
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タゲリ
冬になれば日本でも普通に見られるタゲリがいた
タゲリの繁殖地はユーラシア大陸の中央部でヨーロッパから中国など広い範囲に棲息する
冬季は南部へ渡りをするのでアフリカ、中近東、東南アジアで見ることができる
モンゴルの砂漠地帯は冬は零下20度以下になるので留まるわけにはいかないようだ
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ツルシギ
ツルシギも旧大陸(ユーラシア・アフリカ)の鳥だが繁殖地はロシアなどの北極海に近い北部地域、冬は東南アジアやアフリカに渡るので日本では旅鳥ということになる
この時期モンゴルでは真っ黒な夏羽の個体と灰褐色の冬羽(あるいは幼鳥)の個体の両方が見られた
いずれも嘴の根元の下側だけが赤い
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アオアシシギ
ツルシギほど極端ではないが繁殖地はユーラシア大陸の北部で冬はアフリカ、南アジア、オーストラリアなどへ渡る
モンゴルは通過点ということのようだ
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ヨーロッパトウネン
トウネンとヨーロッパトウネンはユーラシア大陸を東西に棲み分けていて、ヨーロッパトウネンの冬越しはインド・アフリカ方面、トウネンのほうは東南アジアからオーストラリアということになるようだ
モンゴルは両者の境界線に近くどちらがいてもおかしくない
ヨーロッパトウネン(夏羽)は喉が白いのが特徴というが写真のように距離の遠い冬羽(幼羽)ではお手上げで、同定は同行者の判定に従った
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ユリカモメ
ユリカモメといえば海の鳥というのがわれわれ日本人の常識だと思うが、この鳥の繁殖地はユーラシア大陸の内陸部
つまりモンゴルの砂漠でユリカモメを見ることはけして意外でも想定外でもないのだ
とはいうものの、なんとなく納得がいかない光景ではあった
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セグロカモメ
同様にセグロカモメも日本では冬鳥で繁殖地はロシア北部やカナダ・アラスカなどである
つまりモンゴルは旅の途中ということのようだが、モンゴルのセグロカモメは亜種レベルでは別種で別名モンゴルカモメだとの説明が現地ガイドからあった(真偽は確認できていない)
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サケイ
砂漠の鳥といえばこのサケイ
英語ではSand Grouseという Grouseはライチョウのことだ
独立したサケイ科の鳥で中国北部・モンゴル・中央アジアの砂漠地帯に生息し飛翔能力があるのに渡りはしない
一面にニラの花が咲く砂漠の中を群を作って採餌する姿はとても可愛い
(もともと南ゴビでサケイの群を撮影する予定だったのに1羽もいないというハプニングもあったが、中央ゴビと南ゴビの間の草原で十分撮影ができたので満足している)
写真では5枚目の顔のオレンジが濃いのがオス、6枚目のあごの下に細く黒い首輪が見えるのがメスだ
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シラコバト
英名Europian Collared Dove からもわかるように首筋に黒い輪がある鳩
ヨーロッパ以外にインドや東南アジアでもよく出会うので素人の私でも識別ができる
中央ゴビの街中で見かけた
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ヤツガシラ
通称ヤッチャン
分布域はユーラシアからアフリカにかけて広くグローバルバードである
市街地など人家に近いところで見ることが多く、今回のモンゴルでは中央ゴビの電波塔のあるビルと草原の中の古城跡で出会った
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カササギ
こちらもヨーロッパから中国まで分布域の広い普通種
何十年か前、佐賀平野や筑紫平野などでは普通に見られたが、日本のカササギは人工的な移入のようだ
モンゴルにはオナガもいるのだが今回は写真が撮れなかった
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ベニハシガラス
モンゴルでも都会にはカラスが多い
最初にベニハシガラスを見た時は嘴と脚が赤いのに感動したものだが、今ではそれほどインパクトがない
日本のハシブトガラスにこの色彩感覚があればもう少し嫌われずに済むだろうななどとつまらないことを考えながらシャッターを押した
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ワタリガラス
こちらは草原(砂漠)のカラス
英語ではRavenでCrowとははっきり区分される野性味のあるカラスである
体が大きくハシブトガラスのようにオデコではないので風格を感じる
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ツバメ
モンゴルの燕は日本の燕と微妙に違う
亜種アカハラツバメと分類される鳥で腹が橙褐色なのだ
8月だったので元気に飛び回っていたが、秋の早いモンゴルではもう南へ旅立ってしまったかもしれない
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ツメナガセキレイ
ツアー同行者の判断を参考にツメナガセキレイ(冬羽)としたが、ツメナガセキレイは英名をYellow Wagtail というように黄色味があるはずなので個人的になんとなく疑問は残っている
ハクセキレイの1亜種の可能性もあるが、同一場所で同時にハクセキレイを見ているのでハクセキレイとは別種のようだ
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ハクセキレイ
こちらは前項のセキレイと撮影場所が異なるが間違いなくハクセキレイである
亜種レベル分類ではシベリアハクセキレイではないかと思われる
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マミジロタヒバリ
マミジロタヒバリは南北に渡りをするがアジア限定種のようだ
中国やモンゴルなどが主な繁殖地のようで写真では大きな顔をしている
(背景が草原ではなく電線止まりなのが少し残念だが、爪が長いのはよくわかる)
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by mustachio | 2018-09-13 12:00 | Comments(0)
2018年 09月 10日

モンゴル砂漠旅vol.3野鳥編1

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モンゴルの野鳥観察といえばメインテーマは「猛禽類」
大草原(大砂漠)にはネズミや地リスなど小動物がチョロチョロしているし、家畜類も数が多く放任式放牧なので結構死骸も出るので餌は豊富なのだ
まさに猛禽天国でかなりの種類の猛禽類を観察することができるのだが、写真のほうははるか高い空にいることが多いので写真の出来は遠いか近いか「運次第」である
3年前のモンゴルツアーでも猛禽類をまとめているので、両方合わせてみていただくとかなりの種類をカバーすることになる
リンクは下記の通り

今回ブログの掲載順は一応分類順とした
トップはヒゲワシとなる

ヒゲワシ
今回ツアーのメインターゲットの一つがこのヒゲワシだった
大型の鷲でユーラシア大陸の山岳地帯とアフリカ北部などに棲息する
一度オーストリアの「アルプス動物園」で檻の中のヒゲワシを見ているのだが、野生のヒゲワシは今までにお目にかかったことがなく楽しみにしていた
出会ったのは南ゴビの「鷲の谷」
ここしかチャンスがないので不安もあったが、無事登場して悠然とした飛翔をたっぷり披露してくれた
写真でも確認できるがヒゲワシの髭は嘴の付け根に生える真っ黒な顎鬚で、双眼鏡程度でもその髭をはっきり見ることができる
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ヒマラヤハゲワシ
鷲の谷では鷲が飛ぶのを探しながらほとんど1日を過ごした
数が多かったのはヒゲワシだがヒマラヤハゲワシやイヌワシも飛ぶ
ヒマラヤハゲワシは頭部から肩の線にかけて白色なのでわかりやすい
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クロハゲワシ
こちらは山岳地帯の鷲ではなく草原の鷲
草原のハゲワシというと今年タンザニアでみたアフリカのハゲワシ類を想起させるが、モンゴルでは大型の肉食哺乳類がいないので猛禽類が食物連鎖のトップにいるようだ
小鳥や小動物は常に空を見上げて警戒している
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ソウゲンワシ
こちらも名前の通り草原の鷲で英名もSteppe Eagleという
3年前のモンゴルでは数多くのソウゲンワシを見たが今回は1度しか見ていない
今回のツアーは南部の砂漠地帯がメインだったので、草原が貧弱で小動物が少なかったためだと思う(撮影も北部の草原地帯だった)
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イヌワシ
日本でも見られるイヌワシは山岳地帯の鷲だ
モンゴルでも出会ったのは南ゴビの南の山岳地帯、要するに鷲の谷である
ヒゲワシ観察中に時々現れたのだが距離が遠く、鮮明な写真は撮影できなかった
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トビ
トビはユーラシア、アフリカ、オーストラリアなど分布域が広いのでどこへ行っても出会う猛禽類だ
モンゴルでは大型の強い鷲鷹が多いので、目立たずひそかに暮らしているような印象だった
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オオノスリ
今回の砂漠旅で最も頻繁に姿を見せてくれた猛禽はこのオオノスリだ
英名をUpland Buzzardというが、生息域は東アジア限定で日本では稀な冬鳥になる
砂漠(草原)のど真ん中にじっと止まって獲物を探している場面には何回も出会った
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コキンメフクロウ
中央ゴビでは草原の中にある岩場にコキンメフクロウがいるとのことでランドクルーザーでいくつかの岩場を探した
最初に見つけたのは送電線の鉄塔の上にとまっていた個体で高い位置からこちらを監視しているため近づくとすぐ飛んでしまった
岩場の上部にとまっていた個体は多少落ち着いていて望遠レンズの距離なら写真を撮らせてくれたが、ほとんど顔を動かさず一方向を見続けて無表情なため変化のある写真は撮れなかった
(2枚目のイナバヒタキとのツーショットが最大の成果である)
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ヒメチョウゲンボウ
中央ゴビの中心の街であるマンダルゴビにはちゃんと電波塔がある(アジアアフリカ地域の携帯電話の普及率はとにかくすごい)
その電波塔がチョウゲンボウの塒になっているようで早朝散歩のときに観察した
チョウゲンボウとヒメチョウゲンボウの両種が混在しているようで野鳥の専門家の方はきちんと識別できたようだが、こちらは素人なので胸の部分が赤茶色なのがヒメチョウゲンボウ程度の判断しかできない
(写真の3羽のうち両側がヒメだと勝手に推定している)
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チョウゲンボウ
チョウゲンボウは草原でも何回か確認することができた
(目の下のハヤブサ髭や脚の爪が黒いところまで写っているのでヒメではなくチョウゲンボウである)
電波塔のほうの写真は早朝のため色が出ていないが飛形はしっかりとらえている
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アカアシチョウゲンボウ
特にモンゴル限定というわけではないが中国を中心とした東アジアの鳥で、脚だけではなくアイリング、嘴も赤い精悍な風貌のため人気がある(英名はAmur Falcon)
ツアーの間このアカアシチョウゲンボウが現れなかったので現地ガイドが多少焦っていて、最終日はゾーンモド周辺の草原を朝から探し回った
それでもガイドはさすがのプロで、はるか遠くの電柱にじっとしているメスの個体を見つけツアー参加者全員が写真に収めることができた
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ワキスジハヤブサ
分布域はヨーロッパ東部、モンゴル、中国北部、ロシアなどで冬はアフリカや中東、中国南部などへ渡る
モンゴルには数が多いようで現地ガイドの話では「モンゴルの国鳥」とのことだったが文献などで確認はしていない
色彩的には白と茶色で地味だが風貌は精悍でモンゴルを代表するに値する鳥だと納得している
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by mustachio | 2018-09-10 18:00 | Comments(0)
2018年 09月 06日

モンゴル砂漠旅vol.2動物編

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vol.2は「動物編」とした
「野鳥編」と「植物編」を別編集とするのでネイチャーフォトの「その他編」ということになる

3年前のモンゴル旅でも「動物編」をまとめてあるのでご参考用にリンクを貼る

モンゴル砂漠の蝶

まずは昆虫編だが正直言ってほとんど収穫がなかった
3年前には日本でも希少種であるカラフトタカネキマダラセセリやヒメチャマダラセセリに出会い感動したものだが、今回蝶に関してはほとんど写真が撮れなかった
この時期、モンゴル南部にはほとんどといっていいほど蝶がいないのである
広大な砂漠(この時期は草原)に蝶を期待する方がおかしいのだが、花があっても蝶は全く飛んでいない
写真のモンシロチョウはダランザドガドの街の中で撮影したもの、タテハチョウのほうは鷲の谷での撮影である
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砂漠のトカゲ(グルウエル)

それほど数が多いわけではないがこのトカゲは砂漠で何回か見かけた
背中の模様は完全な保護色で見つけにくいが前足の付け根の部分が赤いのが特徴である
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3年前はホスタイ国立公園でモウコノウマに出会った
絶滅したと思われていた「馬の祖先」がヨーロッパの動物園で生存が確認されモンゴルで野生復帰が成功したというあの蒙古野馬である
今回は南への旅だったため馬はすべて家畜なのだが、実態は全く放し飼いで野生の生活をしている
モンゴルの馬はモウコノウマの血が混じっているのかアラブ種などに比べて小さい
鷲の谷では観光用に何十頭もの馬が飼われていたが、従順で背が低いため素人でも簡単に乗馬ができるようだった
モンゴルはジンギスカンの時代から「馬の国」なのだ
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家畜としては牛も多く飼われているがこちらは牛乳をとるためのようだ
モンゴルではチーズなど乳製品に関する食文化は伝統的のようだが牛肉は基本的に食べないという
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山羊と羊

家畜といえば山羊と羊も数が多い
こちらはある程度人の管理が必要なためか市街地周辺に多く完全な砂漠地帯ではあまり見かけなかった
羊といえば旅行中毎日(毎晩)羊肉を食べた
日本人の感覚では「羊といえばジンギスカン鍋」だが、モンゴルの人は羊は焼いて食べない
羊は煮る(または茹でる)のが基本で煮汁(スープ)を有効に利用する
習慣的に米や野菜も食べないようで草を食べている羊だけで栄養は十分とれるそうだ
砂漠地帯の羊はニラを食べるので肉が臭くないといわれるが、5日間ほど連続して羊肉を食べても全く苦にならなかった(というよりとてもうまかった)
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フタコブラクダ

砂漠といえばラクダ
さすがに砂漠地帯はラクダの数が多かった
野生のラクダ(モンゴルラクダ)もいることはいるようだが、我々が見るラクダの群はまず間違いなく家畜のラクダだ
別にラクダ飼い(牧童)がついているわけではなく砂漠(ニラの花が咲く草原)を勝手に歩き回っている
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地リス

ウランバートルから中央ゴビまでの間の草原には地リスやネズミが多かった
彼らは猛禽類の攻撃を意識して長時間地表にとどまることがなく、すぐ巣穴に逃げ込んでしまう
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タルバガンの保護

タルバガンはマーモットの仲間でモンゴルを代表する哺乳類である
げっ歯類としては大型で毛皮も取れるし肉もうまいようで昔からの狩猟対象だったが、数は激減している
今回はゾーンモド付近でタルバガンを確認できたが写真は撮影できなかった
(3年前は撮影しているのでリンク先を参照いただきたい)
代わりに掲載する写真はタルバガン消毒
実は一部のタルバガンがペストに感染していたり、ペストを媒介するノミが寄生していたりするためウランバートル周辺では車を止めて消毒を行っている(写真は自分たちの乗っている車から撮影したものだ)
喜ばしい話ではないがモンゴルはペストによる死者が毎年確認される国なのだ
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ナキウサギ

鷲の谷にはナキウサギがたくさんいた
日本では北海道まで行かないと出会えないあのナキウサギである(北海道とモンゴルは緯度があまり変わらないので当然といえば当然である)
現地の方の説明によれば例年はもっと数が多いのだが今年は大雨が降ってほとんどの個体が流されてしまったのだという
動きが速い動物ではあるが、シャッターチャンスも多いのでいろいろな表情を撮ることができた
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アイベックス

動物編の最後を飾るのは貴重な映像
こちらも鷲の谷で撮影した
アイベックスは神経質な動物で人の近くに現れることはまずないので点のような存在を望遠レンズで捉えるのが精一杯ということだったが、この日はなぜか近場の崖の上に登場した
どうも若い個体のようで急な斜面での動きは慎重だったが、こちらもしっかり表情を捉えることができて満足している
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by mustachio | 2018-09-06 17:00 | Comments(0)
2018年 09月 05日

モンゴル砂漠の旅1(旅程概要編)

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8月20日から27日まで酷暑の東京を避け標高1500メートルのモンゴルを旅してきた
3年ぶり2回目のモンゴルである

重複部分も多いかと思うがモンゴルを総合的にご理解いただくために、まず前回ツアーのブログにリンクを貼っておく



モンゴルは国土が広く日本の4倍もある
前回のツアーでは首都ウランバートルから東西への移動がメインだったが、今回はウランバートルから南へ向かう旅だ
移動手段は前回同様ランドクルーザー
ウランバートルから300キロ南の中央ゴビ、そしてさらに300キロ南の南ゴビまで行き、引き返してくるハードな旅だ

モンゴル南部は完全な砂漠地帯(ゴビとは砂漠を意味する言葉だ)で、その砂漠に棲む野鳥や動物を探す
8月のモンゴルは花の季節で野鳥も花も楽しむことができたが、写真整理に時間がかかるので、とりあえず旅程概要をご紹介することとしたい

8月20日 成田発ウランバートル着

飛行時間は6時間程度  遠い距離ではない
3年前訪問の時は日本と全く時差がないのにびっくりしたが、その後標準時間が改訂されたようで、今では1時間の時差がある
ツアーの参加者は日本人のバードガイドを含め8人
男性4人、女性4人の構成で内2名はわれわれ夫婦である
ウランバートルには夕方到着
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8月21日ウランバートルの朝

最初のウランバートルの宿は都心部ではなく郊外にある
周辺に水辺があり鳥が多いからだ
3年前に宿泊したことがあるホテルで、朝食前に前回うまく撮影できなかったルリガラなどを探す
朝食後は南へ向けてウランバートルを後にすることになる
モンゴルの人口は1極集中型で衛星都市も含めれば9割がウランバートル周辺に住んでいるようだ
(2枚目の円形の建物は国技館だという)
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8月21日中央ゴビへ

車は3台、朝食の後中央ゴビへ向かって一路南へ走る
3年前にはなかった南北の基幹道路が中央ゴビ経由で南ゴビまで開通しており、航空機を利用せず(途中自然観察をしながら)地上を走って南ゴビまで行けるというわけだ
道路は変則有料道路で途中の街を通過する時に料金所で通行料を支払うシステムだ(長距離利用者以外は無料ということらしい)
道路の周辺は砂漠または草原で段差もなくいつでも道路からそこへ降りることができる(ガードレールもない)
制限時速80キロの片側1車線だが見通しがよく通行量も少ないので100キロくらいで走る車が多い
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8月22日マンダルゴビの朝

中央ゴビの中心都市はマンダルゴビ、われわれはここに2泊する
立派な地方都市なのだが町の人は観光客慣れしていないようで、外国人に対してシャイだった(道路が開通するまで観光客が中央ゴビを訪れることはなかったようだ)
町の中には銅像が多く朝の散歩でいくつも見かけた
昔の偉人のようだがモンゴルの文字が全く読めないので詳細不明である
最後の写真はどうもモンゴル相撲のチャンピオンのようだ
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8月22日中央ゴビ探索

マンダルゴビには連泊し、丸1日かけて中央ゴビを探索する
ターゲットは猛禽類や草原性の小鳥などである
中央ゴビは完璧な砂漠地帯かと予想していたが、結構草が生えていて砂漠というより草原だった(北部と比較すると土地が平たんで砂礫質のため樹木は全く見当たらない)
オオノスリやコキンメフクロウなどを撮影したが後程「野鳥編」でご紹介のこととしたい
以下の写真2枚目はお寺(モンゴルにはチベット仏教系が多い)
3,4枚目(黒い石のような部分)は古城の跡、15世紀の城跡だという
5枚目は池(水溜り)
砂漠の中のオアシスのような存在でこの時期水鳥が多いと聞いていたが、今年は雨が多くオアシス効果が機能していないとのことで期待外れだった
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8月23日南ゴビへ
8月23日はまた300キロの移動日、中央ゴビから南ゴビへ向かう
単調な道を走り続けるだけでは飽きてしまうので途中道路から砂漠(草原)に下りて探鳥する
ターゲットはサケイ、日本の鳥ではコジュケイに近いがサケイそのものが迷鳥として日本で記録もある
今回のツアーのメインターゲットの一つで南ゴビで撮影する予定だったが、移動途中でしっかり撮影することができてしまった
5枚目の写真はニラの花、この時期南部の砂漠地帯はニラの花が一面に咲き乱れ車から出ると周囲にはニラの匂いが充満している
サケイはこのニラが大好きで集団で食べ漁っている
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8月24日「鷲の谷」探索

今回ツアーの最大のターゲットプレースが南ゴビのヨリーン・アム渓谷(鷲の谷)だ
ここはかなり古くから開発されている観光スポットで散策や乗馬を楽しむ西欧系の観光客が多い
中央ゴビから南ゴビにかけては一帯が砂漠(草原)地帯で山は全く見られないが、南ゴビの中心の街ダランザドガドの南側にはゴルバンサイハン山脈が連なり様相は一変する
写真のようにアクセスは大変で4輪駆動車でなければたどり着けないが、渓谷自体は広く平たんで高原の花や野鳥を楽しみながら散策できる標高2200メートルの桃源郷だ
ダランザドガドのホテルも連泊なのでわれわれは一日「鷲の谷」(写真では最後の3枚)を楽しむことができた
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8月24日夕方 南ゴビ砂漠

南ゴビ砂漠は雄大だ(ここもこの季節、荒涼とした砂漠のイメージとは程遠くニラの花が咲き乱れている)
鷲の谷で遊んだ後サケイの群を探しに南ゴビ砂漠を車で走った
以前南ゴビの空港はこのゴビ砂漠の中にあり今でも観光宿泊用のゲル施設が営業している
ところがサケイは全く見当たらず途中から大雨が降りだして一面が泥海となりほうほうの体で宿舎へ逃げ帰った
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8月25日北帰行
この日は移動日
300キロずつ2回に分けて南下してきた600キロの道を一気に北上する
前日の大雨のせいか道路脇に水溜りができて砂漠のイメージは全くない
車のほうもパワーウインドウが動かないとかガス欠とかトラブルに見舞われたが、それでも何とか完走したし、途中サケイの群やサバクビタキなども撮影することができた
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8月26日ゾーンモド/ウランバートル周辺
前日の宿泊はウランバートルから遠くない郊外の地方都市だった
予定変更があり予約なしだったためホテル探しに苦労したが県庁の敷地内に県が経営するビジネスホテルに泊まることができた
バードウォッチングの最終日はウランバートルに近いエリアで猛禽類や小鳥を探すことになる
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8月26日午後ウランバートル
この日の午後はウランバートルの都心に入り(BWツアーとしては比較的高級と思える)ホテルで1週間の疲れをいやす
3年ご無沙汰の間にウランバートルは大都会に変身したような印象だ
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8月27日最終日 帰国
早朝起床でチンギスハーン空港へ
夕刻前に東京の我が家へ無事たどり着くことができた
撮影した動植物の写真はこれからシリーズでブログアップしていきたい
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by mustachio | 2018-09-05 12:00 | Comments(0)