還暦からのネイチャーフォト

mustachio.exblog.jp
ブログトップ | ログイン

<   2019年 03月 ( 2 )   > この月の画像一覧


2019年 03月 19日

冬と春の狭間で02(群馬・長野編)

b0144049_17061058.jpg
3月12日~15日、久しぶりに群馬の山荘へ出かけた
東京は春らしい日が続いた4日間だったが、標高1000mの群馬北部はまだ冬景色である
往路の途中、毎年訪れる藤岡の庚申山公園へ立ち寄った
ここは平地なのでそろそろ春の気配を期待しての寄り道である
参考までに2年前のブログ(2017年冬の鳥・群馬編)へリンクを貼っておく

庚申山公園の春の花
訪れた3月12日は汗ばむような春の陽気だった
公園は散歩する人たちが多くにぎやかだった(ほとんどが高齢者だったが)
ウメは満開で路傍にはオオイヌノフグリやホトケノザが咲いていた
(マクロレンズなど持って行かず野鳥撮影用の超望遠で撮影したので写真の出来は良くないが)
b0144049_17070444.jpg
b0144049_17072548.jpg
b0144049_17074116.jpg
ガビチョウ
その庚申山公園だが2年前のようにはいかなかった
鳥がさっぱり見えないのである
観察できたのはシジュウカラやヤマガラ(他に池に浮かぶマガモなど)
期待したミヤマホオジロなど影も形もなかった
まともに撮影できたのは外来種のガビチョウだけ
声が大きい割には表に出てこない鳥なので、まあ成果はあったということにはなるのだが
b0144049_17081355.jpg
b0144049_17083939.jpg
b0144049_17085846.jpg
草津の冬景色
山荘周辺の冬景色は想定範囲内である
10年ほど前まではスキーをやっていたので、3月は絶好のスキーシーズンだった
山荘(山小屋)は夏仕様なのでストーブをガンガン焚いても寒い
群馬県なので太平洋側の気候なのだが、寒波が来ると山を越えて日本海側の雪がやって来る
今回も昼間は晴れたが夜になると雪が降り、車も雪だらけになった(冬タイヤを穿いているので走行に支障はないが)
b0144049_18292869.jpg
春の気配はあきらめて白根山や浅間山など雪の山々を撮影して回ることになったので、ネイチャーフォトの代わりに風景写真をアップしておく
b0144049_18345837.jpg
b0144049_18353595.jpg
b0144049_18361278.jpg
b0144049_18364288.jpg
b0144049_18371493.jpg
軽井沢の野鳥
3月14日に軽井沢の友人宅に遊びに行った
特に野鳥探索に出かけたわけではないが、リビングでお茶をしながら、フィーダーに来る野鳥を撮影したので記録としてアップしておく
イカル
フィーダーに集まる野鳥の中では大きく存在感がある
自己主張が強く他の鳥を押しのけてでも餌を取ろうとする傾向があるようだ
渡り鳥ではあるが日本では留鳥または漂鳥で、冬場は姿を見せるが夏場はどこかへ消えてしまう
「車寅次郎」同様、海外まではいかず、いつかまた柴又へ帰って来るのだが
b0144049_16210447.jpg
b0144049_16211601.jpg
b0144049_16212842.jpg
b0144049_16214402.jpg
シジュウカラ
フィーダーの常連(固定客)はシジュウカラ(ただシメやアトリなど大型の野鳥がいる時は姿を見せない)
東京の我が家の庭にも毎日遊びに来るので、撮影には気が入らないが、一応アップしておく
草津の山荘にも簡易フィーダーがあるが常設ではないのでいつも野鳥が来るわけではない
それでもヒマワリの種などをボウルに入れてやると勘のいいコガラとシジュウカラはすぐにやって来る
b0144049_16221097.jpg
シメ
栃木の井頭公園でも撮影したシメ
一部国内移動だけするパターンもあるが基本的には「冬鳥」である
冬の軽井沢では割と普通に見られるが、最近の東京ではめったに出会えない
b0144049_16423460.jpg
b0144049_16424796.jpg
b0144049_16425862.jpg
b0144049_16431445.jpg
アトリ
ヨーロッパからアジアまでユーラシア大陸に広く分布する渡り鳥(日本では冬鳥)である
野鳥の派閥ではかなり勢力のあるグループで、前出のイカルもシメも分類上はアトリ科に属するのだ
フィンランドを旅行した時もフィーダーにアトリが集まっていた印象が強いが、軽井沢でも鮮やかな色のアトリの群を堪能することができた
b0144049_16433008.jpg
b0144049_16433998.jpg
b0144049_16434712.jpg
b0144049_16435985.jpg
冬鳥の撮影は以上
3月下旬はネパールへ遠征するのでブログはしばらくお休みする
4月になったらネパールの記録整理と「日本の春」の写真撮影で忙しくなるのだが、ご期待いただきたい








by mustachio | 2019-03-19 17:00 | Comments(0)
2019年 03月 17日

冬と春の狭間で01(栃木・群馬編)

b0144049_11041204.jpg
2019年、今年の冬はアウトドアへ出かける機会が少なかった
寒さはそれほどでもなかったし、体調を崩したわけでもなかったのだが、やはり年齢のせいなのか冬は出不精になってしまうようだ

出かけない理由の一つは最近鳥の数が激減していることにある
「鳥屋」である家内はフェイスブックなどで情報を得ているようだが、今年はどこへ行っても冬鳥の数が少ないとの話だ
もともと花と昆虫はオフシーズンなので寒い時は家に閉じこもるしかないのかもしれない

それでも2月下旬のある日、二人でカメラを持って栃木の井頭公園へ出かけた
わが家が外環道の大泉インターに近いので、距離が多少あっても高速道で楽に行けるポイントである(帰りは館林で降りて多々良沼に寄って来るのが定番ルートだ)

ツバキ
家の庭にも咲いているので珍しくもないが、井頭公園の池の周りで撮影した
野草には時期尚早で、体力的にも長い玉をつけたカメラ1台を持つのが精一杯なので植物はこんな絵しか撮れない
b0144049_11043896.jpg
ロウバイ
ロウバイは盛りを過ぎていた
この花は春の花なのだが、1月ごろから咲き始める実質「冬の花」である
b0144049_11045940.jpg
マンサク
春に「まず咲く」ので「マンサク」の名前がついたといわれている
こちらは咲き始めで、春を意識させる美しさがあった
マンサクはウラクロシジミという蝶の食草で、6月ごろこの蝶に出会うために春にマンサクの咲く場所をチェックするというのが「蝶屋」にとって一つのノウハウであった
b0144049_11053720.jpg
b0144049_11060485.jpg
オナガガモ
鳥のスタートは普通種のオナガガモから
このカモは数十年前まで我が家に近い石神井公園の池にウジャウジャといたものである(もちろん冬季限定だが)
その後、野鳥に餌をやらないというルールが一般化していつの間にかほとんど姿を見せなくなってしまった
「餌やり規制」だけが減少理由ではなく、シベリアなど繁殖地の環境劣化が原因かもしれないが心配なことではある
b0144049_11451397.jpg
b0144049_11455580.jpg
b0144049_11462098.jpg
カルガモ
こちらは留鳥として日本で繁殖するカルガモ
といっても基本的には渡り鳥で、日本は住み心地が良いため定着してしまったのかもしれない
b0144049_12052305.jpg
b0144049_12054924.jpg
ヒドリガモ
今年の冬、山中湖でも出会ったヒドリガモ
井頭公園にも多々良沼にも数が多く、まずは安心である
山中湖のヒドリガモにはアメリカヒドリとの交雑種がいて過眼線に緑の帯が見られたが、栃木県のヒドリガモは純正種のようであった
b0144049_12133965.jpg
b0144049_12142869.jpg
b0144049_12145136.jpg
コガモ
このコガモも東京近郊では数が激減した鳥だが、井頭公園では群が見られた
体側に白線が目立つので類似種(亜種)のアメリカコガモではなく純正なコガモである
b0144049_12152154.jpg
b0144049_12154826.jpg
マガモ
鴨の中では一番わかりやすいマガモ
グローバルな鳥で外国でも普通に見られるのだが、何故か「日本の鴨」のイメージが強い
アップで見ると結構美しい鳥なのだ
b0144049_12160747.jpg
b0144049_12161798.jpg
ミコアイサ
井頭公園にはミコアイサがいる
といってもここ数年は数が少なく、用心して岸辺には寄って来ないため良い写真が撮れない
過去の写真を調べてみると平成13年までは数が多く、かなりアップで撮影できていたようである
今年も1羽だけで、岸辺から遠いところを寂しそうに泳いでいた
b0144049_14040249.jpg
ヨシガモ
雄のヨシガモの頭部は美しい
このカモも用心深くいつも岸から遠い池の中央付近に集まっている
撮影には超望遠レンズが必要なのだが、最近はカメラの性能が向上し、遠くからでもかなりの細部が撮れるようになった
b0144049_14041341.jpg
b0144049_14042069.jpg
b0144049_14043007.jpg
カワウ
井頭公園の常連
水鳥の写真を撮りに行くのは2月が多いが、その時期は繁殖期の始まるころのようで、雄の頭部は真っ白い繁殖羽に変わっている
白髪頭も鳥の雌にはセクシーに見えるようだ
b0144049_14045911.jpg
b0144049_14053736.jpg
b0144049_14055214.jpg
カイツブリ
こちらは普通のカイツブリで留鳥
ご近所の石神井公園でもよく見られたが最近は目にしていないような気がする
b0144049_14345564.jpg
カンムリカイツブリ
カイツブリより大型のカンムリカイツブリは多々良沼に浮かんでいた
ここ数年は銚子や波崎など冬の太平洋岸(漁港)で毎年見てきたが、今年は冬の海岸へ足を運ぶ機会がなかった
カンムリカイツブリは渡り鳥ではあるが日本国内で南北移動するので漂鳥ということになる
b0144049_14350538.jpg
オオバン
白い額板の目立つオオバン
ユーラシアからオーストラリアまで分布域の広い鳥で繁殖力も強いようだ
数が増えて昔より警戒心が弱くなっているという話を聞く
b0144049_14351698.jpg
アオサギ
この日は白い鷺を全く見かけなかった
たった一羽見かけたのがこのアオサギで、多々良沼の上を飛んで行った
取り締まりが厳しくて「サギ」も活動しにくいのだろうか
b0144049_14352826.jpg
コハクチョウ
一度くらいは白鳥を見に出かけるのが我が家の定例行事だったが今シーズンは一度も出かけていなかった
3月になるとハクチョウたちも北へ帰ってしまうので井頭公園の帰りに館林の多々良沼に寄って挨拶をしてきた
生憎、雨が降り出すような天候だったがコハクチョウは元気に泳いでいた
b0144049_15085095.jpg
b0144049_15161431.jpg
アメリカコハクチョウ
コハクチョウの群の中に一羽だけアメリカコハクチョウが混じっていた
コハクチョウより嘴の黄色い部分の面積が小さくほとんど真っ黒に見える
b0144049_15162739.jpg
オオハクチョウ
比較してみるとよくわかるが、オオハクチョウの嘴の黄色い部分はコハクチョウよりはるかに広い
写真のオオハクチョウは若鳥のようで全体的にグレーの部分が目立った
b0144049_15165149.jpg
b0144049_15171335.jpg
セグロカモメ
カモメといえば一年中海岸に飛んでいるように思うが、セグロカモメは完璧な渡り鳥で内陸の河川や淡水湖にも姿を見せる
と言いながらも、海のない群馬県のセグロカモメにはどうしても違和感を覚えるのだが
b0144049_15173598.jpg
ハクセキレイ
ハクセキレイはユーラシア・アフリカに広く生息するグローバルバード
亜種の数が多く海外へ出るといろいろな変わったハクセキレイを見る機会が多い
南北に移動する渡り鳥だが日本やヨーロッパでは留鳥としてあまり移動しない無精者も多いようだ
b0144049_15482723.jpg
セグロセキレイ
多々良沼にはセグロセキレイもいた
ハクセキレイに似ているが、白い眉斑を除いて頭部が真っ黒なので区別できる
こちらは日本限定種(韓国にも一部棲息)で貴重な鳥である
b0144049_15484223.jpg
コゲラ
コゲラは井頭公園で撮影した
比較的近くまで来てくれるのだがじっとしていないので慣れないと撮りにくい
数年前まで東京の我が家に来てくれることもあったが、ここのところご無沙汰である
b0144049_15491097.jpg
シメ
シメは漂鳥ともいわれるが関東近辺では間違いなく冬鳥である
大きく、色彩的にも上品な鳥なのだが、なんとなく目つきが悪いので可愛くはない
数が多い鳥ではないので、見つければ必ずシャッターを押すことになる
b0144049_15492072.jpg
b0144049_15493335.jpg
ツグミ
「今年はツグミが少ない」というのが鳥仲間の定説だったという
こちらはほとんど鳥見に出かけていないので肯定も否定もできないが、今シーズンは今回が初見で見納めかもしれない
3月には北へ向かって旅立っていく鳥だ
b0144049_15511066.jpg
b0144049_15512527.jpg






by mustachio | 2019-03-17 12:00 | Comments(0)