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2019年 06月 17日

越後村上6月の旅(海浜植物編)

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さて、ここからが本論である
東北地方の仙台市と山形市がほぼ同緯度(北緯38度15分近辺)にあることはご存知の方も多いと思うが、笹川の流れはそれよりさらに北に位置する
そんなところまでわざわざ車を走らせたのは海岸の植物の写真が撮りたかったからである
太平洋側ではほとんど見られなくなった自然状態の海水浴場が新潟県にはまだ存在する
北海道や沖縄県などでは割と簡単に自然状態の海岸に出会えるのだが、本州でということになると結構難しいのだ
今回は本州の海浜植物の写真を多数撮影したのでご披露しておきたい
(多数とは枚数のことで種類数ではない)

ハマヒルガオ
ハマヒルガオは典型的な海浜植物だ
分布も日本全土で沖縄では4月に花が咲き、北海道(稚内)では7月に満開になる
南西諸島まで行くと東南アジアの海岸で見られるグンバイヒルガオのほうが普通になる
村上の海岸ではそのハマヒルガオが一面に咲いて海岸をピンクに染めていた
この光景を見ることができただけでも長距離ドライブの価値があったように思う
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アサツキ
このピンクのネギ坊主はアサツキである
栽培したものが薬味用として食用に供されるので葉(細い青ネギ)のほうは何度も目にしているが花を見るのは初めてのように思う
同じ仲間で高山植物であるシロウマアサツキの写真は北海道で撮っているのだが、ごく普通のアサツキの写真は今回初めて撮影したことになる
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ハマダイコン
ハマダイコンも海浜植物だがそれほど珍しいものではない
毎年ギフチョウを見に行くフィールドに近い新潟県の海辺や千葉県の海岸などで目にすることが多いが時期的にはもう少し早いころで、瀬波海岸では花がほとんど終わって特徴のある数珠状の種が実っていた
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ハマエンドウ
海岸に咲くエンドウ
野に咲くカラスノエンドウなどより花が大きく色が濃い
千葉の九十九里浜でも見ているが過去に撮影した写真はサロマ湖、礼文島など圧倒的に北海道のものが多い
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スナビキソウ
この植物は今回初対面である
自然度の高い砂浜や磯浜にしか生えない海浜植物なので日本からどんどん消えていく砂浜と運命を共にしている植物のようだ
漢字で砂引草、砂の中を地下茎を長くのばして増えるのだという
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ハマボッス
日本全土に生育する海浜植物
なのに今まで出会ったのは石垣島や西表島など南西諸島だけである
笹川の流れの海岸には結構群落がありじっくり観察することができた
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キリンソウ
ベンケイソウ科の植物
海岸の岩の上などに多いが山の草原にも生えるという不思議な環境適応能力がある
海岸で見るのは初めてで、過去の写真は海のない山梨県で撮影したものだ
近似種のエゾノキリンソウも同様に海浜植物なのだが過去に撮影したのは北海道の大雪山(黒岳)である
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コウボウムギ
麦のように見えるが実ではなく花穂である
ごく普通の海浜植物なのだが、花が地味なせいか今まで写真がなかった
雌雄異株でし写真は雌株のようだ
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ハマニガナ
瀬波海岸(砂浜)で撮影した
その後近くの山でハナニガナやシロバナニガナを撮影しているが花はそっくりなのにこのハマニガナは背丈が低く葉が分厚い
過去の記録を調べてみるとこの花を前に見たのは何と20世紀(2000年)で場所は北海道のオホーツク海岸(ベニヤ)、写真はリバーサルフィルムで撮影していた
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マンテマ
マンテマはヨーロッパ原産の帰化植物
同じく帰化植物のシロバナマンテマは北海道にやたら多くて写真も多数あるが、マンテマのほうは千葉の海岸で一度見ただけでこちらも20年ぶりの再会だった
群落も美しいが個々の花も十分鑑賞に堪えるだけの美しさがある
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ハマナス
ご存知ハマナスである
どちらかというと北の植物で太平洋側では茨城県が南限だという
個人的には「網走番外地」の歌詞のイメージが強すぎて北海道の花なのだが新潟のハマナスも色鮮やかで美しかった
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スカシユリ
スカシユリとの最初の出会いは1997年、三陸海岸の田老町でこのスカシユリを見た(その後の東北地震では津波の被害があった田老町である)
別種のエゾスカシユリは北海道に数が多いので写真も多いのだが、スカシユリのほうはリバーサルをデジタル化したものしか残っていない
今回「笹川流れ」を訪ねたのはこのスカシユリに会うためといっていいくらいのメインターゲットであった
崖の上に咲いているため接写は無理なのだが時期的には一番花が咲き始めた絶妙のタイミングで望遠レンズで何とかスカシユリの美しい姿を撮影できて満足している
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by mustachio | 2019-06-17 18:00 | Comments(0)
2019年 06月 15日

越後村上6月の旅(一般植物編)

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前号ご報告のように村上市には海浜植物の撮影を目的に出かけた
最初の日の午後と翌日の朝で海辺の撮影が終わってしまったため、その後は瀬波温泉近くの里山(諸上寺公園)や村上城址公園などを歩いたので一般植物も撮影している
ここのところマイフィールド以外にあまり出かけていないので、この季節の植物などご紹介していきたい

エゴノキ
スタートは木本の花から
早春のころは地表に光が当たるので春の野草たちが元気に花を咲かせる
木の葉が茂りだすころになると背丈の低い野草の花は目立たなくなり、木の花が一斉に咲き始める
白い花が多いのだがこのエゴノキも代表的な初夏の花だ
新潟の山でもエゴノキが白い花をぶら下げていた
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ノイバラ
パッと見てバラ科の花とわかるのだが似たような花が多く断定は難しい
花の形、葉の構成から見てノイバラだと思う
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サワフタギ
多数の長い雄蕊があるのでサワフタギ(沢蓋木)だと思う
秋になって青い実をつければ簡単に同定できるのだが
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ハナウド
大型のセリ科植物
シシウドではなくハナウドのようだ
東北地方に近いのでオオハナウドかもしれない
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ミヤマヨメナ
キク科シオン属の花
キク科の花は秋に咲くので6月ごろは珍しい
ということで開花時期からミヤマヨメナと推定した
撮影地は瀬波海岸近くの里山である
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キツネノボタン
果実と花の形からキンポウゲ科のキツネノボタンの仲間であることはわかる
毛が目立たないのでケキツネノボタンではなくキツネノボタンのほうだと思う
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キュウリグサ
葉を揉んで匂いを確認しなかったが花の形からキュウリグサと推定した
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シモツケソウ
この時期白い花が多いのでピンクの花は目立つ
普通の脇道路の脇に咲いていた
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ミヤコグサ
日本全土に分布し花期も4月~10月と長いので(海浜植物ではない)一般植物としたが、この植物は海岸に多いのだ
9月ごろルーミスシジミ(蝶の1種)を探しに房総半島へ行くとこの黄色い花をよく見かける
村上ではアサツキなどがさく砂地にミヤコグサが多かった
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ノカンゾウ
海岸近くに咲いていたので撮影時にはハマカンゾウかと思っていた
帰宅後図鑑を見てみるとハマカンゾウは関東南部より西に分布する暖地植物だという
ということはこのカンゾウ(萱草)はハマカンゾウではなくノカンゾウということになる
ノカンゾウは全国区(北海道を除く)の普通の植物だ
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ブタナ
タンポポによく似た花だが茎が細く長いのでタンポポではない
ヨーロッパ原産のブタナだ
北海道では数が多いが関東ではあまり見かけない
村上では海岸でも少し離れた山でもたくさん咲いていた
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ハナニガナとシロバナニガナ
瀬波海岸近くの山(諸上寺公園)にはニガナが多かった
正確には亜種のシロバナニガナと花弁(舌状花)が黄色いハナニガナである
ニガナの舌状花は5枚(個)だがハナニガナやシロバナニガナは8~10枚(個)である
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ノアザミ
瀬波海岸周辺の山や村上城址などにはアザミが多かった
アザミの識別は難しいのだがよく似たノハラアザミは8月ごろから咲くのでこの時期の花はノアザミでいいと思う
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エンレイソウ
村上城址は木が茂った場所が多く林床に咲く花が多かった
エンレイソウはすでに花が終わって黒い実がなっていた
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ユキノシタ
ユキノシタは5~6月の花
栽培種として人家にもあるが、東京の郊外でも自然状態のユキノシタを見ることができる
村上城址でもその個性的な花と葉を見つけた
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サイハイラン
サイハイランも木陰に生える植物だ
昨年同じ新潟県の松之山でこの花を見ているが村上城址公園にも一輪咲いていた
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トウバナ
このシソ科の花は木陰ではなく村上城址公園の日当たりの良い山頂に咲いていた
花が輪生状についているのでイヌゴマ、アキノキリンソウ、クルマバナなどを思い浮かべたがいずれも秋の花で季節(花期)が合わない
図鑑をチェックしたところトウバナは花期が5~8月とのことなのでこの花はトウバナということにした
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名称不詳の植物
こちらは瀬波海岸近くの山(諸上寺公園)の遊歩道にたくさん咲いていた
葉の形状はクララなどマメ科のように見えるが、花穂は全く違う
植物図鑑をいろいろ当たってみたがさっぱりわからない
農業用貯水池に近い場所なので工事関係のトラックについて外部から運ばれてきたものかもしれない
もし名前をご存知の方がいらっしゃったらご教示いただきたい
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by mustachio | 2019-06-15 22:00 | Comments(0)
2019年 06月 14日

越後・村上6月の旅(概要・動物編)

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6月上旬に「笹川流れ」を見に行くことは今年の初めごろから決めていた
所在地は新潟の北端村上市の北部(山北地方)である
交通手段はマイカーなのでスケジュールを事前に固定することはなく、天候を見定めて数日前に宿舎を手配する簡単な一泊旅行だ

目的は「海浜植物」
植物の写真も一応そろっているのだが、海浜植物が弱いことは前から自覚していた
とにかく関東近郊に海岸の植物を撮影できる場所がないのだ(関東には自然状態の海岸がない)
野草写真の本に「笹川流れ」の植物写真が載っているので、そこへ行けば海浜植物の写真が撮れると単純に考えて今年の初めから漠然と計画していたが、行くと決めたのは6月に入ってからである

村上には以前行ったことがあるし、我が家は関越道の入り口に位置しているので「関越道」「北陸道」「東北日本海道」と乗り継いで村上までは高速伝いに行くことができる
(距離は片道400キロほどで結構タフなドライブになるが)

笹川流れ
6月5日朝8時半ごろ出発して「笹川流れ」に着いたのは午後になった
実をいうと出発前には「笹川流れ」がどういうところか全く予備知識がなかった
行ってみると村上市北部の11キロほどの海岸線一帯を「笹川流れ」というらしい
流れは川の流れではなく海の潮流のことで、日本海の荒波に侵食されてできた奇岩などが多い変化にとんだ風景を総称しているようだ
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この名勝地を楽しむには遊覧船に乗るのがベストのようだが、旅行の目的は観光ではなく「海浜植物」の観察・撮影なので船には乗らず付近を歩き回って花(植物)を撮影した
成果(植物写真)は次とその次のブログでご披露するとしてこの号では旅程と2日間で撮影した野鳥・昆虫の写真をアップしていくこととしたい

ちなみに宿泊は「瀬波温泉」
晩餐は予定通り日本料理と日本酒を楽しむこととなった(正直なところ旅の目的のメインは酒と肴と温泉である)

イヨボヤ会館
6月5日と6月6日朝(瀬波海岸)で海浜植物は一通り撮影できたため、6日は村上市内を観光した
訪問先の一つは市内を流れる三面川に沿ったイヨボヤ会館
イヨボヤとはこの地方の言葉で鮭のこと、つまり村上市が運営する「鮭博物館」である
三面川は鮭が遡上する川で村上藩の財政は鮭の運上金に依存していた
ところが江戸時代にその鮭が不漁となり、その対応のため青砥武平治という藩士が鮭の産卵用に三面川の分流を作り「種川の制」による鮭の自然保護増殖に成功して藩の財政危機を救ったという
明治時代からは人工孵化も始められたというが、このような歴史の公開と鮭の孵化や稚魚の観察などを目的に「鮭博物館」が創られたらしい
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最後の2枚は隣接する三面川分流の写真だが、最後から3枚目の写真は会館の中から実際の分流の川底を覗くことができる観察窓である

村上城址
この後市内の臥牛山にある村上城址を訪ねた
臥牛山はわずか135mほど小さな山でここをベースに山城の村上城が16世紀ごろに建設されている
当時は本庄氏の城で上杉との交戦歴もあるらしい
江戸時代は村上藩の城で今は石垣など基礎部分しか残っていないが、今は「お城山公園」となって市民の憩いの場になっている
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標高135mの山頂(天守閣跡)からは村上市の中心部が一望できる
眺望を楽しんだ後、山を下りて昨日来た高速道を東京へ向かった

村上の野鳥と昆虫
旅の目的は「海浜植物」だったが現地では野鳥も昆虫も撮影した
スペースがあるのでアップしておく

ウミネコ
笹川流れには島(岩礁)がたくさんあって一部にウミネコが営巣している
ちょうど子育てシーズンのようで雛の姿も見られた
道路から近い距離にも手ごろな撮影ポイントがあったのでじっくりウミネコを撮影することができた
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ハクセキレイ
海外ではよくハクセキレイに出会うのだが、国内で見るのは久しぶりのような気がする
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イソヒヨドリ
日本では海の近くに多いのでイソヒヨドリというが、本来は山の鳥だと思う(英名は Rock Thrush 、つまり岩ツグミである)
瀬波海岸で餌を咥えたメスのイソヒヨドリを見つけた
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モンシロチョウ
6月なので蝶の姿は多くなった
海浜植物であるキリンソウにはモンシロチョウが吸蜜していた
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キアゲハ
ノアザミで蜜を吸っているのはキアゲハ
そういえば今年はギフチョウのフィールドでカタクリで吸蜜するキアゲハを撮っている
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アオスジアゲハ
海岸にはアオスジアゲハがいた
彼らが吸蜜しているのも海浜植物のスナビキソウだ
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ヒメジャノメ
瀬波海岸近くの山地でヒメジャノメを見つけた
全体が黄味がかっていて白線が直線的なのでコジャノメではなくヒメジャノメだと思う
久しぶりの対面だ
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クロヒカゲ
こちらは普通種のクロヒカゲ
リタイア後蝶の写真を始めて15年間出会いがなかった「クロヒカゲモドキ」を昨年クリアして、今は肩の荷が下りている
今のところ蝶を目的とした撮影旅行の計画がない
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ダイミョウセセリ
ダイミョウセセリも普通種といえば普通種
昔は東京近郊にもたくさんいたのだが、今は姿を消してしまった
こちらも久しぶりの対面である
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白い蛾
今のところ名前がわからない蛾
村上城址のお城山公園で撮影した
次に山荘に行ったら蛾の図鑑をチェックしようと思っている
単純に白いだけではなく繊細な模様が印象的だ
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by mustachio | 2019-06-14 22:00 | Comments(0)
2019年 06月 11日

初夏のフィールド散策3(野反湖)

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6月1日 野反湖
この日は家内と二人で野反湖へ出かけた
山荘から車で1時間以内の湖だが、群馬の北西のはずれにあり、ここの水は太平洋側ではなく日本海側へ流れる
自然が豊かでお気に入りのフィールドなのだがまだ春を迎えたばかりで、湖岸には雪も残っていた
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イタドリハムシ
湖の奥にあるキャンプ場で黒とオレンジの甲虫を見つけた
イタドリハムシのようだ
この昆虫も成虫越冬タイプで、これから卵を産み次の世代は夏に成虫になる
当日は天気も良かったので越冬蝶もかなり活動を始めていた
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ムシカリ
今年はいろいろなフィールドでムシカリの花と出会う
野反湖のムシカリ(オオカメノキ)も開花直後の新鮮さを保持していた
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ムラサキヤシオツツジ
鮮やかなピンクはムラサキヤシオツツジ
この地域の名物ではあるが数は多くない
個人的嗜好としてはレンゲツツジの赤よりもムラサキヤシオのピンクのほうが好きなのでもっと増えればいいと思っている
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フキ
湖畔の植物にフキが登場するようでは全体の寂しさが判ってしまうが、実際に春の花が満開というイメージはなかった
フキは生育のステージがまちまちで、フキノトウの段階から冠毛が伸びたそう果のレベルまでいろいろだった
(日当たりの良い所、悪い所で差が出るようだ)
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ミツバツチグリ
黄色い花はミツバツチグリ
都市近郊から離れて山村に入るとこの花が「春の花」の代表格になるように感じる
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タチツボスミレ
このフィールドは昔からスミレが少なかったように思う
見つけたのはタチツボスミレだけだ
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ズダヤクシュ
路傍にズダヤクシュを見つけた
夏の登山道で見かける植物のイメージがあるが、春が浅い日当たりの良い場所に咲いていた
ズダというのは喘息のことで、喘息に効く薬草だという
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ミツバオウレン
池の平のミツバオウレンは針葉樹林の林下にひっそりと咲いていたが、野反湖畔では明るい登山道脇に堂々と花を咲かせていた
ちなみに白い5弁は花弁ではなく萼片、花弁は中の黄色い部分である
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サンカヨウ
花も葉も開ききっていない少女のようなサンカヨウを一株見つけた
扇沢より季節がワンテンポ遅いようだ
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コイワカガミ
早春の花は意外と純白の地味な花が多い
その点、このコイワカガミは派手なピンクでよく目立つ
ミツバオウレンと同じような登山道脇に咲いているのだが、数も多く存在感は圧倒的だった
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シラネアオイ
誰が何と言おうとこの日の主役はシラネアオイだった
野反湖畔にシラネアオイの保護育成地があることは昔から承知で十年ほど前にその群生を堪能したことがあるのだが、しばらくは開花時期とこちらの野反湖探索のタイミングが合わずご無沙汰していた
この日も全く意識せず野反湖まで来たのだが、駐車場にシラネアオイ開花中の看板があり多少の登山も苦にせず群生地を訪ねた
状況は写真を見ていただけばお分かりの通り、林下に咲くシラネアオイは8万株とのことだが、家内と二人シラネアオイを撮影しまくることとなった
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シラネアオイの写真がやたら多くなってしまったが、本号は「シラネアオイ特集号」ということで大目に見ていただきたい







by mustachio | 2019-06-11 14:00 | Comments(0)
2019年 06月 09日

初夏のフィールド散策2(池の平~見晴岳・山荘)

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5月30日 池の平~見晴岳
天気予報が「快晴」とのことだったので一人で長野県東御市の池の平へ出かけた
時間的には山荘から車で1時間程度の距離なのだが標高は1500m以上あり周辺の山頂は2000m近い高山である
もともと年に数回は通っているマイフィールドで8月にはベニヒカゲなどが飛ぶ自然豊かなポイントである
池の平の湿原はまだ冬景色と予想していたが、天気がいいと北アルプスの山々がきれいに見渡せるので「ネイチャーフォト」よりは「山岳写真」が目的の散策だった
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オオヤマザクラ
池の平湿原の周辺はやっと春になったばかり、地上に花はなく枯れ木の山の中にピンクの山桜の花が少し見られるだけだった
おそらくオオヤマザクラだと思う
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ムシカリ
ムシカリ(オオカメノキ)が新しい葉を拡げ花が咲き始めていた
目立つのは散房花序の縁にある白い大型の装飾花だけである
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シロバナノヘビイチゴ
湿原の周囲は山で囲まれており通常これらの山を一回りしてから湿原に降りる
夏になれば山道の脇には花が咲き乱れるのだが、この時期は影も形もない
標高差で100mほど登った日当たりの良いスペースにやっと白い小さな花を見つけた
シロバナノヘビイチゴである
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ミツバツチグリ
続いて見つけたのが黄色い花
あのミツバツチグリである
周囲の山を巡る山道の前半で見た花はこの2種(というより2株)だけであった
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ヒメイチゲ
たくさんの花が期待される日当たりの良い尾根道に花がなかったので、花の撮影をあきらめかけていたところ、薄暗い林下の山道に入って様子が変わった
路傍に小さな白い花を見つけたのである
キンポウゲ科イチリンソウ属つまりイチゲの仲間ヒメイチゲである
アズマイチゲなどよりは花が小さく地味な植物だが、まさに早春の花(スプリングエフェメラル)だ
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ミツバオウレン
さらに林下の薄暗い道を歩いていくと別の白い小さな花が見つかった
オウレンである
花の形からミツバオウレンのようだ
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コミヤマカタバミ
そしてもう1種
こちらも白い花で純白ではなく花弁にピンクの筋が入っている
葉の形からミヤマカタバミの仲間とすぐわかる
花弁の基部が黄色いので深山に生えるコミヤマカタバミのほうだ
ミヤマカタバミのほうは毎年新潟のギフチョウのフィールドで見ているがコミヤマカタバミは久しぶりだ
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シロバナエンレイソウ
シロバナエンレイソウも見つけた
こちらは白山山麓でギフチョウシーズンに毎年観察できるが、標高の高い池の平ではこの時期に開花したばかりの様子だった
林下に咲く花はすべて白い花ばかりだった
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ショウジョウバカマ
山を下りて池の平湿原に近くなると日当たりの良い道になる
ここではショウジョウバカマが多く見られた
この時期に若々しい姿で花を咲かせていた
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タチツボスミレ
行程の後半でやっとスミレを見つけたが普通種のタチツボばかりだった
標高の高いところではスミレは少ない
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タテヤマリンドウ
湿原近くまで下りたところでリンドウを1株見つけた
フデリンドウかと思ったがなんとなく感じが違う
帰宅後図鑑をチェックして高山植物のタテヤマリンドウに思い当たった
タテヤマリンドウはハルリンドウの高山型で花の時期には根生葉があるらしいのだが現場では確認できなかった
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ミヤマハタザオ
冒頭の山の写真はほとんど見晴岳という山から撮影した(天気が良ければ、槍・穂高をはじめ白馬連峰や八ヶ岳、北信五山の一部など信州の山を一望できるポイントである)
その山の砂礫地でハタザオを見つけた
つい先日撮影に行って空振りに終わったクモマツマキチョウの食草になるハタザオだ
おそらくミヤマハタザオだと思うが写真を良く見ると茎葉が茎を抱いているので違う種類かも知れない
このフィールドにはクモマツマキチョウはいないのだが、あのオレンジの翅をイメージしながらハタザオを撮影した
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山荘の庭の動植物
わが山荘は築45年になる老朽家屋だが周囲が森(雑木林)なので居ながらにして自然を楽しむことができる
探しに行かなくとも先方から遊びに来てくれるのだ

エゾヨツメ
5月になると蛾の仲間が灯火に集まって来る
エゾヨツメはこの季節の来訪者 ヤママユの仲間では発生が早い
3年ぶりの来訪なので以前のブログにリンクを貼っておく

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ギンボシリンガとシラフシロオビナミシャク
蛾は種類が多すぎて名前が覚えきれない
山荘に蛾の図鑑が置いてあるので都度名前をチェックすることになるが、分類の体型が頭に入っていないので苦労させられる
白いのがギンボシリンガで黒いほうはシラフシロオビナミシャクのようだ
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クロツグミ
庭に野鳥の水浴び用水盤が置いてあるのでいろいろな野鳥も遊びに来てくれる
コガラなどのカラ類のほかキビタキ、オオルリなども水浴びをする
今年の珍客は写真でご覧の通りクロツグミだ
リビングルームからの撮影である
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サクラスミレ
植物のほうはさすがに想定外の来客というケースは少なく常連客が多い
「スミレの女王」サクラスミレもここ数年毎年顔を見せてくれる
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ギンリョウソウ
ギンリョウソウ(銀竜草)は葉緑体を持たない腐生植物
山荘の庭は落ち葉だらけなので毎年姿を見せるが今年は出現が早いようだ
竜といえば今年のドラゴンズの成績はさっぱりで交流戦ではまだ1勝しかしていない
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by mustachio | 2019-06-09 22:00 | Comments(0)
2019年 06月 08日

初夏のフィールド散策1(バラギ湖・扇沢)

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5月24日~6月2日、群馬の山荘に久しぶりで長逗留した
春から夏にかけては「軸足を群馬に置いての2拠点居住」をイメージしているのだが、現実は東京での雑用が多く、月に1週間滞在できれば良い方である

ネイチャーフォトグラファーを自負するわれわれ夫婦は天気さえよければ(ゴルフをするか)フィールドへ出かける
今回のネイチャーレポートは日付ごとに整理しておきたい

5月25日 バラギ湖
バラギ湖は山荘から30分の地点にあるマイフィールド
30年くらい前まではまさに「自然の宝庫」で野鳥や希少種の野草をいくらでも観察できたのだが、オートキャンプ施設ができてからは自然劣化が進み珍しい動植物は期待できなくなってしまった

それでも昨年は熊が出没して山道閉鎖があり、今年はどうなったか興味があったので出かけてみた
熊対策としては電気柵が設置され周回路の散策は可能だったが、自然の回復はそこそこだった

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ホオジロ
土曜日のせいもありキャンパーが多く鳥は少なかった
写真のホオジロのほかオオヨシキリも来ていたが撮影はできなかった
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ミヤマセセリ
春の蝶ミヤマセセリが路上吸水していた
写真が後ピンで恥ずかしいが、記録として残しておきたい
(この地域では昔はミヤマセセリが見られなかった 最近姿が見られるのは開発の影響だろうか)
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ウスバシロチョウ
平地だとウスバシロチョウは春の蝶になるが、このあたりは標高が高いので初夏の出現となる
数はあまり多くない
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タチツボスミレ
タイトルを「初夏のフィールド散策」としてしまったが、標高が高いバラギ湖周辺は春の花が咲きだしたばかりである
スミレはやはりタチツボスミレが多い
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ツボスミレ
ツボスミレはザゼンソウが見られる湿地(湿原跡)に多い
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スミレ
「スミレ」という名前のスミレ
グループ全体を表す名前と個別の種を表す名前が同一なのでややこしい
(格好つけたがる人は学名のマンジュリカを使って区別する)
標準的なスミレのはずなのだが、自然の状態でこのスミレを見つけるのは結構難しくなっている
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アカネスミレ
日当たりの良い丘陵地に生えるといわれるが、自分の経験では湖など水場近くに多いような気がする
花の色は赤紫で夕焼けなどの茜色とはだいぶイメージが違う
全身が毛深く、距(花の後ろの尻尾)にまで毛が生えている
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サクラスミレ
こちらも色彩的には桜色(薄いピンク)ではなく、アカネスミレとあまり変わらない
全体的は花が大きくフワッとした感じがあるので桜のイメージは十分あって、別名の「スミレの女王」に対して名前負けはしていない
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サクラソウ
同じサクラでもサクラソウのほうは桜のイメージをそのまま保持している
このバラギ湖畔は昔からサクラソウの名所でこの季節にはあたり一面にピンクが見られる
さいたま市の田島ヶ原がサクラソウの群生地だが、一面に群生するよりは林下にピンクの塊が点在する方が雰囲気が感じられて好ましい
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クリンソウ
昔は何十株も咲いていたクリンソウがここ数年で姿を消してしまった
今回見つけたのはたった1株である
こちらも車で行くので文句は言えないが、車でアクセスできるフィールドは「盗掘」の被害を避けることはまず無理のようだ
来年もこの場所でクリンソウが見られることを願っている
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フデリンドウ
春咲きのリンドウはフデリンドウのようだ
根生葉の有無がハルリンドウとフデリンドウの識別ポイントなのだが、周辺に落ち葉などが多く結構根生葉の確認は難しい

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ミツバツチグリ
今年はミツバツチグリとの出会いが多い
というか、どこにでも咲いているというイメージだ
色が派手な黄色で群生する傾向があり、見た目には華やかな植物である
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ヤマガラシ
ミツバツチグリは地表を黄色く染める程度だが、ヤマガラシの群落は高さもあるので周囲全体が真っ黄色になる
昔は目立たなかった植物なのでもしかすると外来種のハルサキヤマガラシ(セイヨウヤマガラシ)かもしれない
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5月26日 扇沢
翌日の日曜日は高速を利用して大町の扇沢へ出かけた
狙いはクモツキ、雄の翅がオレンジのクモマツマキチョウ撮影が目的である
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ツマキチョウ
結果は惨敗
目的を同じくする撮影者が5~6人もおられたが、皆さんの話を聞いても当日はクモツキの登場は全くなかったようだ
とにかくその日は下界が猛暑日で、高山蝶であるクモツキは高温のため活動休止状態だったと推測している
撮影したのはただのツマキチョウ、クモツキならぬタダツキのしかもメスである
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ニリンソウ
蝶の撮影は不本意な結果となったので、この日のレポートも周辺の野草が主役となる
もっとも多かった花といえばまずニリンソウ
キンポウゲ科イチリンソウ属の植物は清楚で一人静かに咲くのが基本的なイメージだが、このニリンソウは例外で群生し繁華街に集まる若者のようだ
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キジムシロ
写真を見ただけでまたミツバツチグリかと思ってしまうが、この花はキジムシロ
花や個々の葉の形はそっくりだが、ミツバツチグリは3枚複葉でキジムシロは5枚復葉(または7枚複葉)なので識別ポイントは葉の構成である
このフィールドでキジムシロが見られたが、世の中一般ではミツバツチグリのほうが優勢である
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タチツボスミレとツボスミレ
標高が高いせいだろうか、スミレは平凡な普通種だけで、この2種以外は見つからなかった
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ユキザサ
自分の感覚ではユキザサは深山の植物だと思う
高い山に登り開けたお花畑に出る前の薄暗い森の下に咲いていることが多い
この日はまだ花が咲いておらず蕾状態だった
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ヤマエンゴサク
一応ヤマエンゴサクのタイトルにしたのだが、花の色が青くエゾエンゴサクではないかと思っている
エゾエンゴサクは北海道の定番だが本州にも見られるようだ
図鑑によれば苞が全縁か切れ込みありかで識別するとのことだが、予習していなかったのでチェックができなかった
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ヤマルリソウ
ヤマルリソウに久しぶりで出会った
特に高山の植物というわけではなく東京近郊の低い山でも見られるのだが、最近は東京近郊の山を歩いていない
外来種(ヨーロッパ原産)のワスレナグサによく似た花だが、こちらのほうが色が薄く地味な印象である
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サンカヨウ
この日の最大の収穫はサンカヨウとの出会いだと思う
(蝶のほうは完璧に振られたので、この花との出会いがなければみじめな1日になってしまうところだった)
サンカヨウは深山の花、6~7月ごろ2cmほどの純白の花を咲かせる
花弁は5枚ではなく6枚構成である(雌蕊の緑、雄蕊の黄色との対比も美しい)
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by mustachio | 2019-06-08 15:00 | Comments(0)