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還暦からのネイチャーフォト

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2012年 11月 25日

南半球のヨーロッパ・ニュージーランドへ

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今度はニュージーランドへ行ってきました
オーストラリアは経験済ですがニュージーランドは初めてです
11月6日から14日まで、往復にそれぞれ1日かかりますので実質1週間の滞在でした
(ニュージーランドなど近いようですが、直行便でも片道11時間くらいはかかります)

一言でいえば「風光明媚」  比較的天候にも恵まれ、十分「観光旅行」を楽しんできました
タイトルを「南半球のヨーロッパ」としましたが、率直な印象は「ヨーロッパのコピー」  まさに英国(ヨーロッパ)が再現された感覚です

旅行の目的は例によってバードウォッチングなのでおいおいニュージーランドの鳥について触れていくことになりますが、イギリス人はなんとヨーロッパの野鳥までニュージーランドへ連れて行ってしまったのです
羊の牧場やワイン用の葡萄畑などは前もって予想されましたが、ヨーロッパの野鳥が普通に飛んでいるのにはびっくりしました

シリーズ第1回は概略予定のご紹介と風景写真のご披露となります

南島北部カイコウラ周辺
ニュージーランドは南島と北島にわかれていますが、観光地は南島がメインのようです
直行便の到着は南島のクライストチャーチ、そこから車で北部東海岸のカイコウラへ向かいました

ニュージーランドには鉄道もありますが主として貨物用で旅客用は1日1本程度の運行とききました
移動の途中でワイン畑(ではなくて葡萄畑)の続く中を汽車(ディーゼル車)と並走するシーンがありました
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カイコウラは近海で暖流と寒流がぶつかりあうため海の栄養価が高く、クジラ・イルカ・オットセイなど海洋生物の観察で有名なスポットです
海岸の町ですがすぐ近くに雪を残した山脈が連なっており、素晴らしい景観です
私たちはボートで沖に出てアホウドリなど海鳥を観察しました
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南島中央部山岳地方へ移動
次はニュージーランド南アルプスと呼ばれる山岳地方へ移動しました
全体としては氷河の浸食により形成された山脈が連なり、森と湖の国です
有名な湖の一つにレイク・テカポがあり、湖畔には観光スポットである古い教会があります
南アルプスの最高峰はキャプテンクックにちなんで命名されたマウントクックで、富士山より少し高いくらいですが険しい山のようです
山麓にはニュージーランドの登山家ヒラリー卿の銅像があります(もちろん、子供の頃映画を見てあこがれた世界で初めてのエベレスト登頂者です)
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ダニーデンとオタゴ半島
南部東海岸のダニーデンは1860年ごろゴールドラッシュがあり、スコットランド人が多く入植して作り上げたミニスコットランド
近くにオタゴ半島があり、シロアホウドリやペンギンの観察地があります

ニュージーランドの国内移動はどこへ行っても羊の群れにぶつかりました
かって1憶2千万頭といわれた羊の数は現在7千万頭くらいということでした(人口は420万人くらいです)  化学繊維(フリース)の力にウールが苦戦しているようです
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ミルフォードサウンド
旅程の最後は西海岸のミルフォードサウンド
氷河が造ったフィヨルドが素晴らしい景観で有名な観光地で日本人の観光客も多い所です
ティアナウ湖からミルフォードランドへつながるミルフォード・トラックは世界で最も美しいといわれる人気のトレッキングルートですが、現在はトンネルが開通して比較的簡単にアクセスできます
ただ現地に宿泊施設がほとんどない(トレッカー用のロッジと仮設住宅程度の一般用宿泊設備のみ)ので、観光客はティアナウやクイーンズタウンからの日帰りになります
さすがに「絶景」が多く、撮った風景写真の数が膨大になってしまいました
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ニュージーランド旅行のイントロは以上です
以下(VOL.2以降)、動植物とメインの鳥の観察記録が続きます

# by mustachio | 2012-11-25 16:36 | Comments(0)